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インドネシアに勝利し初戦白星スタート 第1回アジアU-23男子バレーボール選手権大会

「第1回アジアU-23男子バレーボール選手権大会」が5月12日(火)、大会1日目を行い全日本U-23男子チームは1次リーグでインドネシアと対戦しました。各セットともシーソーゲームの接戦となりましたが、セットカウント3-1(25-20、29-27、22-25、25-23)でインドネシアに勝利しました。

第1セット、序盤は両チームとも8点までサイドアウトを取り合う展開となります。中盤は相手のスパイクミスに加え高野直哉選手(東亜大学4年)と久原翼選手(東海大学3年)のスパイクが小気味良く決まりだし、さらにキャプテン・今村貴彦選手(中央大学4年)のブロックポイントや長谷川優太選手(法政大学4年)のサービスエースもあり、16-15の逆転に成功します。終盤に入り、久原選手や小野寺太志選手(東海大学2年)のサービスエースで引き離し21-18とリードを保つと、最後は今村選手のバックアタックが決まり、1セット目を25-20と逆転で勝利します。第2セット、序盤は相手の攻撃の前に劣勢を強いられ、6-10とリードを許しまう。その後も追う展開は変わらず16-19で終盤へ突入します。高野選手の速いレフト平行トスからのスパイクポイントが契機となり、今村のブロックポイントなどで19-19の同点に追い付いきます。その後は、お互いにサイドアウトを繰り返し24-24のデュースとなりますが、最後は相手のミスなどにより、29-27で第2セット連取します。第3セット、立ち上がりは久原選手と今村選手の両サイドからのスパイクが連続して決まり、4-2と優位に試合を進めます。しかし相手ミドルブロッカーのブロックに苦戦し、4-6と逆転されファーストテクニカルタイムアウトを先に奪われます。後半に入ってもその差を縮めることができず、スパイクミスなどもあり流れに乗れなかった日本は22-25で第3セットを落とします。第4セット、序盤からシーソーゲームの展開となります。8-7、16-15で2度のテクニカルタイムアウトは先行し、20-19になったところで加藤久典選手(早稲田大学3年)を投入。メンバーチェンジ後、流れを掴んだ日本は、大竹壱青選手(中央大学2年)のライトからのスパイクが決まり、続けて高野選手が相手のスパイクをシャットアウト。22-19と大切な局面でリードを保った。最後は久原選手がレフトからのスパイクを冷静に決め、第4セットを25-23の僅差で奪いました。

5月12日(火)に行われたD組のその他の試合では、韓国がカザフスタンにセットカウント3-1(25-22、23-25、25-11、25-23)で勝利しています。

なお本大会の優勝チームと準優勝チームには、8月24日(月)から31日(月)アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催される「第2回世界U-23男子バレーボール選手権大会」の出場権が与えられます。

次戦は日本時間5月14日(木)17:00より、カザフスタンと1次リーグ戦で対戦します。引き続き全日本U-23男子チームにご声援をよろしくお願いいたします!

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