地元・ミャンマーに敗れ6位で終える 第1回アジアU-23男子選手権大会
地元・ミャンマーに敗れ6位で終える 第1回アジアU-23男子選手権大会
「第1回アジアU-23男子選手権大会」が5月20 日(水)、ミャンマーのネーピードーで大会最終日を迎えました。日本は地元・ミャンマーとファイナルラウンド(5-6位決定戦)を戦いました。これまでの5試合と同様のスターティングメンバーで臨んだ日本は、接戦となった第1セットを先取しますが、第2、3セットをミャンマーに奪われます。後がなくなった日本はシステムを変更し第4セットに臨み、このセット終始リードを保ち最終セットに繋げます。第5セット、互いに譲らず一進一退の攻防となりますが、要所でミスによる失点でミャンマーにリードを奪われ最終セットを落とした日本は、セットカウント2-3(25-23、22-25、17-25、25-19、13-15)のフルセットで敗れ、本大会最終順位を6位で終えました。
第1セット、ファーストテクニカルタイムアウトまでお互いに一歩も譲らず8-7で折り返します。その後は久原翼選手(東海大学3年)とキャプテン・今村貴彦選手(中央大学4年)などのスパイクで得点。15-16と僅差のままセカンドテクニカルタイムアウトを迎えます。終盤、途中出場の加藤久典選手(早稲田大学3年)のブロックポイントなどで4連続得点を取り23-21とします。最後は相手のスパイクミスにより25-23で第1セットを先取します。第2セット、序盤から相手のスパイクに苦戦し、5-8でファーストテクニカルタイムアウトを迎えます。小野寺太志選手(東海大学2年)の高い打点からのスパイクやサーブによる得点で、10-11と1点差に追い上げます。しかし、最後までミャンマーのスパイクに苦戦を強いられた日本は、22-25で第2セットを落とします。第3セット、ミャンマーは会場の大応援団による声援の勢いに乗り、1-5と苦しい展開となった日本。直後、高野直哉選手(東亜大学4年)に替え秦耕介選手(筑波大学2年)。長谷川優太選手(法政大学4年)に替え酒井選手(筑波大学1年)を起用し流れを変えたいが、ファーストテクニカルタイムアウトとセカンドテクニカルタイムアウトのいずれも相手が取ります。終始追う展開で試合は進み、第3セットを17-25で奪われます。第4セット、後がなくなった日本は、ミドルブロッカーに加藤選手。オポジット(セッター対角に位置する攻撃専門のポジション)に大竹壱青選手(中央大学2年)を配置し、システムを変えて臨みます。システム変更が機能した日本は、今セット1度もリードを許すことなく25-18でセットを取ります。第5セット、日本は第4セットと同じ布陣で臨みます。点差が開かない一進一退の攻防が続きますが、6-6の同点から相手に連続得点を許し6-8でコートチェンジ。その後、大竹のスパイクにより9-8と逆転しますが、相手の2本のブロックポイントなどで、13-14となった。最後は日本のミスにより13-15で第5セットを失いました。
全日本U-23男子チームへのご声援、ありがとうございました!
○第1回アジアU-23男子選手権大会 最終順位
1位 イラン☆「第2回世界U-23男子バレーボール選手権大会」出場権獲得
2位 韓国☆「第2回世界U-23男子バレーボール選手権大会」出場権獲得
3位 チャイニーズタイペイ
4位 中国
5位 ミャンマー
6位 日本
7位 タイ
8位 インド
9位 インドネシア
10位 オーストラリア
11位 カタール
12位 サウジアラビア
13位 カザフスタン
14位 フィリピン
15位 ベトナム
16位 モルディブ