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【訃報】元男子日本代表 藤井直伸さん(31歳)逝去

男子日本代表としてチームを牽引し日本バレーボール界に多大なる功績を残された藤井直伸(ふじいなおのぶ)選手が、3月10日(金)にご逝去されました。ここに故人の生前のご功績を偲び、謹んでお悔やみ申し上げます。

氏名(ふりがな) 故 藤井 直伸(ふじい なおのぶ) 享年 31歳
団体名・役職 男子日本代表
逝去日 2023年3月10日(金)
主な経歴 ■生年月日: 1992年1月5日生、宮城県出身
順天堂大学卒業後、東レアローズに所属

日本代表球歴:
2017年       日本代表初選出(以降、2021年度まで5年連続で選出)

FIVBワールドリーグ2017(イタリア)

第19回アジア男子選手権大会(インドネシア)優勝 ※ベストセッター賞受賞

ワールドグランドチャンピオンズカップ2017

2018年       FIVBバレーボールネーションズリーグ2018

2018男子世界選手権(イタリア・ブルガリア)

2019年       FIVBバレーボールネーションズリーグ2019

第20回アジア男子選手権大会(イラン)3位

ワールドカップ2019 4位

2021年       FIVBバレーボールネーションズリーグ2021

第32回オリンピック競技大会 7位(29年ぶり決勝トーナメント進出)

第21回アジア男子選手権大会 2位

■公益財団法人日本バレーボール協会 会長 川合俊一コメント

「突然の訃報に言葉が見つかりません。

藤井選手は2017年に日本代表に初選出され、以降2021年まで5年連続で日本代表となり、チームの中心選手として活躍しました。2017年のアジア選手権大会ではチームを優勝に導くとともに、個人としてもベストセッター賞を受賞、その後ワールドカップ2019では4位、東京2020オリンピックにおいては29年ぶりとなる決勝トーナメント進出に貢献するなど、日本を代表するセッターとして輝かしい功績を残されました。

闘病生活を始められてからご本人が発信されていた情報には、いつもバレーボールに対する愛が溢れていました。そんなチャレンジ、努力を積み重ねてきた藤井選手の日の丸を背負った雄姿を二度とコートで見ることができないと思うと悲しみでいっぱいです。

どうか安らかにお休みください。ご冥福を心よりお祈り申し上げます」