国際大会

ドミニカ共和国に快勝し予選ラウンド3勝2敗 FIVBワールドグランプリ2015

2015.07.11-3-top.JPG

FIVBワールドグランプリ2015予選ラウンド(グループ1)第2週さいたま大会の7月11日(土)、埼玉県のさいたま市記念総合体育館で大会2日目を迎えました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはドミニカ共和国と対戦し、ストレート(25-19、 25-12、 25-15)で勝利。本大会の通算成績を3勝2敗としました。

この試合は立ち上がりより宮部藍梨選手(金蘭会高校2年)をスターティングメンバーに起用します。第1セット、大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)ブロックなどで連続得点を奪い6-2とすると、さらに大竹選手のスパイク、石井優希選手(久光製薬スプリングス)のフェイントなどで19-13とリードを奪います。最後は木村沙織選手(東レアローズ)のスパイクで25-19とし第1セットを先取します。第2セット、立ち上がりにタイムアウトを挟み連続得点を奪い8-3とすると、中盤にも島村春世選手(NECレッドロケッツ)のサービスエースやブロックを含む連続得点で大量リードを奪い、25-12で2セットを連取します。第3セット、このセットも連続得点を積み重ねドミニカ共和国を引き離すことに成功した日本は、25-15で第3セットを取りました。

◆眞鍋政義監督

「昨日(のイタリア戦)と違い、1セット目の立ち上がりから集中しており、ミスも少なくてよかった。昨日までで4戦を戦い、疲労がたまっている選手がいたということ、明日(12日)に中国戦を控えているということでこれまで控えだった選手を起用した。明日対戦する中国は間違いなく強い。どういった布陣で挑むかはまだ決めていないが、調子がいい選手をコートに送りたい」

◆キャプテン・木村沙織選手

「昨日の(イタリアとの)試合に負けたことが本当に悔しかったが、引きずることなく試合に入ることができてよかった。明日の中国戦は絶対に勝たないといけない。みんなで勝ちに行く」

◆宮部藍梨選手

「いい形で終わることができて嬉しい。明日の中国戦は絶対に勝つという気持ちを持ち、プレッシャーがかかる中でも安定したプレーをできるようにしたい」

◆石井優希選手

「全員が積極的に攻めていけてよかった。明日(の中国戦)は今日よりもっと接戦になると思う。中国のスピードに追い付き、中国を上回っていきたい」

◆クリスティアン・クルス ドミニカ共和国監督

「今日の試合は厳しい展開となった。(このチームは)若い選手が多いが、個人的にも技術がある選手たちなので、今大会では今後に役立つ経験をしっかりと積んでほしい」

この日さいたま大会で行われたこのほかの試合では、中国がイタリアにセットカウント3-1(25-21、20-25、25-16、25-19)で勝利し、さいたま大会2勝目を挙げています。

明日12日(日)はいよいよ、さいたま大会最終日。火の鳥NIPPONは18:00より中国と対戦します。この試合の様子は19:00からBS-TBSでディレイ放送を行うほか、youtubeの国際バレーボール連盟(FIVB)公式チャンネルでも18:00よりストリーミングを行います。明日も火の鳥NIPPONへのご声援をお願いいたします!

関連リンク

試合結果(戦評)

大会概要

競技日程

日本×中国 ストリーミング(youtube)