香港大会初戦はアメリカにストレートで敗れる FIVBワールドグランプリ2015
FIVBワールドグランプリ2015予選ラウンド(グループ1)第3週香港大会が香港で開催されています。本大会に出場している全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは7月16日(木)、アメリカと香港大会初戦を戦い、ストレート(23-25、22-25、24-26)敗れ、本大会の通算成績を3勝4敗としました。
第1セット、スターティングメンバーに起用された迫田さおり選手(東レアローズ)のバックアタックや宮下遥選手(岡山シーガルズ)のツーアタックなどで序盤は快調にスタートしますが、スパイクがブロックに阻まれて13-19と逆転を許します。日本は島村春世選手(NECレッドロケッツ)のサーブが走り、2本のサービスエースを奪うなどして18-19まで追い上げますが、23-25で第1セットを失います。第2セット、迫田選手に代えて長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)を起用すると、その長岡選手の思い切りのいいスパイクがよく決まり、序盤はリードを奪いますが、中盤、アメリカに連続でブロード攻撃を決められるなどして13-15と逆転されます。石井優希選手(久光製薬スプリングス)のサーブが効果的に決まり、16-15と日本が逆転して2回目のテクニカルタイムアウトを迎えますが、終盤にミスが出た日本は22-25で第2セットを落とします。第3セット、12-13の接戦から宮下選手のサービスエース、古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)のブロック、長岡選手のスパイクなどで18-14と日本が抜け出ししますが、相手のジャンプフローターサーブに手を焼き、18-19と逆転を許します。最後までもつれ込みましたが、要所でスパイクを決めきれなかった日本は、24-26で第3セットを落としました。
この日行われた香港大会のその他の試合では、中国がタイをストレート(25-18、25-14、27-25)で下しています。
火の鳥NIPPONは日本時間7月17日(金)21:30より、中国と香港大会2戦目を戦います。引き続き火の鳥NIPPONへご声援をお願いいたします!!!
◆予選ラウンド(グループ1)順位表(7月16日終了時点)
1位: ブラジル(7勝0敗、勝点21、セット率=10.500)
2位: 中国(7勝0敗、勝点21、セット率=7.000)
3位: アメリカ(7勝0敗、勝点20)
4位: イタリア(5勝2敗、勝点14)
5位: ロシア(4勝3敗、勝点11)
6位: 日本(3勝4敗、勝点10)
7位: ドイツ(3勝4敗、勝点9)
8位: タイ(3勝4敗、勝点8)
9位: セルビア(2勝5敗、勝点9)
10位: ベルギー(1勝6敗、勝点3)
11位: トルコ(0勝7敗、勝点0、セット率=0.190)
12位: ドミニカ共和国(0勝7敗、勝点0、セット率=0.000)
写真提供:FIVB