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【現地レポート】 本大会初スタメンを果たした宮下遥選手 FIVBワールドグランプリ2015

2015.07.17|国際大会

【現地レポート】 本大会初スタメンを果たした宮下遥選手 FIVBワールドグランプリ2015

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FIVBワールドグランプリ2015予選ラウンド(グループ1)第3週香港大会が7月16日(木)、香港で開幕し、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはアメリカにストレートで敗れました。

全3セットで競り合いながらも勝ちきれないという悔しい黒星となってしまいましたが、この試合が今年のワールドグランプリ初スタメンとなった20歳のセッター・宮下遥選手(岡山シーガルズ)にとっては、収穫を得た試合だったようです。

宮下選手は第1セット序盤から高さを生かしたツーアタックを決めるなど積極的でした。古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)や長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)とのコンビネーションも良く合っていて、正確なトス回しが光りました。ディフェンス面では相手の強打に食らいつき、何度も好レシーブを上げていました。

ここまではベンチから試合を眺める時間が長かっただけに「外から見ていて、この展開ならこうした方がいいと考えることもあった。学んだことをコートの中で使って、ワールドカップを見据えて試そうと思った。いい経験になりました」と試合後に振り返りました。

全3セットで世界ランキング1位の強豪と競り合い、特に第3セットは終盤までリードしていただけに、「勝てた戦いだった。取り切れなかったことが悔しい」と敗戦には納得していない様子。しかし、眞鍋政義監督は「世界一のチームにどれだけ通用して、どんなコンビネーションができるか見たかった。スパイクの決定率や効果率も良かったし、ディフェンスも良かった」と初先発の宮下選手に高評価をしていました。

予選ラウンド最終週となる香港大会は、中国、タイと強豪との戦いが続きます。決勝ラウンド進出に向けて、チーム一丸となって勝利を目指す火の鳥NIPPONに、これからも熱いご声援をお願いします!

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