ドミニカ共和国に勝利し1次リーグ戦3勝1敗 第2回世界U-23女子選手権大会
トルコのアンカラで行われている第2回世界U-23女子選手権大会が8月15日(土)、大会4日目を迎えました。本大会に出場している全日本U-23女子チームは、ドミニカ共和国と1次リーグ戦(B組)第4戦を戦いました。FIVBワールドグランプリ2015予選ラウンドさいたま大会で全日本女子と対戦した際のメンバーも出場しているドミニカ共和国を相手に、セットカウント3-1(25-20、25-18、16-25、25-19)で勝利。同組での通算成績を3勝1敗としました。
第1セット、井上愛里沙選手(筑波大学2年)の活躍で7-4とリードを奪うも、終盤までは一進一退の攻防が続きます。しかし、白井美沙紀選手(東レアローズ)のサービスエースをきっかけに日本が一歩抜け出すと、丸尾遥香選手(筑波大学1年)、井上選手の連続ブロックでドミニカ共和国を振り切り、25-20で第1セットを先取します。第2セット、キャプテン・山内美咲選手(東海大学3年)、井上選手のアタックで11-7とリードすると、途中14-14と追い付かれますが、山内選手のブロックをきっかけにドミニカ共和国を引き離すと、今村優香選手(青山学院大学4年)の得点などで25-18と2セットを連取します。第3セットを16-25でドミニカ共和国に奪われますが、第4セットは山内選手、井上選手、丸尾選手らの得点で11-5とリードを奪うと、さらに井上選手のアタックで得点を重ねた日本が25-19で取りました。
また15日(土)に行われた1次リーグ戦B組のこのほかの試合では、タイがキューバをストレート(25-17、30-28、25-22)で下したほか、中国がペルーにセットカウント3-1(22-25、25-20、25-18、25-16)で勝利しています。
次戦は日本時間17日(月)22:30より、ペルーと1次リーグ戦最終戦を戦います。15日(土)終了時点でセミファイナルラウンド(1-4位)進出圏内の2位につけている日本ですが、1位・ドミニカ共和国、2位・日本、3位・中国が同じ勝敗数と勝点で並んでいるため、最終戦での結果が1次リーグ戦での順位決定に大きく影響します。引き続き、メダル獲得に向けてチーム一体となって戦う全日本U-23女子チームへのご声援をお願いいたします!
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦B組 順位表(8月15日終了時点)
1位: ドミニカ共和国(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.231)
2位: 日本(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.150)
3位: 中国(3勝1敗、勝点9、セット率=1.500)
4位: タイ(2勝2敗)
5位: ペルー(1勝3敗)
6位: キューバ(0勝4敗)