国際大会

火の鳥NIPPON、ケニアにストレート勝ち FIVBワールドカップ2015

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「FIVBワールドカップFIVB女子大会」が8月26日(水)、国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区)、松本市総合体育館(長野県松本市)で大会4日目を行いました。1日の休養日を挟み迎えた東京大会後半戦で、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはケニアと本大会4試合目を戦い、ストレート(25-15、25-20、25-12)で勝利しました!

第1セット、今大会サーブが好調な日本は、宮下遥選手(岡山シーガルズ)、古賀紗理那選手(NECレッドロケッツ)らがサービスエースを決めてチームを勢いづけます。中盤、トリザ・アトゥカ選手のサービスエースを含む4連続得点をケニアに許し10-6とされますが、古賀選手、大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)らの得点で一気にケニアを引き離し、25-15で第1セットを先取します。第2セット、立ち上がりの混戦を木村沙織選手(東レアローズ)の軟打などで10-6と抜け出すと、途中出場の石井優希選手(久光製薬スプリングス)、鍋谷友理枝選手(デンソーエアリービーズ)らの得点でケニアを振り切り、25-20で2セットを先取します。第3セット、大竹選手のクイック、古賀選手のサービスエースなどで8-3とリードを奪うと、中盤には古賀選手のブロックポイント、バックアタック、大竹選手のクイックが決まり19-8。さらにケニアのミスも重なり、25-12で第3セットを取りました。

◆眞鍋政義監督

特にサーブとサーブレシーブがよかった。サーブについては前後左右、ネットすれすれの所を狙おうとミーティングで話した。大竹(里歩選手)はクイックが広範囲に打てるし、今後も期待している。次のドミニカ共和国との対戦は、東京大会でロシア戦に次ぐ大事な試合。相手の高さが脅威となるが、総力戦で臨む。

◆キャプテン・木村沙織選手

今日は休み明けの試合だったので、試合の入り方を皆で意識して、相手のペースにならないように気を付けた。チームの課題として、スパイクミスを減らすこととブロックで相手にシャットアウトされることを少なくすることを指示されているので、そこを意識したい。調子は日に日に上がってきていると感じる。

◆宮下遥選手

勢いのあるチームにしっかりと勝ててよかった。(大竹選手とのコンビネーションは)うまくいったかどうかは分からないが、何本かトライした。少し崩れるようなところからでもミドルブロッカーを意識して使えたことがよかったと思う。

◆古賀紗理那選手

個人的にはスパイクのミスが多かったので、次の試合ではミスを減らしていきたい。キャプテン・木村沙織選手のすごいところは、点数を連続して取られたときにチームを引き締めるための一言がとても大きいこと。4試合戦って少しずつ慣れてきたし、負けられない試合が続くので、プレッシャーをはねのけ思い切りプレーしたい。

◆デービッド・ルンガホ ケニア監督

ミスが多く、日本の速い攻撃でレセプションが乱れてしまった。今日の試合で日本から学ぶことがたくさんあった。チームが成長していくためにも日本のようになりたい。

◆8月26日(水)の試合結果

【Aサイト】

アルゼンチン×ロシア 0-3(10-25、10-25、16-25)

キューバ×ドミニカ共和国 1-3(22-25、22-25、25-18、23-25)

日本×ケニア 3-0(25-15、25-20、25-12)

【Bサイト】

アメリカ×ペルー 3-0(25-17、25-15、25-12)

セルビア×アルジェリア 3-0(25-7、25-11、25-3)

中国×韓国 3-1(23-25、25-15、25-20、25-23)

本大会は、出場12チームによる、1回戦総当り戦で行われます。

火の鳥NIPPONは明日27日(木)19:00より、ドミニカ共和国と本大会5戦目(東京大会最終戦)を戦います。ぜひ会場で、またテレビの前で、火の鳥NIPPONに熱いご声援をよろしくお願いします!

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