龍神NIPPONが味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開
全日本男子チーム・龍神NIPPONが3月25日(金)、強化合宿を行っている味の素ナショナルトレーニングセンター(以下、味の素トレセン/東京都北区)で報道向けに練習を公開しました。
3月22日(火)から4月2日(土)まで味の素トレセンで行われる合宿には総勢22名の選手が参加(富松崇彰選手と関田誠大選手は本日の練習には不参加)。ユニフォームを着用し体育館に登場した選手たちは、ウォーミングアップ、パス練習を行った後、サーブやスパイクの練習メニューをこなしました。
また、練習後には囲み取材を実施。約75名の報道関係者を前に、南部正司監督やキャプテンの清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)らが今シーズンの意気込みを語りました。
◆南部正司監督
「今年の目標は『2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会』(以下、世界最終予選)で、アジアの出場チームの中で1位となり、リオデジャネイロオリンピックの出場権を獲ること。この合宿では昨年のワールドカップ(FIVBワールドカップ2015)のメンバーに新戦力を加え、どんな反応が起こるか楽しみにしている」
◆キャプテン・清水邦広選手
「今年はバレー界にとっても自分の人生においても、とても大切で勝負の年。(ロンドンオリンピックの世界最終予選後の)4年間で1番のコンディションに持っていく。この合宿には新しく若い選手も多くいるが、キャプテンとしてしっかりコミュニケーションを取り、みんながプレーしやすい環境を作りたい」
◆福澤達哉選手
「(2014年以来)2年ぶりの全日本。今までの経歴は関係なく、もう1度新しいスタートだと思い挑戦者の気持ちで臨んでいる。ブラジルに渡り、技術面はもちろんのこと、自分自身のバレーに対する取り組み方を見つめ直すよい機会となった。(全日本での)役割も今までとは変わると思うので、様々な形でチームに貢献したい」
◆深津英臣選手
「昨年はワールドリーグ(FIVBワールドリーグ2015)やワールドカップなど、全日本男子チームの一員としてたくさんの経験をさせてもらった。5月に控えている世界最終予選は出場経験がないが、経験した先輩方からは、独特の雰囲気の大会だということ、そしていつも以上にプレッシャーがかかる大会だということを聞かされている。昨年の悔しい思いを胸に、チームが1つになることを目指して頑張りたい」
◆石川祐希選手
「(味の素トレセンでの)合宿が動き出して間もないが、世界最終予選に照準を合わせて、イメージを持って練習したい。昨年からディフェンスを意識して取り組んできたので、本大会ではその部分が出せればいい」
龍神NIPPONは味の素ナショナルトレセンで約2週間の合宿後、4月4日(月)からは鹿児島県薩摩川内市、4月13日(水)からは沖縄県沖縄市へと、環境を変えながら世界最終予選へ準備を進めていきます。
リオデジャネイロオリンピックの出場権獲得を目指して龍神NIPPONが挑む「2016リオデジャネイロオリンピック世界最終予選兼アジア大陸予選大会 男子日本大会」は5月28日(土)に東京体育館(東京都渋谷区)で開幕します。本大会にはヨーロッパ大陸からフランス、ポーランド、南米大陸からベネズエラ、北中米大陸からカナダ、アジア大陸からイラン、オーストラリア、中国が出場します。全8チームが1回戦総当り方式で対戦し、全体の順位からアジアの4カ国中で最上位となった1チームと、アジア最上位を除いた7チーム中上位3チームがリオデジャネイロオリンピックの切符を手にすることができます。
世界最終予選のチケットは、現在ローソンチケットほか各種プレイガイドにて好評発売中です。また、世界最終予選後に出場する「FIVBワールドリーグ2016 大阪大会」は、6月17日(金)から19日(日)まで大阪中央体育館(大阪府大阪市)で開催されます。本大会のチケットは4月9日(土)からチケットぴあ、ローソンチケットほか、各種プレイガイドにて一般発売開始です。ぜひ東京体育館、大阪市中央体育館にお越しいただき、龍神NIPPONへのご声援をお願いいたします!
関連リンク
2016リオデジャネイロオリンピックバレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会
FIVBワールドリーグ2016