中国に敗れ、名古屋大会を3勝1敗で終えてブラジル大会へ 女子ネーションズリーグ
5月30日(火)に開幕した「バレーボールネーションズリーグ2023」。本日6月4日(日)、女子日本代表チームは予選ラウンド第1週の最終戦(予選ラウンド4試合目)で中国と対戦しました。女子日本代表チームはアジアのライバルである中国に対しセットカウント0-3(18-25、25-27、25-27)のストレートで敗れ、名古屋大会を3勝1敗で終えました。
互いに予選ラウンドここまで3勝負けなしで臨んだ本日の試合。第1セット序盤から中国の高さのある攻撃に苦しめられ、5-10とダブルスコアまで点差が開きます。日本はキャプテンの古賀紗理那選手のバックアタックでくらいつき、関菜々巳選手のサービスエースで点差を縮めます。その後は松井珠己選手と和田由紀子選手の2枚替えでさらに流れを変えようと試みますが及ばず、このセットは18-25で中国が奪います。第2セットはサーブを修正した日本が序盤から5ー3と初めてリードを奪います。古賀選手、荒木彩花選手のサービスエースも決まり14ー7と中国を引き離すと、田中瑞稀選手の連続得点もありこのまま日本が逃げ切るかと思われましたが、終盤中国に4連続得点を許すと、22ー22と同点に追いつかれ、そのまま中国が逆転し25-27で連続でこのセットも奪われます。後がない第3セット、先行した中国に4点差をつけられたタイミングで日本がタイムアウトを要求。入澤まい選手のサービスエースや、和田選手のバックアタック、古賀選手のスパイクやサービスエースで点差を詰め、同点に追いつくも、勝負強さを見せた中国がデュースの末このセットも競り勝ち、日本はセットカウント0-3で今大会初黒星となりました。
予選ラウンド第1週、名古屋大会での4試合を終えた女子日本代表チームはこの後ブラジリア(ブラジル)に移動し、6月13日(火)から始まる予選ラウンド第2週に挑みます。第2週ではFIVB世界ランキング4位のセルビア、そして同2位のアメリカ(日本の試合終了時点。日本は同7位)との対戦が予定されており、第1週以上に激しい戦いが予想されます。引き続き、女子日本代表チームにご声援をお送りください。
<次戦>
6月13日(火)21:00(日本時間翌14日[水]9:00) 日本×セルビア
写真提供:FIVB