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フィンランドとの開幕戦に勝利! FIVBワールドリーグ2016大阪大会

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FIVBワールドリーグ2016予選ラウンド(グループ2)第1週大阪大会が6月17日(金)、大阪市中央体育館(大阪府大阪市)にて開幕しました。本大会に出場している全日本男子チーム・龍神NIPPONは同日、フィンランドと本大会開幕戦を戦いストレート(26-24、25-20、25-23)で勝利。開幕戦を白星で飾りました。

2013年のワールドリーグ以来となったフィンランドとの1戦。追う展開からのスタートでしたが、第1セットは中盤から柳田将洋選手(サントリーサンバーズ)のサーブを起点に連続得点を挙げて一気に逆転。流れを掴むと26-24とデュースの接戦を制します。続く第2セット、米山裕太選手(東レアローズ)の攻守にわたる活躍などで優位に試合を進めると、相手の激しい追い上げをかわし、最後は全日本としてのデビューを果たした星野秀知選手(東レアローズ)の1打で25-20。セットを連取しました。王手をかけて挑んだ第3セットも、キャプテン・清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)や柳田選手を中心に、クイックも絡めた攻撃でリードを奪いますが、ミスもあって19-22とフィンランドの逆転を許します。しかし、清水選手が悪い流れを断ち切ったあとは、ピンチサーバーで投入された関田誠大選手(パナソニックパンサーズ)のサーブから得点を重ねて24-22と再逆転に成功。攻めの姿勢を保ち、25-23で第3セットもものにし、ストレートで勝利を飾りました。

◆南部正司監督

「新戦力が育ってもらいたい、という期待を込めて高橋健太郎をスタートに起用した。試合全体としては、サーブが機能している時はいい形がたくさん出てよかったが、そういう展開が作れない時に、やはりサイドアウトの数字が落ちてきてリズムが落ちてしまうことを反省している。どんな大会でも初戦は硬さが出るが、明日以降の試合では今日のいい部分をしっかりと出していきたい」

◆キャプテン・清水邦広選手

「相手のサーブに少しやられてしまったものの、日本のサーブも戦術的かつ効果的にできており、そこからのディフェンスもしっかりできていたのではないか」

◆柳田将洋選手

「僕自身は少し硬さがあった中、試合を通して徐々に上向いて、サーブもうまく入ったのでそこはよかった。ディフェンス面では、相手の連続得点の時にサーブレシーブの乱れが目立ってしまったので、明日は耐えて、集中力を保って戦えればと思う」

◆山内晶大選手

「自分たちのサーブが効果的に効いて、相手の攻撃が単調になり、自分としてはディフェンスしやすくなった。そこから切り返して、勝てたのかなと思う。期待を裏切らないようなプレーをしていきたい」

◆トゥオマス・サムエルボ フィンランド監督

「長いラリーやディフェンスが多くなる試合を予想していた。我々のプレーは問題なかった。2セットはとても接戦となったが、これらを勝ち取れるかは試合の流れをいかに掴むかによる。(相手に)いいサーバーがいる時は、早くサイドアウトを取らなければならない。終盤、セットを取れそうなところまで盛り返せたことはよかった」

この試合の日本のサイドアウト率・ブレイク率

サイドアウト: 70%

ブレイク: 38%

大阪大会 本日6月17日(金)の試合結果

キューバ×韓国 3-2(33-31、25-18、14-25、22-25、15-6)

日本×フィンランド 3-0(26-24、25-20、25-23)

龍神NIPPONは明日18日(土)16:00よりキューバと本大会2戦目を戦います。なお、明日も14:00より大阪市中央体育館の入口にて当日券の販売を予定しております。ぜひ会場で龍神NIPPONへのご声援をお願いいたします!

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