火の鳥NIPPON、フルセットの末にトルコに敗戦 FIVBワールドグランプリ2016
女子バレーボールの国際大会「FIVBワールドグランプリ2016」は世界各地で熱戦が展開されています。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONが出場する、予選ラウンド第2週アメリカ大会が、6月17日(金)から19日(日)までロングビーチ(アメリカ)で開催されています。現地時間17日(金)にトルコとの本大会4戦目を戦った火の鳥NIPPONは、フルセット(25-21、16-25、25-23、21-25、13-15)の末にトルコに敗戦。本大会の通算成績を1勝3敗としました。
第1セット、序盤はトルコに先行されますが、大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)、迫田さおり選手(東レアローズ)のサーブで連続得点を挙げると、さらに終盤には島村春世選手(NECレッドロケッツ)のサービスエースもあり、25-21で第1セットを先取します。第2セットを16-25で落とし、第3セットを25-23で取りかえした日本。勝利に王手をかけた第4セットは序盤に8-6とリードを奪いますが、サイドからの攻撃がトルコのブロックに捕まり、中盤に逆転を許すと21-25で押し切られ、フルセットに持ち込まれます。第5セット、迫田選手のバックアタックや、内瀬戸真実選手(日立リヴァーレ)のフェイントなどで食らいつきますが、最後はトルコのサイドからの強打に屈し13-15でセットを落としました。
◆眞鍋政義監督
「(セットカウント)2-1で勝っていたが負けて残念。迫田(さおり選手)、田中(瑞稀選手)、島村(春世選手)がアメリカから合流したので、多く使おうと思っていた。まだコンビネーションが合わない選手や、サーブレシーブが返らない選手がいる」
◆迫田さおり選手
「勝てた試合だった。チームの中で内容をしっかりしていくことが重要。個人的には決めるべきところで決めきれなかった。ボールに力が乗っていなかったので、パワーを乗せていきたい」
◆田中瑞稀選手
「高いブロックに簡単に止められてしまった。もう少し何とかできたと思う。自分の中であまりいいところがなかった」
次戦は現地時間18日(土)19:10から、2014女子世界選手権チャンピオンのアメリカと対戦します。引き続き、火の鳥NIPPONへのご声援をよろしくお願いいたします!!
◆国際バレーボール連盟(FIVB)によるライブストリーミングについて
予選ラウンド第2週アメリカ大会での日本戦全3試合は、FIVB公式youtubeでライブストリーミングされる予定です。
◆予選ラウンド(グループ1) 順位表
世界各地で開催されている試合が終了するごとに、順位表が更新されます。
最新の順位表は国際バレーボール連盟(FIVB)のウェブサイトでご確認ください。