国際大会

キューバにフルセットで敗戦 FIVBワールドリーグ2016大阪大会

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FIVBワールドリーグ2016予選ラウンド(グループ2)第1週大阪大会が6月18日(土)、大阪市中央体育館(大阪府大阪市)で大会2日目を迎えました。本大会に出場している全日本男子チーム・龍神NIPPONは同日、キューバと本大会2戦目を戦い、フルセット(25-27、25-21、25-16、28-30、11-15)で敗戦。本大会の対戦成績を1勝1敗としました。

昨日韓国にフルセットで勝利した、リオデジャネイロオリンピック出場チームのキューバとの一戦。2012年以来の対戦となったこの試合、日本は昨日と同じメンバーでスタートします。第1セット、日本がリードしてキューバが追うという流れが続きましたが、22-16と最大6点あった差を詰められ、デュースの末に最後はサービスエースを決められて25-27で落とします。第2セット、キャプテンの清水邦広選手と深津英臣選手(ともにパナソニックパンサーズ)をコートに送り出します。一進一退のまま終盤を迎えると、相手ミスからのチャンスを逃さず、25-21でセットを取り返しました。第3セットはスタートから深津選手のサーブを起点に連続得点、そのままリードを保って25-16でセットカウント2-1と逆転に成功。第4セットは出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)の活躍などで15-9と大きくリードしますが、ブロックやサービスエースを決められるとキューバに追いつかれ、接戦の末に28-30でセットを落としました。最終第5セットは強気で攻め続ける相手サーブに乱されると、徐々に点差を離されてしまい11-15でセットを落としました。

なお、この試合でリベロの渡辺俊介選手(東レアローズ)が全日本選手としての国際戦デビューを果たしました。

◆南部正司監督

「こちらの弱いゾーンを攻められ、セッターの上を抜かれたときに後衛のスパイクレシーブが機能しない場面があった。初出場の選手に経験を積ませて、新しい戦力も作っていかなければならないので、明日以降もいろいろな起用をしながらまた戦っていきたい」

◆キャプテン・清水邦広選手

「いいサイドアウトが取れている時はいい形でセットが取れたが、連続失点でキューバに取られたセットがあり、そこで勝敗が決まってしまった。強いサーブに対しても我慢することができれば勝てたのではないか」

◆深津英臣選手

「負けてはいけない相手に負けてしまった。特に1セット目と4セット目はリードしながら追い付かれて勝てなかった。自分たちが不甲斐ない。これから先の試合でこういう展開になった時に、今日のキューバ戦の反省を生かして最後まで取り組みたい」

◆高橋健太郎選手

「1セット目、自分が連続でブロックされたことで流れが相手に渡ってしまった。1セット目を取っておけば勝てた試合だった。序盤は気持ちに余裕がありブロックが見えていたが、20点目以降は打ち急いでしまったところをブロックされてしまった」

◆ロドルフォ・サンチェス キューバ監督

「試合に勝てたことには満足しているが、もっといい試合ができたはず。1セット目は取ることができたが、2セット目は日本のいいようにされてしまい、3セット目は決断力のないプレーで落としてしまった。しかし、4セット目を前にチームが再度ひとつになって、4、5セットを取り返すことができた」

この試合の日本のサイドアウト率・ブレイク率

サイドアウト: 69%

ブレイク: 35%

大阪大会 本日6月18日(土)の試合結果

日本×キューバ 2-3(25-27、25-21、25-16、28-30、11-15)

フィンランド×韓国 3-2(25-22、25-20、27-29、19-25、19-17)

龍神NIPPONは明日19日(日)19:05より、韓国と大阪大会最終戦となる本大会3戦目を戦います。ぜひ会場で龍神NIPPONへのご声援をお願いいたします!

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