韓国との1戦に勝利、通算成績を2勝1敗に FIVBワールドリーグ2016大阪大会
FIVBワールドリーグ2016予選ラウンド(グループ2)第1週大阪大会が6月19日(日)、大阪市中央体育館(大阪府大阪市)で大会最終日を迎えました。本大会に出場している全日本男子チーム・龍神NIPPONは同日、韓国と本大会3戦目を戦い、ストレート(25-21、25-17、26-24)で勝利。通算成績を2勝1敗で予選ラウンド大阪大会を終えました。
大阪大会の最終日は、これまでフルセットで2連敗と勝利を渇望している韓国との一戦。日本は昨日までと変えて、栗山雅史選手(サントリーサンバーズ)、傳田亮太選手(豊田合成トレフェルサ)をスタメンに起用して挑みます。スタートはお互いにサイドアウトの取り合いが続きますが、出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)がクイック、ブロックで得点しリード。最後は関田誠大選手(パナソニックパンサーズ)のブロックで25点目を奪い、セットを先取しました。第2セット、米山裕太選手(東レアローズ)の得点などで少しずつリードを重ねると、傳田選手のブロックも効果的に決まり、25-17で2セット連取に成功します。第3セットも前セットまでの勢いそのままに序盤で5連続得点を挙げましたが、韓国の激しい追い上げにあってデュースへともつれ込みます。それでも全員で集中力を切らさず、最後は26-24と逃げ切り、ストレートで勝利を収めました。
◆南部正司監督
「サイドアウトで高い数字を残せたのでチームにリズムが作れた。やはりこれまでサイドアウトでリズムを作るスタイルでやってきたので、今日の試合は自信に繋がった。このムードを来週以降の試合に続けていきたい」
◆キャプテン・清水邦広選手
「今日は相手のペースにならないよう、みんながよく我慢をしてスパイクも打っていたし、ブロックを含めてディフェンスもしきれていた。3セット目も途中までは日本のペースで、最後は追いつかれたが、皆さんの応援もあって勝つことができた」
◆栗山雅史選手
「サーブで崩せば、韓国は2段トスを思い切りブロックに当ててくるとデータで出ていたので、そこを仕留めること、こちらからミスをしないようにすることなど、ミーティング通りのことができたと思う。今日は初めてスタートから試合に出たが、緊張はなかった。海外での試合でも結果を出して自信をつけて帰って来たい」
◆傳田亮太選手
「今回は自分たちのミスが少なく、日本らしい粘りのある自分たちの求めているバレーができたのではないかと思う。クイックのスピードなどについては、海外のチームを相手にも通用すると手応えを感じた」
この試合の日本のサイドアウト率・ブレイク率
サイドアウト: 86%
ブレイク: 29%
大阪大会 本日6月19日(日)の試合結果
キューバ×フィンランド 1-3(18-25、25-15、23-25、23-25)
日本×韓国 3-0(25-21、25-17、26-24)
大阪での戦いを2勝1敗で終えた龍神NIPPON。このあとのワールドリーグでの戦いは、日本国外での戦いとなります。6月24日(金)から26日(日)に行われる予選ランド第2週はカイロ(エジプト)で行われるエジプト大会、そして7月1日(金)から3日(日)に行われる予選ラウンド第3週は宣城[シュアンチェン](中国)で行われる中国大会に出場します。
グループの予選ラウンドは、3週にわたって開催され、出場12チームは各週末に4チームずつ3つのプールに分かれ、1回戦総当り方式にて対戦します。グループ2全体で上位3位内となったチームと開催国・ポルトガルが、7月9日(土)、10日(日)にマトジーニョスにて行われるグループ2のファイナル4に進出します。
引き続き、龍神NIPPONへのご声援をお願いいたします!