国際大会

京都大会初戦、タイにストレート勝ち FIVBワールドグランプリ2016

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FIVBワールドグランプリ2016予選ラウンド(グループ1)第3週京都大会が6月24日(金)、島津アリーナ京都(京都府京都市)にて開幕しました。本大会に出場している全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは同日、タイと本大会7試合目を戦い、ストレート(25-20、25-19、25-15)で勝利。予選ラウンドの通算成績を3勝4敗としました!

ブラジル、アメリカでの戦いを終え日本でのホームゲームを迎えた全日本女子チーム。FIVBワールドグランプリ2016京都大会1戦目は、リオデジャネイロオリンピック世界終予選で激闘を繰り広げたタイとの対戦となりました。日本はスタメンに、大竹里歩選手(デンソーエアリービーズ)、井上愛里沙選手(筑波大学3年)や田中瑞稀選手(JTマーヴェラス)ら若いメンバーを積極的に起用しました。第1セット、井上選手が切れ味鋭いスパイクで得点を量産。サーブでも活躍を見せ、波に乗った日本がセットを先取しますが、第2セットは序盤からタイにリードを許す展開に。そこから井上選手のスパイク、島村春世選手(NECレッドロケッツ)のサービスエースなどで連続得点を奪った日本がセットを連取すると、第3セットもそのまま波に乗って日本のペースで試合が進みます。久々に全日本のユニフォームを着て国際大会のコートに立った江畑幸子選手(PFUブルーキャッツ)もチーム最多の18得点と大活躍で勝利に貢献し、ストレートで勝利しました。

◆眞鍋政義選手

「本大会でこれまでなかなか出場機会のなかった選手を起用した。特にサイドアタッカーの江畑(幸子選手)、井上(愛里沙選手)、田中(瑞稀選手)がよく頑張ってくれた。合流して間もない井上(選手)も初めての大きな舞台だったにも関わらず、冷静にスパイクを決めてくれた。しかし、サーブレシーブはあまり経験がなく狙われ、ミスも出てしまったことは本人も反省していると思う」

◆江畑幸子選手

「全日本のユニフォームを着て、日本で国際大会に出場するのは久しぶりだったが、ストレートで勝つことができてよかった。オリンピック出場に向けチャンスをいただいたからにはしっかりアピールしようと思った。コートに立つからには最高のプレーをしようと心がけているし、今日は自分らしいプレーができたらいいと思い切ってプレーした」

◆田代佳奈美選手

「ストレートで勝利し明日以降につながるゲームになったと思う。サーブミスなど自分たちのミスを減らさなければ高さのある相手には苦しい展開になると思うので、しっかり修正していきたい」

◆井上愛里沙選手

「合流してから1週間くらい、試合に出るかも分からず不安があったが、周りの方が声をかけてくださったことがありがたかったし、応援してくださる方々への恩返しのつもりで、とにかく思い切り自分のプレーをやろうと思ってコートに入った。スパイクはよかったかもしれないが、サーブレシーブは反省点。サーブレシーブで貢献できるように頑張りたい」

◆ダナイ・スイーワチャラメータワン タイ監督

「今日の試合は、日本チームの方が粘り強く、ミスも少なかった。我々はチャンスが来たときにミスをしてしまい、また動きもあまり速くなかった。それがチームの失点に繋がってしまった」

◆キャプテン ウィラワン・アピヤポン選手

「(月曜日の再試合から)すぐに日本に来なければならなかったため、(疲労が抜けておらず)今日の試合の自分たちは動きが悪かった。自分たちらしいプレーができなかったが、日本はすべてのスキルが優れており厳しい試合になった」

京都大会 本日6月24日(金)の試合結果

セルビア×ロシア 3-2(23-25、25-27、25-21、25-20、15-12)

日本×タイ 3-0(25-20、25-19、25-15)

火の鳥NIPPONは明日25日(土)17:50より、昨年のワールドカップ準優勝のセルビアと京都大会第2戦、ワールドグランプリ8戦目を戦います。明日も10:00より島津アリーナ京都入口にて当日券の販売予定です。ぜひ会場にお越しいただき、火の鳥NIPPONへのご声援をお願いいたします!

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