国際大会

フルセットの末にトルコに敗れる FIVBワールドリーグ2016

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男子バレーボールの国際大会「FIVBワールドリーグ2016」は世界各地で熱戦を展開中です。全日本男子チーム・龍神NIPPONが出場する予選ラウンド(グループ2)第2週エジプト大会が、6月24日(金)から26日(日)までカイロで開催されています。龍神NIPPONは現地時間24日(金)にトルコと本大会4戦目を戦い、フルセット(25-20、25-19、19-25、20-25、10-15)で敗戦。本大会の通算成績を2勝2敗としました。

本大会最初のアウェイゲームの対戦相手は国際大会初顔合わせとなったトルコ。日本は先週大阪で行われた韓国戦のスターティングメンバーに山内晶大選手(パナソニックパンサーズ)を加えた布陣で挑みます。第1セット、サイドアウトの応酬で終盤に突入すると、粘り強いラリーから米山裕太選手(東レアローズ)や清水邦広選手(パナソニックパンサーズ)がスパイクを決め、25-20でセット先取に成功します。日本は第2セットを25-19で取り勝利に王手をかけますが、続く第3セットは中盤からリズムを掴んだトルコにじわじわと離されて19-25で失うと、第4セットも20-25で落とし、フルセットに持ち込まれます。最終第5セット、1点目は出耒田敬選手(堺ブレイザーズ)のクイックが決まったものの、そこからトルコに連続得点を許すと、途中8-9と1点差まで迫りますが、またしてもサーブレシーブを乱されて10-15でセットを落とし、逆転負けを喫しました。

◆南部正司監督

「スタートは非常によかった。しかし、相手の選手交替などもあって、3セット目以降に対応できなかったところから、試合展開を苦しくしてしまった」

◆キャプテン・清水邦広選手

「効果的にサーブを打たれてしまった上に、こちらのミスがとても多かったのが敗因だと思う。また、サーブで相手を崩していた時に、そこからうまく得点ができていなかった」

◆栗山雅史選手

「1、2セット目は自分のプレーができていた。3セット目は最初外れていたところからすぐに戻ったが、そこでもう1度今まで通りのプレーができなくなり、周囲にも変なミスがあった。こういう負け方をすると明日(の試合)も難しくなるが、やるしかない」

◆山内晶大選手

「前半はこちらのサーブが効果的に打てており、要所でクイックを使ってもらえたのもよかったが、後半はブロックでワンタッチが取れなくなってきたこともあり、振り返ってみれば詰めが甘かったと思う」

次戦は現地時間25日(土)23:00より、FIVBワールドカップ2015以来の再戦となるエジプトと、本大会5戦目を戦います。引き続き、龍神NIPPONへのご声援をよろしくお願いいたします!

◆国際バレーボール連盟(FIVB)によるライブストリーミングについて

予選ラウンド第2週エジプト大会での日本戦全3試合は、FIVB公式youtubeでライブストリーミングされる予定です。

【第1戦日本×トルコ】終了

【第2戦日本×エジプト】

【第3戦日本×フィンランド】

◆予選ラウンド(グループ2) 順位表

世界各地で開催されている試合が終了するごとに、順位表が更新されます。

最新の順位表は国際バレーボール連盟(FIVB)のウェブサイトでご確認ください。

写真提供:FIVB

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