ブルガリアにストレート勝利しフランス戦へ 男子ネーションズリーグ
日本ガイシホール(愛知県名古屋市)で行われている「バレーボールネーションズリーグ2023」男子名古屋大会。昨日9日(金)から予選ラウンド3連戦に臨んでいる男子日本代表チームは本日10日(土)ブルガリアと対戦し、セットカウント3-0(25-22、25-21、26-24)のストレートで勝利しました。
昨日、試合の途中から出場したミドルブロッカーの髙橋健太郎選手がスタートから起用され、好調なアタックで活躍。第1セットの序盤は互いに点を重ねますが、長いラリーを西田有志選手の得点で制してチームに勢いを与えます。後半は体調不良の高梨健太選手に代わって大会に登録された大塚達宣選手が起用に応え、25-22で日本が先取します。第2セットも序盤から拮抗した状況が続きますが、後半にリリーフサーバーとして登場したチーム最年少の甲斐優斗選手がサーブで相手を崩し、このセットも25-21で日本が連取します。第3セットも序盤は変わらず互角の戦いが続き、なかなか点差が開かないまま中盤を迎えますが、キャプテンの石川祐希選手が見事なサービスエースを決め、流れは日本に傾いたかに思われました。しかし、後のないブルガリアが粘り強いディフェンスを見せ、22ー22と同点とすると、先にセットポイントに持ち込みます。負けじと食らいついた日本がデュースとすると、最後は西田選手、石川選手が続けざまに得点を決め26-24とし、セットカウント3-0のストレートでブルガリアを下しました。
名古屋大会最終戦となる明日11日(日)、男子日本代表チームはFIVB世界ランキング4位のフランス(試合終了時点。日本は同7位)と対戦します。フランスは東京2020オリンピック王者であり、昨年のネーションズリーグも制している強豪。また、昨年9月に「2022男子世界選手権」の決勝ラウンドで対戦した際には惜しくもフルセットの末に敗れた相手でもあります。予選ラウンド4戦目にして早速大一番に臨む男子日本代表チームに熱いご声援をお送りください。
<次戦>
6月11日(日)19:10 日本×フランス
BS-TBSで生中継、TBS(地上波・関東ローカル)で録画放送
写真提供:FIVB