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火の鳥NIPPONが「Vリーグ大運動会」で今シーズンの報告会を実施

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全日本女子チーム・火の鳥NIPPONが9月10日(土)、駒沢オリンピック公園 総合体育館(東京都世田谷区)で開催された「Vリーグ大運動会」で今シーズンを振り返る報告会を行いました。

報告会には本年度の火の鳥NIPPONの登録メンバーのうち、第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)女子バレーボール競技に出場した10名の選手が出席。眞鍋政義監督と、所属チームのスケジュールの都合で不参加となった座安琴希選手(RCカンヌ)、島村春世選手(NECレッドロケッツ)はビデオメッセージで会場に詰めかけたバレーボールファンにメッセージを送りました。

眞鍋政義監督(ビデオメッセージより)

「我々の目標は、前回のロンドンオリンピック以上の成績を上げることだったが、最終的に5位となった。非常に悔しい思いをしたが、選手・スタッフは最後まで日の丸をつけて頑張ってくれたので感謝している。いよいよVリーグが始まるので、会場まで足を運んでいただき応援をよろしくお願いします。オリンピック期間中は熱い応援をありがとうございました」

キャプテン・木村沙織選手

「キャプテンとして臨んだオリンピックは初めてだったので、(4回目だが)すべてが違うオリンピックになった。チームとして目指していた目標に届かなかったことが残念だったし、今までやってきたバレーの形をオリンピックの場でしっかり出し切れていなかったんじゃないかな、というところがあったのでそこは反省点。オリンピックに4回出させていただき、本当に素晴らしい大会だと実感できた。オリンピックで結果を出していくことがバレーボール界として日本のためになると思うので、そこに出るだけではなくて次の東京オリンピックではしっかり結果が残せるようなチームになればと思う」

長岡望悠選手

「初めてのオリンピックだったが、出場できたことでたくさんのことを感じられたし、いろいろな刺激があるオリンピックだった。今回の経験を財産にしてエネルギーに変えていけるかどうかは自分たち次第。これから日本のバレー界をしっかり勢いづけていけるように1人1人頑張っていけたらいいなと思う」

宮下遥選手

「ほんとうにいい経験ができたと思う。(自分たちを)応援してくださる方がたくさんいるということを改めて実感できたのでよかった。これからはチームを引っ張っていけるように頑張りたい。オリンピックでは応援ありがとうございました」

佐藤あり紗選手

「オリンピックの舞台で自分のプレーができず、チームとしても結果を残すことができなくて本当に悔しいが、この経験を後悔ではなく反省にして、今後のバレー人生に生かせていければいいなと思う。今後も変わらぬご支援とご声援をよろしくお願いします」

鍋谷友理枝選手

「ほんとうにすごい場所に立てたんだ、という思いでいる。オリンピックを経験して、自分自身のプレースタイルにもっと大きな変化をつけなければと感じたので、(所属しているデンソーエアリービーズは)チャレンジリーグでのシーズンとなるが、昇格できるように精一杯頑張りたい。これからもご声援よろしくお願いします」

山口舞選手

「前回と違い今回はチーム最年長ということもあり、役割がまた違ったので少しやりきれなかった部分があるかなと思う。このメンバーでオリンピックの舞台で戦えたことはすごく嬉しかった。これからもバレーボール界を盛り上げていけるように頑張っていきます」

島村春世選手(ビデオメッセージより)

「オリンピックでは温かく力強い応援が私たちの力になりました。ありがとうございました。今日は大運動会で皆さんと一緒に楽しむ事ができなくて残念ですが、私たちNECレッドロケッツはフィリピンでアジアクラブ女子選手権の頂点を目指し頑張ります」

荒木絵里香選手

「目指していた結果には遠く及ばなかったことが残念。自分がオリンピックシーズンにチームに帰らせてもらった意味、役割を果たしきることができなかったので、力不足というか申し訳ない気持もたくさんある。(木村)沙織(選手)を中心に、スタッフも含めた全員がすごく強い、熱い気持を持った最高のチームだったので、結果は残すことはできなかったが本当に最高のチームでやらせてもらえて感謝しかない」

石井優希選手

「世界との差を大きく感じたし、試合会場で3位決定戦や決勝戦をこの目で見られたので、Vリーグやこの先の東京オリンピックに生かしていきたい。たくさんの方に会場に足を運んでいただいて、バレーボールがもっと盛んになっていければ私たちももっと気合いが入る。これからも応援をよろしくお願いします」

迫田さおり選手

「オリンピックは誰もが行ける場所じゃない。世界最終予選も19人で戦ってきたので、その選手のためにもオリンピックでは一生懸命頑張ろうと思ったが、結果に残せなかったことは本当に残念。(Vリーグは)たくさんの人に会場へ応援に来てもらいたいし、これからバレーを始める子どもにも見てもらえるような盛り上がりのあるリーグになったらいいなと思う」

座安琴希選手(ビデオメッセージより)

「オリンピックではほんとうにたくさんのご声援をありがとうございました。ファンの皆さんの声援のお陰で最後まで戦い抜くことができた。力およばず5位となったが、世界との差や課題が明確になった。私はフランスのカンヌで新たな挑戦を始める。また成長した姿を皆さんにお見せできるよう頑張りたい」

田代佳奈美選手

「今年3月に初めて全日本女子チームの合宿に合流させてもらい、そのままオリンピックという大きい舞台に立たせてもらった。あっという間に終わってしまったな、という感じ。個人的にはディフェンス力をしっかり高めていきたい。(オリンピックの)試合中は緊張したが、すごく楽しかった」

リオデジャネイロオリンピックの終了をもって今シーズンの活動を終えた火の鳥NIPPONですが、10月29日(土)には女子のV・プレミアリーグが開幕します。今シーズン火の鳥NIPPONのメンバーとして活躍した選手たちがバレーボール国内リーグ50周年に花を添える活躍ができるよう、また2017シーズンの火の鳥NIPPONに勢いをもたらすことができるよう、皆さまの熱いご声援をよろしくお願いします。

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