日本は予選リーグ戦初戦でカザフスタンに勝利 第5回アジアカップ女子大会
「第5回アジアカップ女子大会」が9月14日(水)、ビンフック(ベトナム)で開幕しました。本大会に出場している全日本U-23女子チームは同日、カザフスタンと予選リーグ戦初戦を戦い、セットカウント3-1(25-20、25-21、17-25、25-23)で勝利。開幕戦を白星で飾りました。
第1セット、立ち上がりにカザフスタンに連続得点を許しながらも、キャプテン・山内美咲選手(東海大学4年)や坂本奈々香選手(デンソーエアリービーズ)のアタック、さらに杉郁香選手(東京女子体育大学3年)の連続サービスエースなどで20-10と大きくリードを広げます。終盤、カザフスタンにサーブレシーブを乱されて23-20と追い上げられますが、井上愛里沙選手(筑波大学3年)の一打などで25-20で第1セットを先取します。第2セットを25-21で取り、勝利に王手をかけた日本ですが、続く第3セットを17-25でカザフスタンに奪われます。勝負を決めたい第4セット、井上選手のアタックなどで8-5とリードを奪いますが、高い打点からの足の長いスパイクやブロックで対抗するカザフスタンに14-16と逆転を許します。それでも坂本選手や井上選手のアタックなどで踏ん張り23-23と同点に追いつくと、最後は野嶋華澄選手(青山学院大学1年)のサービスエースで25-23。逆転の末に第4セットを奪取しました。
◆安保澄監督
「勝つことはできたが、今日のプレーには満足していない。選手たちはゲームプランに沿った試合運びができていなかった。攻守ともによくない結果になったのは、カザフスタンのサーブとレシーブが優れていたからだと思う。明日、中国を相手にいい試合をするためにはもっと戦術を磨かなければならない」
この日行われた予選リーグ戦B組のもう1つの試合では、中国が韓国をストレート(25-17、25-14、25-16)で破り、1勝を挙げています。
日本は日本時間15日(木)20:00より、中国と予選リーグ戦2試合目を戦います。引き続き、全日本U-23女子チームへのご声援をお願いします!
写真提供:AVC