日本はイランに勝利しベスト4進出 第5回アジアカップ女子大会
「第5回アジアカップ女子大会」が9月18日(日)、ビンフック(ベトナム)で大会4日目を行いました。本大会に出場している全日本U-23女子チームは同日、イランとクウォーターファイナルラウンドで対戦すると、セットカウント3-1(25-21、20-25、25-21、25-21)で勝利し、ベスト4進出を決めました。
予選リーグ戦B組を1位で通過した日本は同A組を4位で通過したイランと4強入りを懸けて対戦。第1セット、開始早々イランにリードを奪われながら、今村優香選手(久光製薬スプリングス)の連続アタックで5-6と盛り返すと、坂本奈々香選手(デンソーエアリービーズ)のスパイクなどで11-7と逆転に成功します。終盤、イランに1点差まで追い上げられますが、25-21で振り切り第1セットを先取します。イランの強打と伸びのあるサーブで苦しめられ、第2セットを20-25で落とした日本。続く第3セットの立ち上がりから野嶋華澄選手(青山学院大学1年)、長内美和子選手(日立リヴァーレ)、松井珠己選手(日本女子体育大学1年)を起用すると、終始リードを保って25-21でこのセットを取り、勝利に王手をかけます。第4セット、長内選手、井上愛里沙選手(筑波大学3年)の得点でリードを奪うと、中盤も16-13で折り返し24-16とマッチポイントを迎えます。イランに5連続得点で24-21と追い上げられましたが、最後に今村選手がしっかりと決めて、25-21で第4セットを奪取しました。
◆安保澄監督
「イランは高さのあるブロックと巧い攻撃で非常にいい試合をしていた。失った第2セットでは、攻撃が上手く組み立てられない場面もあったが、この試合で勝ってセミファイナルラウンドに進むことができて嬉しい。(日本の試合が終わった時点で)明日の対戦相手がカザフスタンかベトナムかはまだ決まっていないが、このあと行われる両チームの試合を観て、明日(19日)の試合に向けてゲームプランを立てたい」
またこの日行われたクウォーターファイナルランドのそのほかの試合では、タイが韓国、カザフスタンがベトナム、中国がチャイニーズタイペイをそれぞれストレートで下しています。
日本は日本時間19日(月・祝)22:30より、クウォーターファイナルラウンドでベトナムを下したカザフスタンとセミファイナルラウンド(1-4位)で対戦します。予選リーグ戦での対戦時はセットカウント3-1で日本が勝利しましたが、その後の試合でカザフスタンは中国をフルセットの末に下しており、明日のセミファイナルラウンドでも警戒が必要な相手です。引き続き、全日本U-23女子チームへのご声援をお願いします!
写真提供:AVC
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競技日程(9月18日日程変更)