日本はタイに敗れて4位で本大会終了 第5回アジアカップ女子大会
「第5回アジアカップ女子大会」が9月20日(火)、ビンフック(ベトナム)で大会最終日を迎えました。本大会に出場している全日本U-23女子チームは同日、タイと3位決定戦を戦い、ストレート(22-25、16-25、17-25)で敗戦。最終成績4位で本大会を終えました。
第1セット、序盤からタイの速くて正確な攻撃に苦戦すると、山内美咲選手(東海大学4年)、井上愛里沙選手(筑波大学3年)らアタッカー陣が応戦し、5-8、14-16と食い下がります。終盤に22-22と同点に追い付きますが、タイにサイドからのスパイク、サービスエース、ブロックの3連続得点で畳み掛けられて22-25で第1セットを落とします。第2セット、中盤までは互角の戦いとなりますが、13-17と点差を広げられると、終盤には揺さぶりをかけるタイのサーブに防戦一方となり、16-25でセットを落とします。第3セット、山内選手、丸尾遥香選手(筑波大学2年)、野嶋華澄選手(青山学院大学1年)らの得点で6-8と食い下がりますが、第2セットと同じく中盤に点差を広げられると、井上選手や今村優香選手(久光製薬スプリングス)らの反撃も敵わず、17-25でストレートでの敗戦となりました。
また同日に行われた決勝戦では、中国がカザフスタンをストレート(25-19、25-19、25-13)で下し、前回2014年大会に続き大会2連覇を果たしています。
また、決勝戦終了後に本大会のベストプレーヤーが発表され、優勝した中国のウィングスパイカー・LI Jing選手がMVPに選出されました。
◆第5回アジアカップ女子大会 最終順位
1位: 中国
2位: カザフスタン
3位: タイ
4位: 日本
5位: チャイニーズタイペイ
6位: イラン
7位: ベトナム
8位: 韓国
◆第5回アジアカップ女子大会 個人賞
ベストウィングスパイカー賞: LI Jing選手(中国)
ベストウィングスパイカー賞: アチャラポーン・コンヨット選手(タイ)
ベストミドルブロッカー賞: クリスティーナ・アニコノワ選手(カザフスタン)
ベストミドルブロッカー賞: YANG Zhou選手(中国)
ベストリベロ賞: ピヤヌット・パンノイ選手(タイ)
ベストセッター賞: イリーナ・ルコムスカヤ選手(カザフスタン)
ベストオポジット賞: エカテリーナ・ジダノワ選手(カザフスタン)
MVP: LI Jing選手(中国)
※中国チームの選手は漢字・カナ表記が不明のため、英文表記としております。
全日本U-23女子チームへのたくさんのご声援、ありがとうございました。なお、明日22日(木・祝)からは、「第5回アジアカップ男子大会」が開幕し、日本からはTeam CORE・男子の酒井新悟監督が率いる全日本U-23男子チームが出場します。引き続き、全日本U-23男子チームへのご声援もよろしくお願いします。