イランとの再戦はフルセットの末に敗戦 第5回アジアカップ男子大会
「第5回アジアカップ男子大会」が9月27日(火)、ナコンパトム(タイ)で大会5日目を行いました。前日26日(月)のクウォーターファイナルラウンドでカザフスタンに勝利した全日本U-23男子チームはこの日、イランとセミファイナルラウンド(1-4位)で対戦し、フルセット(21-25、25-17、20-25、25-23、11-15)の末に敗戦。3位決定戦に回りました。
第1セット、前回対戦時と同様にイランのブロックが日本のアタッカー陣の前に立ちふさがり、3-8、11-16とリードを許します。日本はピンチサーバーの樋口裕希選手(筑波大学2年)のサーブを起点に追い上げを図りますが、21-25で第1セットを落とします。第2セット、前半は一進一退の展開となりますが、小野寺太志選手(東海大学3年)のブロックや石川祐希選手(中央大学3年)のスパイクで14-13と逆転に成功すると、終盤には高梨健太選手(日本体育大学2年)のサービスエースなどで3連続得点を挙げ、25-17でセットを取り返します。続く第3セットを25-20でイラン、第4セットを25-23で日本が取り迎えた第5セット、石川選手の連続得点で幸先よくリードを奪いますが、イランにサービスエースを決められ逆転を許します。終盤、再びイランにサービスエースを決められると、小野寺選手のスパイクなどで応戦したものの、11-15で第5セットを落とし、予選リーグ戦で敗れた雪辱を果たすことはできませんでした。
この日行われたセミファイナルラウンド(1-4位)のもうひとつの試合で、中国がチャイニーズタイペイをストレート(25-23、34-32、25-22)で下しました。この結果、決勝戦ではイランと中国が対戦することになりました。日本は日本時間28日(水)18:30よりチャイニーズタイペイと3位決定戦を戦います。最後まで全日本U-23男子チームへのご声援をお願いします!
写真提供:AVC
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競技日程(9月28日更新)