久光製薬スプリングス、地元・フィリピンのPSLマニラを下して5-6位決定戦へ FIVB世界クラブ女子選手権大会2016
女子クラブチームの世界一を決める「FIVB世界クラブ女子選手権大会2016」が10月22日(土)、マニラ(フィリピン)で大会5日目を行いました。予選リーグ戦B組を1勝2敗の3位で通過した久光製薬スプリングスは同日、地元・フィリピンのPSLマニラとセミファイナルラウンド(5-8位)で対戦し、ストレート(25-15、25-18、25-21)で勝利。最終日の明日23日(日)に行われる5-6位決定戦に進みました。
第1セット、この試合で5つのブロックポイントを奪ったマヤ・トカルスカ選手がPSLマニラの攻撃を封じると、25-15で幸先よくセットを先取します。第2セット、強打と軟打で相手を揺さぶると、前セットに続きトカルスカ選手のブロックなどで得点し、25-18で2セット連取に成功します。迎えた第3セット、リベロ・筒井さやか選手が好守でチームを牽引すると、終始久光製薬スプリングスのペースで試合を進め、25-21でセットを取りました。
◆久光製薬スプリングス 中田久美監督 コメント
「今日のPSLマニラとの1戦は、地元の大声援もあり大変盛り上がる試合だった。リベロ・筒井(さやか選手)を中心に粘りのバレーを見せ、終始久光製薬スプリングスの流れで試合を展開できたことがチームの勝因。本大会最終戦となる明日(23日)のレクソナSescとの試合、悔いなく終えられるようチーム一丸となって試合に臨みたい。明日も温かいご声援をよろしくお願いします」
なお、優勝の行方を占うセミファイナルラウンド(1-4位)では、前回優勝のエジザジュバシュ・ヴィトラ・イスタンブールが同じトルコのワクフバンク・イスタンブールをセットカウント3-1(25-23、19-25、25-17、25-23)で、またポミ・カサルマジョーレが前回3位のヴォレロ・チューリヒをセットカウント3-1(25-27、25-23、25-17、25-23)でそれぞれ下して決勝戦に駒を進めました。
18日(火)に開幕したFIVB世界クラブ女子選手権大会2016もいよいよ明日23日(日)に最終日を迎えます。久光製薬スプリングスは明日23日(日)、セミファイナルラウンド(5-8位)でタイのバンコク・グラスを下したブラジルのレクソナSescと5-6位決定戦を戦います。最後まで久光製薬スプリングスへのご声援をよろしくお願いいたします!
写真提供:FIVB