久光製薬スプリングスは6位で終了 FIVB世界クラブ女子選手権大会
女子クラブチームの世界一を決める「FIVB世界クラブ女子選手権大会2016」が10月23日(日)、マニラ(フィリピン)で大会最終日を迎えました。久光製薬スプリングスは同日、ブラジルのレクソナSescと5-6位決定戦を戦い、フルセット(25-20、22-25、15-25、32-30、7-15)の末に敗戦。本大会を6位で終えました。
第1セット、ウィングスパイカー陣とセッター・中大路絢野の息の合ったコンビネーションで得点を重ね、25-20でセットを先取します。第2セット、レクソナSescのスパイクをブロックにかけて切り返しから得点を重ねますが、終盤にサーブレシーブが崩れたとこを突かれて、22-25でセットを落とします。続く第3セットを15-25で落とし後がない第4セット、キャプテンの長岡望悠選手が攻守でチームを盛り立てると、チーム最多19得点の新鍋理沙選手や石井優希選手のスパイクなどで32-30と競り勝ちます。ところが最終第5セット、序盤からレクソナSescにペースを握られると、叩きつけられるようなスパイクに反撃できず7-15でセットを落としました。
◆久光製薬スプリングス 中田久美監督 コメント
「最終日まで久光製薬スプリングスへ熱いご声援をお送りくださった皆さま、ありがとうございました。本大会を6位という結果で終え、悔しい気持ちもあるが、貴重な経験ができたことに大変感謝している。今日(23日)の試合はフルセットの末に敗れたが、高さもスピードもあるチームを相手に、競った状況で勝ち取った4セット目は今後に大きく生かされる内容だった。本大会での経験を今後に生かし、久光製薬スプリングスのバレーに磨きをかけたい。今後も久光製薬スプリングスへ温かいご声援をよろしくお願いいたします」
◆FIVB世界クラブ女子選手権大会 最終順位
1位: エジザジュバシュ・ヴィトラ・イスタンブール(トルコ)
2位: ポミ・カサルマジョーレ(イタリア)
3位: ワクフバンク・イスタンブール(トルコ)
4位: ヴォレロ・チューリヒ(スイス)
5位: レクソナSesc(ブラジル)
6位: 久光製薬スプリングス(日本)
7位: バンコク・グラス(タイ)
8位: PSLマニラ(フィリピン)
◆FIVB世界クラブ女子選手権大会 個人賞
ベストアウトサイドスパイカー賞: 朱 婷(シュ,テイ)選手(ワクフバンク)
ベストアウトサイドスパイカー賞: タチアナ・コシェレワ選手(エジザジュバシュ)
ベストミドルブロッカー賞: ミレーナ・ラシッチ選手(ワクフバンク)
ベストミドルブロッカー賞: フォルケ・アキンラデウォ選手(チューリヒ)
ベストリベロ: ファビアナ・オリベイラ選手(レクソナSesc)
ベストセッター: カーリー・ロイド選手(カサルマジョーレ)
ベストオポジットスパイカー: ティヤナ・ボシュコビッチ選手(エジザジュバシュ)
MVP: ティヤナ・ボシュコビッチ選手(エジザジュバシュ)
久光製薬スプリングスへのたくさんのご声援をありがとうございました。久光製薬スプリングスは日本への帰国後、29日(土)に2016/17 V・プレミアリーグ女子の開幕を迎えます。引き続き、V・プレミアリーグでの熱戦にもご注目ください。
写真提供:FIVB