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男子に続きV・プレミアリーグ女子が開幕、開幕初戦は久光製薬スプリングスが日立リヴァーレに勝利!

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2016/17 V・プレミアリーグ女子が10月29日(土)、東京体育館(東京都渋谷区)にて開幕しました。

バレーボール国内リーグ50周年という節目である今シーズンのV・プレミアリーグ女子開幕戦は、本日29日(土)、明日30日(日)の2日間にわたり、いずれも東京体育館にて開催されます。本日から2017年1月29日(日)まで行われるV・レギュラーラウンドでは全8チームが3回戦総当り戦を行い、8チーム中6チームがV・ファイナルステージのファイナル6に駒を進めます。

開幕戦初日のオープニングゲームでは、2015/16 V・プレミアリーグのファイナルを戦った久光製薬スプリングスと日立リヴァーレが対戦。第1セット、序盤は日立リヴァーレのリードで試合が進みますが、新鍋理沙選手の連続サービスエースで久光製薬スプリングスが一気に流れを引き寄せます。対する日立リヴァーレも佐藤あり紗選手、内瀬戸真実選手らの粘り強いスパイクレシーブからラリーに持ち込みますが、要所で得点を積み重ねた久光製薬スプリングスが25-17でセットを先取します。続く第2セットを26-24とデュースの末に久光製薬スプリングスが奪取し迎えた第3セット、キャプテンの長岡望悠選手ら層の厚い攻撃陣を中大路絢野選手が巧みに操り得点を積み重ねると、最後は野本梨佳選手が日立リヴァーレの新加入・カースティ・ジャクソン選手をシャットアウトし、25-17。久光製薬スプリングスがストレート(25-17、26-24、25-17)で初戦勝利を手中に収めました。

開幕戦を白星で飾った久光製薬スプリングスのキャプテン・長岡望悠選手は「開幕戦で難しい部分もあったが、今日は中大路(絢野)選手のいいトス回しもあり、いいリズムで攻撃ができていた。日立リヴァーレの守備が堅く、早い展開のバレーに対し、どれだけ対応できるかが大事だった」と振り返りました。中田久美全日本女子新監督の後を受けて指揮を執る酒井新悟監督は「合流から時間もなく、1番不安があったのは自分自身に対してだった。出だしはもたついたが、選手たちはしっかりと仕事をしてくれた。このチームには若くていい選手もたくさんいる。誰が出ても力を落とさず戦っていけるようにしたい」とコメントしました。

なお、オープニングマッチに先立ち、東京体育館では開幕イベントが行われました。2016/17 Vリーグオフィシャルサポーター・上野優華さんのスペシャルライブのあと、V・プレミアリーグ女子の全8チームの選手がコートに集結。昨シーズン優勝チームである久光製薬スプリングスのキャプテン・長岡望悠選手が「50周年の節目の年を迎えたVリーグを盛り上げるとともに世界に通用する日本のバレーを築き上げ、更なる感動を日本の皆さまにお届けできるように全力を尽くします」と宣誓しました。

試合後には2016/17 Vリーグオフィシャルサポーターの上野優華さんとVリーグのテーマソング「View To The Top“V.LEAGUE 50th anniversary rearranged version”」を手掛けたTeatro Raffinato(テアトロ・ラッフィナート)とのスペシャルコラボレーションが実現。国内リーグ50周年を迎えたV・プレミアリーグの幕開けに花を添えました。

さらに、V・プレミア女子の全8チームの代表選手のトークショー、指名した選手のサイン入りグッズが当たる抽選会などが行われました。

久光製薬スプリングスの勝利でスタートを切った今シーズンのV・プレミアリーグ女子。開幕戦2日目の明日30日(日)は11:05より、3試合が行われます。約5カ月後の2017年3月17日(金)、18日(土)に東京体育館(東京都渋谷区)にて開催されるファイナルを目指して戦う各チームに、ぜひ会場で熱いご声援をお願いします!!

◆10月30日(日)の対戦カード

第1試合 東レアローズ×PFUブルーキャッツ 11:05~

第2試合 トヨタ車体クインシーズ×JTマーヴェラス

第3試合 NECレッドロケッツ×岡山シーガルズ