大山加奈さん、CLUB EHIMEを講師に『目指せ!未来の全日本選手!丸大バレーボール教室!』を愛媛県武道館で開催
『目指せ!未来の全日本選手!丸大バレーボール教室!』(主催:愛媛県バレーボール協会、協賛:丸大食品株式会社)が11月5日(土)、愛媛県武道館(愛媛県松山市)で開催されました。アテネオリンピック日本代表の大山加奈さんを講師に迎え、元NECでプレーされ、現在は全日本クラブカップ2連覇を果たしたCLUB EHIMEの監督を務める矢野美紀さんと、CLUB EHIMEの選手の皆さんにもお越しいただき、約130名の小・中学生がバレーボールを楽しみました!
教室のはじめに、愛媛県バレーボール協会の中村進会長が「来年、愛媛県で国体が開催されます。今回のバレーボール教室を、将来の国体やオリンピック選手に向けた第一歩としていただければと思います。丸大食品株式会社様が『わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい。』をスローガンに掲げていらっしゃいますが、今日はその通り、わんぱくにバレーボールをしてください」と挨拶。丸大食品株式会社西日本統括営業部の山川裕執行役員統括営業部長が「愛媛県での丸大バレーボール教室は、今回が4回目となりました。本日選ばれた皆さんには、怪我がないように元気にプレーしていただきたいと思います」と激励しました。
教室では、ゲームを織り交ぜたウォーミングアップの後、2個のボールを使った対人パスや円陣パスの練習を行いました。大山さんは「ボールをパスする相手がどんな状況か見るために目を使ってください」とアドバイスを送り、また「どうやったら2個のボールのパスがうまくいくのか、仲間と話し合ってみてください」と言うと、子どもたちがそれぞれにアイディアを出し合い、工夫してボールをつなぐ姿が見られました。レセプション(サーブレシーブ)練習やディグ(スパイクレシーブ)練習なども行い、教室の最後には大山さんやCLUB EHIMEの選手たちによるスパイクを、子どもたちが果敢にレシーブ。教室は盛り上がりの内に終了しました。
大山さんは「コートでは、選手6人の『点』が『線』でつながらなければなりません。相手への思いやりの気持ちを持ってプレーしましょう。また、監督からの話を聞くだけでなく、チームメイト同士で話し合うことも大切です」、「練習中に監督からもっと大きな声を出すように言われることがあると思います。どうしてでしょうか?バレーボールの試合が行われる体育館は、普段練習をしている体育館よりも大きく、他のチームの選手や保護者の方もたくさん来ているので、周りの声が聞こえにくいことが多いです。大きな声でなければチームメイトに伝わりません。本番と同じ声を練習から出すことが、本番にもつながるのです」と語りかけ、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。
また大山さんは「来年1月28日と29日には、ここ愛媛県武道館に、女子の東レアローズ、久光製薬スプリングス、日立リヴァーレ、NECレッドロケッツがやってきて、V・プレミアリーグの試合が開催されます。オリンピックに出た選手も多く来ます。すごいプレーが見られるチャンスですので、ぜひ見に来てください」とメッセージを送りました。
教室終了後に子どもたちは、大山さん、矢野さん、CLUB EHIMEの選手たちとハイタッチをしながら退場しました。また、集合写真と大山さんのサインが入った「修了証」と、お土産がプレゼントされました。