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【訃報】東京オリンピック 金メダリスト 磯辺サタさん(72歳)逝去

「東洋の魔女」の愛称で親しまれた全日本女子チームの一員として1964年東京オリンピックに出場し、金メダル獲得に貢献された丸山サタ(まるやまさた/旧姓:磯辺)さんが、12月18日(日)にご逝去されました。生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。

故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

氏名(ふりがな) 故 丸山 サタ(まるやま さた) 旧姓: 磯辺(いそべ) 享年 72歳
団体名・役職 東京オリンピック 金メダリスト(全日本女子チーム)
死亡日時 2016年12月18日(日) 22時13分自宅にて死去

主な経歴

■生年月日: 1943年12月19日生、千葉県出身
四天王寺高等学校卒業、日紡貝塚に入部
1962年 世界選手権(ソ連/優勝)
1964年 東京オリンピック(日本/優勝)
1965年 引退

◆木村憲治公益財団法人日本バレーボール協会会長兼強化事業本部本部長 コメント

「丸山(磯辺)サタさんの突然の訃報に接し、驚き言葉を失っております。ご家族の皆様方のお悲しみをお察し申し上げますとともに、故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。私自身が全日本男子チームのメンバーに選ばれたばかりの頃、ほんの少しではございますが丸山さんと活動をともにさせていただいたことを今でも覚えております。丸山さんは当時の全日本女子チームの中では若手のメンバーでしたが、東京オリンピックでは『東洋の魔女』のメンバーとして日本に金メダルをもたらす活躍をされました。2020年東京オリンピックでも『丸山(磯辺)さんの再来』とも言える若手選手の台頭が期待されます。丸山さんのご遺志に応えるべく、関係者一同が力を合わせ、2020年東京オリンピックあるいはその先の未来に向けて日本バレーを盛り上げてゆく所存でございます」

◆中田久美全日本女子バレーボールチーム新監督

「『東洋の魔女』と呼ばれた全日本女子チームの一員として1964年東京オリンピックに出場され、金メダルの獲得に貢献された丸山(磯辺)サタさんがご逝去されたことを知り、大変驚いております。2020年、オリンピックのバレーボール競技が生誕した東京の地に、バレーボールが『里帰り』することを、丸山さんも楽しみにしてくださっていたものと思います。日本バレーの礎を築かれたお一人である丸山さんへの心からの感謝を胸に、『東京オリンピックで金メダル』を再現すべく、日本バレーボール界を挙げて全力で強化に取り組んで参ります」