国際大会

今大会ホームのタイにストレートで勝利し、ファイナルラウンド進出を決める 女子ネーションズリーグ

「バレーボールネーションズリーグ2023」予選ラウンド第3週タイ大会第3戦。7月1日(土)にFIVB世界ランキング8位(試合開始前時点)のバレーボール女子日本代表チームは同14位のタイと対戦し、セットカウント3-0(25-18、25-22、25-20)のストレートで勝利し、ファイナルラウンド進出を決めました。

ファイナルラウンド進出に向けて負けられない一戦。完全アウェーでホームであるタイへの声援が大きい中、第1セット序盤から関菜々巳選手はミドルブロッカーの攻撃を効果的に使いリードします。さらに石川真佑選手のバックアタックで流れを掴んだ日本は、関選手や荒木彩花選手がサーブで攻めていき、15-7と大きくリードします。終盤も古賀紗理那選手を中心にスパイクを決めて25-18で第1セットを先取します。続く第2セットも序盤から古賀選手のサーブで崩し日本が優位に試合を進めていくと思われましたが、8-9と逆転されてしまい、さらに13-13の同点の場面で荒木選手にアクシデントが発生。入澤まい選手を投入します。そこから終盤にかけて点差が広がらない一進一退の攻防が続きますが、最後は石川選手が決め切り25-22で2セットを連取します。第3セットは林琴奈選手のスパイクや関選手のサービスエースでリードを奪うもシーソーゲームが続きます。山田二千華選手のブロックなどで先に一歩抜け出した日本は、西村弥菜美選手と古賀選手を中心とした守りで終始主導権を渡しません。タイも粘りをみせ1点差まで詰め寄ってくる場面もありましたが、最後は古賀選手のブロックで25-20とし、ストレートでタイに勝利。最終戦のイタリア戦を前にファイナルラウンド進出を決めました。

女子日本代表チームは本日7月2日(日)にFIVB世界ランキング2位の強豪イタリアと対戦します。ファイナルラウンド進出を決め勢いに乗る女子日本代表チームに引き続き応援をお願いいたします。

<次戦>
7月2日(日)19:00 日本×イタリア

BS-TBSで18:54から放送

写真提供:FIVB