2024男子U20アジア選手権大会

RESULTS

試合結果

最終順位

  1. イラン
  2. 韓国
  3. 日本
  4. インドネシア
  5. カザフスタン
  6. インド
  7. 中国
  8. サウジアラビア
  1. タイ
  2. チャイニーズタイペイ
  3. オーストラリア
  4. ホンコンチャイナ
  5. ベトナム
  6. バングラデシュ
  7. クウェート
  8. カタール
7月30日 日本×インドネシア 3位決定戦
チーム セットカウント 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本 3 23 27 25 25
インドネシア 1 25 25 18 20
チーム 日本 インドネシア
セットカウント 3 1
1セット 23 25
2セット 27 25
3セット 25 18
4セット 25 20
5セット
【戦評】

【第1セット】

序盤から一進一退の攻防が続き、15-15の場面で小野駿太選手が連続得点を決め17-15とする。インドネシアも意地を見せ、21-21の同点となったところで、日本は2回目のタイムアウトを取る。互いに譲らず23-23となると、葭原逢太選手をリリーフサーバーで起用するも、相手の攻撃が決まり23-24。最後は尾藤大輝選手のスパイクがアウトとなり、23-25でこのセットを落とす。

【第2セット】

第1セットと同様、一進一退の展開になる。16-16から相手に2連続得点を許し16-18とされるも、その後尾藤選手、小野選手のスパイクが決まり20-20の同点に追い付く。その後23-24のセットポイントの場面で山下彪選手が相手の時間差攻撃をブロックし24-24の同点とする。そして坂本アンディ世凪選手が相手のレフト攻撃をブロックしセットポイントを握ると、最後は相手のスパイクがアウトになり27-25でセットを取り、セットカウント1-1とする。

【第3セット】

セッターを寺林和博選手から平野悠広選手に代えて臨む。山下選手のブロックでブレイクし7-4とリードすると、リベロの亀岡聖成選手のスパイクレシーブから尾藤選手のスパイク、さらに小野選手のスパイクでリードを広げ25-18で第3セットを取る。

【第4セット】

序盤、互いにサイドアウトが続くが、平野悠広選手のサービスエースと小野選手のスパイクが決まり、11-10とする。その後もリードを保ちながら試合は終盤へ突入。小野選手や白野大稀選手のスパイクが決まり23-18と点差を広げると、最後は尾藤選手のスパイクが決まり25-20。セットカウント3-1で勝利し、本大会3位を決めた。

7月29日 日本×韓国 準決勝
チーム セットカウント 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本 2 20 19 25 25 11
韓国 3 25 25 21 21 15
チーム 日本 韓国
セットカウント 2 3
1セット 20 25
2セット 19 25
3セット 25 21
4セット 25 21
5セット 11 15
【戦評】

【第1セット】

序盤は4-3とわずかにリードをするものの、3-6となったところで日本が1回目のタイムアウトを取る。その後も韓国のバックアタックが連続で決まり、さらにリードを広げられる。それでも小野駿太選手がスパイクとブロックを決め16-20とすると、相手のミスもあり20-22と追い上げる。しかしそこから連続失点を喫し20-25で第1セットを奪われる。

【第2セット】

日本は第1セットから白野大稀選手に代わり、坂本アンディ世凪選手をスタートから起用する。しかし流れを変えられず、4-6とリードを許したところで日本が1回目のタイムアウトを取る。その後尾藤大輝選手の連続得点で2点差に迫るも、膠着状態が続く。終盤相手にブレイクを許し点差を広げられ、最後は坂本選手のレフトからのスパイクがブロックされて19-25でセットを奪われた。

【第3セット】

白野選手をスタートで使い、第1セットと同じのローテーションに戻す。小野選手のスパイクや尾藤選手のサービスエースなどで12-10とリードすると、亀岡選手のスパイクレシーブから尾藤選手、小野選手がスパイクを決めリードを広げる。終盤やや追い上げられるも、最後は小野選手がレフトからスパイクを決めて25-21で第3セットを取る。

【第4セット】

序盤は互いにサイドアウトを取り合う展開となり、4-6となったところで日本が1回目のタイムアウト。その後、尾藤選手と小野選手のスパイクが決まり15-13となったところで,相手が1回目のタイムアウトを取る。18-14から山下彪選手に代わって葭原逢太選手がリリーフサーバーで出場すると、秋本選手が相手のクイック攻撃をブロックし19-14とリードを広げる。その後もブレイクに成功し、最後は白野選手がレフトからスパイクを叩き込み、25-21でセット取り、セットカウント2-2とする。

【第5セット】

序盤は得点を取り合いとなり、5-5で進む。6-7の場面で小野選手がブロックにつかまり6-8でコートチェンジとなると、今度は尾藤選手がブロックにつかまり8-11となる。日本は粘りを見せるが相手の強烈なスパイクを拾えず、最後は相手のスパイクが決まり、11-15でセットを落とし2-3で敗戦となった。

7月28日 日本×インドネシア 2次ラウンド
チーム セットカウント 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(3勝0敗)
3 28 25 25
インドネシア
(2勝1敗)
0 26 22 21
チーム 日本
(3勝0敗)
インドネシア
(2勝1敗)
セットカウント 3 0
1セット 28 26
2セット 25 22
3セット 25 21
4セット
5セット
【戦評】

【第1セット】

満員の中行われた地元インドネシアとの試合は、序盤4-3と日本がわずかにリードする。そこから尾藤大輝選手のバックアタック、山下彪選手のサービスエースで8-4とするとインドネシアが1回目のタイムアウトを取る。その後8-6の場面で相手オポジットが足を負傷し交代するが、一進一退の展開が続くと、そのオポジットがコートに戻り拮抗状態が続く。日本が尾藤選手の攻撃で21-18とすると、インドネシアは2連続得点で1点差に迫る。相手の勢いは止まらず、24-25とセットポイントを握られるが、尾藤選手がバックアタックを決め25-25と同点に追い付くと、小野駿太選手のサービスエースで27-26、最後は秋本選手のブロックが決まり28-26で接戦の第1セットを取る。

【第2セット】

序盤は白野大稀選手のパイプ攻撃や尾藤選手のブロックなどで5-1とリードする。さらに白野選手を中心に攻撃が決まり13-7とリードを広げる。その後、白野選手と尾藤選手のスパイクがアウトになり点差を縮められるも小野選手のスパイクなどで21-19とし、相手が2回目のタイムアウトを取る。その後は小野選手のサービスエースで22-20,さらに小野選手がパイプ攻撃が決まり、24-21とセットポイントを取り、最後は相手のスパイクミスで第2セットも取った。

【第3セット】

セッターを寺林選手から平野悠広選手に代えてスタート。立ち上がりは相手のサービスエースなどで4-3となり、互いに持ち味を出す展開となる。その後も互いの攻撃が決まると、日本は小野選手、尾藤選手、白野選手にボールを集め得点を重ね23-20とリードをしたところで、相手が2回目のタイムアウトを取る。その後も白野選手がスパイクを決め25-21で第3セットも取り、セットカウント3-0で勝利した。

7月27日 日本×サウジアラビア 2次ラウンド
チーム セットカウント 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(2勝0敗)
3 25 25 25
サウジアラビア
(0勝2敗)
0 13 14 23
チーム 日本
(2勝0敗)
サウジアラビア
(0勝2敗)
セットカウント 3 0
1セット 25 13
2セット 25 14
3セット 25 23
4セット
5セット
【戦評】

【第1セット】

予選ラウンドを無敗で通過し勢いに乗る日本は、秋本悠月選手のクイックが決まり先制点を奪う。その後、互いにサイドアウトを取り合い、10-7のところで小野駿太選手が強烈なサーブで崩すと、返ってきたボールを白野大稀選手がダイレクトアタックで決め、サウジアラビアが1回目のタイムアウトを取る。その後もリベロ亀岡聖成選手のスパイクレシーブから最後は白野選手が決め、18-10とリードを広げる。さらに白野選手はジャンプサーブがネットインし得点するなど、スピードサーブで流れを渡さず、25-14で第1セットを奪った。

【第2セット】

序盤、秋本選手のクイックなどで6-1と有利り試合が進める。その後も正確なサーブレシーブから寺橋和博選手の相手に的を絞らせないトス、白野選手や尾藤大輝選手が得点を重ね11-3とリードを広げる。サウジアラビアは2回目のタイムアウトを取るが、その後も日本は、秋本選手と尾藤選手のブロックが決めり、25-13で第2セットを奪った。

【第3セット】

立ち上がりはサウジアラビアの緩急をつけたサーブに苦しみ、4-5と初めてリードを許す展開となる。それでも、山下彪選手のサービスエース、秋本選手のブロックなどで対抗する。その後、小野選手がブロックされ13-13となった場面で日本がこの試合初めて、タイムアウトを取る。それでも拮抗した試合は20-20で秋本悠月選手がサービスエースを奪い、日本がリードすると、23-23で相手のサーブがミスとなりマッチポイントを迎える。最後は秋本選手が相手のパイプ攻撃をブロックし,25-23でセットを奪い、3-0で日本が勝利した。

予選ラウンド順位表(C組)

7月25日 日本×インド 予選ラウンド
チーム セットカウント 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(3勝0敗)
3 25 25 25 17 15
インド
(2勝1敗)
2 14 15 27 25 13
チーム 日本
(3勝0敗)
インド
(2勝1敗)
セットカウント 3 2
1セット 25 14
2セット 25 15
3セット 25 27
4セット 17 25
5セット 15 13
【戦評】

【第1セット】

インドの高い打点からのバックアタックと、強烈なスパイクで2-4とリードされる。その後、白野大稀選手のサービスエースなどで6-6に追いつく。ここから小野駿太選手がサーブエースにバックアタックと次々と得点を重ねていき、20-13となったところでインドが2回目のタイムアウトを取る。最後は寺林和博選手がレフトからの攻撃をブロックし、25-14で取る。

【第2セット】

白野選手のブロックなどで4-0といいスタートを切る。その後も秋本悠月選手,山下彪選手のクイック攻撃が決まり、7-3とリードをする。その後はサイドアウトの取り合いとなるがインドにミスが出始め18-12と日本がリードを広げる。その後も白野選手のサービスエース、尾藤大輝選手のライトからのスパイクで25-15とセットを連取した。

【第3セット】

立ち上がりは白野選手が相手の高いブロック阻まれるなど3-7とリードをされ、日本はこの試合はじめてタイムアウトを取る。このセットからインドの攻撃が決まり始め13-19となったところで、葭原逢太選手を投入すると、その葭原選手がスパイクを決め17-23、さらに尾藤選手がサービスエースを取り19-24とする。その後相手にミスが出て24-24と同点に追いつく。しかし、インドの高い打点からのクイックが決まり25-26でセットポイント。最後は相手のサービスエースでこの大会初めてセットを奪われた。

【第4セット】

白野選手に替わって葭原選手がスタートから起用される。序盤は互いにサイドアウトを取り合う展開となるも、このセットもインドの高いブロックと強烈なスパイクに苦しみ12-19とリードを許す。ミスも重なってしまい、17-25。セットカウント2-2となった。

【第5セット】

尾藤選手が2本連続でブロックに合い、0-3と厳しいスタートとなってしまう。それでも白野選手のブロックで3-3とすると、一進一退の攻防が続く中、白野選手のバックアタックなどで,11-8と徐々にリードを広げていく。しかし、相手の高いクイック攻撃やバックアタックが決まり12-12の同点に。ここで小野選手がスパイクを決めて13-12。さらに相手のミスが出て14-12とマッチポイントを迎え、最後は尾藤選手がサイドから決めて15-12。3-2のフルセットで勝利し、日本は3連勝で予選ラウンド1位通過を決めた。

◆予選ラウンドC組最終順位
1位:日本(3勝0敗)
2位:インド(2勝1敗)
3位:バングラデシュ(1勝2敗)
4位:クウェート(0勝3敗)

7月24日 日本×バングラデシュ 予選ラウンド
チーム セットカウント 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(2勝0敗)
3 25 25 25    
バングラデシュ
(0勝2敗)
0 7 22 15    
チーム 日本
(2勝0敗)
バングラデシュ
(0勝2敗)
セットカウント 3 0
1セット 25 7
2セット 25 22
3セット 25 15
4セット    
5セット    
【戦評】

【第1セット】

秋本悠月選手、小野駿太選手のクイックなどで連続得点をあげ4-0とリードする。その後も葭原逢太選手、小野選手がサービスエースを決め16-4と大きくリードを広げる。小野選手は終盤にも連続のサービスエースで第1セットを25-7で先取する。

【第2セット】

葭原選手に代えて白野大稀選手をスタートから投入する。日本はタッチネットなどの反則で1-5となったところでタイムアウトを要求する。その後セッターの平野悠広選手をコートに送り出す。白野選手のブロックなどで徐々にリズムを取り戻し7-9となったところで相手がタイムアウト。その後や一進一退の攻防が続くが粘り強いレシーブから21-19となったところで相手が2度目のタイムアウトを要求する。接戦となるも、フェイントを有効に使い25-22と逆転で第2セットを奪う。

【第3セット】

小野選手のバックアタックで先制する。その後も尾藤大輝選手のライト攻撃や山下彪選手のブロックが決まりリードを広げる。さらに小野選手のサービスエースが決まり13-8となり相手がタイムアウトを取る。相手のサービスエースで点差を縮められる場面もあったが終始優位に試合を進めていき18-12になったところで相手がタイムアウトを要求する。その後もミスのないプレーで25-15。2試合連続でストレート勝ちとなった。

7月23日 日本×クウェート 予選ラウンド
チーム セットカウント 1セット 2セット 3セット 4セット 5セット
日本
(1勝0敗)
3 25 25 25
クウェート
(0勝1敗)
0 15 14 12
チーム 日本
(1勝0敗)
クウェート
(0勝1敗)
セットカウント 3 0
1セット 25 15
2セット 25 14
3セット 25 12
4セット
5セット
【戦評】

【第1セット】

いきなり、秋本悠月選手がブロックを決めると、その後も秋本選手のBクイックや尾藤大輝選手のライトからスパイクで6-2とし、クウェートが1回目のタイムアウトを要求する。日本のスパイクミスなどで2点差まで迫られる場面もあったが尾藤選手の連続サービスエースで15-10となったところでクウェートが2回目のタイムアウトを取る。タイムアウト後も尾藤選手がサービスエース、さらに葭原逢太選手のパイプ攻撃で19-11とリードを広げ、1セットを25-15で先取する。

【第2セット】

序盤互いにミスをしながらも日本が9-6とリードする展開。寺林和博選手のサービスエースでさらにリードを広げると、その後も粘り強いレシーブから得点を重ねる。18-11になったところで葭原選手に代わり起用された藤山智朗選手がスパイクを決める。さらに藤山選手や尾藤選手が要所でスパイクを決めて25-14でこのセットも奪う。

【第3セット】

ミスの少ないバレーで9-4とリードした所でクウェートがタイムアウト。その後も落ち着いたプレーから点数を重ね大きくリードを広げる。小野駿太選手がバックアタックを連続で決めるなど、安定した試合運びで25-12。ストレートで初戦を勝利で飾った。