FISUワールドユニバーシティゲームズ(2021/成都)

RESULTS

試合結果

日本の試合結果

8月6日 日本×中国 ファイナルラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 0 27 27 22    
中国 3 29 29 25    
チーム 日本 中国
セットカウント 0 3
第1セット 27 29
第2セット 27 29
第3セット 22 25
第4セット    
第5セット    
【第1セットのスタメン】
【戦評】

【第1セット】

開催地の中国を応援する大声援の中、中川つかさ選手のサーブでゲーム開始。ダイレクトで返ってきたところを宮部愛芽世選手が決めて好スタートを切る。序盤、日本の攻撃が中国のブロックに阻まれる。ミスも重なり5-8とリードを許す。横田紗椰香選手のワンレグなどでサイドアウトを取るが、中国の高い攻撃が決まり7-11としたところで日本が1回目のタイムアウト。その後、大山遼選手のスパイクや佐藤淑乃選手のスパイクなどで追い上げ12-13とし、中国が1回目のタイムアウトを要求。その後、佐藤選手のスパイクや中島咲愛選手のサーブポイント、宮部選手のスパイクで19-17。中国が2回目のタイムアウト。その後、ブレイクを許し20-21と逆転され日本が2回目のタイムアウト。終盤に入り日本の攻撃が単調になったところをブロックされ21-23。佐藤選手のブロックで23-24とし、さらに続けて佐藤選手のサーブポイントで24-24に追いつく。横田選手のワンレグ、宮部選手のスパイクでサイドアウトを取るも最後はトランジションからクイックを決められ、27-29で第1セットを落とす。

【第2セット】

序盤、中島選手のスパイクや横田選手のワンレグなどでサイドアウトを取るなど一進一退。サーブで崩しながらも、ハイセットを決められなかなかブレイクできない。日本は苦しい場面になっても中島選手の好レシーブやブロックカバーでブレイクを許さない。11-12となったところで中国にサーブポイントを取られ日本が1回目のタイムアウト。2点差のまま終盤に入り大山選手に替えて小林エンジェリーナ優姫選手をワンポイントで投入。その後、宮部選手のサーブポイントで22-22と同点に追いつき中国が1回目のタイムアウト。直後にスパイクミスが出て24-23とし、中国が2回目のタイムアウト。サイドアウト後サーブポイントを取られ25-26。日本が2回目のタイムアウトを取るが、最後もサーブポイントを取られ、27-29。第2セットも接戦の末惜しくも落とした。

【第3セット】

第1、第2セットと同じラインナップでスタート。序盤、中国チームのブロックにつかまり2-5。サイドアウト後さらにブロックされて3-7としたところで日本が1回目のタイムアウト。その後、横田選手のワンレグやブロックで6-7と追い上げると、さらに中国のスパイクミスで8-8としたところで中国が1回目のタイムアウト。この後、互いに好レシーブで拾い合う。長いラリーを展開したが中国が取り、さらに日本にミスが出て8-11。しかし、ここから宮部選手が連続してスパイクを決め12-11と逆転。中盤、互いに得点を取り合いながらゲームは進んでいったが、日本にミスが出て14-16。その後、横田選手のワンレグなどでサイドアウトを取るが、2点差を詰めることができず17-19。大山選手に替えて小林選手をワンポイントブロックで投入。その後、髙間来瞳選手、髙佐風梨選手の2枚替えをするも20-22で日本2回目のタイムアウト。最後は日本の攻撃が拾われてブレイクされ、22-25。セットカウント3-0で敗れたものの、銀メダルを獲得した。

8月4日 日本×ブラジル セミファイナルラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 3 27 20 19 25 15
ブラジル 2 25 25 25 15 9
チーム 日本 ブラジル
セットカウント 3 2
第1セット 27 25
第2セット 20 25
第3セット 19 25
第4セット 25 15
第5セット 15 9
【第1セットのスタメン】
【戦評】

【第1セット】

第1セット、佐藤淑乃選手のブロック、中島咲愛選手のスパイクなどで4-6。その後互いにサイドアウトを繰り返すと中島選手のレフトからの早い攻撃が決まり、11-8と日本が一歩抜け出す。ここでブラジルが1回目のタイムアウト。その後、大山遼選手のサーブポイントなどでリードを広げて14-8。16-12までリードを保っていたが、ブラジルのバックアタック、ブロックで連続失点を喫し、16-14と詰め寄られ日本が1回目のタイムアウトを要求。その後も日本の攻撃が決まらず、16-16と追いつかれる。さらにサーブポイントを取られ、スパイクミスが続くなど16-19としたところで日本が2回目のタイムアウト。ここで2枚替えで髙間来瞳選手、髙佐風梨選手を投入。そこからサーブで崩すも得点には至らず、リードされたまま終盤へ。宮部愛芽世選手のサーブで崩してミスを誘い、22-22の同点とし、その後も粘り強くブロックカバーをするなどデュースに突入する。最後はブラジルのスパイクミスで、27-25。第1セットを先取した。

【第2セット】

1セット目と同じラインナップでスタート。横田紗椰香選手のワンレグ、佐藤選手のバックアタックなどでサイドアウトを取っていく。横田選手の連続サーブポイントで8-5と抜け出し、ブラジルが1回目のタイムアウト。その後、ブラジルのサーブポイント、ブロックなどで9-11と逆転され日本が1回目のタイムアウト。日本はサーブでブラジルのサーブレシーブを崩すが、ことごとくブラジルに決められ、点差を詰めることができない。15-18で連続サーブポイントを取られ15-20。日本が2回目のタイムアウトを要求。宮部選手に替わって入った石倉沙姫選手と大山選手のブロック、佐藤選手のスパイクで18-20と詰め寄るも攻撃が決まらず20-23。最後は日本にスパイクミスが出て、20-25で第2セットを落とした。

【第3セット】

1、2セット目と同じラインナップでスタート。序盤ブロックにつかまり2-6とリードを許す。さらにサーブレシーブを崩され7-15と引き離されところで日本が2回目のタイムアウト。その後も日本チームの攻撃が拾われ、ブレイクされるなど7-17と差が広がる。大山選手に替え、山中宏予選手を投入したものの差を縮めることができず10-21。最後はブラジルにミスが出て追い上げるも19-25で第3セットも取られセットカウント1-2と追い詰められた。

【第4セット】

序盤、大山選手のスパイク、横田選手のワンレグなどでサイドアウトを取るなど一進一退。そこから大山選手のスパイクでブレイクし、さらに相手のミスもあり8-5。その後も佐藤選手のスパイク、大山選手のブロックで11-7となりブラジルが1回目のタイムアウト。しかしこの後、ブラジルに今日3本目のネットインサーブポイントやトランジションで決められ14-11と詰め寄られる。その後、佐藤選手のブロックなどで17-11。セッター中川つかさ選手のパターンを変えたトスワークと全員で繋ぐブロックカバーが光り、25-16で取り返しセットカウントをタイにした。

【第5セット】

序盤、ブラジルに3-0とリードされ日本は早くも1回目のタイムアウト。その後、佐藤選手のスパイク、横田選手のブロックで6-4と逆転し、さらに佐藤選手のスパイク、ブラジルのミスで8-4。チェンジコート後、佐藤選手のサーブポイントなど、10-5となりブラジルが2回目のタイムアウト。さらに佐藤選手のバックアタックや宮部選手のスパイクも決まり13-7。最後は宮部選手のブロックが決まり15-8。セットカウント3-2でブラジルを下し、決勝進出を決めた。

8月3日 日本×ドイツ クオーターファイナルラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 3 25 25 25    
ドイツ 0 21 16 13    
チーム 日本 ドイツ
セットカウント 3 0
第1セット 25 21
第2セット 25 16
第3セット 25 13
第4セット    
第5セット    
【第1セットのスタメン】
【戦評】

【第1セット】

準々決勝はドイツとの対戦。第1セット序盤、大山遼選手の連続サーブポイントでリードを奪う。その後、佐藤淑乃選手のスパイクや中島咲愛選手のブロックで得点を重ねていったが、ドイツもディフェンスが機能しはじめ、10-12と逆転を許す。ここで宮部愛芽世選手の好レシーブから中島選手が決めて13-13と追いつく。しかし再度サーブポイントを取られ、日本1回目のタイムアウト。その後は互いに譲らずサイドアウトを繰り返していく。中川つかさ選手の巧みなセットを横田紗椰香選手がワンレグで決めてブレイクし18-16。ドイツ1回目のタイムアウト。さらに佐藤選手の連続スパイクポイントなどで25-21として第1セットを先取した。

【第2セット】

佐藤選手や中島選手のスパイクなどで5-1と幸先よくスタート。さらに佐藤選手のサーブポイントで7-2。ドイツ1回目のタイムアウト。その後も中島選手、横田選手のサーブが効果的に機能し連続してブレイク。13-4となったところでドイツが早くも2回目のタイムアウト。その後も川畑遥奈選手の好レシーブから宮部選手が決めるなど得点を重ねていく。終盤、ドイツチームも粘りをみせ連続失点を喫すると22-15で日本はタイムアウトを取る。直後にワンポイントブロックで小林エンジェリーナ優姫選手を投入するなど、その後は着実に得点し25-16でこのセットも連取した。

【第3セット】

第1、第2セットと同じラインナップでスタート。川畑選手の好レシーブから中島選手が決めるなどサイドアウトを重ね序盤は一進一退。その後、宮部選手の連続ブロック、ドイツのミスも重なり11-6。その後も中川選手の好レシーブ、佐藤選手と大山選手のスパイクやサーブポイントなどでリードを広げ18-9。ここで髙間来瞳選手と髙佐風梨選手を2枚替えで投入。髙間選手や中島選手がスパイクを決めるなど25-13でこのセットを取り、3-0で勝利。準決勝に駒を進めた。

8月1日 日本×チェコ 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
(2勝0敗)
3 25 25 25    
チェコ
(1勝1敗)
0 17 14 21    
チーム 日本
(2勝0敗)
チェコ
(1勝1敗)
セットカウント 3 0
第1セット 25 17
第2セット 25 14
第3セット 25 21
第4セット    
第5セット    
【第1セットのスタメン】
【戦評】

【第1セット】

グループ戦第2戦はチェコとの対戦。序盤、佐藤淑乃選手や中島咲愛選手のスパイクなどでサイドアウトを繰り返し一進一退の攻防に。4-4から横田紗椰香選手のブロックと宮部愛芽世選手のスパイクで9-4とリードし、チェコが1回目のタイムアウト。その後、チェコに追い上げられ9-10と逆転を許す。しかし、ここから山中宏予選手のクイック、中島選手のスパイクで14-11となりチェコが2回目のタイムアウトを要求。その後も宮部選手と佐藤選手のバックアタックなどで20-13。最後は山中選手がスパイクを決め25-17で第1セットを先取した。

【第2セット】

第1セットと同じスターティングラインナップ。スタートから中川つかさ選手のサーブでチェコのサーブレシーブを崩し5-0と走る。その後も中島選手のブロック、川畑遥奈選手の好レシーブから佐藤選手らが決めて、15-5とし大きくリードを奪う。山中選手のクイックや佐藤選手のスパイクなどでさらに得点を重ね20-8。最後は髙間来瞳選手、髙佐風梨選手を2枚替えで投入し、25-14で2セットを連取した。

【第3セット】

1、2セットと同様のラインナップでスタート。宮部選手のスパイクや佐藤選手のサーブポイントなどで8-4とリード。その後も横田選手のサーブポイント、山中選手のクイックでブレイクを重ね、11-5となったところでチェコが1回目のタイムアウト。その後もチェコのミスなどで14-7と点差を広げる。そこから山中選手のサーブポイント、中島選手のスパイクなどで19-9。髙間選手と髙佐選手の2枚替え、ミドルブロッカーに小林エンジェリーナ優姫選手を投入。さらに中島選手に替わって石倉沙姫選手をコートに投入する。後半チェコに追い上げられる場面もあったが、最後は石倉選手のダイレクトで25-21。セットカウント3-0で勝利し、Dグループ1位通過を決めた。

7月31日 日本×コロンビア 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
(1勝0敗)
3 25 25 25    
コロンビア
(0勝1敗)
0 9 9 7    
チーム 日本
(1勝0敗)
コロンビア
(0勝1敗)
セットカウント 3 0
第1セット 25 9
第2セット 25 9
第3セット 25 7
第4セット    
第5セット    
【第1セットのスタメン】
【戦評】

【第1セット】

Dグループ初戦はコロンビアとの対戦。宮部愛芽世選手と大山遼選手のスパイクなどで3-0と好スタートを切る。その後も中島咲愛選手や佐藤淑乃選手のスパイクで加点し、10-2。さらに佐藤選手のサーブポイント、横田紗椰香選手のブロックなどで17-6。セッター・中川つかさ選手の相手に的を絞らせないトスワークでリードを広げ、21-8。宮部選手に替わって出場した石倉沙姫選手の好レシーブもあり、25-9で第1セットを先取した。

【第2セット】

第1セットと同じラインナップでスタート。コロンビアも粘り強いディフェンスをみせはじめ、序盤はサイドアウトの応酬に。そこから大山選手、中島選手らのスパイクなどで12-7とリードし、コロンビアが1回目のタイムアウトを要求。その後、宮部選手の連続サーブポイントなどで19-7。中島選手と替わった石倉選手のスパイク、中川選手と替わった髙間来瞳選手のスパイクで25-9とセットを連取。

【第3セット】

大山選手に替えて山中宏予選手がスタートで登場。序盤はリベロ・川畑遥奈選手の好レシーブから宮部選手が決め4-0。佐藤選手のブロックなどで9-2となりコロンビア1回目のタイムアウト。髙間選手と髙佐風梨選手の2枚替えでさらに加点し、13-4。その後、小林エンジェリーナ優姫選手のサーブ、山中選手のダイレクトスパイクなどで17-5。さらに小林選手、石倉選手のサーブポイントなどで22-7。最後は山中選手のスパイクが決まり25-7とし、セットカウント3-0で初戦を勝利した。