- 11
- アウトサイドヒッター
第21回アジアU20(ジュニア)女子選手権大会
-
- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
-
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- 日本
- 中国
- タイ
- 韓国
- チャイニーズタイペイ
- イラン
- インド
- カザフスタン
- ウズベキスタン
U20女子日本代表 個人賞受賞者
ベスト アウトサイド ヒッター賞 |
上村杏菜選手
|
---|---|
ベストセッター賞 |
加地春花選手
|
ベストリベロ賞 |
德本歩未香選手
|
最優秀選手賞 |
上村杏菜選手
|
日本の試合結果
7月11日 日本×中国 ファイナルラウンド決勝
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
中国
0
16
21
22
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
予選ラウンドでは、0-3で敗れた中国との決勝。日本は堤亜里菜選手のジャンプフローターサーブの2連続サービスエースで先制し、リズムを掴む。その後も攻撃的なサーブとリベロの德本歩未香選手を中心とした堅い守りから、レフトの上村杏菜選手のコートに突き刺さるスパイクと堤選手のブロックアウト、ライトからは深澤つぐみ選手の強打、フェイントなどが次々と決まり、主導権を握る。セッター加地春花選手のツー攻撃も決まり、中国に思うようなバレーさせないまま21-16とリードを広げる。最後は、堤選手のレフトからのスパイクをきっかけに4連続得点で25-16とし、このセットを取る。
【第2セット】
第2セット、高さのある中国はブロックポイントでリズムを掴み5-9とリードを許す。しかし、日本は慌てる様子も見せず落ち着いたバレーを展開すると堤選手のレフトからのスパイクをきっかけに11-11と追いつく。その後2点リードされるが古川愛梨選手のCクイックで1点差とすると古川選手がサーブのローテーションで5連続得点を上げ17-13と一気にリードを広げる。中国も高さある攻撃で応戦し21-20と1点差まで詰め寄るが、德本選手のファインプレーからネット幅をいっぱいに使ったスパイクに繋げてセットポイントを掴むと、最後は深澤つぐみ選手のライトからのスパイクが決まり、25-21でこのセットも取る。
【第3セット】
第3セット、またも前半に中国のブロックポイントが3本も出るが、日本も堤選手のレフトからの強打、ブロックアウト、フェイントなどで応戦し、9-9、13-13と競り合いになる。その後も中国の高さあるスパイクとブロックに対し日本はサーブで崩し、ブロックでワンタッチを取り、レシーブでつなぐ、それぞれの良さの出た素晴らしい試合となる。終盤19-19から上村選手のレフトからのインナーへの強打が決まると深澤つぐみ選手のブロックが飛び出し4連続得点で23-19とリードを広げる。最後は、上村選手のレフトからのスパイクがブロックを弾き飛ばし、25-22とし、勝利を納め優勝を手にした。この日に向けしっかりと準備をしてきた日本は、2セット目には最大4点リードされる場面が2回あったが、結局は一度もタイムアウトを取ることなく勝利を納めた。また、日本のコートサイドで応援してくれたイランやタイの選手たち、会場の観客の皆さまの後押しも大きな力となった。
7月10日 日本×韓国 セミファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝1敗
3
25
25
25
韓国
3勝1敗
0
18
19
11
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
日本は堤亜里菜選手が持ち味のブロックアウトで先取点を上げると、競り合いから上村杏菜選手のスパイクポイント、サービスエースなどで6-3とリードし、韓国はたまらずタイムアウトを取る。その後も深澤つぐみ選手、上村選手の攻撃でじわじわとリードを広げると、古川愛梨選手のスパイク、ブロックでの連続得点や、相手のスパイクミスにも助けられ19-12とする。終盤は深澤つぐみ選手、堤選手、本田凛選手、上村選手のスパイクで得点を重ね、25-18とこのセットを取る。
【第2セット】
このセットも上村選手のレフトからのストレートスパイクで先取点を上げる。6-6と競り合いから上村選手のバックアタックに始まり、加地春花選手の2本のサービスエースなどもあり5連続得点で11-6とする。リベロの德本歩未香選手が韓国のスパイクを粘り強く拾って攻撃陣につなぎ、リズムよく攻撃に繋げる。その後、加地選手のこのセット3本目のサービスエースで21-14とリードを広げる。韓国も軟硬織り交ぜた攻撃で反撃するが、日本は途中交代で入った、セッター熊谷仁依奈選手からのリズムのあるトスで、同じく途中出場の北窓絢音選手のライトからの攻撃で得点を重ねると、最後も北窓選手のフェイントで得点し、25-19でこのセットも取った。
【第3セット】
日本は堤選手のレフトからのスパイクで先制点を取ると、古川選手、深澤つぐみ選手のサービスエースなどでリードを広げる。その後加地選手、深澤つぐみ選手のブロックなどでリードを広げ14-7とする。韓国も反撃を試みるが、力みからかスパイクミスも出てペースが掴めない。日本はトスを散らしブロックで的を絞らせずに、アタッカー5人がバランスよく得点を上げ、試合を有利に進める。最後は19-11から古川選手のBクイックをきっかけに、上村選手のスパイクやリベロの德本選手のレシーブボールが相手コートに落ちるなど、流れを相手に渡さず、最後は堤選手のスパイクで6連続得点とし、25-11でこのセットも取り、勝利を納めた。この結果、日本は明日の決勝戦に駒を進めた。
7月9日 日本×インド 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
3
25
25
25
インド
1勝3敗
0
11
18
14
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
第1セットは出だしからセッター熊谷仁依奈選手がネットの幅をいっぱいに使ったトス回しを見せ、北窓絢音選手のライトからのスパイクが面白いように決まり、ペースを掴む。7-2と大きくリードすると北窓選手のサービスエース、深澤めぐみ選手、堤亜里菜選手のレフトからのスパイク、吉武美佳選手の巧みなスパイクが決まり、17-4と一気にリードを広げる。その後、インドもセンターからのスパイクを絡め、追い上げを見せ17-7とするが、日本は熊谷選手がトスを散らして的を絞らせず、最後は古川愛梨選手のスパイクが連続して決まり、25-11でこのセットを取る。
【第2セット】
日本は第1セットと同じメンバーでスタートした。冒頭、北窓選手のライトからのスパイク、フェイントに加え、吉武選手のサービスエースで3-1とリードする。しかし、インドは両エースのレフト攻撃、センターからのコース打ちでリズムを掴むとツー攻撃、サービスエースも出て中盤までは一進一退の展開となり14-15とリードを許す。しかし日本は慌てることなく、古川選手のCクイック、サービスエースなどでじわじわと差を開けると、吉武選手のライトからのフェイントをきっかけに熊谷選手のサーブで5連続得点を上げて突き放す。最後は相手エースのスパイクがミスとなり、25-18でこのセットも取る。
【第3セット】
第3セット、日本はメンバーをがらりと入れ替えて挑んだ。序盤こそリズムが掴めず5-7とリードを許したが、相手のサーブミスをきっかけに堤選手の連続スパイクなどで得点を重ねるとブロックが機能し始め、相手の攻撃をワンタッチ、レシーブで繋ぐと深澤つぐみ選手、古川選手の速攻で12-8とリードする。その後もラリーに持ち込む粘り強いバレーを見せ、上村杏菜選手のレフトからの攻撃が面白いように決まり、深澤つぐみ選手のサービスエースで23-12とすると、最後は本田凛選手のサービスエースが決まって25-14でこのセットも取り、勝利をおさめた。これで日本はB組2位となり、明日のセミファイナルラウンドでA組1位の韓国と対戦することとなった。
7月7日 日本×ウズベキスタン 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
3
25
25
25
ウズベキスタン
0勝3敗
0
9
11
19
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
ここまで本大会で勝ち星のないウズベキスタンとの対戦となった第3戦。日本は上村杏菜選手のバックアタックで先制すると、深澤つぐみ選手のライト攻撃、佐伯亜魅加選手のサービスエースなどが決まり、8-3と大きくリードした。その後も本田凛選手のサービスエースや吉武美佳選手のAクイックが決まり、14-6とリードを広げた。日本は終始手を緩めることなく、攻撃陣がバランスよくポイントを重ね、最後は深澤つぐみ選手のサービスエースで25-9と第1セットを取った。
【第2セット】
日本は大きくメンバーを入れ替えて挑んだ。出だしこそミスでウズベキスタンに点数を与え、0-3とリードを許したが、選手全員が声を掛け合い、深澤めぐみ選手のスパイクをきっかけにリズムを掴むと、古川愛梨選手のブロード攻撃、堤亜里菜選手の軟打を織り交ぜた巧い攻撃に加え、吉武選手のクイックなどが次々と決まり、15-8とリードを広げた。そこからは堤選手のサービスエース3本を含め9連続ポイントもあり、25-11でこのセットも連取した。
【第3セット】
日本は第2セットと同じメンバーで臨んだ。ウズベキスタンは、開き直ったのかアウトサイドヒッターがコースを変えたり、フェイントを織り交ぜたりと、積極的に攻撃を仕掛けてきた。日本も古川選手の高さのあるクイックなどで応戦し、競り合いとなった。それでも日本は北窓絢音選手のライトからのスパイク、サービスエースでリードを奪うと、堤選手のレフトからのスパイク、吉武選手のサービスエースなどでリードを広げ、最後は深澤つぐみ選手のレフトからのスパイクが決まり、25-19でこのセットも取り、勝利をおさめた。
7月6日 日本×中国 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
0
18
20
19
中国
3勝0敗
3
25
25
25
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
予選ラウンド2戦目は、スターティングメンバーの平均身長が174㎝の日本に対し、185㎝を超える大型チームの中国との対戦となった。序盤、高さのある中国に対し、上村杏菜選手、佐伯亜魅加選手のアタックで応戦するが、ブロックのプレッシャーからかスパイクミスが出はじめ、日本は流れを掴むことができない。徐々に点差が開き、7-11で1回目のタイムアウトを取る。その後、深澤つぐみ選手、上村選手の攻撃で追い上げるが、中国の高さのあるスパイクを拾いきれず18-25で第1セットを落とした。
【第2セット】
第2セットの出だしから日本はサーブで攻めようとするが、力みと焦りからかサーブミスが多くなってしまった。逆に中国の打点の高いジャンプフローターサーブでサービスエースを取られ3-8とリードを許す。その後、加地春花選手のサーブを起点に連続得点し9-11と追い上げるが、相手エースの打点の高いスパイクに流れを切られてしまい、ブレークすることができない。終盤、中国はエースにボールを集め、着実にポイントを重ね、このセットも20-25で取られた。
【第3セット】
続く第3セットは上村選手のスパイクで先制点を奪うが、中国の高いブロックに阻まれ思うように攻撃ができず、また中国のエースのスパイクで連続得点を許し、追いかける展開となる。中盤、日本は相手の連続スパイクミスと深澤つぐみ選手のスパイクで11-11と追いつくが、中国はエースにボールを集め、高さと力で得点を重ねて14-18と点差を広げる。日本もレシーブで粘りを見せるが、思うような攻撃ができず、最後は高いブロックに攻撃が阻まれ20-25でこのセットも落とした。
7月5日 日本×チャイニーズタイペイ 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
(1勝0敗)
3
25
25
25
チャイニーズタイペイ
(1勝1敗)
0
19
22
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
やや緊張感がある中初戦を迎えた日本は、佐伯亜魅加選手のスパイクで先制した後、深澤めぐみ選手のレフトからのスパイクで加点し徐々にリズムを掴み、8-4、15-9とリードを広げる。チャイニーズタイペイもエースのスパイクやスピードのあるジャンプフローターサーブで応戦し、20-18と2点差まで追い上げる。ここで日本は、セッター熊谷仁依奈選手からセンター本田凛選手へのスピードあるブロード攻撃が有効に決まり、リードを広げる。最後は佐伯選手のスパイクが決まり、25-19で第1セットを取った。
【第2セット】
チャイニーズタイペイはいきなり意表を突くセッターのツー攻撃で先制すると、エースのバックアタックや速さのあるAクイックなどでリズムを掴み1-8と大きくリードする。日本のミスも絡み6-13とリードを許し、前半を終えた。しかし、日本は堤亜里菜選手、加地春花選手、吉武美佳選手、上村杏菜選手を次々に投入しリズムを変え、徐々に点差を詰める。深澤めぐみ選手のAクイックで18-21とすると、焦った相手エースのスパイクもあり、19-21と2点差とする。その後は粘り強く相手の攻撃を拾い、堤選手のスパイクが4本連続で決まって相手を突き放した。最後は再び深澤めぐみ選手のAクイックが決まり、25-22で2セット連取とした。
【第3セット】
続く第3セット、日本は第2セット途中からのメンバーに北窓絢音選手を加えてスタート。上村選手、北窓選手の攻撃で2点を先取すると5-4から堤選手のフェイント、サービスエースが有効に決まり、8-4とリードを広げる。その後は、上村選手の力強いスパイク、加地選手のサービスエースなどで12-6とさらにリードを広げる。その後も堤選手、途中交代の佐伯選手などのバックアタックを多用し、相手に的を絞らせることなくリードを続ける。そして、最後は北窓選手のライトからのスパイク、上村選手のバックアタックが連続して決まり、25-15でこのセットも取り初戦をいいムードで勝利することができた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
中国 | 0 | 16 | 21 | 22 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
予選ラウンドでは、0-3で敗れた中国との決勝。日本は堤亜里菜選手のジャンプフローターサーブの2連続サービスエースで先制し、リズムを掴む。その後も攻撃的なサーブとリベロの德本歩未香選手を中心とした堅い守りから、レフトの上村杏菜選手のコートに突き刺さるスパイクと堤選手のブロックアウト、ライトからは深澤つぐみ選手の強打、フェイントなどが次々と決まり、主導権を握る。セッター加地春花選手のツー攻撃も決まり、中国に思うようなバレーさせないまま21-16とリードを広げる。最後は、堤選手のレフトからのスパイクをきっかけに4連続得点で25-16とし、このセットを取る。
【第2セット】
第2セット、高さのある中国はブロックポイントでリズムを掴み5-9とリードを許す。しかし、日本は慌てる様子も見せず落ち着いたバレーを展開すると堤選手のレフトからのスパイクをきっかけに11-11と追いつく。その後2点リードされるが古川愛梨選手のCクイックで1点差とすると古川選手がサーブのローテーションで5連続得点を上げ17-13と一気にリードを広げる。中国も高さある攻撃で応戦し21-20と1点差まで詰め寄るが、德本選手のファインプレーからネット幅をいっぱいに使ったスパイクに繋げてセットポイントを掴むと、最後は深澤つぐみ選手のライトからのスパイクが決まり、25-21でこのセットも取る。
【第3セット】
第3セット、またも前半に中国のブロックポイントが3本も出るが、日本も堤選手のレフトからの強打、ブロックアウト、フェイントなどで応戦し、9-9、13-13と競り合いになる。その後も中国の高さあるスパイクとブロックに対し日本はサーブで崩し、ブロックでワンタッチを取り、レシーブでつなぐ、それぞれの良さの出た素晴らしい試合となる。終盤19-19から上村選手のレフトからのインナーへの強打が決まると深澤つぐみ選手のブロックが飛び出し4連続得点で23-19とリードを広げる。最後は、上村選手のレフトからのスパイクがブロックを弾き飛ばし、25-22とし、勝利を納め優勝を手にした。この日に向けしっかりと準備をしてきた日本は、2セット目には最大4点リードされる場面が2回あったが、結局は一度もタイムアウトを取ることなく勝利を納めた。また、日本のコートサイドで応援してくれたイランやタイの選手たち、会場の観客の皆さまの後押しも大きな力となった。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 4勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
韓国 3勝1敗 |
0 | 18 | 19 | 11 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
日本は堤亜里菜選手が持ち味のブロックアウトで先取点を上げると、競り合いから上村杏菜選手のスパイクポイント、サービスエースなどで6-3とリードし、韓国はたまらずタイムアウトを取る。その後も深澤つぐみ選手、上村選手の攻撃でじわじわとリードを広げると、古川愛梨選手のスパイク、ブロックでの連続得点や、相手のスパイクミスにも助けられ19-12とする。終盤は深澤つぐみ選手、堤選手、本田凛選手、上村選手のスパイクで得点を重ね、25-18とこのセットを取る。
【第2セット】
このセットも上村選手のレフトからのストレートスパイクで先取点を上げる。6-6と競り合いから上村選手のバックアタックに始まり、加地春花選手の2本のサービスエースなどもあり5連続得点で11-6とする。リベロの德本歩未香選手が韓国のスパイクを粘り強く拾って攻撃陣につなぎ、リズムよく攻撃に繋げる。その後、加地選手のこのセット3本目のサービスエースで21-14とリードを広げる。韓国も軟硬織り交ぜた攻撃で反撃するが、日本は途中交代で入った、セッター熊谷仁依奈選手からのリズムのあるトスで、同じく途中出場の北窓絢音選手のライトからの攻撃で得点を重ねると、最後も北窓選手のフェイントで得点し、25-19でこのセットも取った。
【第3セット】
日本は堤選手のレフトからのスパイクで先制点を取ると、古川選手、深澤つぐみ選手のサービスエースなどでリードを広げる。その後加地選手、深澤つぐみ選手のブロックなどでリードを広げ14-7とする。韓国も反撃を試みるが、力みからかスパイクミスも出てペースが掴めない。日本はトスを散らしブロックで的を絞らせずに、アタッカー5人がバランスよく得点を上げ、試合を有利に進める。最後は19-11から古川選手のBクイックをきっかけに、上村選手のスパイクやリベロの德本選手のレシーブボールが相手コートに落ちるなど、流れを相手に渡さず、最後は堤選手のスパイクで6連続得点とし、25-11でこのセットも取り、勝利を納めた。この結果、日本は明日の決勝戦に駒を進めた。
7月9日 日本×インド 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
3
25
25
25
インド
1勝3敗
0
11
18
14
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
第1セットは出だしからセッター熊谷仁依奈選手がネットの幅をいっぱいに使ったトス回しを見せ、北窓絢音選手のライトからのスパイクが面白いように決まり、ペースを掴む。7-2と大きくリードすると北窓選手のサービスエース、深澤めぐみ選手、堤亜里菜選手のレフトからのスパイク、吉武美佳選手の巧みなスパイクが決まり、17-4と一気にリードを広げる。その後、インドもセンターからのスパイクを絡め、追い上げを見せ17-7とするが、日本は熊谷選手がトスを散らして的を絞らせず、最後は古川愛梨選手のスパイクが連続して決まり、25-11でこのセットを取る。
【第2セット】
日本は第1セットと同じメンバーでスタートした。冒頭、北窓選手のライトからのスパイク、フェイントに加え、吉武選手のサービスエースで3-1とリードする。しかし、インドは両エースのレフト攻撃、センターからのコース打ちでリズムを掴むとツー攻撃、サービスエースも出て中盤までは一進一退の展開となり14-15とリードを許す。しかし日本は慌てることなく、古川選手のCクイック、サービスエースなどでじわじわと差を開けると、吉武選手のライトからのフェイントをきっかけに熊谷選手のサーブで5連続得点を上げて突き放す。最後は相手エースのスパイクがミスとなり、25-18でこのセットも取る。
【第3セット】
第3セット、日本はメンバーをがらりと入れ替えて挑んだ。序盤こそリズムが掴めず5-7とリードを許したが、相手のサーブミスをきっかけに堤選手の連続スパイクなどで得点を重ねるとブロックが機能し始め、相手の攻撃をワンタッチ、レシーブで繋ぐと深澤つぐみ選手、古川選手の速攻で12-8とリードする。その後もラリーに持ち込む粘り強いバレーを見せ、上村杏菜選手のレフトからの攻撃が面白いように決まり、深澤つぐみ選手のサービスエースで23-12とすると、最後は本田凛選手のサービスエースが決まって25-14でこのセットも取り、勝利をおさめた。これで日本はB組2位となり、明日のセミファイナルラウンドでA組1位の韓国と対戦することとなった。
7月7日 日本×ウズベキスタン 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
3
25
25
25
ウズベキスタン
0勝3敗
0
9
11
19
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
ここまで本大会で勝ち星のないウズベキスタンとの対戦となった第3戦。日本は上村杏菜選手のバックアタックで先制すると、深澤つぐみ選手のライト攻撃、佐伯亜魅加選手のサービスエースなどが決まり、8-3と大きくリードした。その後も本田凛選手のサービスエースや吉武美佳選手のAクイックが決まり、14-6とリードを広げた。日本は終始手を緩めることなく、攻撃陣がバランスよくポイントを重ね、最後は深澤つぐみ選手のサービスエースで25-9と第1セットを取った。
【第2セット】
日本は大きくメンバーを入れ替えて挑んだ。出だしこそミスでウズベキスタンに点数を与え、0-3とリードを許したが、選手全員が声を掛け合い、深澤めぐみ選手のスパイクをきっかけにリズムを掴むと、古川愛梨選手のブロード攻撃、堤亜里菜選手の軟打を織り交ぜた巧い攻撃に加え、吉武選手のクイックなどが次々と決まり、15-8とリードを広げた。そこからは堤選手のサービスエース3本を含め9連続ポイントもあり、25-11でこのセットも連取した。
【第3セット】
日本は第2セットと同じメンバーで臨んだ。ウズベキスタンは、開き直ったのかアウトサイドヒッターがコースを変えたり、フェイントを織り交ぜたりと、積極的に攻撃を仕掛けてきた。日本も古川選手の高さのあるクイックなどで応戦し、競り合いとなった。それでも日本は北窓絢音選手のライトからのスパイク、サービスエースでリードを奪うと、堤選手のレフトからのスパイク、吉武選手のサービスエースなどでリードを広げ、最後は深澤つぐみ選手のレフトからのスパイクが決まり、25-19でこのセットも取り、勝利をおさめた。
7月6日 日本×中国 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
0
18
20
19
中国
3勝0敗
3
25
25
25
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
予選ラウンド2戦目は、スターティングメンバーの平均身長が174㎝の日本に対し、185㎝を超える大型チームの中国との対戦となった。序盤、高さのある中国に対し、上村杏菜選手、佐伯亜魅加選手のアタックで応戦するが、ブロックのプレッシャーからかスパイクミスが出はじめ、日本は流れを掴むことができない。徐々に点差が開き、7-11で1回目のタイムアウトを取る。その後、深澤つぐみ選手、上村選手の攻撃で追い上げるが、中国の高さのあるスパイクを拾いきれず18-25で第1セットを落とした。
【第2セット】
第2セットの出だしから日本はサーブで攻めようとするが、力みと焦りからかサーブミスが多くなってしまった。逆に中国の打点の高いジャンプフローターサーブでサービスエースを取られ3-8とリードを許す。その後、加地春花選手のサーブを起点に連続得点し9-11と追い上げるが、相手エースの打点の高いスパイクに流れを切られてしまい、ブレークすることができない。終盤、中国はエースにボールを集め、着実にポイントを重ね、このセットも20-25で取られた。
【第3セット】
続く第3セットは上村選手のスパイクで先制点を奪うが、中国の高いブロックに阻まれ思うように攻撃ができず、また中国のエースのスパイクで連続得点を許し、追いかける展開となる。中盤、日本は相手の連続スパイクミスと深澤つぐみ選手のスパイクで11-11と追いつくが、中国はエースにボールを集め、高さと力で得点を重ねて14-18と点差を広げる。日本もレシーブで粘りを見せるが、思うような攻撃ができず、最後は高いブロックに攻撃が阻まれ20-25でこのセットも落とした。
7月5日 日本×チャイニーズタイペイ 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
(1勝0敗)
3
25
25
25
チャイニーズタイペイ
(1勝1敗)
0
19
22
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
やや緊張感がある中初戦を迎えた日本は、佐伯亜魅加選手のスパイクで先制した後、深澤めぐみ選手のレフトからのスパイクで加点し徐々にリズムを掴み、8-4、15-9とリードを広げる。チャイニーズタイペイもエースのスパイクやスピードのあるジャンプフローターサーブで応戦し、20-18と2点差まで追い上げる。ここで日本は、セッター熊谷仁依奈選手からセンター本田凛選手へのスピードあるブロード攻撃が有効に決まり、リードを広げる。最後は佐伯選手のスパイクが決まり、25-19で第1セットを取った。
【第2セット】
チャイニーズタイペイはいきなり意表を突くセッターのツー攻撃で先制すると、エースのバックアタックや速さのあるAクイックなどでリズムを掴み1-8と大きくリードする。日本のミスも絡み6-13とリードを許し、前半を終えた。しかし、日本は堤亜里菜選手、加地春花選手、吉武美佳選手、上村杏菜選手を次々に投入しリズムを変え、徐々に点差を詰める。深澤めぐみ選手のAクイックで18-21とすると、焦った相手エースのスパイクもあり、19-21と2点差とする。その後は粘り強く相手の攻撃を拾い、堤選手のスパイクが4本連続で決まって相手を突き放した。最後は再び深澤めぐみ選手のAクイックが決まり、25-22で2セット連取とした。
【第3セット】
続く第3セット、日本は第2セット途中からのメンバーに北窓絢音選手を加えてスタート。上村選手、北窓選手の攻撃で2点を先取すると5-4から堤選手のフェイント、サービスエースが有効に決まり、8-4とリードを広げる。その後は、上村選手の力強いスパイク、加地選手のサービスエースなどで12-6とさらにリードを広げる。その後も堤選手、途中交代の佐伯選手などのバックアタックを多用し、相手に的を絞らせることなくリードを続ける。そして、最後は北窓選手のライトからのスパイク、上村選手のバックアタックが連続して決まり、25-15でこのセットも取り初戦をいいムードで勝利することができた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
インド 1勝3敗 |
0 | 11 | 18 | 14 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
第1セットは出だしからセッター熊谷仁依奈選手がネットの幅をいっぱいに使ったトス回しを見せ、北窓絢音選手のライトからのスパイクが面白いように決まり、ペースを掴む。7-2と大きくリードすると北窓選手のサービスエース、深澤めぐみ選手、堤亜里菜選手のレフトからのスパイク、吉武美佳選手の巧みなスパイクが決まり、17-4と一気にリードを広げる。その後、インドもセンターからのスパイクを絡め、追い上げを見せ17-7とするが、日本は熊谷選手がトスを散らして的を絞らせず、最後は古川愛梨選手のスパイクが連続して決まり、25-11でこのセットを取る。
【第2セット】
日本は第1セットと同じメンバーでスタートした。冒頭、北窓選手のライトからのスパイク、フェイントに加え、吉武選手のサービスエースで3-1とリードする。しかし、インドは両エースのレフト攻撃、センターからのコース打ちでリズムを掴むとツー攻撃、サービスエースも出て中盤までは一進一退の展開となり14-15とリードを許す。しかし日本は慌てることなく、古川選手のCクイック、サービスエースなどでじわじわと差を開けると、吉武選手のライトからのフェイントをきっかけに熊谷選手のサーブで5連続得点を上げて突き放す。最後は相手エースのスパイクがミスとなり、25-18でこのセットも取る。
【第3セット】
第3セット、日本はメンバーをがらりと入れ替えて挑んだ。序盤こそリズムが掴めず5-7とリードを許したが、相手のサーブミスをきっかけに堤選手の連続スパイクなどで得点を重ねるとブロックが機能し始め、相手の攻撃をワンタッチ、レシーブで繋ぐと深澤つぐみ選手、古川選手の速攻で12-8とリードする。その後もラリーに持ち込む粘り強いバレーを見せ、上村杏菜選手のレフトからの攻撃が面白いように決まり、深澤つぐみ選手のサービスエースで23-12とすると、最後は本田凛選手のサービスエースが決まって25-14でこのセットも取り、勝利をおさめた。これで日本はB組2位となり、明日のセミファイナルラウンドでA組1位の韓国と対戦することとなった。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
ウズベキスタン 0勝3敗 |
0 | 9 | 11 | 19 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
ここまで本大会で勝ち星のないウズベキスタンとの対戦となった第3戦。日本は上村杏菜選手のバックアタックで先制すると、深澤つぐみ選手のライト攻撃、佐伯亜魅加選手のサービスエースなどが決まり、8-3と大きくリードした。その後も本田凛選手のサービスエースや吉武美佳選手のAクイックが決まり、14-6とリードを広げた。日本は終始手を緩めることなく、攻撃陣がバランスよくポイントを重ね、最後は深澤つぐみ選手のサービスエースで25-9と第1セットを取った。
【第2セット】
日本は大きくメンバーを入れ替えて挑んだ。出だしこそミスでウズベキスタンに点数を与え、0-3とリードを許したが、選手全員が声を掛け合い、深澤めぐみ選手のスパイクをきっかけにリズムを掴むと、古川愛梨選手のブロード攻撃、堤亜里菜選手の軟打を織り交ぜた巧い攻撃に加え、吉武選手のクイックなどが次々と決まり、15-8とリードを広げた。そこからは堤選手のサービスエース3本を含め9連続ポイントもあり、25-11でこのセットも連取した。
【第3セット】
日本は第2セットと同じメンバーで臨んだ。ウズベキスタンは、開き直ったのかアウトサイドヒッターがコースを変えたり、フェイントを織り交ぜたりと、積極的に攻撃を仕掛けてきた。日本も古川選手の高さのあるクイックなどで応戦し、競り合いとなった。それでも日本は北窓絢音選手のライトからのスパイク、サービスエースでリードを奪うと、堤選手のレフトからのスパイク、吉武選手のサービスエースなどでリードを広げ、最後は深澤つぐみ選手のレフトからのスパイクが決まり、25-19でこのセットも取り、勝利をおさめた。
7月6日 日本×中国 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
0
18
20
19
中国
3勝0敗
3
25
25
25
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
予選ラウンド2戦目は、スターティングメンバーの平均身長が174㎝の日本に対し、185㎝を超える大型チームの中国との対戦となった。序盤、高さのある中国に対し、上村杏菜選手、佐伯亜魅加選手のアタックで応戦するが、ブロックのプレッシャーからかスパイクミスが出はじめ、日本は流れを掴むことができない。徐々に点差が開き、7-11で1回目のタイムアウトを取る。その後、深澤つぐみ選手、上村選手の攻撃で追い上げるが、中国の高さのあるスパイクを拾いきれず18-25で第1セットを落とした。
【第2セット】
第2セットの出だしから日本はサーブで攻めようとするが、力みと焦りからかサーブミスが多くなってしまった。逆に中国の打点の高いジャンプフローターサーブでサービスエースを取られ3-8とリードを許す。その後、加地春花選手のサーブを起点に連続得点し9-11と追い上げるが、相手エースの打点の高いスパイクに流れを切られてしまい、ブレークすることができない。終盤、中国はエースにボールを集め、着実にポイントを重ね、このセットも20-25で取られた。
【第3セット】
続く第3セットは上村選手のスパイクで先制点を奪うが、中国の高いブロックに阻まれ思うように攻撃ができず、また中国のエースのスパイクで連続得点を許し、追いかける展開となる。中盤、日本は相手の連続スパイクミスと深澤つぐみ選手のスパイクで11-11と追いつくが、中国はエースにボールを集め、高さと力で得点を重ねて14-18と点差を広げる。日本もレシーブで粘りを見せるが、思うような攻撃ができず、最後は高いブロックに攻撃が阻まれ20-25でこのセットも落とした。
7月5日 日本×チャイニーズタイペイ 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
(1勝0敗)
3
25
25
25
チャイニーズタイペイ
(1勝1敗)
0
19
22
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
やや緊張感がある中初戦を迎えた日本は、佐伯亜魅加選手のスパイクで先制した後、深澤めぐみ選手のレフトからのスパイクで加点し徐々にリズムを掴み、8-4、15-9とリードを広げる。チャイニーズタイペイもエースのスパイクやスピードのあるジャンプフローターサーブで応戦し、20-18と2点差まで追い上げる。ここで日本は、セッター熊谷仁依奈選手からセンター本田凛選手へのスピードあるブロード攻撃が有効に決まり、リードを広げる。最後は佐伯選手のスパイクが決まり、25-19で第1セットを取った。
【第2セット】
チャイニーズタイペイはいきなり意表を突くセッターのツー攻撃で先制すると、エースのバックアタックや速さのあるAクイックなどでリズムを掴み1-8と大きくリードする。日本のミスも絡み6-13とリードを許し、前半を終えた。しかし、日本は堤亜里菜選手、加地春花選手、吉武美佳選手、上村杏菜選手を次々に投入しリズムを変え、徐々に点差を詰める。深澤めぐみ選手のAクイックで18-21とすると、焦った相手エースのスパイクもあり、19-21と2点差とする。その後は粘り強く相手の攻撃を拾い、堤選手のスパイクが4本連続で決まって相手を突き放した。最後は再び深澤めぐみ選手のAクイックが決まり、25-22で2セット連取とした。
【第3セット】
続く第3セット、日本は第2セット途中からのメンバーに北窓絢音選手を加えてスタート。上村選手、北窓選手の攻撃で2点を先取すると5-4から堤選手のフェイント、サービスエースが有効に決まり、8-4とリードを広げる。その後は、上村選手の力強いスパイク、加地選手のサービスエースなどで12-6とさらにリードを広げる。その後も堤選手、途中交代の佐伯選手などのバックアタックを多用し、相手に的を絞らせることなくリードを続ける。そして、最後は北窓選手のライトからのスパイク、上村選手のバックアタックが連続して決まり、25-15でこのセットも取り初戦をいいムードで勝利することができた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝1敗 |
0 | 18 | 20 | 19 | ||
中国 3勝0敗 |
3 | 25 | 25 | 25 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
予選ラウンド2戦目は、スターティングメンバーの平均身長が174㎝の日本に対し、185㎝を超える大型チームの中国との対戦となった。序盤、高さのある中国に対し、上村杏菜選手、佐伯亜魅加選手のアタックで応戦するが、ブロックのプレッシャーからかスパイクミスが出はじめ、日本は流れを掴むことができない。徐々に点差が開き、7-11で1回目のタイムアウトを取る。その後、深澤つぐみ選手、上村選手の攻撃で追い上げるが、中国の高さのあるスパイクを拾いきれず18-25で第1セットを落とした。
【第2セット】
第2セットの出だしから日本はサーブで攻めようとするが、力みと焦りからかサーブミスが多くなってしまった。逆に中国の打点の高いジャンプフローターサーブでサービスエースを取られ3-8とリードを許す。その後、加地春花選手のサーブを起点に連続得点し9-11と追い上げるが、相手エースの打点の高いスパイクに流れを切られてしまい、ブレークすることができない。終盤、中国はエースにボールを集め、着実にポイントを重ね、このセットも20-25で取られた。
【第3セット】
続く第3セットは上村選手のスパイクで先制点を奪うが、中国の高いブロックに阻まれ思うように攻撃ができず、また中国のエースのスパイクで連続得点を許し、追いかける展開となる。中盤、日本は相手の連続スパイクミスと深澤つぐみ選手のスパイクで11-11と追いつくが、中国はエースにボールを集め、高さと力で得点を重ねて14-18と点差を広げる。日本もレシーブで粘りを見せるが、思うような攻撃ができず、最後は高いブロックに攻撃が阻まれ20-25でこのセットも落とした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 (1勝0敗) |
3 | 25 | 25 | 25 | ||
チャイニーズタイペイ (1勝1敗) |
0 | 19 | 22 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
やや緊張感がある中初戦を迎えた日本は、佐伯亜魅加選手のスパイクで先制した後、深澤めぐみ選手のレフトからのスパイクで加点し徐々にリズムを掴み、8-4、15-9とリードを広げる。チャイニーズタイペイもエースのスパイクやスピードのあるジャンプフローターサーブで応戦し、20-18と2点差まで追い上げる。ここで日本は、セッター熊谷仁依奈選手からセンター本田凛選手へのスピードあるブロード攻撃が有効に決まり、リードを広げる。最後は佐伯選手のスパイクが決まり、25-19で第1セットを取った。
【第2セット】
チャイニーズタイペイはいきなり意表を突くセッターのツー攻撃で先制すると、エースのバックアタックや速さのあるAクイックなどでリズムを掴み1-8と大きくリードする。日本のミスも絡み6-13とリードを許し、前半を終えた。しかし、日本は堤亜里菜選手、加地春花選手、吉武美佳選手、上村杏菜選手を次々に投入しリズムを変え、徐々に点差を詰める。深澤めぐみ選手のAクイックで18-21とすると、焦った相手エースのスパイクもあり、19-21と2点差とする。その後は粘り強く相手の攻撃を拾い、堤選手のスパイクが4本連続で決まって相手を突き放した。最後は再び深澤めぐみ選手のAクイックが決まり、25-22で2セット連取とした。
【第3セット】
続く第3セット、日本は第2セット途中からのメンバーに北窓絢音選手を加えてスタート。上村選手、北窓選手の攻撃で2点を先取すると5-4から堤選手のフェイント、サービスエースが有効に決まり、8-4とリードを広げる。その後は、上村選手の力強いスパイク、加地選手のサービスエースなどで12-6とさらにリードを広げる。その後も堤選手、途中交代の佐伯選手などのバックアタックを多用し、相手に的を絞らせることなくリードを続ける。そして、最後は北窓選手のライトからのスパイク、上村選手のバックアタックが連続して決まり、25-15でこのセットも取り初戦をいいムードで勝利することができた。