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第21回アジアU20(ジュニア)男子選手権大会
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- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- イラン
- インド
- 韓国
- タイ
- バングラデシュ
- 中国
- バーレーン
- パキスタン
- サウジアラビア
- イラク
- カタール
- アラブ首長国連邦
- 日本
- チャイニーズタイペイ
- オーストラリア
- ホンコンチャイナ
- クウェート
日本の試合結果
8月28日 日本×チャイニーズタイペイ 13-18位グループ 13-14位決定戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
チャイニーズタイペイ
0
14
22
22
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
甲斐優斗選手のサーブで崩したところを西山大翔選手がパイプ攻撃を決めると、相手のダブルコンタクトによる反則もあり2-0と好スタートを切った。西山選手のブロックから高橋慶帆選手がスパイクを決め8-3、またリベロ・井上琉聖選手の好レシーブからラリーへ繋げ、高橋選手のブロック、さらに甲斐選手のサービスエースで11-4とリードを広げた。終盤には高橋選手のサービスエース、甲斐選手の連続サービスエース、山根大幸選手のブロックなどでブレイクポイントを重ね、25-14で第1セットを先取した。
【第2セット】
序盤はサーブミスが多くリズムを掴めない中、日本のスパイクミスとチャイニーズタイペイのネットインサービスエースで7-10とされ、日本がタイムアウトを取った。中盤もなかなか追い上げることができない中、前田凌吾選手に替えて牧大晃選手、高橋選手に替えて下田大夢選手、さらに西山選手に山元快太選手を投入。15-17から甲斐選手のサーブで崩して連続ブレイクポイントを挙げてチャイニーズタイペイに並ぶと、牧選手のサーブから坪谷悠翔選手らの連続ブロック、相手のスパイクミスで21-18とリードに成功した。終盤はサーブレシーブを乱されると連続失点を喫し22-21まで追い上げられたが、坪谷選手の好レシーブから山本選手がスパイクを決めて、25-22で逃げ切った。
【第3セット】
出足にサーブミス、カウンターとブロックで0-3とチャイニーズタイペイを追う展開となった。すぐに日本も高橋選手のサーブで崩してダイレクトアタック、西山選手がカウンタースパイクを決め7-7と並んだが、その直後に汗で濡れたボールに前田選手がダブルコンタクトを取られると、甲斐選手のクイックが連続でブロックされて7-10とチャイニーズタイペイに再度リードを許した。しかし、山根選手の3連続ブロックと甲斐選手のサービスエースで13-11と再び逆転に成功すると、終盤には高橋選手のサーブで崩したところを牧選手のブロックを含む3連続ブレイクポイントを挙げて21-17とリードを広げた。最後は牧選手がスパイクを決めて25-22で勝利。13位で本大会を終えた。
8月27日 日本×オーストラリア 13-18位グループ セミファイナルラウンド(13-16位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
オーストラリア
0
21
14
14
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤はセッター・前田凌吾選手のブロックでブレイクしたものの、サーブミスが続きリズムが掴めないまま7-6と競った。それでも、甲斐優斗選手、前田選手のサービスエースが決まると、坪谷悠翔選手のブロックで11-7と差を広げた。さらに坪谷選手、山根大幸選手もサービスエースを決めて16-9とオーストラリアを大きく引き離した。その後、前田選手に替えて牧大晃選手、高橋慶帆選手に替えて下田大夢選手、西山大翔選手に替えて山元快太選手を投入。終盤、オーストラリアにサーブで崩され連続失点を喫したが、最後は牧選手がスパイクを決めて、25-21で第1セットを先取した。
【第2セット】
このセットも序盤にサーブミスが散発し、1点を追う展開となった。オーストラリアのサーブ時にスパイクミスが出て6-9となったところで日本はタイムアウトを要求。その後、西山選手、甲斐選手の連続ブロックにより12-12と同点に追い付くと、高橋選手のサービスエースや、サーブで崩してダイレクト攻撃を決めるなど6連続得点を挙げ、18-12とオーストラリアを一気に引き離した。終盤、西山選手に代わって入った山元選手のサービスエース、前田選手に代わって入った牧選手のブロックなどでさらに点差を広げ、25-14でセットを連取した。
【第3セット】
山根大幸選手に代えて芳賀祐介選手を起用してスタート。出足から坪谷選手のサービスエースや甲斐選手のブロックでリズムを掴むと、芳賀選手の好レシーブから苦しいボールを西山選手が決めた。また、ラリーから西山選手が絶妙のティップを決め3連続得点。7-3となったところでオーストラリアがタイムアウトを取った。8-4の場面で牧選手、下田選手を投入。その直後にサーブレシーブが乱れ、日本に連続でスパイクミスが出ると8-7と追い上げられたが、10-8の場面で甲斐選手が3連続サービスエースを決めると、オーストラリアのタイムアウトを挟んでさらに2本のサービスエースを決めるなど7連続ブレイクを上げ、17-8と試合を決定付けた。その後はオーストラリアに連続得点を許すことなく25-14で勝利した。
8月23日 日本×インド 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2敗
1
25
19
21
23
インド
1勝
3
19
25
25
25
【第1セットのスタメン】
【戦評】
昨日対戦したイランに続き、インドも「2022AVCカップ男子」に出場したメンバーで本大会に臨んでいる。インドに勝利して上位12チームによる決勝トーナメントに進みたいところ。
【第1セット】
イラン戦の反省から出足に気を付けることを確認して試合に入った。序盤は山根大幸選手のサービスエース、西山大翔選手のブロックポイントがあったものの、ブレイクポイントを奪うことはできず競り合いとなった。8-8からインドのクイックをブロックでつなぎ、西山選手がスパイクで得点。さらに西山選手、高橋慶帆選手の連続ブロック、山根選手のサーブで崩したところから甲斐優斗選手がクイックを決めるなど、13-9とリードを広げた。その後はサイドアウトで得点を重ねると、終盤には坪谷悠翔選手のサービスエース、前田凌吾選手の好レシーブを高橋選手が押し込むなどブレイクを重ね、25-19で第1セットを先取した。
【第2セット】
坪谷選手のスパイクでスタートしたものの、第1セットに少なかったクイックを多用するインドに苦戦。高橋選手、西山選手が連続でブロックされ4-7でリードを許した。その後、甲斐選手の連続サービスエースで7-8まで追い上げ、何とか同点に並びたいところだったが、リズムを上げてきたインドの攻撃を封じ込めずブレイクポイントが奪えないまま、追う展開が続いた。却って日本のミスや被ブロックで散発ながらブレイクポイントを許し、11-14とリードを広げられたところで日本がタイムアウトを取った。タイムアウト直後から西山選手に代えて山元快太選手をサーブで使うなど、何とか連続得点を挙げて点差を詰めたいところだったが、インドの好プレーに阻まれ14-18とインドリードのまま終盤へ。セット終盤、何とか流れを代えたい日本だったが、辛抱できずに強打をブロックされ、19-25で第2セットを落とした。
【第3セット】
インドの196㎝のセッターのスパイクサーブにレセプションを崩されると0-3と追う展開となった。山根選手のブロックでサイドアウトを取ったが、点差を詰めることができず、3-7とされたところで高橋選手に代えて牧大晃選手を投入。甲斐選手のサービスエースで6-8と追い上げたが、サイドアウトの取り合いののち、12-14からインドにブロック、サービスエース、サーブからのカウンター攻撃で得点を許し、12-17と引き離された。日本は甲斐選手のサーブでインドのレセプションを崩すと、牧選手のスパイク、西山選手のパイプ攻撃で15-17まで追い上げ、さらに坪谷選手、西山選手のブロックにより19-19と同点に追い付いた。しかし、21-21の場面でサーブミス、ブロックによりインドに再びリードを許すと、最後は日本にスパイクアウトが出て、21-25で第3セットを落とした。
【第4セット】
インドに2セット連取を許して後のなくなった日本。前セット途中で交代した高橋選手を戻してスタートした。中盤、14-14まではどちらも引かない展開となった。甲斐選手のサービスエースで1点先行し、何とか点差を広げたい場面で、西山選手がブロックを決め18-16とした。その後、甲斐選手のブロックで21-18とするが、スパイクをインドにブロックされると、さらにスパイクミスが出て22-22の同点に。23-23からサーブで崩されると連続してブロックに阻まれ23-25。第4セットを落とし、セットカウント1-3でインドに敗れた。
8月22日 日本×イラン 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1敗
2
25
25
25
22
8
イラン
1勝
3
27
23
23
25
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
本大会初戦で顔を合わせたイランは、先日タイにて開催された「2022AVCカップ男子」に出場したチーム。AVCカップを戦ってきたイランに比べ、出だしに硬さの目立つ日本はレセプションが安定せずにミスを重ね、2-8とリードされた。スパイカー陣が苦戦する中、坪谷悠翔選手がブロックをかわしながらスパイクを決めていくと、甲斐優斗選手がブロックを決めて9-14。追い上げのきっかけがほしい日本は、前田凌吾選手のサーブから甲斐選手のブレイク、さらに西山大翔選手のサービスエースで12-15と3点差に迫った。中盤からはリベロ・井上琉聖選手を中心にレセプションを安定させ、本来のリズムを取り戻すと、終盤に19-19と追い付いた。その直後、日本のコンビネーションが乱れ20-23と再びイランに引き離されながら、西山選手のサービスエースなどでデュースに持ち込んだ。しかし、日本のサーブミスの後、レセプションを乱されラリーを決められて、25-27で第1セットを落とした。
【第2セット】
序盤は競り合いながら進んだが、10-11からイランのスパイクサーブに日本のレセプション返球が若干大きくなると、2連続でダイレクトアタックを決められ、10-13とイランにリードを許し日本がタイムアウトを取った。中盤はイランのサーブ苦にしめられながらスパイカー陣がポイントを挙げ、サイドアウトを取ったが、16-17から自らのミスとイランのサービスエースで16-20と離された。しかし、19-22で途中出場した牧大晃選手のサーブでイランを崩すと、イランのスパイクミスや高橋慶帆選手のブロックにより追い付き、山根大幸選手のブロックで23-22と逆転に成功。さらに高橋選手がスパイクを決めてセットポイントとすると、坪谷選手の好レシーブからラリーに展開、西山選手がフェイントを決めて、25-23と逆転でこのセットを取り返した。
【第3セット】
序盤はサイドアウトが続くなか、8-9の場面で山根選手のサーブから甲斐のブロック、高橋のダイレクトアタックなどで11-10とリードした。さらに、西山選手のブロックなどで15-13とリードを広げ、この試合初めて中盤からリードする展開となった。イランはメンバーチェンジを繰り返し総力戦となる。日本も高橋選手に替えて下田大夢選手、前田選手に牧選手を代えながらサイドアウトを重ねていき24-23とセットポイント。最後はレセプションが乱れたものの、西山選手がスパイクを打ち切り、25-23で2セット連取に成功した。
【第4セット】
互いに連続得点を許さず、力の拮抗した好ゲームとなった。10点以降はイランが1点を追う展開となったが、イランにブロックで繋がれると16-17とアドバンテージを取られると、さらに日本のミスが連続し16-19と引き離された。日本はサーブで攻めたが、イランの粘り強い攻撃にブレイクを取ることができずに22-25で第4セットを失った。
【第5セット】
出だしにレセプションが乱された日本は、高さのあるイランのブロックを攻めきれず、逆にブレイクを許し1-4とリードされる展開となった。その後はサイドアウトの取り合いとなったが、8-12から日本のミスが連続し、8-15でこのセットを落として初戦は敗れた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
チャイニーズタイペイ | 0 | 14 | 22 | 22 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
甲斐優斗選手のサーブで崩したところを西山大翔選手がパイプ攻撃を決めると、相手のダブルコンタクトによる反則もあり2-0と好スタートを切った。西山選手のブロックから高橋慶帆選手がスパイクを決め8-3、またリベロ・井上琉聖選手の好レシーブからラリーへ繋げ、高橋選手のブロック、さらに甲斐選手のサービスエースで11-4とリードを広げた。終盤には高橋選手のサービスエース、甲斐選手の連続サービスエース、山根大幸選手のブロックなどでブレイクポイントを重ね、25-14で第1セットを先取した。
【第2セット】
序盤はサーブミスが多くリズムを掴めない中、日本のスパイクミスとチャイニーズタイペイのネットインサービスエースで7-10とされ、日本がタイムアウトを取った。中盤もなかなか追い上げることができない中、前田凌吾選手に替えて牧大晃選手、高橋選手に替えて下田大夢選手、さらに西山選手に山元快太選手を投入。15-17から甲斐選手のサーブで崩して連続ブレイクポイントを挙げてチャイニーズタイペイに並ぶと、牧選手のサーブから坪谷悠翔選手らの連続ブロック、相手のスパイクミスで21-18とリードに成功した。終盤はサーブレシーブを乱されると連続失点を喫し22-21まで追い上げられたが、坪谷選手の好レシーブから山本選手がスパイクを決めて、25-22で逃げ切った。
【第3セット】
出足にサーブミス、カウンターとブロックで0-3とチャイニーズタイペイを追う展開となった。すぐに日本も高橋選手のサーブで崩してダイレクトアタック、西山選手がカウンタースパイクを決め7-7と並んだが、その直後に汗で濡れたボールに前田選手がダブルコンタクトを取られると、甲斐選手のクイックが連続でブロックされて7-10とチャイニーズタイペイに再度リードを許した。しかし、山根選手の3連続ブロックと甲斐選手のサービスエースで13-11と再び逆転に成功すると、終盤には高橋選手のサーブで崩したところを牧選手のブロックを含む3連続ブレイクポイントを挙げて21-17とリードを広げた。最後は牧選手がスパイクを決めて25-22で勝利。13位で本大会を終えた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
オーストラリア | 0 | 21 | 14 | 14 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤はセッター・前田凌吾選手のブロックでブレイクしたものの、サーブミスが続きリズムが掴めないまま7-6と競った。それでも、甲斐優斗選手、前田選手のサービスエースが決まると、坪谷悠翔選手のブロックで11-7と差を広げた。さらに坪谷選手、山根大幸選手もサービスエースを決めて16-9とオーストラリアを大きく引き離した。その後、前田選手に替えて牧大晃選手、高橋慶帆選手に替えて下田大夢選手、西山大翔選手に替えて山元快太選手を投入。終盤、オーストラリアにサーブで崩され連続失点を喫したが、最後は牧選手がスパイクを決めて、25-21で第1セットを先取した。
【第2セット】
このセットも序盤にサーブミスが散発し、1点を追う展開となった。オーストラリアのサーブ時にスパイクミスが出て6-9となったところで日本はタイムアウトを要求。その後、西山選手、甲斐選手の連続ブロックにより12-12と同点に追い付くと、高橋選手のサービスエースや、サーブで崩してダイレクト攻撃を決めるなど6連続得点を挙げ、18-12とオーストラリアを一気に引き離した。終盤、西山選手に代わって入った山元選手のサービスエース、前田選手に代わって入った牧選手のブロックなどでさらに点差を広げ、25-14でセットを連取した。
【第3セット】
山根大幸選手に代えて芳賀祐介選手を起用してスタート。出足から坪谷選手のサービスエースや甲斐選手のブロックでリズムを掴むと、芳賀選手の好レシーブから苦しいボールを西山選手が決めた。また、ラリーから西山選手が絶妙のティップを決め3連続得点。7-3となったところでオーストラリアがタイムアウトを取った。8-4の場面で牧選手、下田選手を投入。その直後にサーブレシーブが乱れ、日本に連続でスパイクミスが出ると8-7と追い上げられたが、10-8の場面で甲斐選手が3連続サービスエースを決めると、オーストラリアのタイムアウトを挟んでさらに2本のサービスエースを決めるなど7連続ブレイクを上げ、17-8と試合を決定付けた。その後はオーストラリアに連続得点を許すことなく25-14で勝利した。
8月23日 日本×インド 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2敗
1
25
19
21
23
インド
1勝
3
19
25
25
25
【第1セットのスタメン】
【戦評】
昨日対戦したイランに続き、インドも「2022AVCカップ男子」に出場したメンバーで本大会に臨んでいる。インドに勝利して上位12チームによる決勝トーナメントに進みたいところ。
【第1セット】
イラン戦の反省から出足に気を付けることを確認して試合に入った。序盤は山根大幸選手のサービスエース、西山大翔選手のブロックポイントがあったものの、ブレイクポイントを奪うことはできず競り合いとなった。8-8からインドのクイックをブロックでつなぎ、西山選手がスパイクで得点。さらに西山選手、高橋慶帆選手の連続ブロック、山根選手のサーブで崩したところから甲斐優斗選手がクイックを決めるなど、13-9とリードを広げた。その後はサイドアウトで得点を重ねると、終盤には坪谷悠翔選手のサービスエース、前田凌吾選手の好レシーブを高橋選手が押し込むなどブレイクを重ね、25-19で第1セットを先取した。
【第2セット】
坪谷選手のスパイクでスタートしたものの、第1セットに少なかったクイックを多用するインドに苦戦。高橋選手、西山選手が連続でブロックされ4-7でリードを許した。その後、甲斐選手の連続サービスエースで7-8まで追い上げ、何とか同点に並びたいところだったが、リズムを上げてきたインドの攻撃を封じ込めずブレイクポイントが奪えないまま、追う展開が続いた。却って日本のミスや被ブロックで散発ながらブレイクポイントを許し、11-14とリードを広げられたところで日本がタイムアウトを取った。タイムアウト直後から西山選手に代えて山元快太選手をサーブで使うなど、何とか連続得点を挙げて点差を詰めたいところだったが、インドの好プレーに阻まれ14-18とインドリードのまま終盤へ。セット終盤、何とか流れを代えたい日本だったが、辛抱できずに強打をブロックされ、19-25で第2セットを落とした。
【第3セット】
インドの196㎝のセッターのスパイクサーブにレセプションを崩されると0-3と追う展開となった。山根選手のブロックでサイドアウトを取ったが、点差を詰めることができず、3-7とされたところで高橋選手に代えて牧大晃選手を投入。甲斐選手のサービスエースで6-8と追い上げたが、サイドアウトの取り合いののち、12-14からインドにブロック、サービスエース、サーブからのカウンター攻撃で得点を許し、12-17と引き離された。日本は甲斐選手のサーブでインドのレセプションを崩すと、牧選手のスパイク、西山選手のパイプ攻撃で15-17まで追い上げ、さらに坪谷選手、西山選手のブロックにより19-19と同点に追い付いた。しかし、21-21の場面でサーブミス、ブロックによりインドに再びリードを許すと、最後は日本にスパイクアウトが出て、21-25で第3セットを落とした。
【第4セット】
インドに2セット連取を許して後のなくなった日本。前セット途中で交代した高橋選手を戻してスタートした。中盤、14-14まではどちらも引かない展開となった。甲斐選手のサービスエースで1点先行し、何とか点差を広げたい場面で、西山選手がブロックを決め18-16とした。その後、甲斐選手のブロックで21-18とするが、スパイクをインドにブロックされると、さらにスパイクミスが出て22-22の同点に。23-23からサーブで崩されると連続してブロックに阻まれ23-25。第4セットを落とし、セットカウント1-3でインドに敗れた。
8月22日 日本×イラン 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1敗
2
25
25
25
22
8
イラン
1勝
3
27
23
23
25
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
本大会初戦で顔を合わせたイランは、先日タイにて開催された「2022AVCカップ男子」に出場したチーム。AVCカップを戦ってきたイランに比べ、出だしに硬さの目立つ日本はレセプションが安定せずにミスを重ね、2-8とリードされた。スパイカー陣が苦戦する中、坪谷悠翔選手がブロックをかわしながらスパイクを決めていくと、甲斐優斗選手がブロックを決めて9-14。追い上げのきっかけがほしい日本は、前田凌吾選手のサーブから甲斐選手のブレイク、さらに西山大翔選手のサービスエースで12-15と3点差に迫った。中盤からはリベロ・井上琉聖選手を中心にレセプションを安定させ、本来のリズムを取り戻すと、終盤に19-19と追い付いた。その直後、日本のコンビネーションが乱れ20-23と再びイランに引き離されながら、西山選手のサービスエースなどでデュースに持ち込んだ。しかし、日本のサーブミスの後、レセプションを乱されラリーを決められて、25-27で第1セットを落とした。
【第2セット】
序盤は競り合いながら進んだが、10-11からイランのスパイクサーブに日本のレセプション返球が若干大きくなると、2連続でダイレクトアタックを決められ、10-13とイランにリードを許し日本がタイムアウトを取った。中盤はイランのサーブ苦にしめられながらスパイカー陣がポイントを挙げ、サイドアウトを取ったが、16-17から自らのミスとイランのサービスエースで16-20と離された。しかし、19-22で途中出場した牧大晃選手のサーブでイランを崩すと、イランのスパイクミスや高橋慶帆選手のブロックにより追い付き、山根大幸選手のブロックで23-22と逆転に成功。さらに高橋選手がスパイクを決めてセットポイントとすると、坪谷選手の好レシーブからラリーに展開、西山選手がフェイントを決めて、25-23と逆転でこのセットを取り返した。
【第3セット】
序盤はサイドアウトが続くなか、8-9の場面で山根選手のサーブから甲斐のブロック、高橋のダイレクトアタックなどで11-10とリードした。さらに、西山選手のブロックなどで15-13とリードを広げ、この試合初めて中盤からリードする展開となった。イランはメンバーチェンジを繰り返し総力戦となる。日本も高橋選手に替えて下田大夢選手、前田選手に牧選手を代えながらサイドアウトを重ねていき24-23とセットポイント。最後はレセプションが乱れたものの、西山選手がスパイクを打ち切り、25-23で2セット連取に成功した。
【第4セット】
互いに連続得点を許さず、力の拮抗した好ゲームとなった。10点以降はイランが1点を追う展開となったが、イランにブロックで繋がれると16-17とアドバンテージを取られると、さらに日本のミスが連続し16-19と引き離された。日本はサーブで攻めたが、イランの粘り強い攻撃にブレイクを取ることができずに22-25で第4セットを失った。
【第5セット】
出だしにレセプションが乱された日本は、高さのあるイランのブロックを攻めきれず、逆にブレイクを許し1-4とリードされる展開となった。その後はサイドアウトの取り合いとなったが、8-12から日本のミスが連続し、8-15でこのセットを落として初戦は敗れた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2敗 |
1 | 25 | 19 | 21 | 23 | |
インド 1勝 |
3 | 19 | 25 | 25 | 25 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
昨日対戦したイランに続き、インドも「2022AVCカップ男子」に出場したメンバーで本大会に臨んでいる。インドに勝利して上位12チームによる決勝トーナメントに進みたいところ。
【第1セット】
イラン戦の反省から出足に気を付けることを確認して試合に入った。序盤は山根大幸選手のサービスエース、西山大翔選手のブロックポイントがあったものの、ブレイクポイントを奪うことはできず競り合いとなった。8-8からインドのクイックをブロックでつなぎ、西山選手がスパイクで得点。さらに西山選手、高橋慶帆選手の連続ブロック、山根選手のサーブで崩したところから甲斐優斗選手がクイックを決めるなど、13-9とリードを広げた。その後はサイドアウトで得点を重ねると、終盤には坪谷悠翔選手のサービスエース、前田凌吾選手の好レシーブを高橋選手が押し込むなどブレイクを重ね、25-19で第1セットを先取した。
【第2セット】
坪谷選手のスパイクでスタートしたものの、第1セットに少なかったクイックを多用するインドに苦戦。高橋選手、西山選手が連続でブロックされ4-7でリードを許した。その後、甲斐選手の連続サービスエースで7-8まで追い上げ、何とか同点に並びたいところだったが、リズムを上げてきたインドの攻撃を封じ込めずブレイクポイントが奪えないまま、追う展開が続いた。却って日本のミスや被ブロックで散発ながらブレイクポイントを許し、11-14とリードを広げられたところで日本がタイムアウトを取った。タイムアウト直後から西山選手に代えて山元快太選手をサーブで使うなど、何とか連続得点を挙げて点差を詰めたいところだったが、インドの好プレーに阻まれ14-18とインドリードのまま終盤へ。セット終盤、何とか流れを代えたい日本だったが、辛抱できずに強打をブロックされ、19-25で第2セットを落とした。
【第3セット】
インドの196㎝のセッターのスパイクサーブにレセプションを崩されると0-3と追う展開となった。山根選手のブロックでサイドアウトを取ったが、点差を詰めることができず、3-7とされたところで高橋選手に代えて牧大晃選手を投入。甲斐選手のサービスエースで6-8と追い上げたが、サイドアウトの取り合いののち、12-14からインドにブロック、サービスエース、サーブからのカウンター攻撃で得点を許し、12-17と引き離された。日本は甲斐選手のサーブでインドのレセプションを崩すと、牧選手のスパイク、西山選手のパイプ攻撃で15-17まで追い上げ、さらに坪谷選手、西山選手のブロックにより19-19と同点に追い付いた。しかし、21-21の場面でサーブミス、ブロックによりインドに再びリードを許すと、最後は日本にスパイクアウトが出て、21-25で第3セットを落とした。
【第4セット】
インドに2セット連取を許して後のなくなった日本。前セット途中で交代した高橋選手を戻してスタートした。中盤、14-14まではどちらも引かない展開となった。甲斐選手のサービスエースで1点先行し、何とか点差を広げたい場面で、西山選手がブロックを決め18-16とした。その後、甲斐選手のブロックで21-18とするが、スパイクをインドにブロックされると、さらにスパイクミスが出て22-22の同点に。23-23からサーブで崩されると連続してブロックに阻まれ23-25。第4セットを落とし、セットカウント1-3でインドに敗れた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1敗 |
2 | 25 | 25 | 25 | 22 | 8 |
イラン 1勝 |
3 | 27 | 23 | 23 | 25 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
本大会初戦で顔を合わせたイランは、先日タイにて開催された「2022AVCカップ男子」に出場したチーム。AVCカップを戦ってきたイランに比べ、出だしに硬さの目立つ日本はレセプションが安定せずにミスを重ね、2-8とリードされた。スパイカー陣が苦戦する中、坪谷悠翔選手がブロックをかわしながらスパイクを決めていくと、甲斐優斗選手がブロックを決めて9-14。追い上げのきっかけがほしい日本は、前田凌吾選手のサーブから甲斐選手のブレイク、さらに西山大翔選手のサービスエースで12-15と3点差に迫った。中盤からはリベロ・井上琉聖選手を中心にレセプションを安定させ、本来のリズムを取り戻すと、終盤に19-19と追い付いた。その直後、日本のコンビネーションが乱れ20-23と再びイランに引き離されながら、西山選手のサービスエースなどでデュースに持ち込んだ。しかし、日本のサーブミスの後、レセプションを乱されラリーを決められて、25-27で第1セットを落とした。
【第2セット】
序盤は競り合いながら進んだが、10-11からイランのスパイクサーブに日本のレセプション返球が若干大きくなると、2連続でダイレクトアタックを決められ、10-13とイランにリードを許し日本がタイムアウトを取った。中盤はイランのサーブ苦にしめられながらスパイカー陣がポイントを挙げ、サイドアウトを取ったが、16-17から自らのミスとイランのサービスエースで16-20と離された。しかし、19-22で途中出場した牧大晃選手のサーブでイランを崩すと、イランのスパイクミスや高橋慶帆選手のブロックにより追い付き、山根大幸選手のブロックで23-22と逆転に成功。さらに高橋選手がスパイクを決めてセットポイントとすると、坪谷選手の好レシーブからラリーに展開、西山選手がフェイントを決めて、25-23と逆転でこのセットを取り返した。
【第3セット】
序盤はサイドアウトが続くなか、8-9の場面で山根選手のサーブから甲斐のブロック、高橋のダイレクトアタックなどで11-10とリードした。さらに、西山選手のブロックなどで15-13とリードを広げ、この試合初めて中盤からリードする展開となった。イランはメンバーチェンジを繰り返し総力戦となる。日本も高橋選手に替えて下田大夢選手、前田選手に牧選手を代えながらサイドアウトを重ねていき24-23とセットポイント。最後はレセプションが乱れたものの、西山選手がスパイクを打ち切り、25-23で2セット連取に成功した。
【第4セット】
互いに連続得点を許さず、力の拮抗した好ゲームとなった。10点以降はイランが1点を追う展開となったが、イランにブロックで繋がれると16-17とアドバンテージを取られると、さらに日本のミスが連続し16-19と引き離された。日本はサーブで攻めたが、イランの粘り強い攻撃にブレイクを取ることができずに22-25で第4セットを失った。
【第5セット】
出だしにレセプションが乱された日本は、高さのあるイランのブロックを攻めきれず、逆にブレイクを許し1-4とリードされる展開となった。その後はサイドアウトの取り合いとなったが、8-12から日本のミスが連続し、8-15でこのセットを落として初戦は敗れた。