- 5
- アウトサイドヒッター
第14回アジアU18(ユース)男子選手権大会
-
- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
-
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- 日本
- イラン
- インド
- 韓国
- 中国
- チャイニーズタイペイ
- タイ
- クウェート
U18男子日本代表チーム 個人賞受賞者
ベストアウトサイドヒッター賞 |
小野駿太選手
|
---|---|
ベストリベロ賞 |
亀岡聖成選手
|
MVP |
尾藤大輝選手
|
日本の試合結果
8月22日 日本×イラン 決勝
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
イラン
0
22
22
23
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
出足から山下彪選手のブロックと葭原逢太選手のサービスエースで3-0とリードを奪い、イランが1回目のタイムアウトを取る。イランは強烈なジャンプサーブと高いブロックを武器に日本との点差を詰めるが、日本も土井優太選手、小野駿太選手、尾藤大輝選手のサイドスパイカー陣がブロックアウトを巧みに取り、逆転を許さずにサイドアウトを繰り返した。日本は17-16からイランのスパイクミスとレセプションの乱れに乗じて、トランジションから小野選手がスパイクを決め、20-16とリードを広げて終盤に突入。イランのジャンプサーブでレセプションを崩され、20-19と追い上げられるが、21-20から今度はイランのレセプションが崩れ、23-21と日本がリードを広げた。日本は土井選手に替えて原亜久里選手をセッターで投入。24-22とセットポイントを迎えると、25点目は葭原選手がスパイクを決めて、25-22で第1セットを取った。
【第2セット】
序盤はお互いにサイドアウトを取りながら点数を重ねるが、6-5から日本がイランのミスと、尾藤選手のブロックポイントで9-5とリードしたところで、イランが1回目のタイムアウトを取った。イランの強烈なサーブとブロックに捕まり12-13と逆転されるが、イランのレシーブが安定しないところを日本が着実に得点して、18-16と再びリードを奪った。その後は両チームともミスが出て連続得点できないまま、23-22の場面でイランにサーブミスが出て24-22とセットポイントを握ると、最後はイランのスパイクミスで、第2セットも日本が25-22で取った。
【第3セット】
序盤は日本優位の展開となった。レセプションが安定せず単調な攻撃を仕掛けるイランを、秋本悠月のブロックで仕留めると、尾藤大輝選手、小野駿太選手がトランジションからスパイクを決めて9-5とリードを広げた。イランのタイムアウト明け、強烈なサーブと高いブロックで反撃するイランに14-14と同点に追いつかれたが、ここで秋本選手、尾藤選手が連続ブロックポイントを挙げ16-14と日本が再びリードし、イランが2回目のタイムアウトを取った。粘るイランにブロックポイントとトランジションからのスパイクを決められ、19-19の同点に追い付かれたが、ミスの目立つイランの失点で24-23とマッチポイントを握ると、最後は尾藤選手がスパイクを決めて25-23。セットカウント3-0のストレートで日本が勝利し、3大会連続3度目の優勝を果たした。
8月21日 日本×韓国 セミファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
37
25
25
25
韓国
1
39
22
21
14
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
出足からお互いにサイドアウトを取り合いながら得点を重ねるが、日本のミスに乗じた韓国に11-14とリードを許した。さらに点差を縮めることができないまま、韓国のブロックポイントで15-22とされ日本は2回目のタイムアウトを取った。韓国のサーブミスとコンビネーションミスで17-20と追い上げると、その後はお互いにサイドアウトを取り19-22と3点差まで追い上げた。さらに日本は秋本悠月選手のブロック、尾藤大輝選手のサービスエースで21-22と1点差まで追い上げた。韓国が2回目のタイムアウトを取るも日本の勢いは止まらず、葭原逢太選手のブロックポイントで23-23と追い付いた。両チーム譲らずデュースとなり、ここから互いにセットポイントを握りながらも決定打を欠き点数を重ねたが、最後は37-38から韓国に攻撃をブロックされ、37-39で第1セットを取られた。
【第2セット】
スターティングメンバーから、セッターを原亜久里選手、土井優太選手に替えて葭原選手をアウトサイドヒッターで起用した。
序盤は韓国のブロックポイントでリードを許す場面もあったが、秋本選手の連続ブロックポイントで13-12としたところで韓国が1回目のタイムアウトを取った。ここから韓国がブロックポイントで14-14としたが、日本が4連続得点を挙げて18-14とリードし、韓国が2回目のタイムアウトを取った。スパイクが決まらない韓国に対して、日本は確実に得点を重ねて23-17とするが、韓国にブロックなどで23-20と追い上げられて1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明けは尾藤選手のスパイクでセットポイントを迎えると、葭原選手のブロックで25-22とし、第2セットを取り返した。
【第3セット】
序盤からディフェンス力に勝る日本がトランジションからの攻撃を展開。尾藤選手、小野駿太選手が得点し12-8で韓国が1回目のタイムアウトを取った。さらに尾藤選手のサービスエースで16-11となったところで韓国が2回目のタイムアウトを取った。終盤、22-16から韓国に連続ブロックポイントを許し22-18と追い上げられたが、日本のタイムアウト明け23点目を葭原選手、24点目を小野選手のスパイクで取ると、最後は相手のミスにより25-21で第3セットを取った。
【第4セット】
序盤から精彩を欠く韓国チームに対して日本が着実に得点を重ね、8-5とリードした。その後もミスの続く韓国に対して秋本選手のブロックが決まり15-9。韓国が2回目のタイムアウトを取るが流れは明け渡さずに、17-12から3連続得点とサイドアウトで22-14とした。セット終盤、再び日本が連続得点をマークすると、最後は韓国のスパイクミスで25-14となり、セットカウント3-1で勝利した。
8月20日 日本×クウェート クウォーターファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
クウェート
0
21
18
12
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からミスでクウェートに先行を許すものの、クウェートの単調な攻撃に助けられ中盤に逆転すると、14-12でクウェートが1回目のタイムアウトを取った。その後はクウェートのブロックに苦戦しながらも、20-20の同点からクウェートのスパイクミスなどでブレイクし、24-21とセットポイントを迎えると、小野駿太選手のスパイクが決まり25-21で第1セットを取った。
【第2セット】
スターティングメンバーを秋本悠月選手からローゼンマーク有廉ジュニア選手に替えてスタート。序盤から山下彪選手のAクイック、土井優太選手のスパイクなどで5-1とリードに成功。クウェートのミスもあり9-4とした。その後、クウェートに連続サービスエースなどを決められ点差を詰められるものの、葭原逢太選手のブロック、ツーアタックでブレイクし12-7とした。終盤までサイドアウトを繰り返し、20-14でクウェートが2回目のタイムアウトを取ったが、日本は流れを渡さず24-18でセットポイントを迎え、最後はローゼンマーク選手がスパイクを決めて25-18で第2セットを取った。
【第3セット】
スターティングメンバーを土井選手から永田凜郎選手、秋本選手をローゼンマーク選手に替えてスタートした。日本は決定打のないクウェートに対してトランジションからのスパイクを小野選手、永田選手、尾藤大輝選手が決めて、6-2とリードした。クウェートの1回目のタイムアウトの後、尾藤選手に替えて土井選手、永田選手に替えてカズンズ海選手を投入。14-8から山下選手のサービスエース、ローゼンマーク選手のブロック、小野選手のスパイクでブレイクポイントを挙げると、18-8と大きくリードしクウェートが2度目のタイムアウトを取った。終盤もローゼンマーク選手のスパイク、カズンズ選手のブロックなどで得点を重ねた日本が25-12で第3セットを取り、セットカウント3-0のストレートで勝利した。
8月17日 日本×タイ 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
22
25
23
15
タイ
3敗
2
15
25
17
25
9
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からタイのミス、秋本悠月選手のブロックポイントで日本が6-1とリードし、タイが1回目のタイムアウトを取った。さらに葭原逢太選手のサービスエース、秋本選手のブロックポイントなどで9-1とさらにリードを広げた。その後、日本にもサーブミスなどが出たが、サイドアウトを確実に取り、16-9となったところで土井優太選手に替えて永田凜郎選手を投入。18-10となったところでタイが2回目のタイムアウトを取った。終盤、日本は山下彪選手に替えて渡邉健選手を起用、その渡邉選手のサービスエースでセットポイントを掴むと、最後は永田選手が相手エースをブロックし、25-15で第1セットを取った。
【第2セット】
スターティングメンバーに永田選手を起用。日本は序盤から永田選手のスパイク、山下選手のブロックポイントで3-1とリードするが、タイのサービスエースと日本のミスで、6-6と同点に追い付かれた。中盤までは一進一退の攻防を繰り返すが、16-16からタイのスパイクミスと山下選手のブロックポイントで18-16と日本が一歩リードに成功した。しかし、タイのタイムアウト明けに連続失点を喫し18-19と逆転を許すと、勢いに乗って攻めるタイを相手に20-22とビハインドの状態でセット終盤へ。日本の2度目のタイムアウト明けに葭原選手を原亜久里選手、尾藤大輝選手をカズンズ海選手に替えて反撃を試みるが、タイのサービスエースでセットポイントになり、22-25で第2セットを落とした。
【第3セット】
序盤は互いにブレイクは取り合い点差を広げることができずにいたが、11-8と日本がリードを奪うとタイが1回目のタイムアウトを取った。その後も日本が山下選手のブロックポイントなどで17-11とリードを広げると、20-14となったところでタイが2回目のタイムアウト。その後は葭原選手のサービスエースなどで日本が着実に得点を重ね、25-17で第3セットを取った。
【第4セット】
序盤から互いにサイドアウトを繰り返す展開が続き、タイが1点のリードをキープして終盤まで縺れた。20-20と日本が連続得点を挙げた場面で、タイが1回目のタイムアウトを取る。23-23からタイにブロックを決められ、23-25で第4セットを落とした。
【第5セット】
セッターに原選手を起用、そして尾藤選手をオポジット、葭原選手をアウトサイドヒッターに変更して臨んだ。序盤、尾藤選手と山下選手の連続ブロックポイントなどで8-5と日本がリードを奪い、タイが1回目のタイムアウトを取った。その後も日本が主導権を保つと、葭原選手のサービスエース、小野駿太選手のスパイクなどで14-8と大きくリードしマッチポイント。タイは2回目のタイムアウトを取って起死回生を図るが、最後は小野選手のスパイクが決まり、15-9で第5セットを取り、フルセット勝ちを収めた。
8月16日 日本×韓国 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
21
25
25
15
15
韓国
1勝1敗
2
25
18
14
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からミスの目立つ日本は、7-12とリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。しかし流れを変えられず、2本のサービスエースとブロックポイントで7-15と点差を広げられ2回目のタイムアウトを取った。土井優太選手に替えて原亜久里選手をセッターとして投入、さらに葭原 逢太選手をスパイカーに起用すると、尾藤大輝選手のブロック、山下彪選手と原選手のサービスエースで徐々に点差を詰め、13-17で韓国がタイムアウトを取った。終盤にかけて点差を詰めたいところだが要所でサーブミス、スパイクミスが出てると、最後は韓国のスパイクが決まり、21-25でこのセットを落とした。
【第2セット】
スターティングメンバーのポジションを、セッターに原選手、オポジットに尾藤選手、葭原選手をアウトサイドヒッターに変更して臨んだ。
序盤から韓国のミスに乗じて7-4とリードを奪った。中盤も韓国のコンビネーションミス、スパイクミスを確実に拾うと、尾藤選手、小野駿太選手がスパイクを決めて着実に点差を広げると、17-10で韓国が2回目のタイムアウトを取った。終盤、韓国にブロックポイントで食い下がられたが、秋本 悠月選手のブロックポイントで24-18とすると、最後は韓国のサーブミスにより25-18でこのセットを取った。
【第3セット】
序盤からレシーブが安定しない韓国に対して、秋本選手、葭原選手、尾藤選手のスパイクで連続ブレイクすると、6-3で韓国が1回目のタイムアウトを取った。さらに秋本選手、葭原選手、山下選手のブロックポイントなどで点差を広げ、18-11で韓国が2回目のタイムアウトを取った。その後も韓国のミスからの失点が続き、24-14でセットポイントを迎えると、最後も韓国のスパイクミスにより25-14でセットを取った。
【第4セット】
序盤から攻撃が単調になった日本は、韓国のブロックに捕まるとスパイクミス、サーブミスなどで失点が続き7-10でタイムアウトを取ったが、流れを切ることはできず8-13で2度目のタイムアウトを使った。勢いに乗る韓国チームを相手に防戦一方となった日本は、12-22と大きくリードを許し、15-25と韓国のセットポイントとなった。最後は日本のスパイクミスにより、15-25でこのセットを落とした。
【第5セット】
序盤から尾藤選手にボールを集めた日本が、7-5とリードして後半へ。両チームがサイドアウトを取り合ったのち、日本のサーブミスと韓国のブロックで12-12と同点にされた。日本はここでタイムアウトを取ると、トランジションからのブレイクを決めて14-12とマッチポイントを握り、たまらず韓国がタイムアウトを取った。14-13と1点差に迫られるも、最後は尾藤選手が決めて15-13で逃げ切り、セットカウント3-2のフルセットで日本が勝利した。
8月15日 日本×インド 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
23
21
15
インド
1敗
2
20
23
25
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
開幕カードということで両チームともに緊張した雰囲気で始まった。序盤はインドのミスによる失点が目立ち、11-7でインドがタイムアウトを取った。中盤はお互いにサイドアウトを取りながら互角のまま終盤に突入。尾藤大輝選手のブロックポイントからの連続ブレイクで21-15まで点差を広げ、インドが2回目のタイムアウトを取った。その後、日本のサーブミスとインドの連続ブロックポイントで21-18と詰め寄られるが、ディフェンス力に勝る日本、トランジションからの攻撃を山下彪選手、尾藤大輝選手が決めて24-20とセットポイントとなった。最後は小野駿太選手が決めて、25-20で第1セットを取った。
【第2セット】
序盤からミスの目立つインドに対し6-2とリードするが、インドの高いブロックに対してミスが出ると7-6まで点差を詰められた。しかし、ディフェンスが安定しないインドに対して日本が着実にブレイクポイントを取ると、中盤17-13と日本が連続ブレイクしたところで、インドが1回目のタイムアウトを取った。その後は両チームともサイドアウトを繰り返し、終盤22-18となったところでインドが2回目のタイムアウト。日本のスパイクミス、インドのブロックポイントで23-22となったところで、今度は日本が1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明け、尾藤選手がスパイクを決めてセットポイントを迎えると、相手のサーブミスで25-23となり、第2セットを取った。
【第3セット】
序盤は日本の攻撃が単調になり、インドの連続ブロックポイントで0-4と大きくリードされたところで日本が1回目のタイムアウトを取った。5点目のブロックポイントでセッターを葭原逢太選手から原亜久里選手に替えて流れを変えようとするが、勢いに乗るインドの攻撃に3-10とリードを許した。中盤になりインドの攻撃が単調になったところで、連続ブレイクで9-13まで追い上げ、14-16となったところでインドが1回目のタイムアウトを取った。スパイクミスが続くインドに対して、日本は小野選手が連続スパイクを決めて19-18と逆転に成功。そこでインドは2回目のタイムアウトを取った。しかし終盤、インドにブロックポイントで21-23と再び逆転されると、日本はタイムアウトを取るが、ブロックの好調なインドに24、25点目をブロックで取られ、23-25で第3セットを落とした。
【第4セット】
序盤はインドのブロックに苦しみながらも堅実なディフェンスで失点を防ぐと、12-10と日本リードの場面でインドが1回目のタイムアウトを取った。中盤も要所でブロックで点を稼ぐインドに対して、日本は山下選手がブロックポイント、尾藤選手がスパイクを決めて20-17とリードするが、インドのブロックポイントからサイドアウトが取れない日本は、20-20と同点に並ばれ、1回目のタイムアウトを取った。さらに前セットと同じく土井選手に替えて原選手を投入するが、流れを変えることができず21-23で日本が2回目のタイムアウトを取った。しかし、流れを変えるまでには至らず、インドに24点目をブロック、25点目をスパイクミスで取られ、21-25で第4セットを落とした。
【第5セット】
序盤、インドのサービスエースで1-4となったところでセッターを葭原選手から原選手に替える。インドがサイドアウトを取り切れない場面が続き、6-7と追い上げた場面から、尾藤選手のサービスエース2本と秋本悠月選手のブロックポイントなどで連続ブレイクポイントを挙げて11-8と逆転した。13-9からインドにブロックポイントなどで得点を許し13-12となったところで日本が1回目のタイムアウトを取った。その後13-13と同点に追い付かれるが、粘り強くレシーブを挙げたボールを小野選手が連続で決めて15-13で第5セットを取り、セットカウント3-2のフルセットで初戦を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
イラン | 0 | 22 | 22 | 23 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
出足から山下彪選手のブロックと葭原逢太選手のサービスエースで3-0とリードを奪い、イランが1回目のタイムアウトを取る。イランは強烈なジャンプサーブと高いブロックを武器に日本との点差を詰めるが、日本も土井優太選手、小野駿太選手、尾藤大輝選手のサイドスパイカー陣がブロックアウトを巧みに取り、逆転を許さずにサイドアウトを繰り返した。日本は17-16からイランのスパイクミスとレセプションの乱れに乗じて、トランジションから小野選手がスパイクを決め、20-16とリードを広げて終盤に突入。イランのジャンプサーブでレセプションを崩され、20-19と追い上げられるが、21-20から今度はイランのレセプションが崩れ、23-21と日本がリードを広げた。日本は土井選手に替えて原亜久里選手をセッターで投入。24-22とセットポイントを迎えると、25点目は葭原選手がスパイクを決めて、25-22で第1セットを取った。
【第2セット】
序盤はお互いにサイドアウトを取りながら点数を重ねるが、6-5から日本がイランのミスと、尾藤選手のブロックポイントで9-5とリードしたところで、イランが1回目のタイムアウトを取った。イランの強烈なサーブとブロックに捕まり12-13と逆転されるが、イランのレシーブが安定しないところを日本が着実に得点して、18-16と再びリードを奪った。その後は両チームともミスが出て連続得点できないまま、23-22の場面でイランにサーブミスが出て24-22とセットポイントを握ると、最後はイランのスパイクミスで、第2セットも日本が25-22で取った。
【第3セット】
序盤は日本優位の展開となった。レセプションが安定せず単調な攻撃を仕掛けるイランを、秋本悠月のブロックで仕留めると、尾藤大輝選手、小野駿太選手がトランジションからスパイクを決めて9-5とリードを広げた。イランのタイムアウト明け、強烈なサーブと高いブロックで反撃するイランに14-14と同点に追いつかれたが、ここで秋本選手、尾藤選手が連続ブロックポイントを挙げ16-14と日本が再びリードし、イランが2回目のタイムアウトを取った。粘るイランにブロックポイントとトランジションからのスパイクを決められ、19-19の同点に追い付かれたが、ミスの目立つイランの失点で24-23とマッチポイントを握ると、最後は尾藤選手がスパイクを決めて25-23。セットカウント3-0のストレートで日本が勝利し、3大会連続3度目の優勝を果たした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 37 | 25 | 25 | 25 | |
韓国 | 1 | 39 | 22 | 21 | 14 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
出足からお互いにサイドアウトを取り合いながら得点を重ねるが、日本のミスに乗じた韓国に11-14とリードを許した。さらに点差を縮めることができないまま、韓国のブロックポイントで15-22とされ日本は2回目のタイムアウトを取った。韓国のサーブミスとコンビネーションミスで17-20と追い上げると、その後はお互いにサイドアウトを取り19-22と3点差まで追い上げた。さらに日本は秋本悠月選手のブロック、尾藤大輝選手のサービスエースで21-22と1点差まで追い上げた。韓国が2回目のタイムアウトを取るも日本の勢いは止まらず、葭原逢太選手のブロックポイントで23-23と追い付いた。両チーム譲らずデュースとなり、ここから互いにセットポイントを握りながらも決定打を欠き点数を重ねたが、最後は37-38から韓国に攻撃をブロックされ、37-39で第1セットを取られた。
【第2セット】
スターティングメンバーから、セッターを原亜久里選手、土井優太選手に替えて葭原選手をアウトサイドヒッターで起用した。
序盤は韓国のブロックポイントでリードを許す場面もあったが、秋本選手の連続ブロックポイントで13-12としたところで韓国が1回目のタイムアウトを取った。ここから韓国がブロックポイントで14-14としたが、日本が4連続得点を挙げて18-14とリードし、韓国が2回目のタイムアウトを取った。スパイクが決まらない韓国に対して、日本は確実に得点を重ねて23-17とするが、韓国にブロックなどで23-20と追い上げられて1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明けは尾藤選手のスパイクでセットポイントを迎えると、葭原選手のブロックで25-22とし、第2セットを取り返した。
【第3セット】
序盤からディフェンス力に勝る日本がトランジションからの攻撃を展開。尾藤選手、小野駿太選手が得点し12-8で韓国が1回目のタイムアウトを取った。さらに尾藤選手のサービスエースで16-11となったところで韓国が2回目のタイムアウトを取った。終盤、22-16から韓国に連続ブロックポイントを許し22-18と追い上げられたが、日本のタイムアウト明け23点目を葭原選手、24点目を小野選手のスパイクで取ると、最後は相手のミスにより25-21で第3セットを取った。
【第4セット】
序盤から精彩を欠く韓国チームに対して日本が着実に得点を重ね、8-5とリードした。その後もミスの続く韓国に対して秋本選手のブロックが決まり15-9。韓国が2回目のタイムアウトを取るが流れは明け渡さずに、17-12から3連続得点とサイドアウトで22-14とした。セット終盤、再び日本が連続得点をマークすると、最後は韓国のスパイクミスで25-14となり、セットカウント3-1で勝利した。
8月20日 日本×クウェート クウォーターファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
クウェート
0
21
18
12
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からミスでクウェートに先行を許すものの、クウェートの単調な攻撃に助けられ中盤に逆転すると、14-12でクウェートが1回目のタイムアウトを取った。その後はクウェートのブロックに苦戦しながらも、20-20の同点からクウェートのスパイクミスなどでブレイクし、24-21とセットポイントを迎えると、小野駿太選手のスパイクが決まり25-21で第1セットを取った。
【第2セット】
スターティングメンバーを秋本悠月選手からローゼンマーク有廉ジュニア選手に替えてスタート。序盤から山下彪選手のAクイック、土井優太選手のスパイクなどで5-1とリードに成功。クウェートのミスもあり9-4とした。その後、クウェートに連続サービスエースなどを決められ点差を詰められるものの、葭原逢太選手のブロック、ツーアタックでブレイクし12-7とした。終盤までサイドアウトを繰り返し、20-14でクウェートが2回目のタイムアウトを取ったが、日本は流れを渡さず24-18でセットポイントを迎え、最後はローゼンマーク選手がスパイクを決めて25-18で第2セットを取った。
【第3セット】
スターティングメンバーを土井選手から永田凜郎選手、秋本選手をローゼンマーク選手に替えてスタートした。日本は決定打のないクウェートに対してトランジションからのスパイクを小野選手、永田選手、尾藤大輝選手が決めて、6-2とリードした。クウェートの1回目のタイムアウトの後、尾藤選手に替えて土井選手、永田選手に替えてカズンズ海選手を投入。14-8から山下選手のサービスエース、ローゼンマーク選手のブロック、小野選手のスパイクでブレイクポイントを挙げると、18-8と大きくリードしクウェートが2度目のタイムアウトを取った。終盤もローゼンマーク選手のスパイク、カズンズ選手のブロックなどで得点を重ねた日本が25-12で第3セットを取り、セットカウント3-0のストレートで勝利した。
8月17日 日本×タイ 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
22
25
23
15
タイ
3敗
2
15
25
17
25
9
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からタイのミス、秋本悠月選手のブロックポイントで日本が6-1とリードし、タイが1回目のタイムアウトを取った。さらに葭原逢太選手のサービスエース、秋本選手のブロックポイントなどで9-1とさらにリードを広げた。その後、日本にもサーブミスなどが出たが、サイドアウトを確実に取り、16-9となったところで土井優太選手に替えて永田凜郎選手を投入。18-10となったところでタイが2回目のタイムアウトを取った。終盤、日本は山下彪選手に替えて渡邉健選手を起用、その渡邉選手のサービスエースでセットポイントを掴むと、最後は永田選手が相手エースをブロックし、25-15で第1セットを取った。
【第2セット】
スターティングメンバーに永田選手を起用。日本は序盤から永田選手のスパイク、山下選手のブロックポイントで3-1とリードするが、タイのサービスエースと日本のミスで、6-6と同点に追い付かれた。中盤までは一進一退の攻防を繰り返すが、16-16からタイのスパイクミスと山下選手のブロックポイントで18-16と日本が一歩リードに成功した。しかし、タイのタイムアウト明けに連続失点を喫し18-19と逆転を許すと、勢いに乗って攻めるタイを相手に20-22とビハインドの状態でセット終盤へ。日本の2度目のタイムアウト明けに葭原選手を原亜久里選手、尾藤大輝選手をカズンズ海選手に替えて反撃を試みるが、タイのサービスエースでセットポイントになり、22-25で第2セットを落とした。
【第3セット】
序盤は互いにブレイクは取り合い点差を広げることができずにいたが、11-8と日本がリードを奪うとタイが1回目のタイムアウトを取った。その後も日本が山下選手のブロックポイントなどで17-11とリードを広げると、20-14となったところでタイが2回目のタイムアウト。その後は葭原選手のサービスエースなどで日本が着実に得点を重ね、25-17で第3セットを取った。
【第4セット】
序盤から互いにサイドアウトを繰り返す展開が続き、タイが1点のリードをキープして終盤まで縺れた。20-20と日本が連続得点を挙げた場面で、タイが1回目のタイムアウトを取る。23-23からタイにブロックを決められ、23-25で第4セットを落とした。
【第5セット】
セッターに原選手を起用、そして尾藤選手をオポジット、葭原選手をアウトサイドヒッターに変更して臨んだ。序盤、尾藤選手と山下選手の連続ブロックポイントなどで8-5と日本がリードを奪い、タイが1回目のタイムアウトを取った。その後も日本が主導権を保つと、葭原選手のサービスエース、小野駿太選手のスパイクなどで14-8と大きくリードしマッチポイント。タイは2回目のタイムアウトを取って起死回生を図るが、最後は小野選手のスパイクが決まり、15-9で第5セットを取り、フルセット勝ちを収めた。
8月16日 日本×韓国 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
21
25
25
15
15
韓国
1勝1敗
2
25
18
14
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からミスの目立つ日本は、7-12とリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。しかし流れを変えられず、2本のサービスエースとブロックポイントで7-15と点差を広げられ2回目のタイムアウトを取った。土井優太選手に替えて原亜久里選手をセッターとして投入、さらに葭原 逢太選手をスパイカーに起用すると、尾藤大輝選手のブロック、山下彪選手と原選手のサービスエースで徐々に点差を詰め、13-17で韓国がタイムアウトを取った。終盤にかけて点差を詰めたいところだが要所でサーブミス、スパイクミスが出てると、最後は韓国のスパイクが決まり、21-25でこのセットを落とした。
【第2セット】
スターティングメンバーのポジションを、セッターに原選手、オポジットに尾藤選手、葭原選手をアウトサイドヒッターに変更して臨んだ。
序盤から韓国のミスに乗じて7-4とリードを奪った。中盤も韓国のコンビネーションミス、スパイクミスを確実に拾うと、尾藤選手、小野駿太選手がスパイクを決めて着実に点差を広げると、17-10で韓国が2回目のタイムアウトを取った。終盤、韓国にブロックポイントで食い下がられたが、秋本 悠月選手のブロックポイントで24-18とすると、最後は韓国のサーブミスにより25-18でこのセットを取った。
【第3セット】
序盤からレシーブが安定しない韓国に対して、秋本選手、葭原選手、尾藤選手のスパイクで連続ブレイクすると、6-3で韓国が1回目のタイムアウトを取った。さらに秋本選手、葭原選手、山下選手のブロックポイントなどで点差を広げ、18-11で韓国が2回目のタイムアウトを取った。その後も韓国のミスからの失点が続き、24-14でセットポイントを迎えると、最後も韓国のスパイクミスにより25-14でセットを取った。
【第4セット】
序盤から攻撃が単調になった日本は、韓国のブロックに捕まるとスパイクミス、サーブミスなどで失点が続き7-10でタイムアウトを取ったが、流れを切ることはできず8-13で2度目のタイムアウトを使った。勢いに乗る韓国チームを相手に防戦一方となった日本は、12-22と大きくリードを許し、15-25と韓国のセットポイントとなった。最後は日本のスパイクミスにより、15-25でこのセットを落とした。
【第5セット】
序盤から尾藤選手にボールを集めた日本が、7-5とリードして後半へ。両チームがサイドアウトを取り合ったのち、日本のサーブミスと韓国のブロックで12-12と同点にされた。日本はここでタイムアウトを取ると、トランジションからのブレイクを決めて14-12とマッチポイントを握り、たまらず韓国がタイムアウトを取った。14-13と1点差に迫られるも、最後は尾藤選手が決めて15-13で逃げ切り、セットカウント3-2のフルセットで日本が勝利した。
8月15日 日本×インド 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
23
21
15
インド
1敗
2
20
23
25
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
開幕カードということで両チームともに緊張した雰囲気で始まった。序盤はインドのミスによる失点が目立ち、11-7でインドがタイムアウトを取った。中盤はお互いにサイドアウトを取りながら互角のまま終盤に突入。尾藤大輝選手のブロックポイントからの連続ブレイクで21-15まで点差を広げ、インドが2回目のタイムアウトを取った。その後、日本のサーブミスとインドの連続ブロックポイントで21-18と詰め寄られるが、ディフェンス力に勝る日本、トランジションからの攻撃を山下彪選手、尾藤大輝選手が決めて24-20とセットポイントとなった。最後は小野駿太選手が決めて、25-20で第1セットを取った。
【第2セット】
序盤からミスの目立つインドに対し6-2とリードするが、インドの高いブロックに対してミスが出ると7-6まで点差を詰められた。しかし、ディフェンスが安定しないインドに対して日本が着実にブレイクポイントを取ると、中盤17-13と日本が連続ブレイクしたところで、インドが1回目のタイムアウトを取った。その後は両チームともサイドアウトを繰り返し、終盤22-18となったところでインドが2回目のタイムアウト。日本のスパイクミス、インドのブロックポイントで23-22となったところで、今度は日本が1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明け、尾藤選手がスパイクを決めてセットポイントを迎えると、相手のサーブミスで25-23となり、第2セットを取った。
【第3セット】
序盤は日本の攻撃が単調になり、インドの連続ブロックポイントで0-4と大きくリードされたところで日本が1回目のタイムアウトを取った。5点目のブロックポイントでセッターを葭原逢太選手から原亜久里選手に替えて流れを変えようとするが、勢いに乗るインドの攻撃に3-10とリードを許した。中盤になりインドの攻撃が単調になったところで、連続ブレイクで9-13まで追い上げ、14-16となったところでインドが1回目のタイムアウトを取った。スパイクミスが続くインドに対して、日本は小野選手が連続スパイクを決めて19-18と逆転に成功。そこでインドは2回目のタイムアウトを取った。しかし終盤、インドにブロックポイントで21-23と再び逆転されると、日本はタイムアウトを取るが、ブロックの好調なインドに24、25点目をブロックで取られ、23-25で第3セットを落とした。
【第4セット】
序盤はインドのブロックに苦しみながらも堅実なディフェンスで失点を防ぐと、12-10と日本リードの場面でインドが1回目のタイムアウトを取った。中盤も要所でブロックで点を稼ぐインドに対して、日本は山下選手がブロックポイント、尾藤選手がスパイクを決めて20-17とリードするが、インドのブロックポイントからサイドアウトが取れない日本は、20-20と同点に並ばれ、1回目のタイムアウトを取った。さらに前セットと同じく土井選手に替えて原選手を投入するが、流れを変えることができず21-23で日本が2回目のタイムアウトを取った。しかし、流れを変えるまでには至らず、インドに24点目をブロック、25点目をスパイクミスで取られ、21-25で第4セットを落とした。
【第5セット】
序盤、インドのサービスエースで1-4となったところでセッターを葭原選手から原選手に替える。インドがサイドアウトを取り切れない場面が続き、6-7と追い上げた場面から、尾藤選手のサービスエース2本と秋本悠月選手のブロックポイントなどで連続ブレイクポイントを挙げて11-8と逆転した。13-9からインドにブロックポイントなどで得点を許し13-12となったところで日本が1回目のタイムアウトを取った。その後13-13と同点に追い付かれるが、粘り強くレシーブを挙げたボールを小野選手が連続で決めて15-13で第5セットを取り、セットカウント3-2のフルセットで初戦を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | ||
クウェート | 0 | 21 | 18 | 12 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からミスでクウェートに先行を許すものの、クウェートの単調な攻撃に助けられ中盤に逆転すると、14-12でクウェートが1回目のタイムアウトを取った。その後はクウェートのブロックに苦戦しながらも、20-20の同点からクウェートのスパイクミスなどでブレイクし、24-21とセットポイントを迎えると、小野駿太選手のスパイクが決まり25-21で第1セットを取った。
【第2セット】
スターティングメンバーを秋本悠月選手からローゼンマーク有廉ジュニア選手に替えてスタート。序盤から山下彪選手のAクイック、土井優太選手のスパイクなどで5-1とリードに成功。クウェートのミスもあり9-4とした。その後、クウェートに連続サービスエースなどを決められ点差を詰められるものの、葭原逢太選手のブロック、ツーアタックでブレイクし12-7とした。終盤までサイドアウトを繰り返し、20-14でクウェートが2回目のタイムアウトを取ったが、日本は流れを渡さず24-18でセットポイントを迎え、最後はローゼンマーク選手がスパイクを決めて25-18で第2セットを取った。
【第3セット】
スターティングメンバーを土井選手から永田凜郎選手、秋本選手をローゼンマーク選手に替えてスタートした。日本は決定打のないクウェートに対してトランジションからのスパイクを小野選手、永田選手、尾藤大輝選手が決めて、6-2とリードした。クウェートの1回目のタイムアウトの後、尾藤選手に替えて土井選手、永田選手に替えてカズンズ海選手を投入。14-8から山下選手のサービスエース、ローゼンマーク選手のブロック、小野選手のスパイクでブレイクポイントを挙げると、18-8と大きくリードしクウェートが2度目のタイムアウトを取った。終盤もローゼンマーク選手のスパイク、カズンズ選手のブロックなどで得点を重ねた日本が25-12で第3セットを取り、セットカウント3-0のストレートで勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝 |
3 | 25 | 22 | 25 | 23 | 15 |
タイ 3敗 |
2 | 15 | 25 | 17 | 25 | 9 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からタイのミス、秋本悠月選手のブロックポイントで日本が6-1とリードし、タイが1回目のタイムアウトを取った。さらに葭原逢太選手のサービスエース、秋本選手のブロックポイントなどで9-1とさらにリードを広げた。その後、日本にもサーブミスなどが出たが、サイドアウトを確実に取り、16-9となったところで土井優太選手に替えて永田凜郎選手を投入。18-10となったところでタイが2回目のタイムアウトを取った。終盤、日本は山下彪選手に替えて渡邉健選手を起用、その渡邉選手のサービスエースでセットポイントを掴むと、最後は永田選手が相手エースをブロックし、25-15で第1セットを取った。
【第2セット】
スターティングメンバーに永田選手を起用。日本は序盤から永田選手のスパイク、山下選手のブロックポイントで3-1とリードするが、タイのサービスエースと日本のミスで、6-6と同点に追い付かれた。中盤までは一進一退の攻防を繰り返すが、16-16からタイのスパイクミスと山下選手のブロックポイントで18-16と日本が一歩リードに成功した。しかし、タイのタイムアウト明けに連続失点を喫し18-19と逆転を許すと、勢いに乗って攻めるタイを相手に20-22とビハインドの状態でセット終盤へ。日本の2度目のタイムアウト明けに葭原選手を原亜久里選手、尾藤大輝選手をカズンズ海選手に替えて反撃を試みるが、タイのサービスエースでセットポイントになり、22-25で第2セットを落とした。
【第3セット】
序盤は互いにブレイクは取り合い点差を広げることができずにいたが、11-8と日本がリードを奪うとタイが1回目のタイムアウトを取った。その後も日本が山下選手のブロックポイントなどで17-11とリードを広げると、20-14となったところでタイが2回目のタイムアウト。その後は葭原選手のサービスエースなどで日本が着実に得点を重ね、25-17で第3セットを取った。
【第4セット】
序盤から互いにサイドアウトを繰り返す展開が続き、タイが1点のリードをキープして終盤まで縺れた。20-20と日本が連続得点を挙げた場面で、タイが1回目のタイムアウトを取る。23-23からタイにブロックを決められ、23-25で第4セットを落とした。
【第5セット】
セッターに原選手を起用、そして尾藤選手をオポジット、葭原選手をアウトサイドヒッターに変更して臨んだ。序盤、尾藤選手と山下選手の連続ブロックポイントなどで8-5と日本がリードを奪い、タイが1回目のタイムアウトを取った。その後も日本が主導権を保つと、葭原選手のサービスエース、小野駿太選手のスパイクなどで14-8と大きくリードしマッチポイント。タイは2回目のタイムアウトを取って起死回生を図るが、最後は小野選手のスパイクが決まり、15-9で第5セットを取り、フルセット勝ちを収めた。
8月16日 日本×韓国 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
21
25
25
15
15
韓国
1勝1敗
2
25
18
14
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からミスの目立つ日本は、7-12とリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。しかし流れを変えられず、2本のサービスエースとブロックポイントで7-15と点差を広げられ2回目のタイムアウトを取った。土井優太選手に替えて原亜久里選手をセッターとして投入、さらに葭原 逢太選手をスパイカーに起用すると、尾藤大輝選手のブロック、山下彪選手と原選手のサービスエースで徐々に点差を詰め、13-17で韓国がタイムアウトを取った。終盤にかけて点差を詰めたいところだが要所でサーブミス、スパイクミスが出てると、最後は韓国のスパイクが決まり、21-25でこのセットを落とした。
【第2セット】
スターティングメンバーのポジションを、セッターに原選手、オポジットに尾藤選手、葭原選手をアウトサイドヒッターに変更して臨んだ。
序盤から韓国のミスに乗じて7-4とリードを奪った。中盤も韓国のコンビネーションミス、スパイクミスを確実に拾うと、尾藤選手、小野駿太選手がスパイクを決めて着実に点差を広げると、17-10で韓国が2回目のタイムアウトを取った。終盤、韓国にブロックポイントで食い下がられたが、秋本 悠月選手のブロックポイントで24-18とすると、最後は韓国のサーブミスにより25-18でこのセットを取った。
【第3セット】
序盤からレシーブが安定しない韓国に対して、秋本選手、葭原選手、尾藤選手のスパイクで連続ブレイクすると、6-3で韓国が1回目のタイムアウトを取った。さらに秋本選手、葭原選手、山下選手のブロックポイントなどで点差を広げ、18-11で韓国が2回目のタイムアウトを取った。その後も韓国のミスからの失点が続き、24-14でセットポイントを迎えると、最後も韓国のスパイクミスにより25-14でセットを取った。
【第4セット】
序盤から攻撃が単調になった日本は、韓国のブロックに捕まるとスパイクミス、サーブミスなどで失点が続き7-10でタイムアウトを取ったが、流れを切ることはできず8-13で2度目のタイムアウトを使った。勢いに乗る韓国チームを相手に防戦一方となった日本は、12-22と大きくリードを許し、15-25と韓国のセットポイントとなった。最後は日本のスパイクミスにより、15-25でこのセットを落とした。
【第5セット】
序盤から尾藤選手にボールを集めた日本が、7-5とリードして後半へ。両チームがサイドアウトを取り合ったのち、日本のサーブミスと韓国のブロックで12-12と同点にされた。日本はここでタイムアウトを取ると、トランジションからのブレイクを決めて14-12とマッチポイントを握り、たまらず韓国がタイムアウトを取った。14-13と1点差に迫られるも、最後は尾藤選手が決めて15-13で逃げ切り、セットカウント3-2のフルセットで日本が勝利した。
8月15日 日本×インド 予選ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
23
21
15
インド
1敗
2
20
23
25
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
開幕カードということで両チームともに緊張した雰囲気で始まった。序盤はインドのミスによる失点が目立ち、11-7でインドがタイムアウトを取った。中盤はお互いにサイドアウトを取りながら互角のまま終盤に突入。尾藤大輝選手のブロックポイントからの連続ブレイクで21-15まで点差を広げ、インドが2回目のタイムアウトを取った。その後、日本のサーブミスとインドの連続ブロックポイントで21-18と詰め寄られるが、ディフェンス力に勝る日本、トランジションからの攻撃を山下彪選手、尾藤大輝選手が決めて24-20とセットポイントとなった。最後は小野駿太選手が決めて、25-20で第1セットを取った。
【第2セット】
序盤からミスの目立つインドに対し6-2とリードするが、インドの高いブロックに対してミスが出ると7-6まで点差を詰められた。しかし、ディフェンスが安定しないインドに対して日本が着実にブレイクポイントを取ると、中盤17-13と日本が連続ブレイクしたところで、インドが1回目のタイムアウトを取った。その後は両チームともサイドアウトを繰り返し、終盤22-18となったところでインドが2回目のタイムアウト。日本のスパイクミス、インドのブロックポイントで23-22となったところで、今度は日本が1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明け、尾藤選手がスパイクを決めてセットポイントを迎えると、相手のサーブミスで25-23となり、第2セットを取った。
【第3セット】
序盤は日本の攻撃が単調になり、インドの連続ブロックポイントで0-4と大きくリードされたところで日本が1回目のタイムアウトを取った。5点目のブロックポイントでセッターを葭原逢太選手から原亜久里選手に替えて流れを変えようとするが、勢いに乗るインドの攻撃に3-10とリードを許した。中盤になりインドの攻撃が単調になったところで、連続ブレイクで9-13まで追い上げ、14-16となったところでインドが1回目のタイムアウトを取った。スパイクミスが続くインドに対して、日本は小野選手が連続スパイクを決めて19-18と逆転に成功。そこでインドは2回目のタイムアウトを取った。しかし終盤、インドにブロックポイントで21-23と再び逆転されると、日本はタイムアウトを取るが、ブロックの好調なインドに24、25点目をブロックで取られ、23-25で第3セットを落とした。
【第4セット】
序盤はインドのブロックに苦しみながらも堅実なディフェンスで失点を防ぐと、12-10と日本リードの場面でインドが1回目のタイムアウトを取った。中盤も要所でブロックで点を稼ぐインドに対して、日本は山下選手がブロックポイント、尾藤選手がスパイクを決めて20-17とリードするが、インドのブロックポイントからサイドアウトが取れない日本は、20-20と同点に並ばれ、1回目のタイムアウトを取った。さらに前セットと同じく土井選手に替えて原選手を投入するが、流れを変えることができず21-23で日本が2回目のタイムアウトを取った。しかし、流れを変えるまでには至らず、インドに24点目をブロック、25点目をスパイクミスで取られ、21-25で第4セットを落とした。
【第5セット】
序盤、インドのサービスエースで1-4となったところでセッターを葭原選手から原選手に替える。インドがサイドアウトを取り切れない場面が続き、6-7と追い上げた場面から、尾藤選手のサービスエース2本と秋本悠月選手のブロックポイントなどで連続ブレイクポイントを挙げて11-8と逆転した。13-9からインドにブロックポイントなどで得点を許し13-12となったところで日本が1回目のタイムアウトを取った。その後13-13と同点に追い付かれるが、粘り強くレシーブを挙げたボールを小野選手が連続で決めて15-13で第5セットを取り、セットカウント3-2のフルセットで初戦を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 21 | 25 | 25 | 15 | 15 |
韓国 1勝1敗 |
2 | 25 | 18 | 14 | 25 | 13 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
序盤からミスの目立つ日本は、7-12とリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。しかし流れを変えられず、2本のサービスエースとブロックポイントで7-15と点差を広げられ2回目のタイムアウトを取った。土井優太選手に替えて原亜久里選手をセッターとして投入、さらに葭原 逢太選手をスパイカーに起用すると、尾藤大輝選手のブロック、山下彪選手と原選手のサービスエースで徐々に点差を詰め、13-17で韓国がタイムアウトを取った。終盤にかけて点差を詰めたいところだが要所でサーブミス、スパイクミスが出てると、最後は韓国のスパイクが決まり、21-25でこのセットを落とした。
【第2セット】
スターティングメンバーのポジションを、セッターに原選手、オポジットに尾藤選手、葭原選手をアウトサイドヒッターに変更して臨んだ。
序盤から韓国のミスに乗じて7-4とリードを奪った。中盤も韓国のコンビネーションミス、スパイクミスを確実に拾うと、尾藤選手、小野駿太選手がスパイクを決めて着実に点差を広げると、17-10で韓国が2回目のタイムアウトを取った。終盤、韓国にブロックポイントで食い下がられたが、秋本 悠月選手のブロックポイントで24-18とすると、最後は韓国のサーブミスにより25-18でこのセットを取った。
【第3セット】
序盤からレシーブが安定しない韓国に対して、秋本選手、葭原選手、尾藤選手のスパイクで連続ブレイクすると、6-3で韓国が1回目のタイムアウトを取った。さらに秋本選手、葭原選手、山下選手のブロックポイントなどで点差を広げ、18-11で韓国が2回目のタイムアウトを取った。その後も韓国のミスからの失点が続き、24-14でセットポイントを迎えると、最後も韓国のスパイクミスにより25-14でセットを取った。
【第4セット】
序盤から攻撃が単調になった日本は、韓国のブロックに捕まるとスパイクミス、サーブミスなどで失点が続き7-10でタイムアウトを取ったが、流れを切ることはできず8-13で2度目のタイムアウトを使った。勢いに乗る韓国チームを相手に防戦一方となった日本は、12-22と大きくリードを許し、15-25と韓国のセットポイントとなった。最後は日本のスパイクミスにより、15-25でこのセットを落とした。
【第5セット】
序盤から尾藤選手にボールを集めた日本が、7-5とリードして後半へ。両チームがサイドアウトを取り合ったのち、日本のサーブミスと韓国のブロックで12-12と同点にされた。日本はここでタイムアウトを取ると、トランジションからのブレイクを決めて14-12とマッチポイントを握り、たまらず韓国がタイムアウトを取った。14-13と1点差に迫られるも、最後は尾藤選手が決めて15-13で逃げ切り、セットカウント3-2のフルセットで日本が勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 23 | 21 | 15 |
インド 1敗 |
2 | 20 | 23 | 25 | 25 | 13 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
【第1セット】
開幕カードということで両チームともに緊張した雰囲気で始まった。序盤はインドのミスによる失点が目立ち、11-7でインドがタイムアウトを取った。中盤はお互いにサイドアウトを取りながら互角のまま終盤に突入。尾藤大輝選手のブロックポイントからの連続ブレイクで21-15まで点差を広げ、インドが2回目のタイムアウトを取った。その後、日本のサーブミスとインドの連続ブロックポイントで21-18と詰め寄られるが、ディフェンス力に勝る日本、トランジションからの攻撃を山下彪選手、尾藤大輝選手が決めて24-20とセットポイントとなった。最後は小野駿太選手が決めて、25-20で第1セットを取った。
【第2セット】
序盤からミスの目立つインドに対し6-2とリードするが、インドの高いブロックに対してミスが出ると7-6まで点差を詰められた。しかし、ディフェンスが安定しないインドに対して日本が着実にブレイクポイントを取ると、中盤17-13と日本が連続ブレイクしたところで、インドが1回目のタイムアウトを取った。その後は両チームともサイドアウトを繰り返し、終盤22-18となったところでインドが2回目のタイムアウト。日本のスパイクミス、インドのブロックポイントで23-22となったところで、今度は日本が1回目のタイムアウトを取った。タイムアウト明け、尾藤選手がスパイクを決めてセットポイントを迎えると、相手のサーブミスで25-23となり、第2セットを取った。
【第3セット】
序盤は日本の攻撃が単調になり、インドの連続ブロックポイントで0-4と大きくリードされたところで日本が1回目のタイムアウトを取った。5点目のブロックポイントでセッターを葭原逢太選手から原亜久里選手に替えて流れを変えようとするが、勢いに乗るインドの攻撃に3-10とリードを許した。中盤になりインドの攻撃が単調になったところで、連続ブレイクで9-13まで追い上げ、14-16となったところでインドが1回目のタイムアウトを取った。スパイクミスが続くインドに対して、日本は小野選手が連続スパイクを決めて19-18と逆転に成功。そこでインドは2回目のタイムアウトを取った。しかし終盤、インドにブロックポイントで21-23と再び逆転されると、日本はタイムアウトを取るが、ブロックの好調なインドに24、25点目をブロックで取られ、23-25で第3セットを落とした。
【第4セット】
序盤はインドのブロックに苦しみながらも堅実なディフェンスで失点を防ぐと、12-10と日本リードの場面でインドが1回目のタイムアウトを取った。中盤も要所でブロックで点を稼ぐインドに対して、日本は山下選手がブロックポイント、尾藤選手がスパイクを決めて20-17とリードするが、インドのブロックポイントからサイドアウトが取れない日本は、20-20と同点に並ばれ、1回目のタイムアウトを取った。さらに前セットと同じく土井選手に替えて原選手を投入するが、流れを変えることができず21-23で日本が2回目のタイムアウトを取った。しかし、流れを変えるまでには至らず、インドに24点目をブロック、25点目をスパイクミスで取られ、21-25で第4セットを落とした。
【第5セット】
序盤、インドのサービスエースで1-4となったところでセッターを葭原選手から原選手に替える。インドがサイドアウトを取り切れない場面が続き、6-7と追い上げた場面から、尾藤選手のサービスエース2本と秋本悠月選手のブロックポイントなどで連続ブレイクポイントを挙げて11-8と逆転した。13-9からインドにブロックポイントなどで得点を許し13-12となったところで日本が1回目のタイムアウトを取った。その後13-13と同点に追い付かれるが、粘り強くレシーブを挙げたボールを小野選手が連続で決めて15-13で第5セットを取り、セットカウント3-2のフルセットで初戦を飾った。