- 6
- アウトサイドヒッター
第20回女子U20(ジュニア)世界選手権大会
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- VOLLEYBALL
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- YEAR
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- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- 日本
- イタリア
- ロシア
- トルコ
- ポーランド
- ブラジル
- 中国
- アメリカ
- セルビア
- メキシコ
- アルゼンチン
- ペルー
- ドミニカ共和国
- キューバ
- エジプト
- ルワンダ
<日本選手の個人賞>
MVP、2ndベストアウトサイドヒッター 石川真佑
ベストセッター 中川つかさ
ベストアウトサイドヒッター 曽我啓菜
日本の試合結果
7月21日 日本×イタリア 決勝
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
8勝
3
23
21
25
25
15
イタリア
6勝2敗
2
25
25
20
19
12
【第1セットのスタメン】
【戦評】
負けなしで勝ち上がった日本。決勝は1敗のイタリアと対戦した。
第1セット
滑り出しは石川真佑主将や平山詩嫣選手の攻撃が決まって8-3と日本のペース。しかし長いラリーが続く中でミスを連発し、9-11と逆転を許した。準決勝に続いて宮部愛芽世選手がコートへ入ると、山田二千華選手のサービスエースで16-15としたが、拮抗した展開の末、最後はサーブミスでこのセットを失った。
第2セット
相手オポジットのスパイクやサーブに押されてイタリアペースとなった。12-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた後も、相手ミドルブロッカーの高いクイックに苦しめられて16-21とさらに点差が広がる。曽我啓菜選手や石川主将が決定力のあるスパイクで追い上げるが、最後にミスが出てこのセットも落とし、後がなくなった。
第3セット
西川有喜選手を戻してスタート。序盤は平山選手のクイックやラリー中の石川主将、西川選手によるバックアタックで6-2とリードする。山田選手のポイントや平山選手のサービスエースもあって17-13と点差をキープしていたが、連続して相手のブロックに捕まり17-16と追い上げを許した。しかし相手エースをブロックして突き放すと、途中出場の西村弥菜美選手や荒木彩花選手らが活躍し、このセットを奪い返した。
第4セット
サイドアウトを繰り返す中、水杉玲奈選手や中川つかさ選手による好レシーブから山田選手や曽我選手のスパイクでラリーを制し、一進一退の展開が続く。石川主将の得点で14-13とリードを奪うと、さらに石川主将は2本のサービスエースを決めて19-15。相手のサーブミスにも助けられ、最後は曽我選手がダイレクトボールを決めて25-19でセットをものにした。
第5セット
序盤は相手のオポジットに苦しめられて3-6とリードされる。6-10でタイムアウトを要求し、再び西村選手をコートに送り込むと期待に応えて相手のレシーブを崩し、サービスエースも奪って反撃。西川選手のスパイクで11-10と逆転すると、場内は大声援に包まれた。曽我選手のライト攻撃で13-12、最後は石川主将が相手エースをブロックし、逆転勝利を収めた。
この結果、日本は8戦全勝で大会初優勝を飾った。
7月20日 日本×ロシア 準決勝
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
7勝
3
18
26
25
18
15
ロシア
5勝2敗
2
25
24
13
25
12
【第1セットのスタメン】
【戦評】
準決勝の相手は2次ラウンドE組2位のロシア。長身選手がそろい、予選C組を1位で通過した強豪である。
第1セット
立ち上がりはお互いに譲らずサイドアウトの応酬となった。しかし相手の高いブロックに苦しめられ、7-11と徐々にリードを許す。山田二千華選手の好レシーブから石川真佑主将がスパイクを決めて14-13と逆転したが、その後はミスや被ブロックで15-20と再び逆転され、点差を離される。最後は196㎝の相手選手にクイックを決められ、セットを落とした。
第2セット
西川有喜選手、石川主将や山田選手のスパイク、平山詩嫣選手のクイックが決まるが序盤は互角の展開。中川つかさ選手のサーブからチャンスを作り、曽我啓菜選手のスパイクなどで16-10とリードを奪って19-13まで先行したが、サーブミスをきっかけに20-19と追い上げられてしまう。スパイクミスで23-24とロシアにセットポイントを握られたが、山田選手のクイックでジュースに持ち込み、曽我選手のライト攻撃で25-24。最後はブロックが決まってセットを奪い返した。
第3セット
山田選手のクイック、曽我選手のブロック、西川選手のサービスエースなどで6-2とリード。8-4でテクニカルタイムアウトを迎えた後、西川選手と石川主将のスパイクが決まってリードを広げた。山田選手と曽我選手によるライト攻撃も効果的に決まって18-10。終盤には相手ミスも出て押し切り、セットを連取した。
第4セット
序盤は日本が先行したが、197㎝の相手ミドルブロッカーにブロックされて5-9と逆転される。その後は相手のペースとなり7-16と点差を広げられた。宮部愛芽世選手がコートに入り、期待に応えて連続得点をあげたが、12-20とまだ届かない。さらに中川美柚選手、園田風音選手を投入したが、18-25でこのセットは落とした。
第5セット
山田選手のクイック、曽我選手のフェイントで好調な滑り出し。石川主将もベンチやメキシコ人の大声援を受けてダイレクトスパイクを決め、西川選手もスパイクで得点し8-5でコートチェンジを迎えた。山田選手が相手のクイックを止めて11-6とリードを広げたが、ロシアもネットインのサービスエースや2枚替えでの攻撃で13-12と追い上げる。タイムアウトを要求した日本はそこから平山選手のクイックを連続で決めて15-12。勝利を手にした。
7月18日 日本×ポーランド 2次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
6勝
3
25
24
25
25
–
ポーランド
3勝3敗
1
20
26
21
19
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
2次ラウンド最終戦で日本はB組1位のポーランドと対戦した。
第1セット
水杉玲奈選手の好レシーブから西川有喜選手がスパイクを決めて順調に滑り出し、その西川選手のブロックもあって8-6とリード。曽我啓菜選手らのサーブで相手を乱し、20-14とリードを広げた。終盤では石川真佑主将や曽我選手の攻撃で両サイドからポイントを重ね、最後は相手エースをブロック。セットを先取した。
第2セット
序盤はお互いにサイドアウトを繰り返した後、平山詩嫣選手の好サーブで相手ミスを誘い、さらに石川主将のバックアタックで6連続得点し12-6とリードした。途中出場した中川美柚選手のスパイクやブロックが決まり、21-17で終盤に突入したが、相手の高いブロックに連続で止められてジュースに持ち込まれ、最後は相手のエースに決められてセットを落とした。
第3セット
山田二千華選手の速攻や西川選手のスパイクで10-6とリード。相手エースの強力なスパイクで13-14と逆転されたが、中盤以降は競り合い、20-20と一進一退の攻防が続いた。勝負所で石川主将のスパイクとサービスエース、平山選手のブロックが決まって23-20と突き放し、最後も平山選手がポイントしてこのセットをものにした。
第4セット
西川選手のサーブが走れば、レシーブで粘った末のバックアタックも決まって9-4とリード。平山選手のライト攻撃やフェイントでも得点し、19-13と点差を広げた。終盤、石川選手と西川選手の両エースが中川つかさ選手の2段トスを着実に決め、22-17。ポーランドはタイムアウトを要求したが、タイム明けには山田選手や西川選手が得点し、最後は曽我選手がスパイクを決めてこのセットも奪い、勝利をつかんだ。
7月17日 日本×トルコ 2次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
5勝
3
22
20
25
25
18
トルコ
3勝2敗
2
25
25
15
19
16
【第1セットのスタメン】
【戦評】
2次ラウンド第2戦はC組2位のトルコと対戦。トルコは前日の試合でポーランドを下した。
第1セット
立ち上がりから曽我啓菜選手や西川有喜選手のスパイクで波に乗り、水杉玲奈選手のレシーブからも得点につなげて17-14とリード。しかし相手エースの反撃を受けて連続失点し、17-22と逆転される。最後もスパイクミスで25点目を奪われ、このセットを落とした。
第2セット
序盤、リズムに乗れず2-8とリードされる展開。相手ディフェンスに阻まれて4-12と苦しい状況が続く。山田二千華選手や曽我選手の攻撃で反撃するも、追いつくことはできずこのセットも失った。
第3セット
西川選手や山田選手のサーブが機能し、ようやく序盤でリードを奪う。中川つかさ選手のサービスエースも出て16-7と大きく点差を広げた。その後、石川真佑主将の強打が決まって20-13、途中出場した中川美柚選手も得点。最後は西川選手がスパイクを決めてこのセットを取り返した。
第4セット
序盤は一進一退の展開が続いたが、7-6から西川選手のブロックや相手ミスで10-6とリードする。長いラリーから西川選手がスパイクを決め、石川主将もライトからのスパイクで得点、16-12としテクニカルタイムアウト。平山詩嫣選手の速攻や西川選手のフェイントも決まって相手の追い上げをかわし、曽我選手のサービスエースで突き放すと、最後は平山選手、石川選手がスパイクを決めてセットを奪い、セットカウントを2-2とした。
第5セット
序盤から中盤にかけてトルコペースで試合が展開。相手エースに連続でスパイクを決められ、4-8でコートチェンジを迎えた。さらに4-9と離されたが、そこから相手のミスにも助けられて8-11、さらに西川選手のスパイクや山田選手と曽我選手の2枚ブロックで10-11まで追い上げると、トルコはタイムアウトを要求した。その後は互いに譲らずサイドアウトを繰り返したが、曽我選手が相手エースをブロックしたところで日本はタイムアウトを要求した。そこで指示を受けた山田選手がサービスエースを決めて13-13の同点に追いつき、石川主将のスパイクで逆転。トルコも粘ってジュースにもつれ込んだが、17-16から最後は山田選手のブロックが決まって、逆転勝利を飾った。
7月16日 日本×アメリカ 2次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝
3
25
25
25
–
–
アメリカ
2勝2敗
0
18
15
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
予選D組を首位通過した日本はA組2位のアメリカと対戦。
第1セット
曽我啓菜選手のスパイクや山田二千華選手のサービスエースで6-3と好スタート。中盤でローテーションの反則を取られるが冷静さを失わず、西川有喜選手のサーブから多彩なコンビでリードを広げた。終盤、サーブでプレッシャーをかけて相手ミスを誘い22-13、西川選手が相手の高いブロックを利用してポイントし、セットを先取した。
第2セット
序盤は山田選手や中川つかさ選手のレシーブから石川真佑主将のスパイクにつなげて5-3とリード。曽我選手や平山詩嫣選手の速攻で得点を加えた。10-5から相手エースの奮闘もあって10-8と追い上げられるが、西川選手や山田選手のサービスエースで18-10と点差を広げた。石川主将の強打を始め、平山選手、曽我選手の攻撃でも次々に得点すると、最後は山田選手の速攻で25点目。このセットもものにした。
第3セット
序盤からアメリカのペースで展開。日本のミスや、相手ブロックに捕まる失点で9-14とリードを許した。12-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えたが、その後は平山選手のサーブで相手を崩し、連続エースで17-17の同点に追いつく。途中出場した西村弥菜美選手らの好レシーブからつないで逆転し、そのまま押し切って25-20でゲームセットを迎えた。
7月14日 日本×ドミニカ共和国 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
ドミニカ共和国
1勝2敗
0
15
21
23
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
今大会好調の曽我啓菜選手がスパイクを決め幸先のよいスタート。西川有喜選手のブロック、石川真佑主将のスパイクも決まって5-0とリードする。山田二千華選手のサービスエースなどでリードを広げたが、相手のマルチネス選手に強打を決められ13-10とされる。しかし西川選手のスパイクや相手のミスで19-12と再び点差を広げ、そのままセットを先取した。
第2セット
宮部愛芽世選手、西村弥菜美選手、荒木彩花選手をスタートから起用。序盤は中川つかさ選手のトスワークから山田選手や平山詩嫣選手のクイックが決まり、西村選手のストレートスパイクもさく裂し5-1とリードした。宮部選手のスパイクや山田選手のブロックなど各選手が活躍して19-13とし終盤へ。荒木選手のクイックや宮部選手のブロック、最後は西村選手のスパイクで25-21としセット連取に成功した。
第3セット
第2セットと同じメンバーでスタート。序盤のミスが響いて0-4とリードを許すが、すぐに西村選手がスパイクを決めると、途中出場した園田風音選手のサービスエースや荒木選手とのコンビで5-5とする。その後は一進一退、終盤までドミニカ共和国が一歩リードでサイドアウトの応酬が続く拮抗した展開。しかし荒木選手のクイックで23-23の同点に追いつくと、最後は山田選手のブロックが決まり、25-23でこのセットを奪って勝利した。
7月13日 日本×ブラジル 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
26
25
25
–
–
ブラジル
1勝1敗
0
24
22
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2戦はブラジルと対戦。雷を伴う大雨で天井の一部が崩れ落ち、会場内が雨漏りするアクシデントで、第1セット終盤に約3時間の中断をはさんだ。
第1セット
立ち上がりはブラジルの190㎝を超える両エースによる打点の高い攻撃で0-3とリードされる。曽我啓菜選手の巧みなスパイクや西川有喜選手のバックアタックで4-3と逆転するものの、打点の高い相手エースに長いラリーを決められ、連続失点で再度逆転を許し、5-8でテクニカルタイムアウトを迎えた。その後は相手ブロックで7-14とリードを広げられ、西川選手に代えて宮部愛芽世選手を投入。曽我選手の強打などでサイドアウトを繰り返し、17-21となったところで、激しい雨により会場が水浸しとなり、試合が中断した。
約3時間後に再開されると、コートに戻った西川選手が相手エースを見事にブロック。山田二千華選手もブロックで得点し、中川つかさ選手がサーブで相手を乱せば、曽我選手や西川選手が立て続けに得点を重ね23-23の同点に追いついた。そのままジュースに突入すると、最後は石川真佑主将のスパイクが決まり、セットを奪った。
第2セット
メンバーは第1セットと変わらず。序盤はサイドアウトを繰り返す展開から、曽我選手のサービスエースを皮切りに石川主将のスパイクで連続得点し8-6とリードする。西川選手の得点や、石川主将の軟打を織り交ぜた攻撃で20-17とリードを保ったが、相手のサウスポーエースに強打を決められ、20-21と逆転される。その後は相手のサーブミスに救われ、平山詩嫣選手のスパイクと石川主将のサーブで得点を重ね、最後はリリーフサーバー西村弥菜美選手のサービスエースで25点目を決め、セットを連取した。
第3セット
序盤はまたもサイドアウトの応酬となったが、平山選手のサーブが走ったほか、中川(つ)選手のトスワークから山田選手の速攻が決まり8-6と抜け出す。中盤は曽我選手、石川主将が小気味よくスパイクで得点、19-13とリードを広げた。終盤にも平山選手のライト攻撃が決まり、さらに石川主将が相手のサウスポーエースをブロック。最後は相手のミスでこのセットもものにし、ストレートで2勝目をあげた。
7月12日 日本×ルワンダ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
ルワンダ
1敗
0
8
9
4
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
大会初日はルワンダ戦。各セット日本優位のワンサイドゲームで勝利した。
第1セット
開始直後、曽我啓菜選手が相手のエースをブロックし、西川有喜選手がレフトからスパイクを決め、中川つかさ選手のサービスエースも飛び出し3連続得点。相手ミスもあって8-4で最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も西川選手のフェイントや曽我選手のブロックが決まり、中川(つ)選手のサーブでも相手を崩して8連続得点。セット終盤には曽我選手や山田二千華選手がブロックを連発し、最後は石川真佑主将のスパイクでセットを先取した。
第2セット
メンバー変わらず。山田選手のサービスエースなどで9-3とリードし、中盤には途中出場の中川美柚選手がブロックやスパイクで活躍、同じく途中からコートに入った園田風音選手がサービスエースで得点を重ねた。終盤は西川選手、石川主将ら両エースのスパイクが光ってこのセットもものにした。
第3セット
宮部愛芽世選手、荒木彩花選手が入ってスタート。2人の得点もあって12-2と大きくリードを奪った。その後も日本のペースで得点を重ね、セット終盤には中川(美)選手や平山詩嫣選手の連続ブロックが決まり、最後は石川主将のスパイクで25点目。初戦を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 8勝 |
3 | 23 | 21 | 25 | 25 | 15 |
イタリア 6勝2敗 |
2 | 25 | 25 | 20 | 19 | 12 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
負けなしで勝ち上がった日本。決勝は1敗のイタリアと対戦した。
第1セット
滑り出しは石川真佑主将や平山詩嫣選手の攻撃が決まって8-3と日本のペース。しかし長いラリーが続く中でミスを連発し、9-11と逆転を許した。準決勝に続いて宮部愛芽世選手がコートへ入ると、山田二千華選手のサービスエースで16-15としたが、拮抗した展開の末、最後はサーブミスでこのセットを失った。
第2セット
相手オポジットのスパイクやサーブに押されてイタリアペースとなった。12-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた後も、相手ミドルブロッカーの高いクイックに苦しめられて16-21とさらに点差が広がる。曽我啓菜選手や石川主将が決定力のあるスパイクで追い上げるが、最後にミスが出てこのセットも落とし、後がなくなった。
第3セット
西川有喜選手を戻してスタート。序盤は平山選手のクイックやラリー中の石川主将、西川選手によるバックアタックで6-2とリードする。山田選手のポイントや平山選手のサービスエースもあって17-13と点差をキープしていたが、連続して相手のブロックに捕まり17-16と追い上げを許した。しかし相手エースをブロックして突き放すと、途中出場の西村弥菜美選手や荒木彩花選手らが活躍し、このセットを奪い返した。
第4セット
サイドアウトを繰り返す中、水杉玲奈選手や中川つかさ選手による好レシーブから山田選手や曽我選手のスパイクでラリーを制し、一進一退の展開が続く。石川主将の得点で14-13とリードを奪うと、さらに石川主将は2本のサービスエースを決めて19-15。相手のサーブミスにも助けられ、最後は曽我選手がダイレクトボールを決めて25-19でセットをものにした。
第5セット
序盤は相手のオポジットに苦しめられて3-6とリードされる。6-10でタイムアウトを要求し、再び西村選手をコートに送り込むと期待に応えて相手のレシーブを崩し、サービスエースも奪って反撃。西川選手のスパイクで11-10と逆転すると、場内は大声援に包まれた。曽我選手のライト攻撃で13-12、最後は石川主将が相手エースをブロックし、逆転勝利を収めた。
この結果、日本は8戦全勝で大会初優勝を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 7勝 |
3 | 18 | 26 | 25 | 18 | 15 |
ロシア 5勝2敗 |
2 | 25 | 24 | 13 | 25 | 12 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
準決勝の相手は2次ラウンドE組2位のロシア。長身選手がそろい、予選C組を1位で通過した強豪である。
第1セット
立ち上がりはお互いに譲らずサイドアウトの応酬となった。しかし相手の高いブロックに苦しめられ、7-11と徐々にリードを許す。山田二千華選手の好レシーブから石川真佑主将がスパイクを決めて14-13と逆転したが、その後はミスや被ブロックで15-20と再び逆転され、点差を離される。最後は196㎝の相手選手にクイックを決められ、セットを落とした。
第2セット
西川有喜選手、石川主将や山田選手のスパイク、平山詩嫣選手のクイックが決まるが序盤は互角の展開。中川つかさ選手のサーブからチャンスを作り、曽我啓菜選手のスパイクなどで16-10とリードを奪って19-13まで先行したが、サーブミスをきっかけに20-19と追い上げられてしまう。スパイクミスで23-24とロシアにセットポイントを握られたが、山田選手のクイックでジュースに持ち込み、曽我選手のライト攻撃で25-24。最後はブロックが決まってセットを奪い返した。
第3セット
山田選手のクイック、曽我選手のブロック、西川選手のサービスエースなどで6-2とリード。8-4でテクニカルタイムアウトを迎えた後、西川選手と石川主将のスパイクが決まってリードを広げた。山田選手と曽我選手によるライト攻撃も効果的に決まって18-10。終盤には相手ミスも出て押し切り、セットを連取した。
第4セット
序盤は日本が先行したが、197㎝の相手ミドルブロッカーにブロックされて5-9と逆転される。その後は相手のペースとなり7-16と点差を広げられた。宮部愛芽世選手がコートに入り、期待に応えて連続得点をあげたが、12-20とまだ届かない。さらに中川美柚選手、園田風音選手を投入したが、18-25でこのセットは落とした。
第5セット
山田選手のクイック、曽我選手のフェイントで好調な滑り出し。石川主将もベンチやメキシコ人の大声援を受けてダイレクトスパイクを決め、西川選手もスパイクで得点し8-5でコートチェンジを迎えた。山田選手が相手のクイックを止めて11-6とリードを広げたが、ロシアもネットインのサービスエースや2枚替えでの攻撃で13-12と追い上げる。タイムアウトを要求した日本はそこから平山選手のクイックを連続で決めて15-12。勝利を手にした。
7月18日 日本×ポーランド 2次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
6勝
3
25
24
25
25
–
ポーランド
3勝3敗
1
20
26
21
19
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
2次ラウンド最終戦で日本はB組1位のポーランドと対戦した。
第1セット
水杉玲奈選手の好レシーブから西川有喜選手がスパイクを決めて順調に滑り出し、その西川選手のブロックもあって8-6とリード。曽我啓菜選手らのサーブで相手を乱し、20-14とリードを広げた。終盤では石川真佑主将や曽我選手の攻撃で両サイドからポイントを重ね、最後は相手エースをブロック。セットを先取した。
第2セット
序盤はお互いにサイドアウトを繰り返した後、平山詩嫣選手の好サーブで相手ミスを誘い、さらに石川主将のバックアタックで6連続得点し12-6とリードした。途中出場した中川美柚選手のスパイクやブロックが決まり、21-17で終盤に突入したが、相手の高いブロックに連続で止められてジュースに持ち込まれ、最後は相手のエースに決められてセットを落とした。
第3セット
山田二千華選手の速攻や西川選手のスパイクで10-6とリード。相手エースの強力なスパイクで13-14と逆転されたが、中盤以降は競り合い、20-20と一進一退の攻防が続いた。勝負所で石川主将のスパイクとサービスエース、平山選手のブロックが決まって23-20と突き放し、最後も平山選手がポイントしてこのセットをものにした。
第4セット
西川選手のサーブが走れば、レシーブで粘った末のバックアタックも決まって9-4とリード。平山選手のライト攻撃やフェイントでも得点し、19-13と点差を広げた。終盤、石川選手と西川選手の両エースが中川つかさ選手の2段トスを着実に決め、22-17。ポーランドはタイムアウトを要求したが、タイム明けには山田選手や西川選手が得点し、最後は曽我選手がスパイクを決めてこのセットも奪い、勝利をつかんだ。
7月17日 日本×トルコ 2次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
5勝
3
22
20
25
25
18
トルコ
3勝2敗
2
25
25
15
19
16
【第1セットのスタメン】
【戦評】
2次ラウンド第2戦はC組2位のトルコと対戦。トルコは前日の試合でポーランドを下した。
第1セット
立ち上がりから曽我啓菜選手や西川有喜選手のスパイクで波に乗り、水杉玲奈選手のレシーブからも得点につなげて17-14とリード。しかし相手エースの反撃を受けて連続失点し、17-22と逆転される。最後もスパイクミスで25点目を奪われ、このセットを落とした。
第2セット
序盤、リズムに乗れず2-8とリードされる展開。相手ディフェンスに阻まれて4-12と苦しい状況が続く。山田二千華選手や曽我選手の攻撃で反撃するも、追いつくことはできずこのセットも失った。
第3セット
西川選手や山田選手のサーブが機能し、ようやく序盤でリードを奪う。中川つかさ選手のサービスエースも出て16-7と大きく点差を広げた。その後、石川真佑主将の強打が決まって20-13、途中出場した中川美柚選手も得点。最後は西川選手がスパイクを決めてこのセットを取り返した。
第4セット
序盤は一進一退の展開が続いたが、7-6から西川選手のブロックや相手ミスで10-6とリードする。長いラリーから西川選手がスパイクを決め、石川主将もライトからのスパイクで得点、16-12としテクニカルタイムアウト。平山詩嫣選手の速攻や西川選手のフェイントも決まって相手の追い上げをかわし、曽我選手のサービスエースで突き放すと、最後は平山選手、石川選手がスパイクを決めてセットを奪い、セットカウントを2-2とした。
第5セット
序盤から中盤にかけてトルコペースで試合が展開。相手エースに連続でスパイクを決められ、4-8でコートチェンジを迎えた。さらに4-9と離されたが、そこから相手のミスにも助けられて8-11、さらに西川選手のスパイクや山田選手と曽我選手の2枚ブロックで10-11まで追い上げると、トルコはタイムアウトを要求した。その後は互いに譲らずサイドアウトを繰り返したが、曽我選手が相手エースをブロックしたところで日本はタイムアウトを要求した。そこで指示を受けた山田選手がサービスエースを決めて13-13の同点に追いつき、石川主将のスパイクで逆転。トルコも粘ってジュースにもつれ込んだが、17-16から最後は山田選手のブロックが決まって、逆転勝利を飾った。
7月16日 日本×アメリカ 2次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝
3
25
25
25
–
–
アメリカ
2勝2敗
0
18
15
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
予選D組を首位通過した日本はA組2位のアメリカと対戦。
第1セット
曽我啓菜選手のスパイクや山田二千華選手のサービスエースで6-3と好スタート。中盤でローテーションの反則を取られるが冷静さを失わず、西川有喜選手のサーブから多彩なコンビでリードを広げた。終盤、サーブでプレッシャーをかけて相手ミスを誘い22-13、西川選手が相手の高いブロックを利用してポイントし、セットを先取した。
第2セット
序盤は山田選手や中川つかさ選手のレシーブから石川真佑主将のスパイクにつなげて5-3とリード。曽我選手や平山詩嫣選手の速攻で得点を加えた。10-5から相手エースの奮闘もあって10-8と追い上げられるが、西川選手や山田選手のサービスエースで18-10と点差を広げた。石川主将の強打を始め、平山選手、曽我選手の攻撃でも次々に得点すると、最後は山田選手の速攻で25点目。このセットもものにした。
第3セット
序盤からアメリカのペースで展開。日本のミスや、相手ブロックに捕まる失点で9-14とリードを許した。12-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えたが、その後は平山選手のサーブで相手を崩し、連続エースで17-17の同点に追いつく。途中出場した西村弥菜美選手らの好レシーブからつないで逆転し、そのまま押し切って25-20でゲームセットを迎えた。
7月14日 日本×ドミニカ共和国 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
ドミニカ共和国
1勝2敗
0
15
21
23
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
今大会好調の曽我啓菜選手がスパイクを決め幸先のよいスタート。西川有喜選手のブロック、石川真佑主将のスパイクも決まって5-0とリードする。山田二千華選手のサービスエースなどでリードを広げたが、相手のマルチネス選手に強打を決められ13-10とされる。しかし西川選手のスパイクや相手のミスで19-12と再び点差を広げ、そのままセットを先取した。
第2セット
宮部愛芽世選手、西村弥菜美選手、荒木彩花選手をスタートから起用。序盤は中川つかさ選手のトスワークから山田選手や平山詩嫣選手のクイックが決まり、西村選手のストレートスパイクもさく裂し5-1とリードした。宮部選手のスパイクや山田選手のブロックなど各選手が活躍して19-13とし終盤へ。荒木選手のクイックや宮部選手のブロック、最後は西村選手のスパイクで25-21としセット連取に成功した。
第3セット
第2セットと同じメンバーでスタート。序盤のミスが響いて0-4とリードを許すが、すぐに西村選手がスパイクを決めると、途中出場した園田風音選手のサービスエースや荒木選手とのコンビで5-5とする。その後は一進一退、終盤までドミニカ共和国が一歩リードでサイドアウトの応酬が続く拮抗した展開。しかし荒木選手のクイックで23-23の同点に追いつくと、最後は山田選手のブロックが決まり、25-23でこのセットを奪って勝利した。
7月13日 日本×ブラジル 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
26
25
25
–
–
ブラジル
1勝1敗
0
24
22
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2戦はブラジルと対戦。雷を伴う大雨で天井の一部が崩れ落ち、会場内が雨漏りするアクシデントで、第1セット終盤に約3時間の中断をはさんだ。
第1セット
立ち上がりはブラジルの190㎝を超える両エースによる打点の高い攻撃で0-3とリードされる。曽我啓菜選手の巧みなスパイクや西川有喜選手のバックアタックで4-3と逆転するものの、打点の高い相手エースに長いラリーを決められ、連続失点で再度逆転を許し、5-8でテクニカルタイムアウトを迎えた。その後は相手ブロックで7-14とリードを広げられ、西川選手に代えて宮部愛芽世選手を投入。曽我選手の強打などでサイドアウトを繰り返し、17-21となったところで、激しい雨により会場が水浸しとなり、試合が中断した。
約3時間後に再開されると、コートに戻った西川選手が相手エースを見事にブロック。山田二千華選手もブロックで得点し、中川つかさ選手がサーブで相手を乱せば、曽我選手や西川選手が立て続けに得点を重ね23-23の同点に追いついた。そのままジュースに突入すると、最後は石川真佑主将のスパイクが決まり、セットを奪った。
第2セット
メンバーは第1セットと変わらず。序盤はサイドアウトを繰り返す展開から、曽我選手のサービスエースを皮切りに石川主将のスパイクで連続得点し8-6とリードする。西川選手の得点や、石川主将の軟打を織り交ぜた攻撃で20-17とリードを保ったが、相手のサウスポーエースに強打を決められ、20-21と逆転される。その後は相手のサーブミスに救われ、平山詩嫣選手のスパイクと石川主将のサーブで得点を重ね、最後はリリーフサーバー西村弥菜美選手のサービスエースで25点目を決め、セットを連取した。
第3セット
序盤はまたもサイドアウトの応酬となったが、平山選手のサーブが走ったほか、中川(つ)選手のトスワークから山田選手の速攻が決まり8-6と抜け出す。中盤は曽我選手、石川主将が小気味よくスパイクで得点、19-13とリードを広げた。終盤にも平山選手のライト攻撃が決まり、さらに石川主将が相手のサウスポーエースをブロック。最後は相手のミスでこのセットもものにし、ストレートで2勝目をあげた。
7月12日 日本×ルワンダ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
ルワンダ
1敗
0
8
9
4
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
大会初日はルワンダ戦。各セット日本優位のワンサイドゲームで勝利した。
第1セット
開始直後、曽我啓菜選手が相手のエースをブロックし、西川有喜選手がレフトからスパイクを決め、中川つかさ選手のサービスエースも飛び出し3連続得点。相手ミスもあって8-4で最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も西川選手のフェイントや曽我選手のブロックが決まり、中川(つ)選手のサーブでも相手を崩して8連続得点。セット終盤には曽我選手や山田二千華選手がブロックを連発し、最後は石川真佑主将のスパイクでセットを先取した。
第2セット
メンバー変わらず。山田選手のサービスエースなどで9-3とリードし、中盤には途中出場の中川美柚選手がブロックやスパイクで活躍、同じく途中からコートに入った園田風音選手がサービスエースで得点を重ねた。終盤は西川選手、石川主将ら両エースのスパイクが光ってこのセットもものにした。
第3セット
宮部愛芽世選手、荒木彩花選手が入ってスタート。2人の得点もあって12-2と大きくリードを奪った。その後も日本のペースで得点を重ね、セット終盤には中川(美)選手や平山詩嫣選手の連続ブロックが決まり、最後は石川主将のスパイクで25点目。初戦を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 6勝 |
3 | 25 | 24 | 25 | 25 | – |
ポーランド 3勝3敗 |
1 | 20 | 26 | 21 | 19 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
2次ラウンド最終戦で日本はB組1位のポーランドと対戦した。
第1セット
水杉玲奈選手の好レシーブから西川有喜選手がスパイクを決めて順調に滑り出し、その西川選手のブロックもあって8-6とリード。曽我啓菜選手らのサーブで相手を乱し、20-14とリードを広げた。終盤では石川真佑主将や曽我選手の攻撃で両サイドからポイントを重ね、最後は相手エースをブロック。セットを先取した。
第2セット
序盤はお互いにサイドアウトを繰り返した後、平山詩嫣選手の好サーブで相手ミスを誘い、さらに石川主将のバックアタックで6連続得点し12-6とリードした。途中出場した中川美柚選手のスパイクやブロックが決まり、21-17で終盤に突入したが、相手の高いブロックに連続で止められてジュースに持ち込まれ、最後は相手のエースに決められてセットを落とした。
第3セット
山田二千華選手の速攻や西川選手のスパイクで10-6とリード。相手エースの強力なスパイクで13-14と逆転されたが、中盤以降は競り合い、20-20と一進一退の攻防が続いた。勝負所で石川主将のスパイクとサービスエース、平山選手のブロックが決まって23-20と突き放し、最後も平山選手がポイントしてこのセットをものにした。
第4セット
西川選手のサーブが走れば、レシーブで粘った末のバックアタックも決まって9-4とリード。平山選手のライト攻撃やフェイントでも得点し、19-13と点差を広げた。終盤、石川選手と西川選手の両エースが中川つかさ選手の2段トスを着実に決め、22-17。ポーランドはタイムアウトを要求したが、タイム明けには山田選手や西川選手が得点し、最後は曽我選手がスパイクを決めてこのセットも奪い、勝利をつかんだ。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 5勝 |
3 | 22 | 20 | 25 | 25 | 18 |
トルコ 3勝2敗 |
2 | 25 | 25 | 15 | 19 | 16 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
2次ラウンド第2戦はC組2位のトルコと対戦。トルコは前日の試合でポーランドを下した。
第1セット
立ち上がりから曽我啓菜選手や西川有喜選手のスパイクで波に乗り、水杉玲奈選手のレシーブからも得点につなげて17-14とリード。しかし相手エースの反撃を受けて連続失点し、17-22と逆転される。最後もスパイクミスで25点目を奪われ、このセットを落とした。
第2セット
序盤、リズムに乗れず2-8とリードされる展開。相手ディフェンスに阻まれて4-12と苦しい状況が続く。山田二千華選手や曽我選手の攻撃で反撃するも、追いつくことはできずこのセットも失った。
第3セット
西川選手や山田選手のサーブが機能し、ようやく序盤でリードを奪う。中川つかさ選手のサービスエースも出て16-7と大きく点差を広げた。その後、石川真佑主将の強打が決まって20-13、途中出場した中川美柚選手も得点。最後は西川選手がスパイクを決めてこのセットを取り返した。
第4セット
序盤は一進一退の展開が続いたが、7-6から西川選手のブロックや相手ミスで10-6とリードする。長いラリーから西川選手がスパイクを決め、石川主将もライトからのスパイクで得点、16-12としテクニカルタイムアウト。平山詩嫣選手の速攻や西川選手のフェイントも決まって相手の追い上げをかわし、曽我選手のサービスエースで突き放すと、最後は平山選手、石川選手がスパイクを決めてセットを奪い、セットカウントを2-2とした。
第5セット
序盤から中盤にかけてトルコペースで試合が展開。相手エースに連続でスパイクを決められ、4-8でコートチェンジを迎えた。さらに4-9と離されたが、そこから相手のミスにも助けられて8-11、さらに西川選手のスパイクや山田選手と曽我選手の2枚ブロックで10-11まで追い上げると、トルコはタイムアウトを要求した。その後は互いに譲らずサイドアウトを繰り返したが、曽我選手が相手エースをブロックしたところで日本はタイムアウトを要求した。そこで指示を受けた山田選手がサービスエースを決めて13-13の同点に追いつき、石川主将のスパイクで逆転。トルコも粘ってジュースにもつれ込んだが、17-16から最後は山田選手のブロックが決まって、逆転勝利を飾った。
7月16日 日本×アメリカ 2次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝
3
25
25
25
–
–
アメリカ
2勝2敗
0
18
15
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
予選D組を首位通過した日本はA組2位のアメリカと対戦。
第1セット
曽我啓菜選手のスパイクや山田二千華選手のサービスエースで6-3と好スタート。中盤でローテーションの反則を取られるが冷静さを失わず、西川有喜選手のサーブから多彩なコンビでリードを広げた。終盤、サーブでプレッシャーをかけて相手ミスを誘い22-13、西川選手が相手の高いブロックを利用してポイントし、セットを先取した。
第2セット
序盤は山田選手や中川つかさ選手のレシーブから石川真佑主将のスパイクにつなげて5-3とリード。曽我選手や平山詩嫣選手の速攻で得点を加えた。10-5から相手エースの奮闘もあって10-8と追い上げられるが、西川選手や山田選手のサービスエースで18-10と点差を広げた。石川主将の強打を始め、平山選手、曽我選手の攻撃でも次々に得点すると、最後は山田選手の速攻で25点目。このセットもものにした。
第3セット
序盤からアメリカのペースで展開。日本のミスや、相手ブロックに捕まる失点で9-14とリードを許した。12-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えたが、その後は平山選手のサーブで相手を崩し、連続エースで17-17の同点に追いつく。途中出場した西村弥菜美選手らの好レシーブからつないで逆転し、そのまま押し切って25-20でゲームセットを迎えた。
7月14日 日本×ドミニカ共和国 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
ドミニカ共和国
1勝2敗
0
15
21
23
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
今大会好調の曽我啓菜選手がスパイクを決め幸先のよいスタート。西川有喜選手のブロック、石川真佑主将のスパイクも決まって5-0とリードする。山田二千華選手のサービスエースなどでリードを広げたが、相手のマルチネス選手に強打を決められ13-10とされる。しかし西川選手のスパイクや相手のミスで19-12と再び点差を広げ、そのままセットを先取した。
第2セット
宮部愛芽世選手、西村弥菜美選手、荒木彩花選手をスタートから起用。序盤は中川つかさ選手のトスワークから山田選手や平山詩嫣選手のクイックが決まり、西村選手のストレートスパイクもさく裂し5-1とリードした。宮部選手のスパイクや山田選手のブロックなど各選手が活躍して19-13とし終盤へ。荒木選手のクイックや宮部選手のブロック、最後は西村選手のスパイクで25-21としセット連取に成功した。
第3セット
第2セットと同じメンバーでスタート。序盤のミスが響いて0-4とリードを許すが、すぐに西村選手がスパイクを決めると、途中出場した園田風音選手のサービスエースや荒木選手とのコンビで5-5とする。その後は一進一退、終盤までドミニカ共和国が一歩リードでサイドアウトの応酬が続く拮抗した展開。しかし荒木選手のクイックで23-23の同点に追いつくと、最後は山田選手のブロックが決まり、25-23でこのセットを奪って勝利した。
7月13日 日本×ブラジル 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
26
25
25
–
–
ブラジル
1勝1敗
0
24
22
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2戦はブラジルと対戦。雷を伴う大雨で天井の一部が崩れ落ち、会場内が雨漏りするアクシデントで、第1セット終盤に約3時間の中断をはさんだ。
第1セット
立ち上がりはブラジルの190㎝を超える両エースによる打点の高い攻撃で0-3とリードされる。曽我啓菜選手の巧みなスパイクや西川有喜選手のバックアタックで4-3と逆転するものの、打点の高い相手エースに長いラリーを決められ、連続失点で再度逆転を許し、5-8でテクニカルタイムアウトを迎えた。その後は相手ブロックで7-14とリードを広げられ、西川選手に代えて宮部愛芽世選手を投入。曽我選手の強打などでサイドアウトを繰り返し、17-21となったところで、激しい雨により会場が水浸しとなり、試合が中断した。
約3時間後に再開されると、コートに戻った西川選手が相手エースを見事にブロック。山田二千華選手もブロックで得点し、中川つかさ選手がサーブで相手を乱せば、曽我選手や西川選手が立て続けに得点を重ね23-23の同点に追いついた。そのままジュースに突入すると、最後は石川真佑主将のスパイクが決まり、セットを奪った。
第2セット
メンバーは第1セットと変わらず。序盤はサイドアウトを繰り返す展開から、曽我選手のサービスエースを皮切りに石川主将のスパイクで連続得点し8-6とリードする。西川選手の得点や、石川主将の軟打を織り交ぜた攻撃で20-17とリードを保ったが、相手のサウスポーエースに強打を決められ、20-21と逆転される。その後は相手のサーブミスに救われ、平山詩嫣選手のスパイクと石川主将のサーブで得点を重ね、最後はリリーフサーバー西村弥菜美選手のサービスエースで25点目を決め、セットを連取した。
第3セット
序盤はまたもサイドアウトの応酬となったが、平山選手のサーブが走ったほか、中川(つ)選手のトスワークから山田選手の速攻が決まり8-6と抜け出す。中盤は曽我選手、石川主将が小気味よくスパイクで得点、19-13とリードを広げた。終盤にも平山選手のライト攻撃が決まり、さらに石川主将が相手のサウスポーエースをブロック。最後は相手のミスでこのセットもものにし、ストレートで2勝目をあげた。
7月12日 日本×ルワンダ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
ルワンダ
1敗
0
8
9
4
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
大会初日はルワンダ戦。各セット日本優位のワンサイドゲームで勝利した。
第1セット
開始直後、曽我啓菜選手が相手のエースをブロックし、西川有喜選手がレフトからスパイクを決め、中川つかさ選手のサービスエースも飛び出し3連続得点。相手ミスもあって8-4で最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も西川選手のフェイントや曽我選手のブロックが決まり、中川(つ)選手のサーブでも相手を崩して8連続得点。セット終盤には曽我選手や山田二千華選手がブロックを連発し、最後は石川真佑主将のスパイクでセットを先取した。
第2セット
メンバー変わらず。山田選手のサービスエースなどで9-3とリードし、中盤には途中出場の中川美柚選手がブロックやスパイクで活躍、同じく途中からコートに入った園田風音選手がサービスエースで得点を重ねた。終盤は西川選手、石川主将ら両エースのスパイクが光ってこのセットもものにした。
第3セット
宮部愛芽世選手、荒木彩花選手が入ってスタート。2人の得点もあって12-2と大きくリードを奪った。その後も日本のペースで得点を重ね、セット終盤には中川(美)選手や平山詩嫣選手の連続ブロックが決まり、最後は石川主将のスパイクで25点目。初戦を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 4勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
アメリカ 2勝2敗 |
0 | 18 | 15 | 20 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
予選D組を首位通過した日本はA組2位のアメリカと対戦。
第1セット
曽我啓菜選手のスパイクや山田二千華選手のサービスエースで6-3と好スタート。中盤でローテーションの反則を取られるが冷静さを失わず、西川有喜選手のサーブから多彩なコンビでリードを広げた。終盤、サーブでプレッシャーをかけて相手ミスを誘い22-13、西川選手が相手の高いブロックを利用してポイントし、セットを先取した。
第2セット
序盤は山田選手や中川つかさ選手のレシーブから石川真佑主将のスパイクにつなげて5-3とリード。曽我選手や平山詩嫣選手の速攻で得点を加えた。10-5から相手エースの奮闘もあって10-8と追い上げられるが、西川選手や山田選手のサービスエースで18-10と点差を広げた。石川主将の強打を始め、平山選手、曽我選手の攻撃でも次々に得点すると、最後は山田選手の速攻で25点目。このセットもものにした。
第3セット
序盤からアメリカのペースで展開。日本のミスや、相手ブロックに捕まる失点で9-14とリードを許した。12-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えたが、その後は平山選手のサーブで相手を崩し、連続エースで17-17の同点に追いつく。途中出場した西村弥菜美選手らの好レシーブからつないで逆転し、そのまま押し切って25-20でゲームセットを迎えた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
ドミニカ共和国 1勝2敗 |
0 | 15 | 21 | 23 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
今大会好調の曽我啓菜選手がスパイクを決め幸先のよいスタート。西川有喜選手のブロック、石川真佑主将のスパイクも決まって5-0とリードする。山田二千華選手のサービスエースなどでリードを広げたが、相手のマルチネス選手に強打を決められ13-10とされる。しかし西川選手のスパイクや相手のミスで19-12と再び点差を広げ、そのままセットを先取した。
第2セット
宮部愛芽世選手、西村弥菜美選手、荒木彩花選手をスタートから起用。序盤は中川つかさ選手のトスワークから山田選手や平山詩嫣選手のクイックが決まり、西村選手のストレートスパイクもさく裂し5-1とリードした。宮部選手のスパイクや山田選手のブロックなど各選手が活躍して19-13とし終盤へ。荒木選手のクイックや宮部選手のブロック、最後は西村選手のスパイクで25-21としセット連取に成功した。
第3セット
第2セットと同じメンバーでスタート。序盤のミスが響いて0-4とリードを許すが、すぐに西村選手がスパイクを決めると、途中出場した園田風音選手のサービスエースや荒木選手とのコンビで5-5とする。その後は一進一退、終盤までドミニカ共和国が一歩リードでサイドアウトの応酬が続く拮抗した展開。しかし荒木選手のクイックで23-23の同点に追いつくと、最後は山田選手のブロックが決まり、25-23でこのセットを奪って勝利した。
7月13日 日本×ブラジル 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
26
25
25
–
–
ブラジル
1勝1敗
0
24
22
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2戦はブラジルと対戦。雷を伴う大雨で天井の一部が崩れ落ち、会場内が雨漏りするアクシデントで、第1セット終盤に約3時間の中断をはさんだ。
第1セット
立ち上がりはブラジルの190㎝を超える両エースによる打点の高い攻撃で0-3とリードされる。曽我啓菜選手の巧みなスパイクや西川有喜選手のバックアタックで4-3と逆転するものの、打点の高い相手エースに長いラリーを決められ、連続失点で再度逆転を許し、5-8でテクニカルタイムアウトを迎えた。その後は相手ブロックで7-14とリードを広げられ、西川選手に代えて宮部愛芽世選手を投入。曽我選手の強打などでサイドアウトを繰り返し、17-21となったところで、激しい雨により会場が水浸しとなり、試合が中断した。
約3時間後に再開されると、コートに戻った西川選手が相手エースを見事にブロック。山田二千華選手もブロックで得点し、中川つかさ選手がサーブで相手を乱せば、曽我選手や西川選手が立て続けに得点を重ね23-23の同点に追いついた。そのままジュースに突入すると、最後は石川真佑主将のスパイクが決まり、セットを奪った。
第2セット
メンバーは第1セットと変わらず。序盤はサイドアウトを繰り返す展開から、曽我選手のサービスエースを皮切りに石川主将のスパイクで連続得点し8-6とリードする。西川選手の得点や、石川主将の軟打を織り交ぜた攻撃で20-17とリードを保ったが、相手のサウスポーエースに強打を決められ、20-21と逆転される。その後は相手のサーブミスに救われ、平山詩嫣選手のスパイクと石川主将のサーブで得点を重ね、最後はリリーフサーバー西村弥菜美選手のサービスエースで25点目を決め、セットを連取した。
第3セット
序盤はまたもサイドアウトの応酬となったが、平山選手のサーブが走ったほか、中川(つ)選手のトスワークから山田選手の速攻が決まり8-6と抜け出す。中盤は曽我選手、石川主将が小気味よくスパイクで得点、19-13とリードを広げた。終盤にも平山選手のライト攻撃が決まり、さらに石川主将が相手のサウスポーエースをブロック。最後は相手のミスでこのセットもものにし、ストレートで2勝目をあげた。
7月12日 日本×ルワンダ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
ルワンダ
1敗
0
8
9
4
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
大会初日はルワンダ戦。各セット日本優位のワンサイドゲームで勝利した。
第1セット
開始直後、曽我啓菜選手が相手のエースをブロックし、西川有喜選手がレフトからスパイクを決め、中川つかさ選手のサービスエースも飛び出し3連続得点。相手ミスもあって8-4で最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も西川選手のフェイントや曽我選手のブロックが決まり、中川(つ)選手のサーブでも相手を崩して8連続得点。セット終盤には曽我選手や山田二千華選手がブロックを連発し、最後は石川真佑主将のスパイクでセットを先取した。
第2セット
メンバー変わらず。山田選手のサービスエースなどで9-3とリードし、中盤には途中出場の中川美柚選手がブロックやスパイクで活躍、同じく途中からコートに入った園田風音選手がサービスエースで得点を重ねた。終盤は西川選手、石川主将ら両エースのスパイクが光ってこのセットもものにした。
第3セット
宮部愛芽世選手、荒木彩花選手が入ってスタート。2人の得点もあって12-2と大きくリードを奪った。その後も日本のペースで得点を重ね、セット終盤には中川(美)選手や平山詩嫣選手の連続ブロックが決まり、最後は石川主将のスパイクで25点目。初戦を飾った。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 26 | 25 | 25 | – | – |
ブラジル 1勝1敗 |
0 | 24 | 22 | 19 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2戦はブラジルと対戦。雷を伴う大雨で天井の一部が崩れ落ち、会場内が雨漏りするアクシデントで、第1セット終盤に約3時間の中断をはさんだ。
第1セット
立ち上がりはブラジルの190㎝を超える両エースによる打点の高い攻撃で0-3とリードされる。曽我啓菜選手の巧みなスパイクや西川有喜選手のバックアタックで4-3と逆転するものの、打点の高い相手エースに長いラリーを決められ、連続失点で再度逆転を許し、5-8でテクニカルタイムアウトを迎えた。その後は相手ブロックで7-14とリードを広げられ、西川選手に代えて宮部愛芽世選手を投入。曽我選手の強打などでサイドアウトを繰り返し、17-21となったところで、激しい雨により会場が水浸しとなり、試合が中断した。
約3時間後に再開されると、コートに戻った西川選手が相手エースを見事にブロック。山田二千華選手もブロックで得点し、中川つかさ選手がサーブで相手を乱せば、曽我選手や西川選手が立て続けに得点を重ね23-23の同点に追いついた。そのままジュースに突入すると、最後は石川真佑主将のスパイクが決まり、セットを奪った。
第2セット
メンバーは第1セットと変わらず。序盤はサイドアウトを繰り返す展開から、曽我選手のサービスエースを皮切りに石川主将のスパイクで連続得点し8-6とリードする。西川選手の得点や、石川主将の軟打を織り交ぜた攻撃で20-17とリードを保ったが、相手のサウスポーエースに強打を決められ、20-21と逆転される。その後は相手のサーブミスに救われ、平山詩嫣選手のスパイクと石川主将のサーブで得点を重ね、最後はリリーフサーバー西村弥菜美選手のサービスエースで25点目を決め、セットを連取した。
第3セット
序盤はまたもサイドアウトの応酬となったが、平山選手のサーブが走ったほか、中川(つ)選手のトスワークから山田選手の速攻が決まり8-6と抜け出す。中盤は曽我選手、石川主将が小気味よくスパイクで得点、19-13とリードを広げた。終盤にも平山選手のライト攻撃が決まり、さらに石川主将が相手のサウスポーエースをブロック。最後は相手のミスでこのセットもものにし、ストレートで2勝目をあげた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
ルワンダ 1敗 |
0 | 8 | 9 | 4 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
大会初日はルワンダ戦。各セット日本優位のワンサイドゲームで勝利した。
第1セット
開始直後、曽我啓菜選手が相手のエースをブロックし、西川有喜選手がレフトからスパイクを決め、中川つかさ選手のサービスエースも飛び出し3連続得点。相手ミスもあって8-4で最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も西川選手のフェイントや曽我選手のブロックが決まり、中川(つ)選手のサーブでも相手を崩して8連続得点。セット終盤には曽我選手や山田二千華選手がブロックを連発し、最後は石川真佑主将のスパイクでセットを先取した。
第2セット
メンバー変わらず。山田選手のサービスエースなどで9-3とリードし、中盤には途中出場の中川美柚選手がブロックやスパイクで活躍、同じく途中からコートに入った園田風音選手がサービスエースで得点を重ねた。終盤は西川選手、石川主将ら両エースのスパイクが光ってこのセットもものにした。
第3セット
宮部愛芽世選手、荒木彩花選手が入ってスタート。2人の得点もあって12-2と大きくリードを奪った。その後も日本のペースで得点を重ね、セット終盤には中川(美)選手や平山詩嫣選手の連続ブロックが決まり、最後は石川主将のスパイクで25点目。初戦を飾った。