- 6
- アウトサイドヒッター
第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)男子バレーボール競技
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- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
-
- 2024
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- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- イタリア
- ポーランド
- ロシア
- フランス
- 日本
- チェコ
- チャイニーズタイペイ
- ポルトガル
- スイス
- 韓国
- カナダ
- ブラジル
- ウクライナ
- チリ
- アルゼンチン
- アメリカ
- メキシコ
- イラン
- ホンコンチャイナ
- 中国
日本の試合結果
7月13日 日本×チェコ(5位決定戦)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
5勝2敗
3
25
25
25
ー
–
チェコ
5勝2敗
0
19
18
22
ー
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5位決定戦の相手はグループAを1位で勝ち上がったチェコ。日本はアジア最上位が確定したものの、ヨーロッパを相手に日本の戦い方で勝利したい。
第1セット
小林光輝主将のサーブで始まった。その小林主将のサービスエースやチェコのミスで3-0とリードすると、樫村大仁選手の速攻などでサイドアウトを重ね、8-4とリードしてテクニカルタイムアウト。高梨健太選手もサービスエースを決めるが、チェコも11-10と追い上げる。樫村選手の速攻や宮浦健人選手の強打で17-13とリードを広げ、リリーフサーバーで入った永露元稀選手が連続サービスエースを奪って21-15。村山豪選手の得点で突き放し、セットを先取した。
第2セット
序盤でサービスエースやスパイクを決められ5-8とリードを許す。しかし宮浦選手のスパイクや樋口裕希選手のサービスエースで9-9と追いつくと、高梨選手のブロックで逆転。樫村選手の速攻やブロックで16-11とリードを広げると、チェコはセッターを交代して流れを変えようとする。しかし村山選手、宮浦選手、高梨選手らスパイカー陣が連続して得点して21-14。新井雄大選手、梅本鈴太郎選手をコートに送り込むと、その新井選手が得点して25-18でセットを連取した。
第3セット
相手のフェイントを小林主将がつないで宮浦選手が決めると、高梨選手がブロックでエースを仕留め、5-3と先行する立ち上がり。その後も好レシーブから樫村選手が得点するなど、流れをつかんだ日本は16-11と大きくリード。宮浦選手のサービスエースでさらに点差を広げると、チェコは再びセッター交代で局面の打開を図るが、サイドからの攻撃が決まって日本のペースを保つ。終盤、郡浩也選手、新井選手、永露選手がコートに入り、途中出場選手の活躍も光って24-21とマッチポイントを迎える。最後は郡選手がバックアタックを決めてこのセットも奪い取り、3-0で勝利。5位で今大会を終えた。
7月12日 日本×チャイニーズタイペイ セミファイナルラウンド(5-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝2敗
3
33
25
16
25
–
チャイニーズタイペイ
3勝3敗
1
31
23
25
22
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5-8位決定戦の相手は同じアジアのチャイニーズタイペイ。ヨーロッパ以外のベスト8には日本とチャイニーズタイペイだけが残った。
第1セット
相手のサービスエースで3-4とリードされるが、樫村大仁選手の好レシーブを樋口裕希選手が決めてポイント、一進一退の展開が続く。高梨健太選手のバックアタックや小林光輝主将の好レシーブ、村山豪選手のサーブなどが光るもリードを広げることはできず、21-21で終盤へ。22-23で日本はタイムアウト、その後は村山選手のブロックで追いつき、そのままジュースへともつれ込んだ。お互いにサイドアウトを繰り返したが、相手のスパイクミスで31-30、勝岡将斗選手のラッキーなフォローでつないだボールを高梨選手が決めて接戦をものにした。
第2セット
相手にブロック、ダイレクトスパイクを決められ4-6とリードを許す立ち上がり。樋口選手のフェイントで追い上げるが、7-11とリードを広げられたところで勝岡選手をコートに送り込む。その勝岡選手がサーブ、スパイクで連続得点するなど追い上げ、さらに村山選手のブロック、相手のミスでリードすると、樫村選手の速攻も決まって16-14でテクニカルタイムアウト。日本もサーブレシーブを乱されて20-19と追い上げられるが、村山選手のサーブからつないで宮浦健人選手がスパイクを決めて22-19、樫村選手のブロックで24点目を奪うと、最後は小林主将のブロックでセット連取に成功した。
第3セット
第2セットで流れを変えた勝岡選手がそのまま残ってスタート。序盤は相手の強烈なジャンプサーブと日本のミスでリードされ、4-8でテクニカルタイムアウト。村山選手の速攻でリズムをつかむと、宮浦選手のフェイントで8-11と徐々に点差を詰めていく。宮浦選手のサービスエースで12-14と迫ったが、相手にも得点を許し14-19と再び大きくリードを許してしまう。宮浦選手に代えて新井雄大選手を投入するが、流れは変わらず、サービスエースを決められこのセットは奪われた。
第4セット
メンバーは第1セットと同じ。小林主将のサーブから村山選手がダイレクトスパイクを決め、宮浦選手のサービスエースで5-4とリードしたが、その後はミスや相手のサービスエースで9-13と追う展開。スパイクを決めれば逆に速攻で得点されたが、樫村選手の速攻が冴えて15-17で相手はタイムアウトを要求。さらに樫村のサービスエース、高梨選手のポイントで19-19と同点に追いついた。そこからさらに高梨選手のポイントや小林主将のブロックでマッチポイントをつかむと、最後は相手の反則で25点目。セットカウント3-1で勝利を飾った。
7月11日 日本×ロシア クオーターファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝2敗
1
21
11
25
14
–
ロシア
5勝
3
25
25
23
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
予選D組2位の日本はベスト4入りを懸けてB組1位のロシアと対戦。
第1セット
ロシアのサーブからスタート。宮浦健人選手のスパイクが決まり、滑り出しは好調。樫村大仁選手のBクイック、宮浦選手のサービスエースで4-3とリードする。その後も高梨健太選手のスパイクや相手ミスなどで8-7とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。そこから日本はスパイクミスを犯して逆転されるが、樋口裕希選手のサービスエースや高梨選手のブロックで接戦を展開。15-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。ロシアの連続サービスエースで15-18とされた後、宮浦選手のスパイクや相手のミスで19-20と追い上げたが、終盤ロシアのブロックに捕まって点差を広げられ、21-25でセットを落とした。
第1セット
村山豪選手のサーブでロシアのレシーブを崩し、宮浦選手が決めて先行したが、ブロックやサービスエースを喫し逆転を許す。4-10と大きくリードされたところで、宮浦選手に代えて勝岡将斗選手を投入。その後、セッターも小林光輝主将から永露元稀選手に交代した。小川智大選手の好レシーブから得点につなげるが、点差は詰まらず。新井雄大選手、郡浩也選手もコートに入り、声を振り絞って流れを変えようと奮闘したが及ばず、前後に揺さぶるサーブでサーブレシーブを崩され、11-25でこのセットも失った。
第3セット
メンバーを戻して再スタートした日本は村山選手の速攻や樋口選手のバックアタックでリズムを作る。その後はサービスエースなどで4-7とリードされたが、樋口選手のブロックなどで8-9と食い下がる。村山選手のBクイックを多用しつつ、樋口選手のバックアタックで追いつくと、そのまま一進一退の攻防を続けた。ロシアの攻撃が崩れたところで宮浦選手が得点し、17-16と逆転に成功。村山選手の速攻でサイドアウトを取り、宮浦選手の強打でブレイクするパターンで21-18と徐々にリードを広げる。終盤にはピンチブロッカー梅本鈴太郎選手もコートに立ち、チーム力でこのセットを制した。
第4セット
立ち上がり、サーブレシーブを崩され1-5でタイムアウト。村山選手のサービスエースで追い上げるが、ロシアに続けてサーブで崩され3-8と苦しい展開。レシーブ固めに勝岡選手を投入し、サーブレシーブが安定したところでサイドアウトは取れるようになったが、なかなか点差を詰めることができない。小林主将がチームを鼓舞し、それに応えて高梨選手がスパイクを決めるが、ロシアもブロックで得点し10-19とされる。流れを変えたい日本は永露選手と新井選手の入る2枚替えを行うが、状況を打破するには至らずこのセットを奪われ、ロシアに敗れた。
7月9日 日本×アルゼンチン 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
3
25
25
25
–
–
アルゼンチン
2勝2敗
0
20
23
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
勝てばベスト8以上に進出となる、アルゼンチンとの大事な一戦。
第1セット
立ち上がりはアルゼンチンの先行を許すが、高梨健太選手の連続サービスエースで5-5と同点に追いつく。逆転して8-6でテクニカルタイムアウト、樫村大仁選手のブロックで13-10とリードを広げたところでアルゼンチンはタイムアウトを要求した。さらに樋口裕希選手や宮浦健人選手が決めて得点を追加すると、アルゼンチンはタイムアウトと2枚替えを同時に要求。しかし日本の勢いは止まらず、樋口選手の連続ブロックポイントで20-14と突き放す。粘るアルゼンチンはネット際のプレーで得点するが、村山豪選手のクイックが決まり、最後は樫村選手のブロックでセットを奪い取った。
第2セット
小林光輝主将のサービスエース、相手ミス、村山選手のブロックで3-0と好調な滑り出し。しかし連続でサービスエースを決められ、5-6と逆転されてしまう。両チームとも好レシーブを見せて接戦が続いた後、樋口選手のサービスエースで11-11の同点に追いついた。その後もアルゼンチンがリードを奪っては日本が追いつくといった展開を繰り返し、22-22でアルゼンチンがタイムアウト。そこから相手ミスで23-22と再逆転に成功すると、最後は高梨選手のスパイクで25-23としセットを連取した。
第3セット
両チームともヒートアップした場面にレッドカードが出され、1-1からスタート。高梨選手のサービスエース、小林主将のブロックなどで8-6とリードしテクニカルタイムアウトを迎える。相手ミス、高梨選手のバックアタック、村山選手のクイックで11-7とリードを広げると、アルゼンチンはタイムアウトを要求。相手はレフトからの攻撃を多用してくるが、サーブミスが多く日本は連続失点を免れる展開。終盤、高梨選手や宮浦選手のバックアタックが効果的に決まって24-18とし、最後は樋口選手のブロックでこのセットをものにした。結果アルゼンチンに勝利し、D組2位が確定した。
7月8日 日本×イタリア 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
0
22
19
19
–
–
イタリア
3勝
3
25
25
25
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
連勝で勢いに乗る日本は、同じくここまで負けなしの開催国イタリアと対戦。
第1セット
イタリアの強烈なジャンプサーブからスタート。宮浦健人選手、高梨健太選手、樫村大仁選手らのスパイクでサイドアウトを取るが、ミスで4-6とリードを許し、さらにライトから決められ5-8でテクニカルタイムアウトを迎える。長いラリーを宮浦選手が決め、相手ミスもあって10-12と追い上げるが、高いブロックに捕まり10-14とされタイムアウトを要求した。樋口裕希選手や高梨選手のブロックで17-18と迫りイタリアもタイムアウト。村山豪選手のサーブで相手を崩し、宮浦選手が決めて20-20で追いついたが、日本はスパイクミスで再びイタリアにリードされてしまう。梅本鈴太郎選手や永露元稀選手が入るも一歩及ばず、22-25でセットを失った。
第2セット
相手ミドルブロッカーにフェイントを決められ、サービスエースでも得点されて2-5とリードを許す立ち上がり。小林光輝主将のトスを樫村選手が押し込んで4-6、その後ミスが出て4-8でテクニカルタイムアウト。樋口選手の活躍で9-9と追いついたが、ブロックやサービスエースを決められて11-14と再び追う展開となる。追い上げては離されるを繰り返し、終盤、樋口選手に代えて勝岡将斗選手を投入。19-21でイタリアはタイムアウトを要求するが、その後はスパイク、サービスエースで追加点を許し、そのまま押し切られてこのセットも落とした。
第3セット
勝岡選手がそのまま入ってスタート。0-2から村山選手、勝岡選手のスパイクで追いついたが、そこからイタリアのブロックに捕まって2-6とリードされてしまう。日本のタイムアウトの後、イタリアにミスも出るが、5-8と追いつけないままテクニカルタイムアウトを迎える。高梨選手のスパイクで8-10と追い上げるが、イタリアもフェイントを効果的に交えて得点を重ね、さらに日本のミスで10-16と離されてしまう。流れを変えたい日本は、勝岡選手に代えて郡浩也選手をコートへ。樫村選手、郡選手のスパイクで徐々に点差を詰め、高梨選手のサーブや宮浦選手のスパイクで粘るが、最後はイタリアのスパイクが決まり、19-25でこのセットも奪われ、0-3のストレートで敗れた。
7月7日 日本×スイス 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
23
25
25
25
–
スイス
3敗
1
25
21
16
21
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日と同じメンバーでスタート。序盤は小林光輝主将のジャンプサーブや宮浦健人選手のスパイクで9-6とリードするが、中盤、スイスのスパイクで11-11と同点にされる。樫村大仁選手のブロックや宮浦選手のスパイクが決まるも15-16と競り合いが続き、要所で高いブロックに捕まって最後は23-25。セットを失った。
第2セット
序盤、両チームともサイドアウトを繰り返す展開。樋口裕希選手のブロックで8-7としファーストテクニカルタイムアウト。セカンドテクニカルタイムアウトも16-15と接戦のまま迎えて終盤に突入するが、宮浦選手と樋口選手の連続ブロックポイントで19-16とリードを広げ、最後は宮浦選手のスパイクでセットを奪い返した。
第3セット
樋口選手のスパイク、宮浦選手のブロックで4-0とリード。スイスのタイムアウトを挟み、さらに宮浦選手がブロックを決めて7-0と突き放す。その後はサイドアウトの応酬からスイスのブロックで11-8まで追い上げられたが、樋口選手のブロックで再び点差を広げると、終盤は新井雄大選手を投入。24-16で郡浩也選手、永露元稀選手もコートに入り、そのままこのセットを奪った。
7月6日 日本×メキシコ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
メキシコ
2敗
0
15
21
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5日は試合が無く、今日の対戦相手であるメキシコの情報を入手して挑んだ。これからの4連戦で勝利する事は、決勝トーナメントを有利に戦うために非常に重要となる。
第1セット
メキシコのセッターのサーブでスタート。宮浦健人選手がライトからクロスに決め、続いて樋口裕希選手の効果的なサーブで相手のサーブレシーブを崩し、村山豪選手が速攻を決め4-0とリードする。メキシコはタイムアウトで流れを変えようとするが、樫村大仁選手のブロックで8-2としファーストテクニカルタイムアウト。その後、メキシコもレフトからのスパイクやツーアタックで追い上げるが、小川智大選手の好レシーブをセッター小林光輝主将のトスでつなぎ樋口選手がバックスパイクを決め16-6とさらにリードを広げた。セット終盤、メキシコはレフトからのスパイクやブロックで得点。日本は小林主将に代えて梅本鈴太郎選手、樫村選手に代え永露元稀選手を投入し、村山選手のブロックで22−13とする。最後は村山選手の速攻が決まり、セット先取に成功した。
第2セット
小林主将のサーブから樋口選手のブロック、相手のスパイクミス、小川選手の好トスを高梨健太選手がバックから決めて3-0と好スタート。しかしメキシコもブロックやサービスエースで6-5と迫る。その後、高梨選手がレフトから決め8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤、小林主将のブロックでリードを広げるが、メキシコもサービスエースなどで9-9の同点に。お互いにサイドアウトを繰り返し、小林選手の好トスを高梨選手、樋口選手が決め、16-15でセカンドテクニカルタイムアウト。終盤、メキシコのスパイクで17−17と再び同点にされるが、高梨選手のサーブ、樋口選手のスパイクで20-17と日本がリードし、メキシコはタイムアウトを要求した。リリーフサーバーで入った永露選手の好レシーブから宮浦選手が決め23-18とリードを広げると、最後はメキシコのサーブミスでこのセットもものにした。
第3セット
序盤両チームともサイドアウトを繰り返し、8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。中盤に入ると、宮浦選手のスパイクや相手のスパイクミスで10-6とリードを奪った。さらに小林主将の好レシーブを小川選手が宮浦選手につないで得点すると、メキシコはタイムアウトを要求。その後も小川選手の好レシーブを樋口選手がバックから決め、16-12と日本リードでセカンドテクニカルタイムアウト。宮浦選手のサービスエース、メキシコのスパイクミスで18−12と点差を広げた後は、高梨選手に代えて勝岡将斗選手を投入し守りを固める。さらに新井雄大選手、永露選手もコートへ。村山選手のブロックでマッチポイントをつかんだ日本は、メキシコのスパイクミスで第3セットも奪い、セットカウント3-0でメキシコに勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 5勝2敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | ー | – |
チェコ 5勝2敗 |
0 | 19 | 18 | 22 | ー | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5位決定戦の相手はグループAを1位で勝ち上がったチェコ。日本はアジア最上位が確定したものの、ヨーロッパを相手に日本の戦い方で勝利したい。
第1セット
小林光輝主将のサーブで始まった。その小林主将のサービスエースやチェコのミスで3-0とリードすると、樫村大仁選手の速攻などでサイドアウトを重ね、8-4とリードしてテクニカルタイムアウト。高梨健太選手もサービスエースを決めるが、チェコも11-10と追い上げる。樫村選手の速攻や宮浦健人選手の強打で17-13とリードを広げ、リリーフサーバーで入った永露元稀選手が連続サービスエースを奪って21-15。村山豪選手の得点で突き放し、セットを先取した。
第2セット
序盤でサービスエースやスパイクを決められ5-8とリードを許す。しかし宮浦選手のスパイクや樋口裕希選手のサービスエースで9-9と追いつくと、高梨選手のブロックで逆転。樫村選手の速攻やブロックで16-11とリードを広げると、チェコはセッターを交代して流れを変えようとする。しかし村山選手、宮浦選手、高梨選手らスパイカー陣が連続して得点して21-14。新井雄大選手、梅本鈴太郎選手をコートに送り込むと、その新井選手が得点して25-18でセットを連取した。
第3セット
相手のフェイントを小林主将がつないで宮浦選手が決めると、高梨選手がブロックでエースを仕留め、5-3と先行する立ち上がり。その後も好レシーブから樫村選手が得点するなど、流れをつかんだ日本は16-11と大きくリード。宮浦選手のサービスエースでさらに点差を広げると、チェコは再びセッター交代で局面の打開を図るが、サイドからの攻撃が決まって日本のペースを保つ。終盤、郡浩也選手、新井選手、永露選手がコートに入り、途中出場選手の活躍も光って24-21とマッチポイントを迎える。最後は郡選手がバックアタックを決めてこのセットも奪い取り、3-0で勝利。5位で今大会を終えた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 4勝2敗 |
3 | 33 | 25 | 16 | 25 | – |
チャイニーズタイペイ 3勝3敗 |
1 | 31 | 23 | 25 | 22 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5-8位決定戦の相手は同じアジアのチャイニーズタイペイ。ヨーロッパ以外のベスト8には日本とチャイニーズタイペイだけが残った。
第1セット
相手のサービスエースで3-4とリードされるが、樫村大仁選手の好レシーブを樋口裕希選手が決めてポイント、一進一退の展開が続く。高梨健太選手のバックアタックや小林光輝主将の好レシーブ、村山豪選手のサーブなどが光るもリードを広げることはできず、21-21で終盤へ。22-23で日本はタイムアウト、その後は村山選手のブロックで追いつき、そのままジュースへともつれ込んだ。お互いにサイドアウトを繰り返したが、相手のスパイクミスで31-30、勝岡将斗選手のラッキーなフォローでつないだボールを高梨選手が決めて接戦をものにした。
第2セット
相手にブロック、ダイレクトスパイクを決められ4-6とリードを許す立ち上がり。樋口選手のフェイントで追い上げるが、7-11とリードを広げられたところで勝岡選手をコートに送り込む。その勝岡選手がサーブ、スパイクで連続得点するなど追い上げ、さらに村山選手のブロック、相手のミスでリードすると、樫村選手の速攻も決まって16-14でテクニカルタイムアウト。日本もサーブレシーブを乱されて20-19と追い上げられるが、村山選手のサーブからつないで宮浦健人選手がスパイクを決めて22-19、樫村選手のブロックで24点目を奪うと、最後は小林主将のブロックでセット連取に成功した。
第3セット
第2セットで流れを変えた勝岡選手がそのまま残ってスタート。序盤は相手の強烈なジャンプサーブと日本のミスでリードされ、4-8でテクニカルタイムアウト。村山選手の速攻でリズムをつかむと、宮浦選手のフェイントで8-11と徐々に点差を詰めていく。宮浦選手のサービスエースで12-14と迫ったが、相手にも得点を許し14-19と再び大きくリードを許してしまう。宮浦選手に代えて新井雄大選手を投入するが、流れは変わらず、サービスエースを決められこのセットは奪われた。
第4セット
メンバーは第1セットと同じ。小林主将のサーブから村山選手がダイレクトスパイクを決め、宮浦選手のサービスエースで5-4とリードしたが、その後はミスや相手のサービスエースで9-13と追う展開。スパイクを決めれば逆に速攻で得点されたが、樫村選手の速攻が冴えて15-17で相手はタイムアウトを要求。さらに樫村のサービスエース、高梨選手のポイントで19-19と同点に追いついた。そこからさらに高梨選手のポイントや小林主将のブロックでマッチポイントをつかむと、最後は相手の反則で25点目。セットカウント3-1で勝利を飾った。
7月11日 日本×ロシア クオーターファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝2敗
1
21
11
25
14
–
ロシア
5勝
3
25
25
23
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
予選D組2位の日本はベスト4入りを懸けてB組1位のロシアと対戦。
第1セット
ロシアのサーブからスタート。宮浦健人選手のスパイクが決まり、滑り出しは好調。樫村大仁選手のBクイック、宮浦選手のサービスエースで4-3とリードする。その後も高梨健太選手のスパイクや相手ミスなどで8-7とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。そこから日本はスパイクミスを犯して逆転されるが、樋口裕希選手のサービスエースや高梨選手のブロックで接戦を展開。15-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。ロシアの連続サービスエースで15-18とされた後、宮浦選手のスパイクや相手のミスで19-20と追い上げたが、終盤ロシアのブロックに捕まって点差を広げられ、21-25でセットを落とした。
第1セット
村山豪選手のサーブでロシアのレシーブを崩し、宮浦選手が決めて先行したが、ブロックやサービスエースを喫し逆転を許す。4-10と大きくリードされたところで、宮浦選手に代えて勝岡将斗選手を投入。その後、セッターも小林光輝主将から永露元稀選手に交代した。小川智大選手の好レシーブから得点につなげるが、点差は詰まらず。新井雄大選手、郡浩也選手もコートに入り、声を振り絞って流れを変えようと奮闘したが及ばず、前後に揺さぶるサーブでサーブレシーブを崩され、11-25でこのセットも失った。
第3セット
メンバーを戻して再スタートした日本は村山選手の速攻や樋口選手のバックアタックでリズムを作る。その後はサービスエースなどで4-7とリードされたが、樋口選手のブロックなどで8-9と食い下がる。村山選手のBクイックを多用しつつ、樋口選手のバックアタックで追いつくと、そのまま一進一退の攻防を続けた。ロシアの攻撃が崩れたところで宮浦選手が得点し、17-16と逆転に成功。村山選手の速攻でサイドアウトを取り、宮浦選手の強打でブレイクするパターンで21-18と徐々にリードを広げる。終盤にはピンチブロッカー梅本鈴太郎選手もコートに立ち、チーム力でこのセットを制した。
第4セット
立ち上がり、サーブレシーブを崩され1-5でタイムアウト。村山選手のサービスエースで追い上げるが、ロシアに続けてサーブで崩され3-8と苦しい展開。レシーブ固めに勝岡選手を投入し、サーブレシーブが安定したところでサイドアウトは取れるようになったが、なかなか点差を詰めることができない。小林主将がチームを鼓舞し、それに応えて高梨選手がスパイクを決めるが、ロシアもブロックで得点し10-19とされる。流れを変えたい日本は永露選手と新井選手の入る2枚替えを行うが、状況を打破するには至らずこのセットを奪われ、ロシアに敗れた。
7月9日 日本×アルゼンチン 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
3
25
25
25
–
–
アルゼンチン
2勝2敗
0
20
23
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
勝てばベスト8以上に進出となる、アルゼンチンとの大事な一戦。
第1セット
立ち上がりはアルゼンチンの先行を許すが、高梨健太選手の連続サービスエースで5-5と同点に追いつく。逆転して8-6でテクニカルタイムアウト、樫村大仁選手のブロックで13-10とリードを広げたところでアルゼンチンはタイムアウトを要求した。さらに樋口裕希選手や宮浦健人選手が決めて得点を追加すると、アルゼンチンはタイムアウトと2枚替えを同時に要求。しかし日本の勢いは止まらず、樋口選手の連続ブロックポイントで20-14と突き放す。粘るアルゼンチンはネット際のプレーで得点するが、村山豪選手のクイックが決まり、最後は樫村選手のブロックでセットを奪い取った。
第2セット
小林光輝主将のサービスエース、相手ミス、村山選手のブロックで3-0と好調な滑り出し。しかし連続でサービスエースを決められ、5-6と逆転されてしまう。両チームとも好レシーブを見せて接戦が続いた後、樋口選手のサービスエースで11-11の同点に追いついた。その後もアルゼンチンがリードを奪っては日本が追いつくといった展開を繰り返し、22-22でアルゼンチンがタイムアウト。そこから相手ミスで23-22と再逆転に成功すると、最後は高梨選手のスパイクで25-23としセットを連取した。
第3セット
両チームともヒートアップした場面にレッドカードが出され、1-1からスタート。高梨選手のサービスエース、小林主将のブロックなどで8-6とリードしテクニカルタイムアウトを迎える。相手ミス、高梨選手のバックアタック、村山選手のクイックで11-7とリードを広げると、アルゼンチンはタイムアウトを要求。相手はレフトからの攻撃を多用してくるが、サーブミスが多く日本は連続失点を免れる展開。終盤、高梨選手や宮浦選手のバックアタックが効果的に決まって24-18とし、最後は樋口選手のブロックでこのセットをものにした。結果アルゼンチンに勝利し、D組2位が確定した。
7月8日 日本×イタリア 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
0
22
19
19
–
–
イタリア
3勝
3
25
25
25
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
連勝で勢いに乗る日本は、同じくここまで負けなしの開催国イタリアと対戦。
第1セット
イタリアの強烈なジャンプサーブからスタート。宮浦健人選手、高梨健太選手、樫村大仁選手らのスパイクでサイドアウトを取るが、ミスで4-6とリードを許し、さらにライトから決められ5-8でテクニカルタイムアウトを迎える。長いラリーを宮浦選手が決め、相手ミスもあって10-12と追い上げるが、高いブロックに捕まり10-14とされタイムアウトを要求した。樋口裕希選手や高梨選手のブロックで17-18と迫りイタリアもタイムアウト。村山豪選手のサーブで相手を崩し、宮浦選手が決めて20-20で追いついたが、日本はスパイクミスで再びイタリアにリードされてしまう。梅本鈴太郎選手や永露元稀選手が入るも一歩及ばず、22-25でセットを失った。
第2セット
相手ミドルブロッカーにフェイントを決められ、サービスエースでも得点されて2-5とリードを許す立ち上がり。小林光輝主将のトスを樫村選手が押し込んで4-6、その後ミスが出て4-8でテクニカルタイムアウト。樋口選手の活躍で9-9と追いついたが、ブロックやサービスエースを決められて11-14と再び追う展開となる。追い上げては離されるを繰り返し、終盤、樋口選手に代えて勝岡将斗選手を投入。19-21でイタリアはタイムアウトを要求するが、その後はスパイク、サービスエースで追加点を許し、そのまま押し切られてこのセットも落とした。
第3セット
勝岡選手がそのまま入ってスタート。0-2から村山選手、勝岡選手のスパイクで追いついたが、そこからイタリアのブロックに捕まって2-6とリードされてしまう。日本のタイムアウトの後、イタリアにミスも出るが、5-8と追いつけないままテクニカルタイムアウトを迎える。高梨選手のスパイクで8-10と追い上げるが、イタリアもフェイントを効果的に交えて得点を重ね、さらに日本のミスで10-16と離されてしまう。流れを変えたい日本は、勝岡選手に代えて郡浩也選手をコートへ。樫村選手、郡選手のスパイクで徐々に点差を詰め、高梨選手のサーブや宮浦選手のスパイクで粘るが、最後はイタリアのスパイクが決まり、19-25でこのセットも奪われ、0-3のストレートで敗れた。
7月7日 日本×スイス 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
23
25
25
25
–
スイス
3敗
1
25
21
16
21
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日と同じメンバーでスタート。序盤は小林光輝主将のジャンプサーブや宮浦健人選手のスパイクで9-6とリードするが、中盤、スイスのスパイクで11-11と同点にされる。樫村大仁選手のブロックや宮浦選手のスパイクが決まるも15-16と競り合いが続き、要所で高いブロックに捕まって最後は23-25。セットを失った。
第2セット
序盤、両チームともサイドアウトを繰り返す展開。樋口裕希選手のブロックで8-7としファーストテクニカルタイムアウト。セカンドテクニカルタイムアウトも16-15と接戦のまま迎えて終盤に突入するが、宮浦選手と樋口選手の連続ブロックポイントで19-16とリードを広げ、最後は宮浦選手のスパイクでセットを奪い返した。
第3セット
樋口選手のスパイク、宮浦選手のブロックで4-0とリード。スイスのタイムアウトを挟み、さらに宮浦選手がブロックを決めて7-0と突き放す。その後はサイドアウトの応酬からスイスのブロックで11-8まで追い上げられたが、樋口選手のブロックで再び点差を広げると、終盤は新井雄大選手を投入。24-16で郡浩也選手、永露元稀選手もコートに入り、そのままこのセットを奪った。
7月6日 日本×メキシコ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
メキシコ
2敗
0
15
21
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5日は試合が無く、今日の対戦相手であるメキシコの情報を入手して挑んだ。これからの4連戦で勝利する事は、決勝トーナメントを有利に戦うために非常に重要となる。
第1セット
メキシコのセッターのサーブでスタート。宮浦健人選手がライトからクロスに決め、続いて樋口裕希選手の効果的なサーブで相手のサーブレシーブを崩し、村山豪選手が速攻を決め4-0とリードする。メキシコはタイムアウトで流れを変えようとするが、樫村大仁選手のブロックで8-2としファーストテクニカルタイムアウト。その後、メキシコもレフトからのスパイクやツーアタックで追い上げるが、小川智大選手の好レシーブをセッター小林光輝主将のトスでつなぎ樋口選手がバックスパイクを決め16-6とさらにリードを広げた。セット終盤、メキシコはレフトからのスパイクやブロックで得点。日本は小林主将に代えて梅本鈴太郎選手、樫村選手に代え永露元稀選手を投入し、村山選手のブロックで22−13とする。最後は村山選手の速攻が決まり、セット先取に成功した。
第2セット
小林主将のサーブから樋口選手のブロック、相手のスパイクミス、小川選手の好トスを高梨健太選手がバックから決めて3-0と好スタート。しかしメキシコもブロックやサービスエースで6-5と迫る。その後、高梨選手がレフトから決め8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤、小林主将のブロックでリードを広げるが、メキシコもサービスエースなどで9-9の同点に。お互いにサイドアウトを繰り返し、小林選手の好トスを高梨選手、樋口選手が決め、16-15でセカンドテクニカルタイムアウト。終盤、メキシコのスパイクで17−17と再び同点にされるが、高梨選手のサーブ、樋口選手のスパイクで20-17と日本がリードし、メキシコはタイムアウトを要求した。リリーフサーバーで入った永露選手の好レシーブから宮浦選手が決め23-18とリードを広げると、最後はメキシコのサーブミスでこのセットもものにした。
第3セット
序盤両チームともサイドアウトを繰り返し、8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。中盤に入ると、宮浦選手のスパイクや相手のスパイクミスで10-6とリードを奪った。さらに小林主将の好レシーブを小川選手が宮浦選手につないで得点すると、メキシコはタイムアウトを要求。その後も小川選手の好レシーブを樋口選手がバックから決め、16-12と日本リードでセカンドテクニカルタイムアウト。宮浦選手のサービスエース、メキシコのスパイクミスで18−12と点差を広げた後は、高梨選手に代えて勝岡将斗選手を投入し守りを固める。さらに新井雄大選手、永露選手もコートへ。村山選手のブロックでマッチポイントをつかんだ日本は、メキシコのスパイクミスで第3セットも奪い、セットカウント3-0でメキシコに勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝2敗 |
1 | 21 | 11 | 25 | 14 | – |
ロシア 5勝 |
3 | 25 | 25 | 23 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
予選D組2位の日本はベスト4入りを懸けてB組1位のロシアと対戦。
第1セット
ロシアのサーブからスタート。宮浦健人選手のスパイクが決まり、滑り出しは好調。樫村大仁選手のBクイック、宮浦選手のサービスエースで4-3とリードする。その後も高梨健太選手のスパイクや相手ミスなどで8-7とリードしてテクニカルタイムアウトを迎える。そこから日本はスパイクミスを犯して逆転されるが、樋口裕希選手のサービスエースや高梨選手のブロックで接戦を展開。15-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。ロシアの連続サービスエースで15-18とされた後、宮浦選手のスパイクや相手のミスで19-20と追い上げたが、終盤ロシアのブロックに捕まって点差を広げられ、21-25でセットを落とした。
第1セット
村山豪選手のサーブでロシアのレシーブを崩し、宮浦選手が決めて先行したが、ブロックやサービスエースを喫し逆転を許す。4-10と大きくリードされたところで、宮浦選手に代えて勝岡将斗選手を投入。その後、セッターも小林光輝主将から永露元稀選手に交代した。小川智大選手の好レシーブから得点につなげるが、点差は詰まらず。新井雄大選手、郡浩也選手もコートに入り、声を振り絞って流れを変えようと奮闘したが及ばず、前後に揺さぶるサーブでサーブレシーブを崩され、11-25でこのセットも失った。
第3セット
メンバーを戻して再スタートした日本は村山選手の速攻や樋口選手のバックアタックでリズムを作る。その後はサービスエースなどで4-7とリードされたが、樋口選手のブロックなどで8-9と食い下がる。村山選手のBクイックを多用しつつ、樋口選手のバックアタックで追いつくと、そのまま一進一退の攻防を続けた。ロシアの攻撃が崩れたところで宮浦選手が得点し、17-16と逆転に成功。村山選手の速攻でサイドアウトを取り、宮浦選手の強打でブレイクするパターンで21-18と徐々にリードを広げる。終盤にはピンチブロッカー梅本鈴太郎選手もコートに立ち、チーム力でこのセットを制した。
第4セット
立ち上がり、サーブレシーブを崩され1-5でタイムアウト。村山選手のサービスエースで追い上げるが、ロシアに続けてサーブで崩され3-8と苦しい展開。レシーブ固めに勝岡選手を投入し、サーブレシーブが安定したところでサイドアウトは取れるようになったが、なかなか点差を詰めることができない。小林主将がチームを鼓舞し、それに応えて高梨選手がスパイクを決めるが、ロシアもブロックで得点し10-19とされる。流れを変えたい日本は永露選手と新井選手の入る2枚替えを行うが、状況を打破するには至らずこのセットを奪われ、ロシアに敗れた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
アルゼンチン 2勝2敗 |
0 | 20 | 23 | 18 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
勝てばベスト8以上に進出となる、アルゼンチンとの大事な一戦。
第1セット
立ち上がりはアルゼンチンの先行を許すが、高梨健太選手の連続サービスエースで5-5と同点に追いつく。逆転して8-6でテクニカルタイムアウト、樫村大仁選手のブロックで13-10とリードを広げたところでアルゼンチンはタイムアウトを要求した。さらに樋口裕希選手や宮浦健人選手が決めて得点を追加すると、アルゼンチンはタイムアウトと2枚替えを同時に要求。しかし日本の勢いは止まらず、樋口選手の連続ブロックポイントで20-14と突き放す。粘るアルゼンチンはネット際のプレーで得点するが、村山豪選手のクイックが決まり、最後は樫村選手のブロックでセットを奪い取った。
第2セット
小林光輝主将のサービスエース、相手ミス、村山選手のブロックで3-0と好調な滑り出し。しかし連続でサービスエースを決められ、5-6と逆転されてしまう。両チームとも好レシーブを見せて接戦が続いた後、樋口選手のサービスエースで11-11の同点に追いついた。その後もアルゼンチンがリードを奪っては日本が追いつくといった展開を繰り返し、22-22でアルゼンチンがタイムアウト。そこから相手ミスで23-22と再逆転に成功すると、最後は高梨選手のスパイクで25-23としセットを連取した。
第3セット
両チームともヒートアップした場面にレッドカードが出され、1-1からスタート。高梨選手のサービスエース、小林主将のブロックなどで8-6とリードしテクニカルタイムアウトを迎える。相手ミス、高梨選手のバックアタック、村山選手のクイックで11-7とリードを広げると、アルゼンチンはタイムアウトを要求。相手はレフトからの攻撃を多用してくるが、サーブミスが多く日本は連続失点を免れる展開。終盤、高梨選手や宮浦選手のバックアタックが効果的に決まって24-18とし、最後は樋口選手のブロックでこのセットをものにした。結果アルゼンチンに勝利し、D組2位が確定した。
7月8日 日本×イタリア 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
0
22
19
19
–
–
イタリア
3勝
3
25
25
25
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
連勝で勢いに乗る日本は、同じくここまで負けなしの開催国イタリアと対戦。
第1セット
イタリアの強烈なジャンプサーブからスタート。宮浦健人選手、高梨健太選手、樫村大仁選手らのスパイクでサイドアウトを取るが、ミスで4-6とリードを許し、さらにライトから決められ5-8でテクニカルタイムアウトを迎える。長いラリーを宮浦選手が決め、相手ミスもあって10-12と追い上げるが、高いブロックに捕まり10-14とされタイムアウトを要求した。樋口裕希選手や高梨選手のブロックで17-18と迫りイタリアもタイムアウト。村山豪選手のサーブで相手を崩し、宮浦選手が決めて20-20で追いついたが、日本はスパイクミスで再びイタリアにリードされてしまう。梅本鈴太郎選手や永露元稀選手が入るも一歩及ばず、22-25でセットを失った。
第2セット
相手ミドルブロッカーにフェイントを決められ、サービスエースでも得点されて2-5とリードを許す立ち上がり。小林光輝主将のトスを樫村選手が押し込んで4-6、その後ミスが出て4-8でテクニカルタイムアウト。樋口選手の活躍で9-9と追いついたが、ブロックやサービスエースを決められて11-14と再び追う展開となる。追い上げては離されるを繰り返し、終盤、樋口選手に代えて勝岡将斗選手を投入。19-21でイタリアはタイムアウトを要求するが、その後はスパイク、サービスエースで追加点を許し、そのまま押し切られてこのセットも落とした。
第3セット
勝岡選手がそのまま入ってスタート。0-2から村山選手、勝岡選手のスパイクで追いついたが、そこからイタリアのブロックに捕まって2-6とリードされてしまう。日本のタイムアウトの後、イタリアにミスも出るが、5-8と追いつけないままテクニカルタイムアウトを迎える。高梨選手のスパイクで8-10と追い上げるが、イタリアもフェイントを効果的に交えて得点を重ね、さらに日本のミスで10-16と離されてしまう。流れを変えたい日本は、勝岡選手に代えて郡浩也選手をコートへ。樫村選手、郡選手のスパイクで徐々に点差を詰め、高梨選手のサーブや宮浦選手のスパイクで粘るが、最後はイタリアのスパイクが決まり、19-25でこのセットも奪われ、0-3のストレートで敗れた。
7月7日 日本×スイス 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
23
25
25
25
–
スイス
3敗
1
25
21
16
21
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日と同じメンバーでスタート。序盤は小林光輝主将のジャンプサーブや宮浦健人選手のスパイクで9-6とリードするが、中盤、スイスのスパイクで11-11と同点にされる。樫村大仁選手のブロックや宮浦選手のスパイクが決まるも15-16と競り合いが続き、要所で高いブロックに捕まって最後は23-25。セットを失った。
第2セット
序盤、両チームともサイドアウトを繰り返す展開。樋口裕希選手のブロックで8-7としファーストテクニカルタイムアウト。セカンドテクニカルタイムアウトも16-15と接戦のまま迎えて終盤に突入するが、宮浦選手と樋口選手の連続ブロックポイントで19-16とリードを広げ、最後は宮浦選手のスパイクでセットを奪い返した。
第3セット
樋口選手のスパイク、宮浦選手のブロックで4-0とリード。スイスのタイムアウトを挟み、さらに宮浦選手がブロックを決めて7-0と突き放す。その後はサイドアウトの応酬からスイスのブロックで11-8まで追い上げられたが、樋口選手のブロックで再び点差を広げると、終盤は新井雄大選手を投入。24-16で郡浩也選手、永露元稀選手もコートに入り、そのままこのセットを奪った。
7月6日 日本×メキシコ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
メキシコ
2敗
0
15
21
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5日は試合が無く、今日の対戦相手であるメキシコの情報を入手して挑んだ。これからの4連戦で勝利する事は、決勝トーナメントを有利に戦うために非常に重要となる。
第1セット
メキシコのセッターのサーブでスタート。宮浦健人選手がライトからクロスに決め、続いて樋口裕希選手の効果的なサーブで相手のサーブレシーブを崩し、村山豪選手が速攻を決め4-0とリードする。メキシコはタイムアウトで流れを変えようとするが、樫村大仁選手のブロックで8-2としファーストテクニカルタイムアウト。その後、メキシコもレフトからのスパイクやツーアタックで追い上げるが、小川智大選手の好レシーブをセッター小林光輝主将のトスでつなぎ樋口選手がバックスパイクを決め16-6とさらにリードを広げた。セット終盤、メキシコはレフトからのスパイクやブロックで得点。日本は小林主将に代えて梅本鈴太郎選手、樫村選手に代え永露元稀選手を投入し、村山選手のブロックで22−13とする。最後は村山選手の速攻が決まり、セット先取に成功した。
第2セット
小林主将のサーブから樋口選手のブロック、相手のスパイクミス、小川選手の好トスを高梨健太選手がバックから決めて3-0と好スタート。しかしメキシコもブロックやサービスエースで6-5と迫る。その後、高梨選手がレフトから決め8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤、小林主将のブロックでリードを広げるが、メキシコもサービスエースなどで9-9の同点に。お互いにサイドアウトを繰り返し、小林選手の好トスを高梨選手、樋口選手が決め、16-15でセカンドテクニカルタイムアウト。終盤、メキシコのスパイクで17−17と再び同点にされるが、高梨選手のサーブ、樋口選手のスパイクで20-17と日本がリードし、メキシコはタイムアウトを要求した。リリーフサーバーで入った永露選手の好レシーブから宮浦選手が決め23-18とリードを広げると、最後はメキシコのサーブミスでこのセットもものにした。
第3セット
序盤両チームともサイドアウトを繰り返し、8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。中盤に入ると、宮浦選手のスパイクや相手のスパイクミスで10-6とリードを奪った。さらに小林主将の好レシーブを小川選手が宮浦選手につないで得点すると、メキシコはタイムアウトを要求。その後も小川選手の好レシーブを樋口選手がバックから決め、16-12と日本リードでセカンドテクニカルタイムアウト。宮浦選手のサービスエース、メキシコのスパイクミスで18−12と点差を広げた後は、高梨選手に代えて勝岡将斗選手を投入し守りを固める。さらに新井雄大選手、永露選手もコートへ。村山選手のブロックでマッチポイントをつかんだ日本は、メキシコのスパイクミスで第3セットも奪い、セットカウント3-0でメキシコに勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝1敗 |
0 | 22 | 19 | 19 | – | – |
イタリア 3勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
連勝で勢いに乗る日本は、同じくここまで負けなしの開催国イタリアと対戦。
第1セット
イタリアの強烈なジャンプサーブからスタート。宮浦健人選手、高梨健太選手、樫村大仁選手らのスパイクでサイドアウトを取るが、ミスで4-6とリードを許し、さらにライトから決められ5-8でテクニカルタイムアウトを迎える。長いラリーを宮浦選手が決め、相手ミスもあって10-12と追い上げるが、高いブロックに捕まり10-14とされタイムアウトを要求した。樋口裕希選手や高梨選手のブロックで17-18と迫りイタリアもタイムアウト。村山豪選手のサーブで相手を崩し、宮浦選手が決めて20-20で追いついたが、日本はスパイクミスで再びイタリアにリードされてしまう。梅本鈴太郎選手や永露元稀選手が入るも一歩及ばず、22-25でセットを失った。
第2セット
相手ミドルブロッカーにフェイントを決められ、サービスエースでも得点されて2-5とリードを許す立ち上がり。小林光輝主将のトスを樫村選手が押し込んで4-6、その後ミスが出て4-8でテクニカルタイムアウト。樋口選手の活躍で9-9と追いついたが、ブロックやサービスエースを決められて11-14と再び追う展開となる。追い上げては離されるを繰り返し、終盤、樋口選手に代えて勝岡将斗選手を投入。19-21でイタリアはタイムアウトを要求するが、その後はスパイク、サービスエースで追加点を許し、そのまま押し切られてこのセットも落とした。
第3セット
勝岡選手がそのまま入ってスタート。0-2から村山選手、勝岡選手のスパイクで追いついたが、そこからイタリアのブロックに捕まって2-6とリードされてしまう。日本のタイムアウトの後、イタリアにミスも出るが、5-8と追いつけないままテクニカルタイムアウトを迎える。高梨選手のスパイクで8-10と追い上げるが、イタリアもフェイントを効果的に交えて得点を重ね、さらに日本のミスで10-16と離されてしまう。流れを変えたい日本は、勝岡選手に代えて郡浩也選手をコートへ。樫村選手、郡選手のスパイクで徐々に点差を詰め、高梨選手のサーブや宮浦選手のスパイクで粘るが、最後はイタリアのスパイクが決まり、19-25でこのセットも奪われ、0-3のストレートで敗れた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 23 | 25 | 25 | 25 | – |
スイス 3敗 |
1 | 25 | 21 | 16 | 21 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日と同じメンバーでスタート。序盤は小林光輝主将のジャンプサーブや宮浦健人選手のスパイクで9-6とリードするが、中盤、スイスのスパイクで11-11と同点にされる。樫村大仁選手のブロックや宮浦選手のスパイクが決まるも15-16と競り合いが続き、要所で高いブロックに捕まって最後は23-25。セットを失った。
第2セット
序盤、両チームともサイドアウトを繰り返す展開。樋口裕希選手のブロックで8-7としファーストテクニカルタイムアウト。セカンドテクニカルタイムアウトも16-15と接戦のまま迎えて終盤に突入するが、宮浦選手と樋口選手の連続ブロックポイントで19-16とリードを広げ、最後は宮浦選手のスパイクでセットを奪い返した。
第3セット
樋口選手のスパイク、宮浦選手のブロックで4-0とリード。スイスのタイムアウトを挟み、さらに宮浦選手がブロックを決めて7-0と突き放す。その後はサイドアウトの応酬からスイスのブロックで11-8まで追い上げられたが、樋口選手のブロックで再び点差を広げると、終盤は新井雄大選手を投入。24-16で郡浩也選手、永露元稀選手もコートに入り、そのままこのセットを奪った。
7月6日 日本×メキシコ 予選グループ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
メキシコ
2敗
0
15
21
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5日は試合が無く、今日の対戦相手であるメキシコの情報を入手して挑んだ。これからの4連戦で勝利する事は、決勝トーナメントを有利に戦うために非常に重要となる。
第1セット
メキシコのセッターのサーブでスタート。宮浦健人選手がライトからクロスに決め、続いて樋口裕希選手の効果的なサーブで相手のサーブレシーブを崩し、村山豪選手が速攻を決め4-0とリードする。メキシコはタイムアウトで流れを変えようとするが、樫村大仁選手のブロックで8-2としファーストテクニカルタイムアウト。その後、メキシコもレフトからのスパイクやツーアタックで追い上げるが、小川智大選手の好レシーブをセッター小林光輝主将のトスでつなぎ樋口選手がバックスパイクを決め16-6とさらにリードを広げた。セット終盤、メキシコはレフトからのスパイクやブロックで得点。日本は小林主将に代えて梅本鈴太郎選手、樫村選手に代え永露元稀選手を投入し、村山選手のブロックで22−13とする。最後は村山選手の速攻が決まり、セット先取に成功した。
第2セット
小林主将のサーブから樋口選手のブロック、相手のスパイクミス、小川選手の好トスを高梨健太選手がバックから決めて3-0と好スタート。しかしメキシコもブロックやサービスエースで6-5と迫る。その後、高梨選手がレフトから決め8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤、小林主将のブロックでリードを広げるが、メキシコもサービスエースなどで9-9の同点に。お互いにサイドアウトを繰り返し、小林選手の好トスを高梨選手、樋口選手が決め、16-15でセカンドテクニカルタイムアウト。終盤、メキシコのスパイクで17−17と再び同点にされるが、高梨選手のサーブ、樋口選手のスパイクで20-17と日本がリードし、メキシコはタイムアウトを要求した。リリーフサーバーで入った永露選手の好レシーブから宮浦選手が決め23-18とリードを広げると、最後はメキシコのサーブミスでこのセットもものにした。
第3セット
序盤両チームともサイドアウトを繰り返し、8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。中盤に入ると、宮浦選手のスパイクや相手のスパイクミスで10-6とリードを奪った。さらに小林主将の好レシーブを小川選手が宮浦選手につないで得点すると、メキシコはタイムアウトを要求。その後も小川選手の好レシーブを樋口選手がバックから決め、16-12と日本リードでセカンドテクニカルタイムアウト。宮浦選手のサービスエース、メキシコのスパイクミスで18−12と点差を広げた後は、高梨選手に代えて勝岡将斗選手を投入し守りを固める。さらに新井雄大選手、永露選手もコートへ。村山選手のブロックでマッチポイントをつかんだ日本は、メキシコのスパイクミスで第3セットも奪い、セットカウント3-0でメキシコに勝利した。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
メキシコ 2敗 |
0 | 15 | 21 | 20 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
5日は試合が無く、今日の対戦相手であるメキシコの情報を入手して挑んだ。これからの4連戦で勝利する事は、決勝トーナメントを有利に戦うために非常に重要となる。
第1セット
メキシコのセッターのサーブでスタート。宮浦健人選手がライトからクロスに決め、続いて樋口裕希選手の効果的なサーブで相手のサーブレシーブを崩し、村山豪選手が速攻を決め4-0とリードする。メキシコはタイムアウトで流れを変えようとするが、樫村大仁選手のブロックで8-2としファーストテクニカルタイムアウト。その後、メキシコもレフトからのスパイクやツーアタックで追い上げるが、小川智大選手の好レシーブをセッター小林光輝主将のトスでつなぎ樋口選手がバックスパイクを決め16-6とさらにリードを広げた。セット終盤、メキシコはレフトからのスパイクやブロックで得点。日本は小林主将に代えて梅本鈴太郎選手、樫村選手に代え永露元稀選手を投入し、村山選手のブロックで22−13とする。最後は村山選手の速攻が決まり、セット先取に成功した。
第2セット
小林主将のサーブから樋口選手のブロック、相手のスパイクミス、小川選手の好トスを高梨健太選手がバックから決めて3-0と好スタート。しかしメキシコもブロックやサービスエースで6-5と迫る。その後、高梨選手がレフトから決め8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤、小林主将のブロックでリードを広げるが、メキシコもサービスエースなどで9-9の同点に。お互いにサイドアウトを繰り返し、小林選手の好トスを高梨選手、樋口選手が決め、16-15でセカンドテクニカルタイムアウト。終盤、メキシコのスパイクで17−17と再び同点にされるが、高梨選手のサーブ、樋口選手のスパイクで20-17と日本がリードし、メキシコはタイムアウトを要求した。リリーフサーバーで入った永露選手の好レシーブから宮浦選手が決め23-18とリードを広げると、最後はメキシコのサーブミスでこのセットもものにした。
第3セット
序盤両チームともサイドアウトを繰り返し、8-6でファーストテクニカルタイムアウトを迎える。中盤に入ると、宮浦選手のスパイクや相手のスパイクミスで10-6とリードを奪った。さらに小林主将の好レシーブを小川選手が宮浦選手につないで得点すると、メキシコはタイムアウトを要求。その後も小川選手の好レシーブを樋口選手がバックから決め、16-12と日本リードでセカンドテクニカルタイムアウト。宮浦選手のサービスエース、メキシコのスパイクミスで18−12と点差を広げた後は、高梨選手に代えて勝岡将斗選手を投入し守りを固める。さらに新井雄大選手、永露選手もコートへ。村山選手のブロックでマッチポイントをつかんだ日本は、メキシコのスパイクミスで第3セットも奪い、セットカウント3-0でメキシコに勝利した。