第20回アジア女子選手権大会

RESULTS

試合結果

最終順位

  1. 日本
  2. タイ
  3. 韓国
  4. 中国
  5. カザフスタン
  6. チャイニーズタイペイ
  7. イラン
  1. インドネシア
  2. オーストラリア
  3. インド
  4. ホンコンチャイナ
  5. ニュージーランド
  6. スリランカ

<日本選手の個人賞>

MVP、ベストアウトサイドスパイカー 石川真佑
ベストミドルブロッカー       山田二千華
ベストオポジット          曽我啓菜

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日本の試合結果

8月25日 日本×タイ 決勝
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
6勝1敗
3 25 18 25 25
タイ
4勝2敗
1 22 25 18 23

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

タイに連続サービスエースを決められ立ち上がりはリードを許したが、長内美和子選手のスパイクで7-7とし同点に追いつく。相手のミスで逆転に成功し、曽我啓菜選手のサーブから連続得点。タイもオヌマー選手のスパイクで追い上げるが、山田二千華選手のブロックで23-20。再度サービスエースを奪われたが、逃げ切ってこのセットをものにした。

第2セット

4-4からブロックとサービスエースを決められて5-8とリードを許す。曽我選手のサーブで崩し、一時は同点に追いついたが、ミスが出て8-11。サーブレシーブが安定しない中、タイに連続で速攻を決められ13-17と離される。終盤も相手の軟攻などで日本は流れを作れず、そのままセットを失った。

第3セット

序盤は速攻を止められて追う展開となったが、平山詩嫣選手のサーブから連続得点し8-8で同点に追いつく。山田選手の活躍で逆転すると、長内選手のスパイクで13-9とリードを広げた。ディフェンスが機能してラリーからの攻撃を決め、16-10とタイを突き放すと、相手のミスもあって20-13。さらに曽我選手の速攻や平山選手のブロックでセットをもぎ取り、セットカウントを2-1とし王手をかけた。

第4セット

曽我選手のブロック、石川真佑選手のスパイクが決まり3-1とリード。サイドアウトを繰り返した後、ブロックされて8-8で追いつかれたが、平山選手の速攻、曽我選手のライト攻撃で13-10とする。タイに追いつかれては日本が抜け出す展開が続き、終盤23-23とされたが、最後は石川選手のサービスエースが決まって25-23。セットカウント3-1で勝利しアジア選手権連覇を達成した。

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8月24日 日本×韓国 準決勝
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
5勝1敗
3 22 25 26 28
韓国
4勝1敗
1 25 23 24 26

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

立ち上がりは石川真佑選手のスパイクが連続で決まり、5-3とリード。韓国にキム・ヨンギョン選手の攻撃を決められ5-5の同点とされた後、平山詩嫣選手の攻撃や相手のミスで11-8と再びリードを広げた。西川有喜選手のバックアタックで15-11とするが、ブロックに捕まるなどして連続失点、17-17でまたも追いつかれてしまう。そのまま逆転を許すと、キム・ヨンギョン選手にボールを集める韓国の攻撃を止めきれずセットを落とした。

第2セット

長内美和子選手が入ってスタート。山田二千華選手のサーブで崩し、石川選手がスパイクを決めて4-1とリードを奪う。関菜々巳選手のツーアタックも決まったが、韓国も粘りのディフェンスから連続得点、10-10で追いつかれ競り合いに突入した。平山選手のサービスエースや長内選手の得点で抜け出すと、さらに平山選手のサービスエース、曽我啓菜選手のライト攻撃で22-16と突き放した。しかしサーブで攻めて韓国も連続得点、23-22とされたが、最後は石川選手が決めて25-23。粘る相手を振り切ってセットをものにした。

第3セット

序盤、サイドアウトの応酬から日本にミスが出て6-8と韓国がリード。ディフェンスからの切り返しで連続得点を許し6-11とされたが、曽我選手のフェイントなどで10-13と追いすがる。途中出場した松井珠己主将のツーアタックや、曽我選手のサービスエースで16-16の同点に追いつくと、石川選手が決めて22-21と逆転に成功した。ジュースにもつれ込んだが、ミスを出した韓国に競り勝ってこのセットも日本が奪い取った。

第4セット

山田選手のサーブで崩し、連続得点し5-2とリードを奪ったが、韓国にサーブで攻められ7-7で同点、さらに攻撃を止めきれず8-10と逆転を許した。そこからお互いにサイドアウトを繰り返したが、日本にミスが出て17-21と苦しい展開。しかし韓国はここでミスを続け、21-21で日本は同点に追いつくと、石川選手のサービスエースで23-21とした。韓国もキム・ヨンギョン選手が決めて23-23とするが、ジュースの末に最後は石川選手がスパイクを決め、28-26で振り切り、セットカウント3-1で勝利。25日の決勝に駒を進めた。

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8月23日 日本×中国 2次リーグ
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
4勝1敗
2 25 11 21 25 12
中国
4勝
3 14 25 25 18 15

【第1セットのスタメン】

【戦評】

お互いに準決勝進出を決めた状態で、F組の順位を確定させる中国との一戦。

第1セット

スタートから中国のサーブに崩され0-3とリードを許す。長内美和子選手のサービスエースで2-3とし、関菜々巳選手のサーブで崩して3連続得点をあげ10-8と逆転。長内選手らを中心に攻撃の手を緩めず、16-9と引き離した。中国も追い上げるが、平山詩嫣選手らが得点を加え、曽我啓菜選手のサーブからさらに連続得点してセットを先取した。

第2セット

相手のサーブに崩され、高さのある攻撃やブロックにも押されて6-16と大きく点差を離される一方的な展開。日本はサーブミスもあって終盤までリズムをつかめず、11-25でセットを失った。

第3セット

まずは長内選手のサーブで相手を崩し連続得点、さらに山田二千華選手のサービスエースや石川真佑選手のブロックで7-3とリードする。しかし中国の追い上げをかわせず7-7で追いつかれると、サービスエースなどを許し13-16と逆転されてしまう。相手のミスに乗じて18-19と1点差まで迫ったが、終盤は中国のブロックに捕まり、最後はスパイクを決められて21-25でセットを失い、日本は後がなくなった。

第4セット

西川有喜選手が入る。山田選手のサーブを起点に連続得点し4-1とリードしたが、中国に連続サービスエースを奪われ4-4。石川選手のサービスエースや相手のミスで再びリードし、石川選手の得点などで19-12と点差を広げた。セット終盤には関選手のツーアタックや西川選手のスパイクで23-16、最後は中国のサーブミスでセットを取り返した。

第5セット

曽我選手、石川選手の攻撃や西川選手のサービスエースも決まり5-1までリードを広げる。その後はミスもあって追い上げられ、8-5でコートチェンジ。相手のスパイク、ブロックに連続得点を許し9-9で同点、さらに攻撃を決められ9-11と逆転を許す。10-13から石川選手のスパイクなどで12-13と迫ったが、最後はスパイクを決められ、勝利には届かなかった。

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8月22日 日本×インドネシア 2次リーグ
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
4勝
3 25 25 25
インドネシア
1勝2敗
0 19 21 13

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

インドネシアのサーブに崩され、立ち上がりは2-5とリードを許す。ミスが続いて3-8と苦しんだが、関菜々巳選手のサーブを起点に連続得点し、10-11と追い上げる。山田二千華選手のブロックで12-12の同点に追いつくと、平山詩嫣選手のブロックで16-15と逆転に成功。長内美和子選手のスパイクなどで突き放し、最後は曽我啓菜選手が25点目、セットを先取した。

第2セット

前半、曽我選手のサーブから連続得点。平山選手の攻撃で8-5とリードしたが、ミスを続けて逆転される。11-15と点差を離された後、長内選手の活躍などで17-16と再びリードすると、曽我選手の攻撃や相手のミスでこのセットもものにした。

第3セット

4-7からサーブで攻めて追いつくと、ラリーで二段トスを長内選手が決めて11-9とリード。曽我選手のスパイクや山田選手のブロックでリズムをつかみ、19-10と点差を広げて終盤へ。最後は途中出場の中川美柚選手がライトから決めて25-13、ストレートで勝利を飾った。

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8月20日 日本×オーストラリア 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3勝
3 25 25 25
オーストラリア
1勝2敗
0 11 21 8

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

立ち上がりはサイドアウトの応酬から長内美和子選手のブロックや石川真佑選手のサービスエースで抜け出すと、松井珠己主将のサーブで崩して連続得点をあげ12-7とリードを広げる。曽我啓菜選手のサーブを起点にブロックが機能し、相手のミスもあって9連続得点。一気にセットを先取した。

第2セット

セッターの松井主将以外は全員入れ替えてスタート。西川有喜選手の活躍でリードした後、連続でブロックに捕まってしまう。しかし3-3から吉野優理選手のスパイクや入澤まい選手のブロック、大﨑琴未選手のサービスエースで一気に突き放す。中盤、ミスが連続して詰め寄られるが、終盤にも大﨑選手のサービスエースが飛び出してこのセットも奪い取った。

第3セット

松井主将のサーブで相手を崩し、オーストラリアのミスもあって6-1とリード。吉野選手や入澤選手の活躍で11-3と点差を広げると、さらに大﨑選手のブロック、西川選手のスパイクが決まり、吉野選手の3連続得点で24-8とした。最後は西川選手がサービスエースを決めて勝利を飾った。
予選リーグB組を1位で通過し、次は22日(木)からの2次リーグに挑む。

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8月19日 日本×カザフスタン 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝
3 25 25 25
カザフスタン
1勝1敗
0 19 23 18

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

山田二千華選手のサービスエースや曽我啓菜選手の攻撃が決まり、序盤は5-1とリード。さらに12-5までリードを広げるがブロックを決められ、12-8と追い上げを許す。しかし山田選手や平山詩嫣選手の速攻などで21-13、終盤連続失点したが逃げ切り、セットを先取した。

第2セット

立ち上がりは連続ブロックを喫し、長内美和子選手のサーブから連続得点で逆転するなど競り合いを続けた。ラリーを奪われて12-16とリードを広げられ、松井珠己主将がコートに入るが、14-18と追う展開は変わらず。関菜々巳選手が戻って連続得点を演出し、18-19とするも追いつけない。途中出場した吉野優理選手のサーブから連続得点し、22-21とようやく逆転に成功すると、最後は石川真佑選手のスパイクで25点目。セットを連取した。

第3セット

前半はサイドアウトの応酬からカザフスタンが連続得点、6-8とリードを許す。関選手と代わった松井主将のトスから山田選手が速攻を決めて11-11と追いつくと、石川選手も得点し13-11と逆転。山田選手のサービスエースでリードを広げ、さらに曽我選手もフェイントを決めて19-12と突き放した。カザフスタンも粘って21-16と追いすがるが、日本は終盤立て直し、山田選手の速攻で25-18とカザフスタンをストレートで退けた。
次は20日(火)、予選リーグ最終戦、オーストラリアとの一戦である。

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8月18日 日本×インド 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝
3 25 25 25
インド
1敗
0 12 14 8

【第1セットのスタメン】

【戦評】

今大会はU20世界選手権の優勝メンバーほか2020年以降も見据えたチームで挑む。初戦の相手はインド。

第1セット

立ち上がりは石川真佑選手のスパイクや山田二千華選手のサービスエースなどで8-3とリードを奪う。サイドアウトの応酬から山田選手の速攻、長内美和子選手のサービスエースで14-7とリードを広げた。ラリーから石川選手が決め、さらに平山詩嫣選手のブロックなどで連続得点し22-11。最後は長内選手が決めてセットを先取した。

第2セット

長内選手の連続サービスエースで5-2とリードし、石川選手や長内選手のスパイクで13-5とする。日本はミスもあったがすぐに切り換えて、途中出場の吉野優理選手が得点を重ねた。入澤まい選手もコートに入るとブロックを決め、最後はやはり途中から出場した西川有喜選手が得点してセットを連取した。

第3セット

サーブミスが続いたが、インドのミスにも助けられて8-5。関菜々巳選手のツーアタック、山田選手のブロックが決まると、平山選手や長内選手も得点して14-5と一気にリードを広げた。松井珠己主将がコートに入るとサービスエースを決め、20-6と勢いは止まらない。最後は途中から入った中川美柚選手が決めて25点目、ストレートで初戦を制した。

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