FIVBバレーボールネーションズリーグ2018

RESULTS

試合結果

予選ラウンド最終順位

  1. アメリカ
    (13勝2敗、40ポイント)
  2. セルビア
    (12勝3敗、37ポイント)
  3. ブラジル
    (12勝3敗、35ポイント)
  4. オランダ
    (12勝3敗、34ポイント)
  5. トルコ
    (11勝4敗、35ポイント)
  6. イタリア
    (10勝5敗、29ポイント)
  7. ロシア
    (8勝7敗、23ポイント)
  8. ポーランド
    (8勝7敗、22ポイント)
  1. 中国
    (7勝8敗、22ポイント)
  2. 日本
    (7勝8敗、20ポイント)
  3. ドイツ
    (5勝10敗、15ポイント)
  4. 韓国
    (5勝10敗、14ポイント)
  5. ベルギー
    (4勝11敗、12ポイント)
  6. ドミニカ共和国
    (3勝12敗、12ポイント)
  7. タイ
    (2勝13敗、7ポイント)
  8. アルゼンチン
    (1勝14敗、3ポイント)

日本の試合結果

6月14日 日本×ロシア 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
7勝8敗
2 25 14 16 25 10
ロシア
8勝7敗
3 19 25 25 23 15

【第1セットのスタメン】

6月13日 日本×ドミニカ共和国 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
7勝7敗
3 25 14 21 29 15
ドミニカ共和国
2勝14敗
2 15 25 25 27 13

【第1セットのスタメン】

6月12日 日本×ポーランド 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
6勝7敗
2 25 15 16 25 14
ポーランド
7勝6敗
3 18 25 25 21 16

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

今週メンバーに戻った古賀紗理那選手を起用してスタートした。立ち上がり、相手サーブで石井優希選手が崩されて1-5とリードされまずタイムアウト。タイム明けには落ち着きを取り戻して7-8とし、1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。古賀選手のスパイク、サービスエースで13-13と追いつくと、黒後愛選手のスパイクで16-15とリードし2回目のテクニカルタイムアウト。石井選手のサービスエースで抜け出すと、さらに古賀選手のスパイクが連続で決まり、21-17とリードを広げる。最後はライトから黒後選手が決めてセットを先取した。

第2セット

ポーランドにサーブで攻められ、切り返しからも得点され4-8とリードを許す。 黒後選手のスパイクがミスとなり、7-13とリードを広げられたところで1回目のタイムアウト。 鍋谷友理枝選手のサーブでブレイクするも、ポーランド№5コンコレフスカのブロックに捕まり、9-16で2回目のテクニカルタイムアウト。 内瀬戸真実選手と田代佳奈美選手を2枚替えで投入するが、ポーランドの勢いは止められず、点差を縮められないまま終盤を迎え、最後はポーランド№16メンジクにサービスエースを決められてセットを失った。

第3セット

セッターを冨永こよみ選手から田代選手に代えてスタート。島村春世選手のブロック、チャンスボールからのスパイクが決まって6-4とリードする。相手スパイクミスにより8-6として1回目のテクニカルタイムアウト。相手の連続スパイクで9-11と逆転されたところで、キャプテン・岩坂名奈選手を芥川愛加選手に交代。ポーランドのブロックに連続して止められ、10-14とリードされたところで日本は1回目のタイムアウト。11-16で黒後選手に代えて鍋谷選手を投入。島村選手のブロックも決まって13-16と詰め寄るが、ポーランド№17スマジェクのサーブから連続失点、13-20と大きく引き離される。その後も、ポーランドの勢いは止められずセットを連取された。

第4セット

新鍋理沙選手をセッターの対角に配し、芥川選手をスタートから起用。立ち上がりからポーランドのリズムで1-6とリードされ1回目のタイムアウト。№15グライベルのサービスエースで点差を広げられると日本はタイムアウトを使い切った。9-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた後は古賀選手のサーブなどで連続ブレイク、14-17、18-18とついに追いつく。長いラリーを黒後選手のスパイクで制し20-19と逆転に成功、その後もトスの集まった黒後選手は期待に応えて22-19とリード。芥川選手のブロック、新鍋選手のスパイクも決まり、大逆転で4セット目を奪い取った。

第5セット

古賀選手に代わって内瀬戸選手が入りスタート。お互いサイドアウトの応酬で譲らない展開から、黒後選手が決めて8-7でコートチェンジ。10-11とリードされ、さらに11-13と離されて日本タイムアウト。内瀬戸選手のスパイクで13-13と追いつき、ポーランドもタイムアウトを求めたが、最後は内瀬戸選手がライトから放ったスパイクがアウトになり、惜しくも敗れた。

【日本の次戦】

現地時間: 6月13日(水) 17:20  日本時間翌0:20

ラウンド: 予選ラウンド第5週プール18 ポーランド

対戦相手: ドミニカ共和国

6月7日 日本×タイ 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
6勝6敗
3 19 20 25 25 22
タイ
2勝10敗
25 25 17 19 20

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

昨日の韓国戦とメンバーを変更せずスタート。立ち上がり4-4からタイの№.6オヌマーのジャンプサーブに崩され、4連続失点し4-8で1回目のテクニカルタイムアウト。タイム明けに日本のミスも重なり、5-10とリードを広げられたところで日本はタイムアウトを取った。タイは好レシーブから№.19チャッチュオンの連続スパイクで完全に主導権を握る。サイドアウトを確実に取られ、8-16で2回目のテクニカルタイムアウト。リリーフサーバーの鍋谷友理枝選手がサービスエースを奪って流れを呼んだかと思われたが、ミスも出て12-19と点差は縮まらない。セット終盤もタイの集中力が続き、№18アチャラポーンにスパイクを決められてセットを先取された。

第2セット

立ち上がりは4-2とリードするが、相手のサーブに崩され、同点に追いつかれる。サイドアウトの応酬となり8-7で1回目のテクニカルタイムアウト。一進一退の展開が続いたが、新鍋理沙選手のサーブでブレイクし、14-12と一歩リード。しかし、タイもレシーブで粘り連続ブレイクし再度逆転されて2回目のテクニカルタイムアウト。タイム明けに日本も追いつくが、№.6オヌマーのジャンプサーブでエースをとられ、16-18で日本のタイムアウト。タイのBクイックが決まり、18-21と点差が離れていく。18-22から石井優希選手のサービスエースが出て追いすがったが、最後はオヌマーに連続してスパイクを決められ、20-25でセットを連取され後がなくなった。

第3セット

新鍋選手に代わって内瀬戸真実選手、奥村麻依選手に代わってキャプテン・岩坂名奈選手を投入。スタートは相手のスパイクミスでリードすると黒後愛選手のサービスエースで8-5とし1回目のテクニカルタイムアウト。その後も黒後選手のサーブで連続ブレイクし、12-4と大きくリードを広げた。タイも№.6オヌマーのスパイクでブレイクするが、16-8と日本のリードは変わらない。内瀬戸選手、黒後選手のサービスエースもあり、大きくリードを保つ。タイもディフェンスからの切り返しで連続得点し、22-16とされたところで日本もタイムアウトを要求。しかし島村春世選手のサービスエースや岩坂選手のBクイックが決まり、セットを取り返した。

第4セット

前半、競り合いを抜け出したのはタイ。スパイクやサービスエースで連続得点し、5-8で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。タイム明け、サービスエースで5-9とされたところで日本は1回目のタイムアウト。粘って12-14と追いすがるも、競り合いの中で田代佳奈美選手のツーアタックがネットにかかり、15-18とされて日本は再びタイムアウトを取った。しかし岩坂選手のブロックで18-18とし、田代選手のサービスエースで一歩リードすると、タイのタイムアウト後もサーブで攻め、相手のミスもあって23-19と突き放す。最後は黒後選手のスパイクでセット連取。ゲームはフルセットにもつれ込んだ。

第5セット

新鍋選手をコートに戻して勝負をかける。立ち上がりはお互いサイドアウトで得点し、4-4の同点からタイが№6オヌマー、№5プルームジットの連続スパイクで抜け出す。田代選手のブロックで7-7と日本も追いつき、さらには岩坂選手のブロックで8-7としコートチェンジ。タイは№18アチャラポーンのブロックで逆転するが、石井選手のスパイクが決まり、11-11と同点になり、タイはタイムアウトを求めた。その後は№6オヌマーの素晴らしいバックアタックでタイが2点リードするが、石井選手のスパイクで長いラリーを制し、13-13と再び追いついたジュースで№5プルームジットがスパイクをミス。16-15とマッチポイントを奪ったが取り切れず、最後に石井選手がスパイクを決めるとスコアは22-20。大逆転で勝利をつかみ取った。

ゲームを通じて黒後選手が両チーム最多の29得点と活躍した。

【日本の次戦】

現地時間: 6月12日(火) 20:20  日本時間翌3:20

ラウンド: 予選ラウンド第5週プール18 ポーランド

対戦相手: ポーランド

6月6日 日本×韓国 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
5勝6敗
3 25 25 25
韓国
5勝6敗
0 22 14 20

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

№10キム・ヨンギョンを擁するアジアのライバル韓国との大事な一戦。若手のホープ黒後愛選手を投入してスタートした。立ち上がりはお互い譲らない展開から、韓国№4キム・ヒジンのサービスエースで韓国が一歩抜け出し、6-8で1回目のテクニカルタイムアウト。しかしその後、島村春世選手のサーブが相手エースのキム・ヨンギョンを崩し、5連続ポイントで11-8とリードを奪う。黒後選手がブロックに捕まったが、再度上がってきた2段トスを決め16-12で日本がリード。新鍋理沙選手のサービスエースも飛び出し、19-13とリードを広げる。23-16から、この試合初の3連続失点で23-19となり日本のタイムアウト。追いすがる韓国の粘りに手こずるが、最後は奥村麻依選手のフェイントが決まり、25-22でセットを先取した。

第2セット

立ち上がりは石井優希選手のサーブで崩すと、奥村選手のブロック、黒後選手、新鍋選手のスパイクが立て続けに決まり、6-1で韓国がタイムアウトを要求した。好調の島村選手がBクイックを決めて8-2とリードし、1回目のテクニカルタイムアウト。その後も良いリズムが続き、韓国のミスにも助けられ16―8と大きくリードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、韓国は№17イ・ジェヨンの活躍もあり、流れをつかみつつあったが、石井選手のスパイクで19-12とすると韓国2回目のタイムアウト。その後も相手のサーブレシーブを崩し、石井選手がフェイントを決めてセットポイント。石井選手のブロックで25点目を奪った。

第3セット

№10キム・ヨンギョンのスパイクが決まり、韓国リードで始まった。その後、日本はサーブで相手を崩し、新鍋選手のブロックも出て5-3と逆転。いったん追いつかれるが、奥村選手のサービスエースで8-6とリードし1回目のテクニカルタイムアウト。 韓国のディフェンスに粘りが出てきて連続ブレイクされ、11-12とリードを奪われる。競り合いの中、戸江真奈選手のディフェンスから、新鍋選手がライト攻撃を決め、再び16-15とリードして2回目のテクニカルタイムアウト。新鍋選手がライトから連続して決め、19-16とリードしたところで韓国は再びタイムアウトを取った。その後も奥村選手の好サーブが続き、21-16と突き放すと、最後は相手のサーブミスで25-20とし、ストレートで勝利を飾った。

【日本の次戦】

現地時間: 6月7日(木) 17:55 (日本時間19:55)

ラウンド: 予選ラウンド第4週プール15 タイ

対戦相手: タイ

6月5日 日本×トルコ 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
4勝6敗
1 17 23 25 11
トルコ
7勝3敗
3 25 25 13 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

ここまで好調のトルコとの一戦。スタートで新鍋理沙選手、内瀬戸真実選手を起用し、ディフェンスを強化してスタート。しかし立ち上がりは連続サーブミスにスパイクミスも重なり、3-8とリードされて1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。タイム明けも連係ミス、スパイクミスが続き、4-13と大きくリードを許す展開。中盤で黒後愛選手を投入し、リズムを変えたいところだが、やはりサーブでミスが続きリズムを戻し切れない。一方のトルコは前半からセンターエリアを有効に使って確実にサイドアウトを奪ってくる。終盤、島村春世選手、奥村麻依選手のブロックが決まったが、最後はライトからスパイクを決められ、セットを奪われた。

第2セット

セッターを冨永こよみ選手から田代佳奈美選手に交代してスタート。石井優希選手のサーブが効果的に決まり、4-0とリードを奪う。その後、トルコも連続ブレイクでリズムを取り戻すが、日本も踏ん張り8-5で1回目のテクニカルタイムアウト。タイム明けはリズムの出たトルコに14-16と逆転を許し、苦しい展開に。お互いディフェンスが機能し好ゲームとなるも、15-18と3点差をつけられる。終盤、日本も追いすがるが、ブレイクチャンスでのパスミスもあり、23-25でトルコに競り負けて後がなくなった。

第3セット

前半、奥村選手のブロックや相手のミスでリードを奪うと、黒後選手のスパイクも決まり8-5で1回目のテクニカルタイムアウト。奥村選手、石井選手のブロックで11-6と差を広げる。日本のブロックフォローとディフェンスが機能し始め、16-10で2回目のテクニカルタイムアウト。その後は黒後選手のスパイクや相手のミスも重なり、19-11と突き放す。ラリーから島村選手のスパイクも決まっていい流れのまま、最後は島村選手がライトから速攻を決めて25-13でセットを取り返した。

第4セット

立ち上がりはサーブレシーブが崩れ、スパイクミスもあって3-6とリードされたところで日本のタイムアウト。連続ブロックを決められ3-9と苦しい展開、中盤でも相手のブロックに連続して捕まり、完全にトルコペースで4-16と大きくリードを許す。それでも必死のプレーを続ける日本は田代選手のサーブで連続得点。10-20とまだ点差は大きいが、集中力は復活してきた。しかし終盤、再びサーブレシーブを崩され、11-25の大差でセットカウント1-3となり、敗れた。

【日本の次戦】

現地時間: 6月6日(水) 14:55(日本時間16:55)

ラウンド: 予選ラウンド第4週プール15 タイ

対戦相手: 韓国

5月31日 日本×アルゼンチン 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
4勝5敗
3 25 25 25
アルゼンチン
9敗
0 16 21 21

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

スタメンに第1週のブラジル大会以来で芥川愛加選手を起用しスタート。立ち上がり、新鍋理沙選手の連続サービスエースでリズムをつかんだ。サーブレシーブも安定し8-4とリードを保って1回目のテクニカルタイムアウト。中盤、ラリーから黒後愛選手、芥川選手、石井優希選手のスパイクで連続ブレイクし、16-10とリードを広げる。 終盤、キャプテン・岩坂名奈選手がブロックを決めて勢いに乗り、最後は新鍋選手がライトからスパイクを決め、25-16で1セット目を先取した。

第2セット

前半、芥川選手のブロック、黒後選手のスパイクで確実に加点し8-4とリードして1回目のテクニカルタイムアウト。タイム明け、石井選手がスパイクを立て続けに決め、さらにサービスエースでも得点を加えて13-6とリードを大きく広げた。その後、日本のミスもあってアルゼンチンに詰め寄られるが、新鍋選手のサービスエース、黒後選手のブロックで再びリズムを取り戻し、18-10とリード。さらに日本のサーブが走り得点を重ねたが、相手サーブに崩されて23-20と追い上げられた。しかし最後は、芥川選手のBクイックで突き放し、セットを連取した。

第3セット

黒後選手に代えて古賀紗理那選手が入りスタート。前半はリードを奪うも、2セット目でもサーブレシーブを崩された相手選手のサーブに再び崩されて競り合いの展開に。8-6から相手のサーブに崩されて追いつかれるが、芥川選手のブロックなどで得点し15-11とリードする。その後、再びリードを縮められたところで古賀選手のフェイントが決まり、20-17としたところでアルゼンチンは2回目のタイムアウト。苦しみながらも、最後は石井選手のスパイクが決まり、ストレートでアルゼンチンを退けた。

この結果、ホンコンチャイナ大会を2勝1敗で終えた。次は予選ラウンド第4週、タイのナコンラチャシマでトルコ、韓国、タイとの3連戦を迎える。

【日本の次戦】

現地時間: 6月5日(火) 14:55(日本時間16:55)

ラウンド: 予選ラウンド第4週プール15 タイ

対戦相手: トルコ

5月30日 日本×中国 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3勝5敗
0 21 19 17
中国
5勝3敗
3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

前日のメンバーから新鍋理沙選手を内瀬戸真実選手に交代してスタート。いきなりラリーの応酬から中国に先取点を奪われると、サーブで連続して崩され、0-4でタイムアウトを要求した。その後も中国の高いブロックの前に連続失点し、1-8と大きくリードされた。テクニカルタイムアウト明けから日本もサーブレシーブが安定し、大量ビハインドを少しずつ縮め、11-16で2回目のテクニカルタイムアウト。セット終盤、サービスエースや黒後愛選手のスパイクポイントなどで追いすがるも、前半の大量失点が響き、21-25でセットを先取された。

第2セット

日本のリードで始まるが、中国の№16丁霞(テイ・カ)のサーブ時に連続得点されて6-8。その後はサーブレシーブを崩されながらも踏ん張って黒後選手がスパイクを決め、12-14で中国のタイムアウト。しかし黒後選手が高いブロックにマークされると苦しい展開になり、16-22とリードを広げられた。終盤に連続得点するも最後は中国エースの№2朱婷(シュ・テイ)に決められ、このセットも失った。

第3セット

セッターを田代佳奈美選手から冨永こよみ選手に代えてスタート。立ち上がり、中国の朱婷にスパイクを立て続けに決められて中国がリズムに乗り、5-8で1回目のテクニカルタイムアウト。タイム明けも、中国に切り返しの攻撃を連続して決められ、6-12とリードを広げられる。セット中盤以降も、黒後選手にボールを集めるが決められず、13-19で日本はタイムアウトを使い切った。終盤、朱婷のバックアタックを含めた高さのある攻撃をレシーブしきれず、最後も朱婷に決められストレートで敗れた。

【日本の次戦】

現地時間: 5月31日(木) 17:50  日本時間18:50

ラウンド: 予選ラウンド第3週プール12 ホンコンチャイナ

対戦相手: アルゼンチン

5月29日 日本×イタリア 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3勝4敗
3 20 25 20 25 15
イタリア
2勝5敗
2 25 23 25 23 11

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

香港へと舞台を移しての初戦。イタリアは絶対的エース、№18エゴヌを今大会初めてスタメンで起用してきた。立ち上がり、日本のサーブが走ってリードを奪うが、イタリアの強烈なジャンプサーブで崩され、7-8で1回目のテクニカルタイムアウト。相手エース、エゴヌのスパイクやブロックでリードを奪われ13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤、ブレイクのチャンスをものにできず20-25で先取されたが、サーブレシーブは安定してきたので、決して流れは悪くない。

第2セット

先行したいところではあったが、イタリアの№16ボセッティのサーブで連続ブレイクされ、4-8とリードを許す。 途中、相手のミスもあって10-10と同点に追いつくも、イタリアのブロックに阻まれ、10-12で1回目のタイムアウト。しかし石井優希選手の好サーブで連続ブレイクし、16-14とリードして2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。終盤、お互いに一歩も引かない展開となり、21-20でイタリアがタイムアウト。再度逆転されたが、最後は日本の連続ポイントで25-23としセットを奪い返した。

第3セット

序盤は一進一退で進み、8-7と日本リードで1回目のテクニカルタイムアウト。 しかし14-14から3連続失点でリードされ、苦しい展開に。19-21でブレイクチャンスを迎えたが、ブロックフォローができず、さらにサーブレシーブのミスから19-23とリードされて2回目のタイムアウトを要求。最後は相手に速攻を決められてセットを落とし、日本は後がなくなった。

第4セット

日本はセッターを田代佳奈美選手から冨永こよみ選手に交代してスタート。相手エース、エゴヌのミスもあって8-6、13-11とリードを保つが、サーブレシーブの乱れから黒後愛選手が連続でブロックされ、13-14とイタリアにリードされて日本のタイムアウト。その後は黒後選手が連続ポイントをあげて22-21と抜け出すと、最後も黒後選手のアタックが決まって、25-23で接戦をものにした。

第5セット

前半から日本の集中力が勝り、相手のミスにも助けられて8-6とリードしコートチェンジ。日本の粘りで相手のミスを誘い、12-9でイタリアのタイムアウト。最後は石井選手のスパイクが決まり、フルセットで勝利をつかみ取った。ゲームを通じて黒後選手がチーム最多の16点をもぎ取った。

【日本の次戦】

現地時間: 5月30日(水) 20:20  日本時間21:20

ラウンド: 予選ラウンド第3週プール12 ホンコンチャイナ

対戦相手: 中国

5月24日 日本×オランダ 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝4敗
18 18 21
オランダ
5勝1敗
3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

スタートからオランダのブロックやサーブに攻められて1-5と点差が開くが、石井優希選手のスパイクから流れを作った。黒後愛選手のパワフルなスパイク、キャプテン・岩坂名奈選手のブロックで10-11と徐々に差を詰めた。しかし、再びオランダに速さのあるスパイクやサービスエースを許して13-19とリードを広げられた。冨永こよみ選手のブロックや黒後選手のスパイクで食らいつくも、最後は石井選手のスパイクがブロックされて、セットを先取された。

第2セット

黒後選手の思い切ったスパイク、内瀬戸真実選手の速い攻撃で8-5とリードを奪うが、オランダの10番スローティエス選手の高さとパワーのある攻撃を決められ、13-18と逆転された。島村春世選手のクイックで攻めるも、オランダのサーブやクイックに対応しきれずに18-25でこのセットも落とした。

第3セット

序盤から新鍋理沙選手や黒後選手の攻撃で一進一退の攻防を繰り広げるが、5-5からオランダのブロックやサーブに崩されて5連続失点を喫し5-10。それでも、新鍋選手のサービスエースや黒後選手の思い切ったスパイクで連続得点のきっかけを作っていく。相手のスパイクミスや、石井選手が相手の隙を突いた攻撃を決めて21-22と追いすがるも、オランダの高さのある攻撃やブロックの前に21-25。あと一歩のところでセットを奪うことはできず、ストレートで敗れた。

【日本の次戦】

現地時間: 5月29(火) 17:50  日本時間18:50

ラウンド: 予選ラウンド第3週プール12 ホンコンチャイナ

対戦相手: イタリア

5月23日 日本×ベルギー 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝3敗
25 25 25
ベルギー
2勝3敗
0 19 20 19

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

内瀬戸真実選手、新鍋理沙選手を中心に安定してサーブレシーブを返し、新鍋選手、古賀紗理那選手の速い攻撃で8-6とリードし、最初のテクニカルタイムアウトを迎えた。セット中盤ではベルギーのブロックやパワーのあるスパイクで14-12と追い上げられるも、古賀選手のスパイクで流れを引き戻す。内瀬戸選手のバックアタック、奥村麻依選手のクイックで連続得点を奪い、19-14と点差を広げた。終盤では井上愛里沙選手が入り、積極的にバックアタックで攻め切って第1セットを先取した。

第2セット

序盤でベルギーのサーブに攻められて7-9とリードを奪われたが、新鍋選手のストレートへののスパイクやサービスエースが決まり、再び流れを引き寄せる。18-18と追いついたところで古賀選手と代わり、石井優希選手がリリーフサーバーで登場。バックアタックでも勢いを作ると、そこから6連続得点で24-18と引き離す。最後は奥村選手のブロード攻撃で25-20、連続してセットを奪った。

第3セット

序盤から一進一退の攻防が続くが、このセットはスタートから入った石井選手のスパイクで一歩抜け出す。中盤には相手ブロックに捕まって3連続失点を喫するも、リリーフサーバーで入った黒後愛選手がサービスエースを決めるなどして勢いに乗る。20点以降は石井選手のスパイク、奥村選手のクイックで得点を重ね、押し切ってストレート勝ちを収めた。

【日本の次戦】

現地時間: 5月24日(木) 19:00

ラウンド: 予選ラウンド第2週プール5 豊田大会(愛知県)

対戦相手: オランダ

5月22日 日本×アメリカ 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝3敗
0 20 16 23
アメリカ
3勝1敗
3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

序盤から石井優希のスパイク、田代佳奈美のツーアタックなどが、アメリカの高いブロックに阻まれる。しかし、その高いブロックにも対応し、何度もリバウンドから堀川真理へとつなぎ、思い切りのいいスパイクを中心に攻撃を組み立てた。途中、奥村麻依と交代してリリーフサーバーで入った黒後愛がエースを奪うなどリズムをつかみかけるが、アメリカのバックアタックなどで離され、20-25でこのセットを落とした。

第2セット

やはりアメリカの高いブロックやスパイクなどで連続得点され、リードを奪われるが、奥村と島村春世の両ミドルブロッカーがクイックで得点を重ねる。セット中盤では、堀川と新鍋理沙が、奥村と岩坂名奈が、また古賀紗理那と内瀬戸真実が交代してそれぞれコートに入った。守備を固めたうえで、石井の速い攻撃を軸に攻めたが、相手に傾いた流れを止めることはできずにこのセットも失ってしまった。

第4セット

このセットからは田代に代わり、冨永こよみが入ってスタート。岩坂のクイック、内瀬戸のバックアタックと多彩な攻撃を組み立てる。冨永のツーアタックから、内瀬戸の連続スパイクが決まって8-7とリードしテクニカルタイムアウトを迎えた。そこから波に乗り、新鍋や石井のスピーディーな攻撃、岩坂のブロックで23-22としたが、そこからアメリカの速さと緩急のついた攻撃に対応しきれず、惜しくもセットを落としストレートで敗れた。

【日本の次戦】

現地時間: 5月23日(水) 19:00

ラウンド: 予選ラウンド第2週プール5 豊田大会(愛知県)

対戦相手: ベルギー

5月17日 日本×ドイツ 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝2敗
3 25 25 21 25
ドイツ
1勝2敗
1 21 23 25 17

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

オポジットに今大会初スタメンの堀川真理を起用してスタート。 立ち上がりはサーブレシーブが連続して崩され、5-8とドイツリードで1回目のテクニカルタイムアウト。堀川のスパイクが要所で決まり同点に追いつくが、サーブレシーブが安定せず、14-16と再びリードされる。 終盤、粘りが出てきて相手のミスにも助けられ、20-19とこのセット初のリードを奪い、最後は古賀紗理那の連続スパイクポイントで25-21としセットを先取した。

第2セット

ドイツリードで始まるが、古賀のサーブから連続得点をあげ8-6でテクニカルタイムアウト。中盤、お互いに譲らず競り合いが続いたが、相手のサーブで崩され18-20とリードを奪われる。しかし終盤、古賀が1枚でブロックし、その後も連続してスパイクポイントを決め、25-23と逆転でセットを奪った。

第3セット

徐々にサーブレシーブが安定してリズムをつかみ、8-5とリードして1回目のテクニカルタイムアウト。しかしタイム明けはサーブレシーブが完全に崩され、連続4失点で8-9とリードされる。中盤からもサーブレシーブが安定しない苦しい展開が続いてミスも重なり、16-22とリードを広げられる。冨永こよみ、黒後愛を投入する2枚替えから連続得点を奪うが、届かず21-25でドイツに奪い返された。

第4セット

ドイツのサーブミスや古賀のスパイクで8-5とリード。セット中盤にはドイツも粘って13-13と追いつかれるが、再び古賀のスパイクが決まり、16-14で2回目のテクニカルタイ
ムアウトを迎える。その後は堀川のサーブで連続得点、さらに冨永のブロックで
20-15とリードを広げる。さらに石井優希の連続スパイクポイントで22-15と大きくリード。古賀のバックアタックでマッチポイントを奪うと、最後は石井のスパイクが決まり25-17で4セット目を制し、セットカウント3-1で今大会初勝利を飾った。

【日本の次戦】

現地時間: 5月23日(火) 19:00

ラウンド: 予選ラウンド第2週プール5 豊田大会(愛知県)

対戦相手: アメリカ

5月16日 日本×ブラジル 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2敗
1 25 18 23 11
ブラジル
1勝1敗
3 22 25 25 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

地元ブラジルとの対戦。第1セット立ち上がりは連携プレーのミスからブラジルにリードを許す展開。しかし、つなぎから得点を重ね、奥村麻依のブロックもあって、8-8と同点に追いつく。中盤、ブラジルの速攻、ブロックで失点し、9-12とリードを奪われる。しかしその後、奥村が相手エースの№16タンダラを1枚でシャットアウトし、18-17と逆転。一進一退の展開で、古賀紗理那がブロックを決め24-22でセットポイントを迎える。最後は相手のスパイクミスにより、25-22で幸先良くセットを奪った。

第2セット

ブラジルのディフェンスが機能し、ラリーを制され、1セット目と同様5-8と苦しい展開。日本のサーブミスが続き、11-16で2回目のテクニカルタイムアウト。井上愛里沙に代えて髙橋沙織を投入、リズムを変えたいところだったが、ブラジルの高いブロックに捕まり14-21と大きくリードを奪われてしまう。最後もブロックされて18-25。第2セットを奪われる。

第3セット

第2セットに引き続きそのまま髙橋が入り、芥川愛加に代えて島村春世を投入。日本は粘り強いディフェンスから得点を重ねて7-5とリードを奪うが、そこからブラジルの反撃を止められず7-8で1回目のテクニカルタイムアウト。中盤はお互いに譲らず、引き締まった展開となった。20点以降、相手のサービスエースなどでリードを奪われ、最後は追いすがるも23-25で惜しくもセットを奪われてしまう。

第4セット

集中力を欠いたプレーが出てしまい、1-5とブラジルリードで1回目のタイムアウト。3-10とさらに点差が開いたところで、セッター田代佳奈美を冨永こよみに代えたが、コンビミス等でリードが広がり8-20と一方的な展開に。最後までリズムをつかむことができず、11-25で落とし、セットカウント1-3で敗れ、連敗スタートとなった。

【日本の次戦】

現地時間: 5月16日(水) 14:55(翌2:55)

ラウンド: 予選ラウンド第1週プール4

対戦相手: ドイツ

5月15日 日本×セルビア 予選ラウンド
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1敗
0 18 17 22
セルビア
1勝
3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】
第1セット

開幕初戦、立ち上がりは得点チャンスをものに出来ず、相手の高さにも手こずり4-8とリードされ、最初のテクニカルタイムアウト。中盤、日本も粘りが出てきたが、黒後愛のスパイクが連続してアウトになり、11-16とリードを広げられ、2回目のテクニカルタイムアウト。終盤もサーブとサーブレシーブが機能せず、相手のエース・№18ボシュコビッチに決められ、18-25で落とす。

第2セット

黒後に代わって井上愛里沙でスタート。序盤から相手の高いブロック、強烈なスパイクにブロック、ディフェンスが機能せず2-8とリードされる。終始セルビアリードで試合が展開し、相手サーブにサーブレシーブが完全に崩され、12-21と一方的なセルビアペースとなってしまう。最後も№18ボシュコビッチの高さのあるスパイクを決められ、17-25とセットを連取される。

第3セット

セッターを冨永こよみから田代佳奈美に交代。サーブレシーブが田代に返り、古賀紗理那のスパイクも決まって、この試合初めて8-5とリードしてテクニカルタイムアウト。中盤、崩されながらもつなぎでふんばり、井上(愛)のスパイクも決まって16-13とリードを保ったまま、終盤を迎える。しかし、セルビアの粘りで21-23と逆転され、最後もセルビアの高いブロックに古賀のスパイクがつかまり、22-25のストレートで敗れ、開幕戦を勝利で飾ることはできなかった。

【日本の次戦】

現地時間: 5月16日(水) 14:55(日本時間17日2:55)

ラウンド: 予選ラウンド第1週プール4

対戦相手: ブラジル

【写真提供:FIVB】