- 1
- ウィングスパイカー
第12回アジアユース男子選手権大会(U-18)
-
- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
-
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- 日本 ※2019年世界選手権出場権獲得
- 韓国 ※2019年世界選手権出場権獲得
- イラン ※2019年世界選手権出場権獲得
- チャイニーズタイペイ ※2019年世界選手権出場権獲得
- タイ
- 中国
- インド
- オーストラリア
- スリランカ
- マレーシア
- パキスタン
- カザフスタン
- オマーン
- ニュージーランド
- トルクメニスタン
- カタール
- ホンコンチャイナ
- ウズベキスタン
<日本選手の個人賞>
ベストセッター:糸山大賀選手
ベストミドルブロッカー:伊藤吏玖選手
MVP:水町泰杜選手
日本の試合結果
7月6日 日本×韓国 ファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝1敗
3
20
25
25
25
–
韓国
4勝1敗
1
25
14
21
15
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、7-4とリードするが、韓国のレフト攻撃、日本のスパイクミスで連続失点。しかし、重籐トビアス赳選手のレフトスパイクで8-6となり、テクニカルタイムアウトを迎える。中盤、韓国得意のBクイックをおとりにし、レフトから中に切れ込む攻撃を決められ、日本のクイックミスで8-8と追いつかれる。その後水町泰杜選手がレフト攻撃を浴びせ、相手のクイックミスで10-8とするも、韓国に10-11と逆転される。岩本大吾選手のブロックも出るが、ミスで得点を許し、日本が1回目のタイムアウト。韓国のスパイクミスで12点にするも、韓国にブロックなどが出て12-16とされ、テクニカルタイムアウトとなる。伊藤吏玖選手のBクイックなどで2点を加えるも、ライト攻撃をブロックされ16-20となる。ここで、柳北悠李選手に代わり、松本喜輝選手を投入し反撃を試みるが、韓国のサイド攻撃を止めることができず、20-25で第1セットを落とした。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。序盤、韓国も日本も持ち味のライト攻撃で点の奪い合いとなるが、韓国の連続得点を許し2-4となる。そこから水町選手のバックアタックやレフト攻撃で6-5と逆転する。しかし、韓国も加点し1回目のテクニカルタイムアウトとなる。韓国にサーブポイントを許すも、重藤選手がレフトからストレートを決め、水町選手が左利きのライト攻撃を2本連続でブロックし、10-9とリードする。その後サーブミスで同点とされるも、柳北選手のバックアタックや伊藤選手の連続サーブで加点。13-10とリードしたところで韓国がタイムアウトを取る。波に乗った日本は水町選手のサーブ時に岩本選手のブロックが出て16—12とし、テクニカルタイムアウトを迎える。伊藤選手のブロックや重藤選手の攻撃、水町選手のバックアタックで18-12として、韓国がタイムアウトをとる。終盤、韓国にレフトから反撃されるも岩本選手のサーブが連続し、相手のミスにも助けられて23点目を取る。韓国にスパイクを決められるも、糸山大賀選手の好サーブで相手のスパイクミスを誘い、このセットを25-14で奪う。
第3セット
第2セットと同じメンバーでスタート。序盤は競り合うが、わずかにスパイクの数が上回る韓国が5-8とし、1回目のテクニカルタイムアウト。ここから奮起した日本は、相手のミスに乗じて糸山選手サーブ時に連続得点を上げ9-10とすると、韓国が1回目のタイムアウトを取る。重藤選手のライトからのストレートや伊藤選手の好サーブ、柳北選手などのブロックなどで15-10とする。韓国も奮起して15-13追い上げると、水町選手がレフトでサイドアウトをとり、2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。韓国にサイドから攻められるが、糸山選手の好サーブや柳北選手のブロックで波を寄せ、22-17とする。韓国のサイド攻撃を受けるが、最後はキャプテンの水町選手がレフトからのスパイクをしっかり決めて、このセットを25-21で奪った。
第4セット
第3セットと同じメンバーでスタート。序盤から日本のリズムが続き、水町選手のレフト攻撃や伊藤選手の好サーブで4-1としたところで、韓国1回目のタイムアウト。その後、ライト攻撃を受けスパイクミスも重なり5-3とされる。韓国に3連続ポイントを許すが、水町がしっかりとレフトを決めるなどでリードし、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトとなる。中盤は水町選手のサーブ時に得点を重ね、さらに重藤選手や水町選手の攻撃で加点し、16-7で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。終盤も日本の勢いが止まらず韓国は2回目のタイムアウトをとるが、19-11とリードする。重藤選手の思い切ったジャンプサーブや伊藤選手のブロックなどで22-11とする。韓国の集中力はここで切れ、大岩選手のAクイック、最後は水町選手のレフト攻撃でこのセットを25-15で制し、勝利した。
〇試合後のコメント
本多洋監督
非常に苦しい大会であったが、2連覇を達成できて大変うれしい。これは選手だけのものではなく、スタッフを含めた、チーム全員の勝利だと思う。来年の世界選手権(エジプト)に向けてしっかり準備をしたいと思う。
7月5日 日本×イラン セミファイナルラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
3
25
25
25
25
–
イラン
3勝2敗
1
20
22
27
16
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、柳北悠李選手のスパイクとサービスエースをきっかけに3連続得点を奪うと、イランが最初のタイムアウトを要求。その後も柳北選手のバックアタックや、キャプテン・水町泰杜選手のサービスエースでリードする。しかし日本はタッチネットの反則から相手サーブに崩されて連続失点で9-7となると、ここからは1点ずつを取り合う展開で12-9。何とか2回目のテクニカルタイムアウトもリードして迎えた後、糸山大賀選手と伊藤吏玖選手のブロックが飛び出して19-14とする。イランはセッターを交代してリズムを変えてくるが、重藤トビアス赳選手のサーブが当たり、3連続ポイントで22-16。柳北選手にもブロックが出て、最後は水町選手がレフトからクロスに決めてセットを締めくくった。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。5-4まで相互に点を取り合った後、重藤選手のレフト攻撃を機に、伊藤選手のブロックも決まる。サーブミスとタッチネットで連続失点を犯すが、重藤選手がライトからストレートに決めて8-7で1回目のテクニカルタイムアウトへ。そこからは相手ミスで先行するが、クイックを止められず1点差に迫られ12-11。それでも重藤選手や伊藤選手が決めて2回目のテクニカルタイムアウトも先行して迎えた。終盤は競り合う展開で、21-21から重藤選手がポイント。ここで重藤選手のきわどいサーブがアウトと判定されてしまうが、長いラリーからやはり重藤選手のバックアタックでリズムをつかみ、最後は柳北選手のブロックでセットを連取した。
第3セット
メンバーは変わらず。お互いにサーブの走る序盤、水町選手が二段トスを決めて8-6で1回目のテクニカルタイムアウト。しかしイランに連続得点を許すと、バックアタックのミスで11-12と逆転され一進一退となる。相手のセッターのダブルコンタクトで16-15となり、2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤は地元イランの応援団が盛り上がる中、お互いサーブミスを連発。20-20-からイランはメンバーチェンジを行うが、重藤選手や柳北選手が決めて、水町選手もポイントし24-23とマッチポイントを迎えた。イランはタイムアウトを要求、その後はサーブミスを犯すと、スパイクミスで24-25、逆にセットポイントとされ、選手交代で執念を見せるイランに25-27でセットを取り返された。
第4セット
同じメンバーでスタート。水町選手のプッシュと重藤選手のサービスエースで2-0とする。サーブミスの後、サーブレシーブを乱されて相手セッターにダイレクトスパイクを決められ3-3。そこから競り合うが、糸山選手と重藤選手の連続ブロックで8-7。テクニカルタイムアウトを迎える。しかし重藤選手が連続でブロックされ8-10で日本はタイムアウト。柳北選手、水町選手のバックアタックでリズムをつかみ11-10と逆転する。その後、柳北選手にもブロックが出て、相手スパイクミスを誘い16-14で2回目のテクニカルタイムアウト。ここから柳北選手が好サーブでイランを崩し、岩本大吾選手がダイレクトスパイクを決め、さらに相手のスパイクミスを誘った。また、リベロの荒尾怜音選手が好レシーブで水町選手の攻撃につなげて19-14。イランは2枚替えで反撃するが日本の勢いは止まらず、柳北選手がサービスエースを2本決めて22-14とすると、最後は伊藤選手や水町選手、重藤選手らがしっかりと仕事をしてこのセットを取り、勝利を収めた。
※2019年開催の世界ユース選手権大会の出場権を得たため、チケットのレプリカが試合前のセレモニーで渡された
7月3日 日本×カザフスタン 順位決定予備戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
3
25
25
25
–
–
カザフスタン
2勝2敗
0
13
18
23
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、オポジット柳北悠李選手のバックアタックや岩本大吾選手のAクイック、重藤トビアス赳選手が両サイドから放つ強打に対し、カザフスタンはレフトからの強打や左利きの選手によるライト攻撃で対抗。ミスの差で日本がリードし8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤は相手のサーブミスからキャプテン・水町泰杜選手の攻撃や柳北選手のサービスエースで13-8とリードを広げ、さらに水町選手が得点し16-10で再びテクニカルタイムアウトへ。セット終盤には重藤選手のレフト攻撃、岩本選手のサービスエースで22点まで連続ブレイク。ブロックに捕まるも、二段トスを重藤が決めて24-12、最後はその重藤に代わって入った西村駿佑選手がしっかりとサーブをコントロールし、相手ミスを誘ってセットを先取した。
第2セット
西村選手がそのまま残ったほかは第1セットと同じメンバーでスタート。序盤はお互いに点を取り合ったが、日本のサーブミスをきっかけに相手のサービスエースや2本のブロックで6-7とされる。しかし、その後は相手ミスが連続して逆転に成功。セット中盤には西村選手の連続スパイク、中谷薫選手のクイック、柳北選手や水町選手のサイド攻撃で14-10とする。ここで中谷選手を松本喜輝選手に交代し、糸山大賀選手のサービスエースや松本選手のCクイックでポイントを加え終盤へ。水町選手と柳北選手の活躍で押し切り、セットを連取した。
第3セット
柳北選手をアウトサイド、西村選手をオポジットに配してスタート。序盤は双方のサーブミスが目立つ展開ながら、後がない相手もメンバーチェンジで食い下がる。相手レフトに決
められ、クイックのフェイントで13-13の同点とされると、さらに水町選手がブロックされ、勢いに乗った相手が先に16点に達したが、テクニカルタイムアウト後はすぐに水町選手や岩本選手が得点し一進一退となる。相手エースの活躍で20-22とされ、ここで日本がタイムアウトを要求。その後はブロックも決まって追いつき22-22。カザフスタンもタイムアウトで粘るが、重藤選手が勢いのあるジャンプサーブで得点し、相手を振り切って試合を決めた。
この結果、ベスト4以上が確定し、日本は来年の世界ユース選手権大会への出場を決めました。次は5日(木)にセミファイナルラウンドでイランと対戦します。
6月30日 日本×韓国 第1次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
1
24
25
23
20
–
韓国
1勝
3
26
21
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、松本喜輝選手のライト、水町泰杜選手のレフト、岩本大吾選手、柳北悠李選手らミドルブロッカー陣のクイックで攻撃。韓国も多彩な攻撃を展開して競り合うが、7-8でテクニカルタイムアウトとなる。 中盤もお互いが決め合う展開となるが、韓国がブロックから1点差のリードを保ち、14点目をサーブミスで取られ、レフトからの攻撃などで3点連続失点を期して、2回目のテクニカルタイムアウト(13-16)となる。 その後、重藤トビアス赳選手のレフトからのフェイントでリズムをつかみ、柳北選手、松本選手のライトでの2枚ブロックなどで17-17と追いつく。しかし、韓国に3点連続得点を決められ1点差とされる。ここで西村駿佑選手をサーブで投入し、セットポイントを握る(24-22)。しかし、韓国もサウスポーのライトにボールを集めてジュースに持ち込み、最後は逆転を許して24-26で落とす。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。序盤、韓国の速攻やレフト平行やBクイックをおとりにした時間差、そしてライトからの攻撃に圧倒され5-8で1回目のテクニカルタイムアウト。しかし、重藤選手が奮起。レフトからのクロスを決めると、サーブで2点あげ、9-9と盛り返す。中盤は岩本選手、柳北選手のミドルブロッカー陣がクイックを決めるが、韓国もBクイックを多用して譲らず、15-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。ここでキャプテン水町選手がレフトの巧打でワンタッチを誘い、柳北選手のサービスエースを皮切りにレフト攻撃をブロック、さらに水町選手のレフト攻撃や、柳北選手の2本目のサーブポイントで22-17とリードする。その後韓国の速攻などで反撃されるも、西村選手を入れてサーブと守備を固め、25-21でセットを取り返す。
第3セット
前の2セットと同じメンバーでスタート。序盤は競り合い。わずかにスパイクの数で上回る韓国が、7-5をひっくり返しサーブポイントなどで7-8と逆転しテクニカルタイムアウトとなる。日本も相手の攻撃ミスをついて9-9ととするが、ここでスパイクミス、ライト攻撃のブロック、韓国のサーブポイントで 9-11。岩本選手の連続クイックで反撃するが、重藤選手がブロックされ13-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。西村選手を投入し水町選手にボールを集めて18-19と1点差に詰め寄る。しかし、西村選手の好サーブがわずかに外れ19-22。23点目は先に取られたが、相手のサーブ、スパイクミスに乗じ22-23とする。しかしレフトからスパイクを決められ、23-25と惜しくもセットを落とす。
第4セット
中谷薫選手、柳北選手を入れてスタート。韓国の攻撃や日本のミスで1-5とリードされる。水町選手のレフト、岩本選手のクイック、相手の攻撃ミスで反撃するも、6-8で1回目のタイムアウト。ここでもコンビを多用され、何とか水町選手の攻撃でサーブ権を奪うも、韓国にBクイック、ライト攻撃を浴び、10-14と点差が開く。ここで水町選手の好ブロックが出るも判定が覆るなど、日本はなかなか流れに乗れない。13-16で2回目のテクニカルタイムアウト。セット終盤、奮起した柳北選手が次々にパワフルなスパイクを決めるが、韓国もツーアタックなどで日本にリズムを掴ませない。水町選手のスパイクでラリーを制し19-22から2枚替えを試み、松本選手をフロントに、森居史和選手をバックセッターに投入。コンビ攻撃を展開するも、韓国に最後まで多用された時間差攻撃を決められ、20-25でセットを失って敗れた。
6月29日 日本×中国 第1次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
中国
1敗
0
19
22
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、日本は松本喜輝選手やキャプテン・水町泰杜選手、そして伊藤吏玖選手らが強打を放ち、中国の10番、6番(ともに198㎝)のクイックや5番(187㎝)らとスパイクの応酬に。相手サーブミスで最初のテクニカルタイムアウトを迎えると、伊藤選手のブロックや水町選手のスパイクで12-8とリード。中盤、お互いにサーブミスを犯すが、水町選手がスパイクを決めて14-10と流れは渡さない。16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた後は、水町選手のブロックを皮切りに、好レシーブからのラリーを制する松本選手のライト攻撃で連続ブレイク。その後も各選手が特徴を生かしたスパイクを決め、セットを先取した。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。最初のテクニカルタイムアウトは7-8で迎えた。重藤トビアス赳選手や松本選手の攻撃に対し、中国は高さのあるブロックや17番のサービスエース等、互いに持ち味を発揮して競り合う展開。均衡状態から抜け出すきっかけとなったのは、長いラリーを決した水町選手のバックアタックで、そこから3連続ブレイクで16-13とし2回目のテクニカルタイムアウト。柳北悠李選手を投入した後、相手の得点を許し18-17で最初のタイムアウトを要求した。その後は相手ミスに乗じて重藤選手のサービスエースから連続得点をあげ21-17。23-21とされて、中国はさらにメンバーチェンジを行うが、水町選手のバックアタックや松本選手のライト攻撃、重藤選手の強打が決まって、このセットも奪取した。
第3セット
やはり同じメンバーでスタート。序盤は先の2セットと同様につば競り合いを演じるが、岩本大吾選手がBクイックを決めて波に乗り、連続得点で8-5とし1回目のテクニカルタイムアウト。しかしここから8-8と追いつかれ、ポイントを奪い合う展開となる。この均衡を破ったのは水町選手のレフトスパイクで、4連続得点を奪い14-10で中国タイムアウト。その後も主導権は渡さず16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎え、松本選手のスパイクも次々に決まって21-13。西村駿佑選手を投入した終盤、岩本選手や伊藤選手のクイックを成功させる確実な守備の下にポイントを重ね、森居史和選手をリリーフサーバーで起用。最後は西村選手のレフトスパイクで試合を決めた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 4勝1敗 |
3 | 20 | 25 | 25 | 25 | – |
韓国 4勝1敗 |
1 | 25 | 14 | 21 | 15 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、7-4とリードするが、韓国のレフト攻撃、日本のスパイクミスで連続失点。しかし、重籐トビアス赳選手のレフトスパイクで8-6となり、テクニカルタイムアウトを迎える。中盤、韓国得意のBクイックをおとりにし、レフトから中に切れ込む攻撃を決められ、日本のクイックミスで8-8と追いつかれる。その後水町泰杜選手がレフト攻撃を浴びせ、相手のクイックミスで10-8とするも、韓国に10-11と逆転される。岩本大吾選手のブロックも出るが、ミスで得点を許し、日本が1回目のタイムアウト。韓国のスパイクミスで12点にするも、韓国にブロックなどが出て12-16とされ、テクニカルタイムアウトとなる。伊藤吏玖選手のBクイックなどで2点を加えるも、ライト攻撃をブロックされ16-20となる。ここで、柳北悠李選手に代わり、松本喜輝選手を投入し反撃を試みるが、韓国のサイド攻撃を止めることができず、20-25で第1セットを落とした。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。序盤、韓国も日本も持ち味のライト攻撃で点の奪い合いとなるが、韓国の連続得点を許し2-4となる。そこから水町選手のバックアタックやレフト攻撃で6-5と逆転する。しかし、韓国も加点し1回目のテクニカルタイムアウトとなる。韓国にサーブポイントを許すも、重藤選手がレフトからストレートを決め、水町選手が左利きのライト攻撃を2本連続でブロックし、10-9とリードする。その後サーブミスで同点とされるも、柳北選手のバックアタックや伊藤選手の連続サーブで加点。13-10とリードしたところで韓国がタイムアウトを取る。波に乗った日本は水町選手のサーブ時に岩本選手のブロックが出て16—12とし、テクニカルタイムアウトを迎える。伊藤選手のブロックや重藤選手の攻撃、水町選手のバックアタックで18-12として、韓国がタイムアウトをとる。終盤、韓国にレフトから反撃されるも岩本選手のサーブが連続し、相手のミスにも助けられて23点目を取る。韓国にスパイクを決められるも、糸山大賀選手の好サーブで相手のスパイクミスを誘い、このセットを25-14で奪う。
第3セット
第2セットと同じメンバーでスタート。序盤は競り合うが、わずかにスパイクの数が上回る韓国が5-8とし、1回目のテクニカルタイムアウト。ここから奮起した日本は、相手のミスに乗じて糸山選手サーブ時に連続得点を上げ9-10とすると、韓国が1回目のタイムアウトを取る。重藤選手のライトからのストレートや伊藤選手の好サーブ、柳北選手などのブロックなどで15-10とする。韓国も奮起して15-13追い上げると、水町選手がレフトでサイドアウトをとり、2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。韓国にサイドから攻められるが、糸山選手の好サーブや柳北選手のブロックで波を寄せ、22-17とする。韓国のサイド攻撃を受けるが、最後はキャプテンの水町選手がレフトからのスパイクをしっかり決めて、このセットを25-21で奪った。
第4セット
第3セットと同じメンバーでスタート。序盤から日本のリズムが続き、水町選手のレフト攻撃や伊藤選手の好サーブで4-1としたところで、韓国1回目のタイムアウト。その後、ライト攻撃を受けスパイクミスも重なり5-3とされる。韓国に3連続ポイントを許すが、水町がしっかりとレフトを決めるなどでリードし、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトとなる。中盤は水町選手のサーブ時に得点を重ね、さらに重藤選手や水町選手の攻撃で加点し、16-7で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。終盤も日本の勢いが止まらず韓国は2回目のタイムアウトをとるが、19-11とリードする。重藤選手の思い切ったジャンプサーブや伊藤選手のブロックなどで22-11とする。韓国の集中力はここで切れ、大岩選手のAクイック、最後は水町選手のレフト攻撃でこのセットを25-15で制し、勝利した。
〇試合後のコメント
本多洋監督
非常に苦しい大会であったが、2連覇を達成できて大変うれしい。これは選手だけのものではなく、スタッフを含めた、チーム全員の勝利だと思う。来年の世界選手権(エジプト)に向けてしっかり準備をしたいと思う。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | 25 | – |
イラン 3勝2敗 |
1 | 20 | 22 | 27 | 16 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、柳北悠李選手のスパイクとサービスエースをきっかけに3連続得点を奪うと、イランが最初のタイムアウトを要求。その後も柳北選手のバックアタックや、キャプテン・水町泰杜選手のサービスエースでリードする。しかし日本はタッチネットの反則から相手サーブに崩されて連続失点で9-7となると、ここからは1点ずつを取り合う展開で12-9。何とか2回目のテクニカルタイムアウトもリードして迎えた後、糸山大賀選手と伊藤吏玖選手のブロックが飛び出して19-14とする。イランはセッターを交代してリズムを変えてくるが、重藤トビアス赳選手のサーブが当たり、3連続ポイントで22-16。柳北選手にもブロックが出て、最後は水町選手がレフトからクロスに決めてセットを締めくくった。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。5-4まで相互に点を取り合った後、重藤選手のレフト攻撃を機に、伊藤選手のブロックも決まる。サーブミスとタッチネットで連続失点を犯すが、重藤選手がライトからストレートに決めて8-7で1回目のテクニカルタイムアウトへ。そこからは相手ミスで先行するが、クイックを止められず1点差に迫られ12-11。それでも重藤選手や伊藤選手が決めて2回目のテクニカルタイムアウトも先行して迎えた。終盤は競り合う展開で、21-21から重藤選手がポイント。ここで重藤選手のきわどいサーブがアウトと判定されてしまうが、長いラリーからやはり重藤選手のバックアタックでリズムをつかみ、最後は柳北選手のブロックでセットを連取した。
第3セット
メンバーは変わらず。お互いにサーブの走る序盤、水町選手が二段トスを決めて8-6で1回目のテクニカルタイムアウト。しかしイランに連続得点を許すと、バックアタックのミスで11-12と逆転され一進一退となる。相手のセッターのダブルコンタクトで16-15となり、2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤は地元イランの応援団が盛り上がる中、お互いサーブミスを連発。20-20-からイランはメンバーチェンジを行うが、重藤選手や柳北選手が決めて、水町選手もポイントし24-23とマッチポイントを迎えた。イランはタイムアウトを要求、その後はサーブミスを犯すと、スパイクミスで24-25、逆にセットポイントとされ、選手交代で執念を見せるイランに25-27でセットを取り返された。
第4セット
同じメンバーでスタート。水町選手のプッシュと重藤選手のサービスエースで2-0とする。サーブミスの後、サーブレシーブを乱されて相手セッターにダイレクトスパイクを決められ3-3。そこから競り合うが、糸山選手と重藤選手の連続ブロックで8-7。テクニカルタイムアウトを迎える。しかし重藤選手が連続でブロックされ8-10で日本はタイムアウト。柳北選手、水町選手のバックアタックでリズムをつかみ11-10と逆転する。その後、柳北選手にもブロックが出て、相手スパイクミスを誘い16-14で2回目のテクニカルタイムアウト。ここから柳北選手が好サーブでイランを崩し、岩本大吾選手がダイレクトスパイクを決め、さらに相手のスパイクミスを誘った。また、リベロの荒尾怜音選手が好レシーブで水町選手の攻撃につなげて19-14。イランは2枚替えで反撃するが日本の勢いは止まらず、柳北選手がサービスエースを2本決めて22-14とすると、最後は伊藤選手や水町選手、重藤選手らがしっかりと仕事をしてこのセットを取り、勝利を収めた。
※2019年開催の世界ユース選手権大会の出場権を得たため、チケットのレプリカが試合前のセレモニーで渡された
7月3日 日本×カザフスタン 順位決定予備戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
3
25
25
25
–
–
カザフスタン
2勝2敗
0
13
18
23
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、オポジット柳北悠李選手のバックアタックや岩本大吾選手のAクイック、重藤トビアス赳選手が両サイドから放つ強打に対し、カザフスタンはレフトからの強打や左利きの選手によるライト攻撃で対抗。ミスの差で日本がリードし8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤は相手のサーブミスからキャプテン・水町泰杜選手の攻撃や柳北選手のサービスエースで13-8とリードを広げ、さらに水町選手が得点し16-10で再びテクニカルタイムアウトへ。セット終盤には重藤選手のレフト攻撃、岩本選手のサービスエースで22点まで連続ブレイク。ブロックに捕まるも、二段トスを重藤が決めて24-12、最後はその重藤に代わって入った西村駿佑選手がしっかりとサーブをコントロールし、相手ミスを誘ってセットを先取した。
第2セット
西村選手がそのまま残ったほかは第1セットと同じメンバーでスタート。序盤はお互いに点を取り合ったが、日本のサーブミスをきっかけに相手のサービスエースや2本のブロックで6-7とされる。しかし、その後は相手ミスが連続して逆転に成功。セット中盤には西村選手の連続スパイク、中谷薫選手のクイック、柳北選手や水町選手のサイド攻撃で14-10とする。ここで中谷選手を松本喜輝選手に交代し、糸山大賀選手のサービスエースや松本選手のCクイックでポイントを加え終盤へ。水町選手と柳北選手の活躍で押し切り、セットを連取した。
第3セット
柳北選手をアウトサイド、西村選手をオポジットに配してスタート。序盤は双方のサーブミスが目立つ展開ながら、後がない相手もメンバーチェンジで食い下がる。相手レフトに決
められ、クイックのフェイントで13-13の同点とされると、さらに水町選手がブロックされ、勢いに乗った相手が先に16点に達したが、テクニカルタイムアウト後はすぐに水町選手や岩本選手が得点し一進一退となる。相手エースの活躍で20-22とされ、ここで日本がタイムアウトを要求。その後はブロックも決まって追いつき22-22。カザフスタンもタイムアウトで粘るが、重藤選手が勢いのあるジャンプサーブで得点し、相手を振り切って試合を決めた。
この結果、ベスト4以上が確定し、日本は来年の世界ユース選手権大会への出場を決めました。次は5日(木)にセミファイナルラウンドでイランと対戦します。
6月30日 日本×韓国 第1次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
1
24
25
23
20
–
韓国
1勝
3
26
21
25
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、松本喜輝選手のライト、水町泰杜選手のレフト、岩本大吾選手、柳北悠李選手らミドルブロッカー陣のクイックで攻撃。韓国も多彩な攻撃を展開して競り合うが、7-8でテクニカルタイムアウトとなる。 中盤もお互いが決め合う展開となるが、韓国がブロックから1点差のリードを保ち、14点目をサーブミスで取られ、レフトからの攻撃などで3点連続失点を期して、2回目のテクニカルタイムアウト(13-16)となる。 その後、重藤トビアス赳選手のレフトからのフェイントでリズムをつかみ、柳北選手、松本選手のライトでの2枚ブロックなどで17-17と追いつく。しかし、韓国に3点連続得点を決められ1点差とされる。ここで西村駿佑選手をサーブで投入し、セットポイントを握る(24-22)。しかし、韓国もサウスポーのライトにボールを集めてジュースに持ち込み、最後は逆転を許して24-26で落とす。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。序盤、韓国の速攻やレフト平行やBクイックをおとりにした時間差、そしてライトからの攻撃に圧倒され5-8で1回目のテクニカルタイムアウト。しかし、重藤選手が奮起。レフトからのクロスを決めると、サーブで2点あげ、9-9と盛り返す。中盤は岩本選手、柳北選手のミドルブロッカー陣がクイックを決めるが、韓国もBクイックを多用して譲らず、15-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。ここでキャプテン水町選手がレフトの巧打でワンタッチを誘い、柳北選手のサービスエースを皮切りにレフト攻撃をブロック、さらに水町選手のレフト攻撃や、柳北選手の2本目のサーブポイントで22-17とリードする。その後韓国の速攻などで反撃されるも、西村選手を入れてサーブと守備を固め、25-21でセットを取り返す。
第3セット
前の2セットと同じメンバーでスタート。序盤は競り合い。わずかにスパイクの数で上回る韓国が、7-5をひっくり返しサーブポイントなどで7-8と逆転しテクニカルタイムアウトとなる。日本も相手の攻撃ミスをついて9-9ととするが、ここでスパイクミス、ライト攻撃のブロック、韓国のサーブポイントで 9-11。岩本選手の連続クイックで反撃するが、重藤選手がブロックされ13-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。西村選手を投入し水町選手にボールを集めて18-19と1点差に詰め寄る。しかし、西村選手の好サーブがわずかに外れ19-22。23点目は先に取られたが、相手のサーブ、スパイクミスに乗じ22-23とする。しかしレフトからスパイクを決められ、23-25と惜しくもセットを落とす。
第4セット
中谷薫選手、柳北選手を入れてスタート。韓国の攻撃や日本のミスで1-5とリードされる。水町選手のレフト、岩本選手のクイック、相手の攻撃ミスで反撃するも、6-8で1回目のタイムアウト。ここでもコンビを多用され、何とか水町選手の攻撃でサーブ権を奪うも、韓国にBクイック、ライト攻撃を浴び、10-14と点差が開く。ここで水町選手の好ブロックが出るも判定が覆るなど、日本はなかなか流れに乗れない。13-16で2回目のテクニカルタイムアウト。セット終盤、奮起した柳北選手が次々にパワフルなスパイクを決めるが、韓国もツーアタックなどで日本にリズムを掴ませない。水町選手のスパイクでラリーを制し19-22から2枚替えを試み、松本選手をフロントに、森居史和選手をバックセッターに投入。コンビ攻撃を展開するも、韓国に最後まで多用された時間差攻撃を決められ、20-25でセットを失って敗れた。
6月29日 日本×中国 第1次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
中国
1敗
0
19
22
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、日本は松本喜輝選手やキャプテン・水町泰杜選手、そして伊藤吏玖選手らが強打を放ち、中国の10番、6番(ともに198㎝)のクイックや5番(187㎝)らとスパイクの応酬に。相手サーブミスで最初のテクニカルタイムアウトを迎えると、伊藤選手のブロックや水町選手のスパイクで12-8とリード。中盤、お互いにサーブミスを犯すが、水町選手がスパイクを決めて14-10と流れは渡さない。16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた後は、水町選手のブロックを皮切りに、好レシーブからのラリーを制する松本選手のライト攻撃で連続ブレイク。その後も各選手が特徴を生かしたスパイクを決め、セットを先取した。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。最初のテクニカルタイムアウトは7-8で迎えた。重藤トビアス赳選手や松本選手の攻撃に対し、中国は高さのあるブロックや17番のサービスエース等、互いに持ち味を発揮して競り合う展開。均衡状態から抜け出すきっかけとなったのは、長いラリーを決した水町選手のバックアタックで、そこから3連続ブレイクで16-13とし2回目のテクニカルタイムアウト。柳北悠李選手を投入した後、相手の得点を許し18-17で最初のタイムアウトを要求した。その後は相手ミスに乗じて重藤選手のサービスエースから連続得点をあげ21-17。23-21とされて、中国はさらにメンバーチェンジを行うが、水町選手のバックアタックや松本選手のライト攻撃、重藤選手の強打が決まって、このセットも奪取した。
第3セット
やはり同じメンバーでスタート。序盤は先の2セットと同様につば競り合いを演じるが、岩本大吾選手がBクイックを決めて波に乗り、連続得点で8-5とし1回目のテクニカルタイムアウト。しかしここから8-8と追いつかれ、ポイントを奪い合う展開となる。この均衡を破ったのは水町選手のレフトスパイクで、4連続得点を奪い14-10で中国タイムアウト。その後も主導権は渡さず16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎え、松本選手のスパイクも次々に決まって21-13。西村駿佑選手を投入した終盤、岩本選手や伊藤選手のクイックを成功させる確実な守備の下にポイントを重ね、森居史和選手をリリーフサーバーで起用。最後は西村選手のレフトスパイクで試合を決めた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
カザフスタン 2勝2敗 |
0 | 13 | 18 | 23 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、オポジット柳北悠李選手のバックアタックや岩本大吾選手のAクイック、重藤トビアス赳選手が両サイドから放つ強打に対し、カザフスタンはレフトからの強打や左利きの選手によるライト攻撃で対抗。ミスの差で日本がリードし8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤は相手のサーブミスからキャプテン・水町泰杜選手の攻撃や柳北選手のサービスエースで13-8とリードを広げ、さらに水町選手が得点し16-10で再びテクニカルタイムアウトへ。セット終盤には重藤選手のレフト攻撃、岩本選手のサービスエースで22点まで連続ブレイク。ブロックに捕まるも、二段トスを重藤が決めて24-12、最後はその重藤に代わって入った西村駿佑選手がしっかりとサーブをコントロールし、相手ミスを誘ってセットを先取した。
第2セット
西村選手がそのまま残ったほかは第1セットと同じメンバーでスタート。序盤はお互いに点を取り合ったが、日本のサーブミスをきっかけに相手のサービスエースや2本のブロックで6-7とされる。しかし、その後は相手ミスが連続して逆転に成功。セット中盤には西村選手の連続スパイク、中谷薫選手のクイック、柳北選手や水町選手のサイド攻撃で14-10とする。ここで中谷選手を松本喜輝選手に交代し、糸山大賀選手のサービスエースや松本選手のCクイックでポイントを加え終盤へ。水町選手と柳北選手の活躍で押し切り、セットを連取した。
第3セット
柳北選手をアウトサイド、西村選手をオポジットに配してスタート。序盤は双方のサーブミスが目立つ展開ながら、後がない相手もメンバーチェンジで食い下がる。相手レフトに決
められ、クイックのフェイントで13-13の同点とされると、さらに水町選手がブロックされ、勢いに乗った相手が先に16点に達したが、テクニカルタイムアウト後はすぐに水町選手や岩本選手が得点し一進一退となる。相手エースの活躍で20-22とされ、ここで日本がタイムアウトを要求。その後はブロックも決まって追いつき22-22。カザフスタンもタイムアウトで粘るが、重藤選手が勢いのあるジャンプサーブで得点し、相手を振り切って試合を決めた。
この結果、ベスト4以上が確定し、日本は来年の世界ユース選手権大会への出場を決めました。次は5日(木)にセミファイナルラウンドでイランと対戦します。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝1敗 |
1 | 24 | 25 | 23 | 20 | – |
韓国 1勝 |
3 | 26 | 21 | 25 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、松本喜輝選手のライト、水町泰杜選手のレフト、岩本大吾選手、柳北悠李選手らミドルブロッカー陣のクイックで攻撃。韓国も多彩な攻撃を展開して競り合うが、7-8でテクニカルタイムアウトとなる。 中盤もお互いが決め合う展開となるが、韓国がブロックから1点差のリードを保ち、14点目をサーブミスで取られ、レフトからの攻撃などで3点連続失点を期して、2回目のテクニカルタイムアウト(13-16)となる。 その後、重藤トビアス赳選手のレフトからのフェイントでリズムをつかみ、柳北選手、松本選手のライトでの2枚ブロックなどで17-17と追いつく。しかし、韓国に3点連続得点を決められ1点差とされる。ここで西村駿佑選手をサーブで投入し、セットポイントを握る(24-22)。しかし、韓国もサウスポーのライトにボールを集めてジュースに持ち込み、最後は逆転を許して24-26で落とす。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。序盤、韓国の速攻やレフト平行やBクイックをおとりにした時間差、そしてライトからの攻撃に圧倒され5-8で1回目のテクニカルタイムアウト。しかし、重藤選手が奮起。レフトからのクロスを決めると、サーブで2点あげ、9-9と盛り返す。中盤は岩本選手、柳北選手のミドルブロッカー陣がクイックを決めるが、韓国もBクイックを多用して譲らず、15-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎える。ここでキャプテン水町選手がレフトの巧打でワンタッチを誘い、柳北選手のサービスエースを皮切りにレフト攻撃をブロック、さらに水町選手のレフト攻撃や、柳北選手の2本目のサーブポイントで22-17とリードする。その後韓国の速攻などで反撃されるも、西村選手を入れてサーブと守備を固め、25-21でセットを取り返す。
第3セット
前の2セットと同じメンバーでスタート。序盤は競り合い。わずかにスパイクの数で上回る韓国が、7-5をひっくり返しサーブポイントなどで7-8と逆転しテクニカルタイムアウトとなる。日本も相手の攻撃ミスをついて9-9ととするが、ここでスパイクミス、ライト攻撃のブロック、韓国のサーブポイントで 9-11。岩本選手の連続クイックで反撃するが、重藤選手がブロックされ13-16で2回目のテクニカルタイムアウトとなる。西村選手を投入し水町選手にボールを集めて18-19と1点差に詰め寄る。しかし、西村選手の好サーブがわずかに外れ19-22。23点目は先に取られたが、相手のサーブ、スパイクミスに乗じ22-23とする。しかしレフトからスパイクを決められ、23-25と惜しくもセットを落とす。
第4セット
中谷薫選手、柳北選手を入れてスタート。韓国の攻撃や日本のミスで1-5とリードされる。水町選手のレフト、岩本選手のクイック、相手の攻撃ミスで反撃するも、6-8で1回目のタイムアウト。ここでもコンビを多用され、何とか水町選手の攻撃でサーブ権を奪うも、韓国にBクイック、ライト攻撃を浴び、10-14と点差が開く。ここで水町選手の好ブロックが出るも判定が覆るなど、日本はなかなか流れに乗れない。13-16で2回目のテクニカルタイムアウト。セット終盤、奮起した柳北選手が次々にパワフルなスパイクを決めるが、韓国もツーアタックなどで日本にリズムを掴ませない。水町選手のスパイクでラリーを制し19-22から2枚替えを試み、松本選手をフロントに、森居史和選手をバックセッターに投入。コンビ攻撃を展開するも、韓国に最後まで多用された時間差攻撃を決められ、20-25でセットを失って敗れた。
6月29日 日本×中国 第1次ラウンド
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
中国
1敗
0
19
22
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、日本は松本喜輝選手やキャプテン・水町泰杜選手、そして伊藤吏玖選手らが強打を放ち、中国の10番、6番(ともに198㎝)のクイックや5番(187㎝)らとスパイクの応酬に。相手サーブミスで最初のテクニカルタイムアウトを迎えると、伊藤選手のブロックや水町選手のスパイクで12-8とリード。中盤、お互いにサーブミスを犯すが、水町選手がスパイクを決めて14-10と流れは渡さない。16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた後は、水町選手のブロックを皮切りに、好レシーブからのラリーを制する松本選手のライト攻撃で連続ブレイク。その後も各選手が特徴を生かしたスパイクを決め、セットを先取した。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。最初のテクニカルタイムアウトは7-8で迎えた。重藤トビアス赳選手や松本選手の攻撃に対し、中国は高さのあるブロックや17番のサービスエース等、互いに持ち味を発揮して競り合う展開。均衡状態から抜け出すきっかけとなったのは、長いラリーを決した水町選手のバックアタックで、そこから3連続ブレイクで16-13とし2回目のテクニカルタイムアウト。柳北悠李選手を投入した後、相手の得点を許し18-17で最初のタイムアウトを要求した。その後は相手ミスに乗じて重藤選手のサービスエースから連続得点をあげ21-17。23-21とされて、中国はさらにメンバーチェンジを行うが、水町選手のバックアタックや松本選手のライト攻撃、重藤選手の強打が決まって、このセットも奪取した。
第3セット
やはり同じメンバーでスタート。序盤は先の2セットと同様につば競り合いを演じるが、岩本大吾選手がBクイックを決めて波に乗り、連続得点で8-5とし1回目のテクニカルタイムアウト。しかしここから8-8と追いつかれ、ポイントを奪い合う展開となる。この均衡を破ったのは水町選手のレフトスパイクで、4連続得点を奪い14-10で中国タイムアウト。その後も主導権は渡さず16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎え、松本選手のスパイクも次々に決まって21-13。西村駿佑選手を投入した終盤、岩本選手や伊藤選手のクイックを成功させる確実な守備の下にポイントを重ね、森居史和選手をリリーフサーバーで起用。最後は西村選手のレフトスパイクで試合を決めた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
中国 1敗 |
0 | 19 | 22 | 18 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、日本は松本喜輝選手やキャプテン・水町泰杜選手、そして伊藤吏玖選手らが強打を放ち、中国の10番、6番(ともに198㎝)のクイックや5番(187㎝)らとスパイクの応酬に。相手サーブミスで最初のテクニカルタイムアウトを迎えると、伊藤選手のブロックや水町選手のスパイクで12-8とリード。中盤、お互いにサーブミスを犯すが、水町選手がスパイクを決めて14-10と流れは渡さない。16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた後は、水町選手のブロックを皮切りに、好レシーブからのラリーを制する松本選手のライト攻撃で連続ブレイク。その後も各選手が特徴を生かしたスパイクを決め、セットを先取した。
第2セット
第1セットと同じメンバーでスタート。最初のテクニカルタイムアウトは7-8で迎えた。重藤トビアス赳選手や松本選手の攻撃に対し、中国は高さのあるブロックや17番のサービスエース等、互いに持ち味を発揮して競り合う展開。均衡状態から抜け出すきっかけとなったのは、長いラリーを決した水町選手のバックアタックで、そこから3連続ブレイクで16-13とし2回目のテクニカルタイムアウト。柳北悠李選手を投入した後、相手の得点を許し18-17で最初のタイムアウトを要求した。その後は相手ミスに乗じて重藤選手のサービスエースから連続得点をあげ21-17。23-21とされて、中国はさらにメンバーチェンジを行うが、水町選手のバックアタックや松本選手のライト攻撃、重藤選手の強打が決まって、このセットも奪取した。
第3セット
やはり同じメンバーでスタート。序盤は先の2セットと同様につば競り合いを演じるが、岩本大吾選手がBクイックを決めて波に乗り、連続得点で8-5とし1回目のテクニカルタイムアウト。しかしここから8-8と追いつかれ、ポイントを奪い合う展開となる。この均衡を破ったのは水町選手のレフトスパイクで、4連続得点を奪い14-10で中国タイムアウト。その後も主導権は渡さず16-11で2回目のテクニカルタイムアウトを迎え、松本選手のスパイクも次々に決まって21-13。西村駿佑選手を投入した終盤、岩本選手や伊藤選手のクイックを成功させる確実な守備の下にポイントを重ね、森居史和選手をリリーフサーバーで起用。最後は西村選手のレフトスパイクで試合を決めた。