- 16
- ウィングスパイカー
第3回世界U-23女子選手権大会
-
- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
-
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
日本の試合結果
9月15日 日本×ケニア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
2勝3敗
4
15
15
15
15
–
–
–
ケニア
5敗
0
7
8
6
9
–
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
廣瀬七海や山内美咲のスパイクなどで6-2と一気にケニアを引き離すと、その後も攻撃の手を緩めない日本は伊藤望や杉郁香らミドルブロッカー陣がライトに回り込んで、相手にブロックの的を絞らせずに13-6とリードを広げた。最後も廣瀬が相手ブロックの手を弾く一打で15-7とし、第1セットを先取した。
第2セット
序盤から好調を保つ廣瀬や山内のスパイクで日本が4-1と先行した。その後、ケニアも長身を生かしたアタックで対抗し、サイドアウトの応酬となり9-7で終盤へ。ここから日本は金森晴香の連続サービスエースなどで13-7と一気にケニアを突き離すと、最後はケニアのミスを誘い、15-8で第2セットを連取した。
第3セット
大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ日本。間橋香織や長内美和子のアタックなどで6-2と大きくリードを奪うと、杉のサーブでケニアのサーブレシーブを崩し、金森の移動攻撃や長内のバックアタックなどで切り返して12-3とリードを広げた。終盤、坂本奈々香の連続アタックで14-4とすると、最後は間橋のアタックが決まり、15-6で第3セットも日本がものにした。
第4セット
出だしから間橋にボールを集めて得点を重ねる日本。ケニアのミスも手伝い7-3となったところでケニアベンチがこのセット1回目のタイムアウトを要求した。その後は互いにサイドアウトを取り合う展開となったが、杉、金森のセンターからのクイックや、坂本のサイドからのアタックで12-7とリードを広げた日本。終盤も間橋のアタックでケニアを突き放すと、15-9で第4セットを獲得した。
1次リーグ戦全試合が終了し、日本は2勝3敗(勝点6)で1次リーグ戦B組5位となった。この結果、セミファイナルラウンドに進むことはできず、9位タイで今大会を終了した。
【1次リーグ戦B組最終順位】
1位: トルコ(4勝1敗、勝点12) セミファイナルラウンド(1-4位)へ
2位: ブルガリア(4勝1敗、勝点11) セミファイナルラウンド(1-4位)へ
3位: ブラジル(3勝2敗) セミファイナルラウンド(5-8位)へ
4位: キューバ(2勝3敗、勝点7) セミファイナルラウンド(5-8位)へ
5位: 日本(2勝3敗、勝点6) 9位タイで終了
6位: ケニア(0勝5敗) 11位タイで終了
9月14日 日本×トルコ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1勝3敗
1
12
5
9
15
8
–
–
トルコ
3勝1敗
4
15
15
15
12
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本は工藤嶺のアタックや坂本奈々香の連続サービスエースで5-0と一気にリードを奪うことに成功。トルコが1回目のタイムアウトを要求すると、そこからブロックポイントなどで5-3と追い上げられた。その後はサイドの取り合いとなり、日本は山内美咲のアタックや伊藤望のサービスエースで得点するも、11-10と1点差まで追い上げられて1回目のタイムアウトを取った。終盤、日本の軟攻がブロックに叩き落されるなど、一気にトルコに得点を奪われると、12-15で第1セットを失った。
第2セット
序盤は工藤や伊藤のライトに回り込んでのアタックなどでトルコと競り合い、4-4とした。トルコが2枚替えを行うと、日本は対応できずに4ブロックポイントを献上してしまう。長内美和子がスパイクを決めるが単発に終わり、逆に強烈なアタックを決められて5-15で第2セットをトルコに連取された。
第3セット
立ち上がり早々、山内のアタックや工藤のサービスエースで2-0とリードするが、すぐにトルコにアタックを決められて2-2と追い付かれた。その後は一進一退の展開となったが、日本は廣瀬七海にボールを集めて9-6とリードして終盤に入った。ここでトルコは再び2枚替えで勝負に出た。すると、トルコに日本の攻撃をブロックに掛け、それを切り返してアタックで加点するというパターンで9連続得点を決められ、9-15で第3セットを奪われた。
第4セット
立ち上がりはトルコのミス、山内のアタックやサービスエースで5-2と日本がリードを奪った。ここでトルコは挽回を狙って2枚替えを仕掛け、ブロックの連続得点などで5-5と盛り返した。しかし、ここから工藤や廣瀬のアタックがキレを取り戻すと、日本が13-10とトルコの攻撃をしのいで終盤を迎えた。トルコにアタックを決められて13-12と追い上げられたが、最後はトルコのミスに助けられ15-12と日本が第4セットをものにした。
第5セット
いきなり日本のミスなどで0-3とリードを許した。タイムアウトを取るも試合の流れは変わらず、日本のサーブレシーブが乱されると、苦し紛れのスパイクがトルコのブロックの網にかかる負のスパイラルに落ちてしまった。2-12と一気にトルコにリードを広げられると、杉郁香のアタック、坂本、金森晴香のサービスエースによる意地の追い上げで8-14と追いすがったが、最後はトルコの高いブロックに日本のアタックが跳ね返されて、8-15で第5セットを失った。
【1次リーグ戦B組順位表(9月14日終了時点)】
1位: ブルガリア(4勝0敗)
2位: トルコ(3勝1敗、勝点9、セット率=2.400、得点率=1.237)
3位: ブラジル(3勝1敗、勝点9、セット率=2.400、得点率1.185)
4位: キューバ(1勝3敗、勝点4)
5位: 日本(1勝3敗、勝点3)
6位: ケニア(0勝4敗)
【日本の次戦】
試合日時: 9月15日(金)14:00~(日本時間21:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:ケニア
9月12日 日本×ブラジル 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1勝2敗
1
16
13
11
15
10
–
–
ブラジル
3勝
4
14
15
15
17
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
ブラジルの強烈なアタックと高いブロックに2-6と一気にリードされたところで、日本は1回目のタイムアウトを要求した。これで落ち着きを取り戻すと、廣瀬七海のアタックや伊藤望のブロックなどで追い上げ7-6と逆転に成功。その後はサイドアウトの取り合いとなったが、ブラジルの高いブロックを避けたアタックがラインを連続して割り9-11となると、日本ベンチは2回目のタイムアウトに動いた。一息ついた日本は坂本奈々香や山内美咲のアタックで11-11と同点に追い付くと、その後は一進一退の展開で終盤が推移し、一時は13-14とブラジルにセットポイントを握られた。しかし、ここで廣瀬が踏ん張りアタックで連続得点を挙げ、15-14と逆転しセットポイントを取ると、最後は金森晴香がサービスエースでブラジルにダメを押し、16-14で第1セットを先取した。
第2セット
序盤は廣瀬のアタックなどでブラジルと競り合い4-3となったが、その後はブラジルのパワフルなアタックに加え、日本のミスも手伝って4-7とリードを許した。中盤、山内や廣瀬らの両サイドアタッカー陣が踏ん張り、11-11と巻き返しを図ったが、終盤にブラジルの高いブロックを含めた攻撃を食い止めることができず、伊藤のセンターからの攻撃などで一矢を報いるも、13-15で第2セットをブラジルに取り返された。
第3セット
山内のアタックなどで3-3と対抗するが、その後は勢いのあるブラジルがパワフルなアタックを次々と決めて3-6とリードした。すかさず日本がタイムアウトを取ると、その後はサイドアウトの応酬となり9-11まで推移した。終盤、ブラジルのタイミングのいいブロックポイントで9-13と引き離されると、日本は坂本の2連続アタック得点で11-13と必死に追い上げたが、最後はブラジルの伸びのあるサーブから失点し、11-15で第3セットを失った。
第4セット
このセットから先発した工藤嶺のストレートアタックなどで得点し、3-0となった所でブラジルがタイムアウトを要求。ブラジルが高いブロックで日本の攻撃を止めるが、日本も2枚替えで途中出場した長内美和子のスパイクなどで踏ん張り、9-5とリードして終盤へ。しかし、粘るブラジルはタイミングのいいブロックで日本アタック陣に仕事をさせず、11-11と同点に追い付かれると、終盤はサイドアウトの取り合いとなりデュースに突入した。15-15と日本も踏ん張ったが、最後は頼みのアタックがサイドラインを割って、15-17で第4セットも失った。
第5セット
いきなり日本の攻撃が連続ブロックされ、0-3となったところでタイムアウトを要求した。その後は伊藤がブロックやアタックなどで加点して5-4と挽回、さらに工藤のアタックで追いすがったが、ブラジルの猛攻にあって8-9と逆転を許した。ここからブラジルの猛攻が始まり、的を絞らせないアタックと高いブロックで次々に得点されると、8-13と点差を広げられてしまった。終盤は日本も廣瀬や山内のアタックでサイドアウトを取るが、ブラジルの多種多様なアタックを最後まで止め切れず、10-15で第5セットを奪取された。
【1次リーグ戦B組順位表(9月12日終了時点)】
1位: ブラジル(3勝0敗、勝点9)
2位: ブルガリア(3勝0敗、勝点8)
3位: トルコ(2勝1敗、勝点6)
4位: 日本(1勝2敗、勝点3)
5位: キューバ(0勝3敗、勝点1)
6位: ケニア(0勝3敗、勝点0)
【日本の次戦】
試合日時: 9月14日(木)20:00~(日本時間翌3:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:トルコ
9月11日 日本×キューバ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1勝1敗
4
15
15
15
15
–
–
–
キューバ
2敗
0
12
12
7
13
–
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本は出だしからキューバの高いブロックに苦戦すると、長内美和子のアタックで対抗するも、2-4、4-6、6-8とキューバに先行される展開となった。それまで耐えてきた日本ベンチも8-10となったところで1回目のタイムアウトを取り、態勢の立て直しを図った。すると日本は坂本奈々香のコースを突いたスパイク、さらにキャプテン・山内美咲が連続ブロックポイントやアタックなどで5得点を挙げてキューバを一気に突き放すと、15-12で第1セットを先取した。
第2セット
序盤、日本はキューバのクイックや伸びるサーブに手を焼きながらも、金森晴香のクイックや山内の相手ブロックを利用したアタックポイントなどで対抗して、一進一退の展開となった。日本の連続ミスで5-8となったところで日本ベンチがタイムアウトを要求。落ち着きを取り戻すと、2枚替えの効果もあり、間橋香織のスパイクや櫻井美樹のサービスエースなどでリードを保ったまま終盤に向った。粘るキューバに13-12と追いすがられたが、最後は工藤嶺のアタックがストレートに決まると、さらに伊藤望のキルブロックで15-12とし、2セットを連取した。
第3セット
いきなりキューバのサーバーのラインクロスから始まった第3セット。出鼻をくじかれた形のキューバに対して、攻撃の手を緩めない日本は金森のサーブで相手サーブレシーブを崩すと、工藤のストレートコースへのアタックで攻め立て、一気に10-3とした。終盤は坂本の独り舞台で、ブロックや連続アタックポイントで14-7とキューバを追い詰めると、最後はサービスエースでダメを押し、15-7で第3セットも日本がものにした。
第4セット
出だしからサイドの取り合いとなった第4セット。工藤や間橋のアタックで得点する日本に対し、高い打点からのアタックやブロックで対抗するキューバが8-10とリードした。日本はタイムアウトを取ると、そこから山内の連続アタックポイントなどで11-10と、一旦は逆転に成功した。終盤、粘るキューバの攻撃に11-12と再逆転されたが、その後は工藤、廣瀬七海のアタックや伊藤のブロックポイントなどで確実に加点した日本が15-13で第4セットを獲得し、セットカウント4-0でこの試合に勝利した。
【1次リーグ戦B組順位表(9月11日終了時点)】
1位: ブラジル(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: ブルガリア(2勝0敗、勝点6、セット率=4.000)
3位: 日本(1勝1敗、勝点3、セット率=1.500)
4位: トルコ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
5位: キューバ(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.756)
6位: ケニア(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.425)
【日本の次戦】
試合日時: 9月12日(火)17:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:ブラジル
9月10日 日本×ブルガリア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1敗
2
13
15
15
13
12
11
–
ブルガリア
1勝
4
15
13
11
15
15
15
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
出だしにキャプテン・山内美咲のアタックなどで2-0と先行した日本だったが、サイドアウトの応酬のあと、ブルガリアの高い打点からのアタックによる反撃を受け、6-8とリードを許した。ここで日本は1回目のタイムアウトを要求、そこから長内美和子の攻撃などで12-11と盛り返すが、終盤にかけてブルガリアに連続ブロックポイントを許して万事休す。13-15で第1セットを失った。
第2セット
何とかリズムを変えたい日本はセッター・櫻井美樹を先発させた。出だしはブルガリアのセンターからの攻撃を防ぎ切れず、一進一退の展開で3-4となるが、杉郁香のライトに回り込んだ攻撃などで8-5と一気に挽回に成功した。ブルガリアの伸びるサーブに手を焼き、突き放せないまま11-13と逆転を許したものの、ここで踏ん張りを見せた日本は長内にボールを集めて再度リードを奪うと、15-13で第2セットを取り返した。
第3セット
出だしからサイドアウトの応酬となった第3セット。相変わらず日本のブロックの手を弾くブルガリアの強打に対し、日本は長内のアタックなどで踏ん張り、7-7と競った。ここから伊藤望の連続ブロックポイントや坂本奈々香、山内のアタックなどで勢いづいた日本。ブルガリアを圧倒して15-11で第3セットを奪取した。
第4セット
日本は好調を維持する長内や山内のアタックなどで得点したが、サーブレシーブが好調なブルガリアにクイックなどで得点され、6-9とリードを許した。ここで日本はタイムアウトを要求、それが功を奏したのか、終盤には日本も踏ん張ってサイドの取り合いとなり13-13とした。ところが、ここで痛恨のサーブミス出ると、最後はスパイクが大きくコートを割り、13-15で第4セットを失った。
第5セット
相変わらずブルガリアの足の長いサーブにレセプション(サーブレシーブ)を崩され気味の日本。出だしに4失点を喫するなど、3-6と一気にリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。これで落ち着きを取り戻すと、金森晴香のブロックや坂本のアタックなどで11-8と巻き返したが、日本のサーブミスをきっかけに流れが変わると、強弱を交えたアタックや高いブロックでブルガリアに6連続得点を奪われ11-14と一気に突き放された。最後もブルガリアの強烈なアタックがだめを押す形となり、12-15で第5セットを奪われた。
第6セット
後のない日本が伊藤や金森のブロックポイントなどで7-4とリードしたところで、ブルガリアがたまらずタイムアウトを要求した。これが奏功したか、日本は中盤以降は正確なサーブレシーブから両サイドに散らされるブルガリアの猛攻を防ぎ切れず、ブルガリアに連続得点を許して11-14とマッチポイントを握られた。最後は日本にスパイクミスが出て11-15で第6セットを失い、初戦を落とした。
【日本の次戦】
試合日時: 9月11日(月)17:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:キューバ
チーム | セットカウント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝3敗 |
4 | 15 | 15 | 15 | 15 | – | – | – |
ケニア 5敗 |
0 | 7 | 8 | 6 | 9 | – | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
廣瀬七海や山内美咲のスパイクなどで6-2と一気にケニアを引き離すと、その後も攻撃の手を緩めない日本は伊藤望や杉郁香らミドルブロッカー陣がライトに回り込んで、相手にブロックの的を絞らせずに13-6とリードを広げた。最後も廣瀬が相手ブロックの手を弾く一打で15-7とし、第1セットを先取した。
第2セット
序盤から好調を保つ廣瀬や山内のスパイクで日本が4-1と先行した。その後、ケニアも長身を生かしたアタックで対抗し、サイドアウトの応酬となり9-7で終盤へ。ここから日本は金森晴香の連続サービスエースなどで13-7と一気にケニアを突き離すと、最後はケニアのミスを誘い、15-8で第2セットを連取した。
第3セット
大幅にメンバーを入れ替えて臨んだ日本。間橋香織や長内美和子のアタックなどで6-2と大きくリードを奪うと、杉のサーブでケニアのサーブレシーブを崩し、金森の移動攻撃や長内のバックアタックなどで切り返して12-3とリードを広げた。終盤、坂本奈々香の連続アタックで14-4とすると、最後は間橋のアタックが決まり、15-6で第3セットも日本がものにした。
第4セット
出だしから間橋にボールを集めて得点を重ねる日本。ケニアのミスも手伝い7-3となったところでケニアベンチがこのセット1回目のタイムアウトを要求した。その後は互いにサイドアウトを取り合う展開となったが、杉、金森のセンターからのクイックや、坂本のサイドからのアタックで12-7とリードを広げた日本。終盤も間橋のアタックでケニアを突き放すと、15-9で第4セットを獲得した。
1次リーグ戦全試合が終了し、日本は2勝3敗(勝点6)で1次リーグ戦B組5位となった。この結果、セミファイナルラウンドに進むことはできず、9位タイで今大会を終了した。
【1次リーグ戦B組最終順位】
1位: トルコ(4勝1敗、勝点12) セミファイナルラウンド(1-4位)へ
2位: ブルガリア(4勝1敗、勝点11) セミファイナルラウンド(1-4位)へ
3位: ブラジル(3勝2敗) セミファイナルラウンド(5-8位)へ
4位: キューバ(2勝3敗、勝点7) セミファイナルラウンド(5-8位)へ
5位: 日本(2勝3敗、勝点6) 9位タイで終了
6位: ケニア(0勝5敗) 11位タイで終了
チーム | セットカウント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝3敗 |
1 | 12 | 5 | 9 | 15 | 8 | – | – |
トルコ 3勝1敗 |
4 | 15 | 15 | 15 | 12 | 15 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本は工藤嶺のアタックや坂本奈々香の連続サービスエースで5-0と一気にリードを奪うことに成功。トルコが1回目のタイムアウトを要求すると、そこからブロックポイントなどで5-3と追い上げられた。その後はサイドの取り合いとなり、日本は山内美咲のアタックや伊藤望のサービスエースで得点するも、11-10と1点差まで追い上げられて1回目のタイムアウトを取った。終盤、日本の軟攻がブロックに叩き落されるなど、一気にトルコに得点を奪われると、12-15で第1セットを失った。
第2セット
序盤は工藤や伊藤のライトに回り込んでのアタックなどでトルコと競り合い、4-4とした。トルコが2枚替えを行うと、日本は対応できずに4ブロックポイントを献上してしまう。長内美和子がスパイクを決めるが単発に終わり、逆に強烈なアタックを決められて5-15で第2セットをトルコに連取された。
第3セット
立ち上がり早々、山内のアタックや工藤のサービスエースで2-0とリードするが、すぐにトルコにアタックを決められて2-2と追い付かれた。その後は一進一退の展開となったが、日本は廣瀬七海にボールを集めて9-6とリードして終盤に入った。ここでトルコは再び2枚替えで勝負に出た。すると、トルコに日本の攻撃をブロックに掛け、それを切り返してアタックで加点するというパターンで9連続得点を決められ、9-15で第3セットを奪われた。
第4セット
立ち上がりはトルコのミス、山内のアタックやサービスエースで5-2と日本がリードを奪った。ここでトルコは挽回を狙って2枚替えを仕掛け、ブロックの連続得点などで5-5と盛り返した。しかし、ここから工藤や廣瀬のアタックがキレを取り戻すと、日本が13-10とトルコの攻撃をしのいで終盤を迎えた。トルコにアタックを決められて13-12と追い上げられたが、最後はトルコのミスに助けられ15-12と日本が第4セットをものにした。
第5セット
いきなり日本のミスなどで0-3とリードを許した。タイムアウトを取るも試合の流れは変わらず、日本のサーブレシーブが乱されると、苦し紛れのスパイクがトルコのブロックの網にかかる負のスパイラルに落ちてしまった。2-12と一気にトルコにリードを広げられると、杉郁香のアタック、坂本、金森晴香のサービスエースによる意地の追い上げで8-14と追いすがったが、最後はトルコの高いブロックに日本のアタックが跳ね返されて、8-15で第5セットを失った。
【1次リーグ戦B組順位表(9月14日終了時点)】
1位: ブルガリア(4勝0敗)
2位: トルコ(3勝1敗、勝点9、セット率=2.400、得点率=1.237)
3位: ブラジル(3勝1敗、勝点9、セット率=2.400、得点率1.185)
4位: キューバ(1勝3敗、勝点4)
5位: 日本(1勝3敗、勝点3)
6位: ケニア(0勝4敗)
【日本の次戦】
試合日時: 9月15日(金)14:00~(日本時間21:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:ケニア
9月12日 日本×ブラジル 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1勝2敗
1
16
13
11
15
10
–
–
ブラジル
3勝
4
14
15
15
17
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
ブラジルの強烈なアタックと高いブロックに2-6と一気にリードされたところで、日本は1回目のタイムアウトを要求した。これで落ち着きを取り戻すと、廣瀬七海のアタックや伊藤望のブロックなどで追い上げ7-6と逆転に成功。その後はサイドアウトの取り合いとなったが、ブラジルの高いブロックを避けたアタックがラインを連続して割り9-11となると、日本ベンチは2回目のタイムアウトに動いた。一息ついた日本は坂本奈々香や山内美咲のアタックで11-11と同点に追い付くと、その後は一進一退の展開で終盤が推移し、一時は13-14とブラジルにセットポイントを握られた。しかし、ここで廣瀬が踏ん張りアタックで連続得点を挙げ、15-14と逆転しセットポイントを取ると、最後は金森晴香がサービスエースでブラジルにダメを押し、16-14で第1セットを先取した。
第2セット
序盤は廣瀬のアタックなどでブラジルと競り合い4-3となったが、その後はブラジルのパワフルなアタックに加え、日本のミスも手伝って4-7とリードを許した。中盤、山内や廣瀬らの両サイドアタッカー陣が踏ん張り、11-11と巻き返しを図ったが、終盤にブラジルの高いブロックを含めた攻撃を食い止めることができず、伊藤のセンターからの攻撃などで一矢を報いるも、13-15で第2セットをブラジルに取り返された。
第3セット
山内のアタックなどで3-3と対抗するが、その後は勢いのあるブラジルがパワフルなアタックを次々と決めて3-6とリードした。すかさず日本がタイムアウトを取ると、その後はサイドアウトの応酬となり9-11まで推移した。終盤、ブラジルのタイミングのいいブロックポイントで9-13と引き離されると、日本は坂本の2連続アタック得点で11-13と必死に追い上げたが、最後はブラジルの伸びのあるサーブから失点し、11-15で第3セットを失った。
第4セット
このセットから先発した工藤嶺のストレートアタックなどで得点し、3-0となった所でブラジルがタイムアウトを要求。ブラジルが高いブロックで日本の攻撃を止めるが、日本も2枚替えで途中出場した長内美和子のスパイクなどで踏ん張り、9-5とリードして終盤へ。しかし、粘るブラジルはタイミングのいいブロックで日本アタック陣に仕事をさせず、11-11と同点に追い付かれると、終盤はサイドアウトの取り合いとなりデュースに突入した。15-15と日本も踏ん張ったが、最後は頼みのアタックがサイドラインを割って、15-17で第4セットも失った。
第5セット
いきなり日本の攻撃が連続ブロックされ、0-3となったところでタイムアウトを要求した。その後は伊藤がブロックやアタックなどで加点して5-4と挽回、さらに工藤のアタックで追いすがったが、ブラジルの猛攻にあって8-9と逆転を許した。ここからブラジルの猛攻が始まり、的を絞らせないアタックと高いブロックで次々に得点されると、8-13と点差を広げられてしまった。終盤は日本も廣瀬や山内のアタックでサイドアウトを取るが、ブラジルの多種多様なアタックを最後まで止め切れず、10-15で第5セットを奪取された。
【1次リーグ戦B組順位表(9月12日終了時点)】
1位: ブラジル(3勝0敗、勝点9)
2位: ブルガリア(3勝0敗、勝点8)
3位: トルコ(2勝1敗、勝点6)
4位: 日本(1勝2敗、勝点3)
5位: キューバ(0勝3敗、勝点1)
6位: ケニア(0勝3敗、勝点0)
【日本の次戦】
試合日時: 9月14日(木)20:00~(日本時間翌3:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:トルコ
9月11日 日本×キューバ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1勝1敗
4
15
15
15
15
–
–
–
キューバ
2敗
0
12
12
7
13
–
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本は出だしからキューバの高いブロックに苦戦すると、長内美和子のアタックで対抗するも、2-4、4-6、6-8とキューバに先行される展開となった。それまで耐えてきた日本ベンチも8-10となったところで1回目のタイムアウトを取り、態勢の立て直しを図った。すると日本は坂本奈々香のコースを突いたスパイク、さらにキャプテン・山内美咲が連続ブロックポイントやアタックなどで5得点を挙げてキューバを一気に突き放すと、15-12で第1セットを先取した。
第2セット
序盤、日本はキューバのクイックや伸びるサーブに手を焼きながらも、金森晴香のクイックや山内の相手ブロックを利用したアタックポイントなどで対抗して、一進一退の展開となった。日本の連続ミスで5-8となったところで日本ベンチがタイムアウトを要求。落ち着きを取り戻すと、2枚替えの効果もあり、間橋香織のスパイクや櫻井美樹のサービスエースなどでリードを保ったまま終盤に向った。粘るキューバに13-12と追いすがられたが、最後は工藤嶺のアタックがストレートに決まると、さらに伊藤望のキルブロックで15-12とし、2セットを連取した。
第3セット
いきなりキューバのサーバーのラインクロスから始まった第3セット。出鼻をくじかれた形のキューバに対して、攻撃の手を緩めない日本は金森のサーブで相手サーブレシーブを崩すと、工藤のストレートコースへのアタックで攻め立て、一気に10-3とした。終盤は坂本の独り舞台で、ブロックや連続アタックポイントで14-7とキューバを追い詰めると、最後はサービスエースでダメを押し、15-7で第3セットも日本がものにした。
第4セット
出だしからサイドの取り合いとなった第4セット。工藤や間橋のアタックで得点する日本に対し、高い打点からのアタックやブロックで対抗するキューバが8-10とリードした。日本はタイムアウトを取ると、そこから山内の連続アタックポイントなどで11-10と、一旦は逆転に成功した。終盤、粘るキューバの攻撃に11-12と再逆転されたが、その後は工藤、廣瀬七海のアタックや伊藤のブロックポイントなどで確実に加点した日本が15-13で第4セットを獲得し、セットカウント4-0でこの試合に勝利した。
【1次リーグ戦B組順位表(9月11日終了時点)】
1位: ブラジル(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: ブルガリア(2勝0敗、勝点6、セット率=4.000)
3位: 日本(1勝1敗、勝点3、セット率=1.500)
4位: トルコ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
5位: キューバ(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.756)
6位: ケニア(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.425)
【日本の次戦】
試合日時: 9月12日(火)17:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:ブラジル
9月10日 日本×ブルガリア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1敗
2
13
15
15
13
12
11
–
ブルガリア
1勝
4
15
13
11
15
15
15
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
出だしにキャプテン・山内美咲のアタックなどで2-0と先行した日本だったが、サイドアウトの応酬のあと、ブルガリアの高い打点からのアタックによる反撃を受け、6-8とリードを許した。ここで日本は1回目のタイムアウトを要求、そこから長内美和子の攻撃などで12-11と盛り返すが、終盤にかけてブルガリアに連続ブロックポイントを許して万事休す。13-15で第1セットを失った。
第2セット
何とかリズムを変えたい日本はセッター・櫻井美樹を先発させた。出だしはブルガリアのセンターからの攻撃を防ぎ切れず、一進一退の展開で3-4となるが、杉郁香のライトに回り込んだ攻撃などで8-5と一気に挽回に成功した。ブルガリアの伸びるサーブに手を焼き、突き放せないまま11-13と逆転を許したものの、ここで踏ん張りを見せた日本は長内にボールを集めて再度リードを奪うと、15-13で第2セットを取り返した。
第3セット
出だしからサイドアウトの応酬となった第3セット。相変わらず日本のブロックの手を弾くブルガリアの強打に対し、日本は長内のアタックなどで踏ん張り、7-7と競った。ここから伊藤望の連続ブロックポイントや坂本奈々香、山内のアタックなどで勢いづいた日本。ブルガリアを圧倒して15-11で第3セットを奪取した。
第4セット
日本は好調を維持する長内や山内のアタックなどで得点したが、サーブレシーブが好調なブルガリアにクイックなどで得点され、6-9とリードを許した。ここで日本はタイムアウトを要求、それが功を奏したのか、終盤には日本も踏ん張ってサイドの取り合いとなり13-13とした。ところが、ここで痛恨のサーブミス出ると、最後はスパイクが大きくコートを割り、13-15で第4セットを失った。
第5セット
相変わらずブルガリアの足の長いサーブにレセプション(サーブレシーブ)を崩され気味の日本。出だしに4失点を喫するなど、3-6と一気にリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。これで落ち着きを取り戻すと、金森晴香のブロックや坂本のアタックなどで11-8と巻き返したが、日本のサーブミスをきっかけに流れが変わると、強弱を交えたアタックや高いブロックでブルガリアに6連続得点を奪われ11-14と一気に突き放された。最後もブルガリアの強烈なアタックがだめを押す形となり、12-15で第5セットを奪われた。
第6セット
後のない日本が伊藤や金森のブロックポイントなどで7-4とリードしたところで、ブルガリアがたまらずタイムアウトを要求した。これが奏功したか、日本は中盤以降は正確なサーブレシーブから両サイドに散らされるブルガリアの猛攻を防ぎ切れず、ブルガリアに連続得点を許して11-14とマッチポイントを握られた。最後は日本にスパイクミスが出て11-15で第6セットを失い、初戦を落とした。
【日本の次戦】
試合日時: 9月11日(月)17:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:キューバ
チーム | セットカウント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝2敗 |
1 | 16 | 13 | 11 | 15 | 10 | – | – |
ブラジル 3勝 |
4 | 14 | 15 | 15 | 17 | 15 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
ブラジルの強烈なアタックと高いブロックに2-6と一気にリードされたところで、日本は1回目のタイムアウトを要求した。これで落ち着きを取り戻すと、廣瀬七海のアタックや伊藤望のブロックなどで追い上げ7-6と逆転に成功。その後はサイドアウトの取り合いとなったが、ブラジルの高いブロックを避けたアタックがラインを連続して割り9-11となると、日本ベンチは2回目のタイムアウトに動いた。一息ついた日本は坂本奈々香や山内美咲のアタックで11-11と同点に追い付くと、その後は一進一退の展開で終盤が推移し、一時は13-14とブラジルにセットポイントを握られた。しかし、ここで廣瀬が踏ん張りアタックで連続得点を挙げ、15-14と逆転しセットポイントを取ると、最後は金森晴香がサービスエースでブラジルにダメを押し、16-14で第1セットを先取した。
第2セット
序盤は廣瀬のアタックなどでブラジルと競り合い4-3となったが、その後はブラジルのパワフルなアタックに加え、日本のミスも手伝って4-7とリードを許した。中盤、山内や廣瀬らの両サイドアタッカー陣が踏ん張り、11-11と巻き返しを図ったが、終盤にブラジルの高いブロックを含めた攻撃を食い止めることができず、伊藤のセンターからの攻撃などで一矢を報いるも、13-15で第2セットをブラジルに取り返された。
第3セット
山内のアタックなどで3-3と対抗するが、その後は勢いのあるブラジルがパワフルなアタックを次々と決めて3-6とリードした。すかさず日本がタイムアウトを取ると、その後はサイドアウトの応酬となり9-11まで推移した。終盤、ブラジルのタイミングのいいブロックポイントで9-13と引き離されると、日本は坂本の2連続アタック得点で11-13と必死に追い上げたが、最後はブラジルの伸びのあるサーブから失点し、11-15で第3セットを失った。
第4セット
このセットから先発した工藤嶺のストレートアタックなどで得点し、3-0となった所でブラジルがタイムアウトを要求。ブラジルが高いブロックで日本の攻撃を止めるが、日本も2枚替えで途中出場した長内美和子のスパイクなどで踏ん張り、9-5とリードして終盤へ。しかし、粘るブラジルはタイミングのいいブロックで日本アタック陣に仕事をさせず、11-11と同点に追い付かれると、終盤はサイドアウトの取り合いとなりデュースに突入した。15-15と日本も踏ん張ったが、最後は頼みのアタックがサイドラインを割って、15-17で第4セットも失った。
第5セット
いきなり日本の攻撃が連続ブロックされ、0-3となったところでタイムアウトを要求した。その後は伊藤がブロックやアタックなどで加点して5-4と挽回、さらに工藤のアタックで追いすがったが、ブラジルの猛攻にあって8-9と逆転を許した。ここからブラジルの猛攻が始まり、的を絞らせないアタックと高いブロックで次々に得点されると、8-13と点差を広げられてしまった。終盤は日本も廣瀬や山内のアタックでサイドアウトを取るが、ブラジルの多種多様なアタックを最後まで止め切れず、10-15で第5セットを奪取された。
【1次リーグ戦B組順位表(9月12日終了時点)】
1位: ブラジル(3勝0敗、勝点9)
2位: ブルガリア(3勝0敗、勝点8)
3位: トルコ(2勝1敗、勝点6)
4位: 日本(1勝2敗、勝点3)
5位: キューバ(0勝3敗、勝点1)
6位: ケニア(0勝3敗、勝点0)
【日本の次戦】
試合日時: 9月14日(木)20:00~(日本時間翌3:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:トルコ
チーム | セットカウント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝1敗 |
4 | 15 | 15 | 15 | 15 | – | – | – |
キューバ 2敗 |
0 | 12 | 12 | 7 | 13 | – | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本は出だしからキューバの高いブロックに苦戦すると、長内美和子のアタックで対抗するも、2-4、4-6、6-8とキューバに先行される展開となった。それまで耐えてきた日本ベンチも8-10となったところで1回目のタイムアウトを取り、態勢の立て直しを図った。すると日本は坂本奈々香のコースを突いたスパイク、さらにキャプテン・山内美咲が連続ブロックポイントやアタックなどで5得点を挙げてキューバを一気に突き放すと、15-12で第1セットを先取した。
第2セット
序盤、日本はキューバのクイックや伸びるサーブに手を焼きながらも、金森晴香のクイックや山内の相手ブロックを利用したアタックポイントなどで対抗して、一進一退の展開となった。日本の連続ミスで5-8となったところで日本ベンチがタイムアウトを要求。落ち着きを取り戻すと、2枚替えの効果もあり、間橋香織のスパイクや櫻井美樹のサービスエースなどでリードを保ったまま終盤に向った。粘るキューバに13-12と追いすがられたが、最後は工藤嶺のアタックがストレートに決まると、さらに伊藤望のキルブロックで15-12とし、2セットを連取した。
第3セット
いきなりキューバのサーバーのラインクロスから始まった第3セット。出鼻をくじかれた形のキューバに対して、攻撃の手を緩めない日本は金森のサーブで相手サーブレシーブを崩すと、工藤のストレートコースへのアタックで攻め立て、一気に10-3とした。終盤は坂本の独り舞台で、ブロックや連続アタックポイントで14-7とキューバを追い詰めると、最後はサービスエースでダメを押し、15-7で第3セットも日本がものにした。
第4セット
出だしからサイドの取り合いとなった第4セット。工藤や間橋のアタックで得点する日本に対し、高い打点からのアタックやブロックで対抗するキューバが8-10とリードした。日本はタイムアウトを取ると、そこから山内の連続アタックポイントなどで11-10と、一旦は逆転に成功した。終盤、粘るキューバの攻撃に11-12と再逆転されたが、その後は工藤、廣瀬七海のアタックや伊藤のブロックポイントなどで確実に加点した日本が15-13で第4セットを獲得し、セットカウント4-0でこの試合に勝利した。
【1次リーグ戦B組順位表(9月11日終了時点)】
1位: ブラジル(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: ブルガリア(2勝0敗、勝点6、セット率=4.000)
3位: 日本(1勝1敗、勝点3、セット率=1.500)
4位: トルコ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
5位: キューバ(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.756)
6位: ケニア(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.425)
【日本の次戦】
試合日時: 9月12日(火)17:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:ブラジル
9月10日 日本×ブルガリア 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
1
2
3
4
5
6
7
日本
1敗
2
13
15
15
13
12
11
–
ブルガリア
1勝
4
15
13
11
15
15
15
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
出だしにキャプテン・山内美咲のアタックなどで2-0と先行した日本だったが、サイドアウトの応酬のあと、ブルガリアの高い打点からのアタックによる反撃を受け、6-8とリードを許した。ここで日本は1回目のタイムアウトを要求、そこから長内美和子の攻撃などで12-11と盛り返すが、終盤にかけてブルガリアに連続ブロックポイントを許して万事休す。13-15で第1セットを失った。
第2セット
何とかリズムを変えたい日本はセッター・櫻井美樹を先発させた。出だしはブルガリアのセンターからの攻撃を防ぎ切れず、一進一退の展開で3-4となるが、杉郁香のライトに回り込んだ攻撃などで8-5と一気に挽回に成功した。ブルガリアの伸びるサーブに手を焼き、突き放せないまま11-13と逆転を許したものの、ここで踏ん張りを見せた日本は長内にボールを集めて再度リードを奪うと、15-13で第2セットを取り返した。
第3セット
出だしからサイドアウトの応酬となった第3セット。相変わらず日本のブロックの手を弾くブルガリアの強打に対し、日本は長内のアタックなどで踏ん張り、7-7と競った。ここから伊藤望の連続ブロックポイントや坂本奈々香、山内のアタックなどで勢いづいた日本。ブルガリアを圧倒して15-11で第3セットを奪取した。
第4セット
日本は好調を維持する長内や山内のアタックなどで得点したが、サーブレシーブが好調なブルガリアにクイックなどで得点され、6-9とリードを許した。ここで日本はタイムアウトを要求、それが功を奏したのか、終盤には日本も踏ん張ってサイドの取り合いとなり13-13とした。ところが、ここで痛恨のサーブミス出ると、最後はスパイクが大きくコートを割り、13-15で第4セットを失った。
第5セット
相変わらずブルガリアの足の長いサーブにレセプション(サーブレシーブ)を崩され気味の日本。出だしに4失点を喫するなど、3-6と一気にリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。これで落ち着きを取り戻すと、金森晴香のブロックや坂本のアタックなどで11-8と巻き返したが、日本のサーブミスをきっかけに流れが変わると、強弱を交えたアタックや高いブロックでブルガリアに6連続得点を奪われ11-14と一気に突き放された。最後もブルガリアの強烈なアタックがだめを押す形となり、12-15で第5セットを奪われた。
第6セット
後のない日本が伊藤や金森のブロックポイントなどで7-4とリードしたところで、ブルガリアがたまらずタイムアウトを要求した。これが奏功したか、日本は中盤以降は正確なサーブレシーブから両サイドに散らされるブルガリアの猛攻を防ぎ切れず、ブルガリアに連続得点を許して11-14とマッチポイントを握られた。最後は日本にスパイクミスが出て11-15で第6セットを失い、初戦を落とした。
【日本の次戦】
試合日時: 9月11日(月)17:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:キューバ
チーム | セットカウント | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 1敗 |
2 | 13 | 15 | 15 | 13 | 12 | 11 | – |
ブルガリア 1勝 |
4 | 15 | 13 | 11 | 15 | 15 | 15 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
出だしにキャプテン・山内美咲のアタックなどで2-0と先行した日本だったが、サイドアウトの応酬のあと、ブルガリアの高い打点からのアタックによる反撃を受け、6-8とリードを許した。ここで日本は1回目のタイムアウトを要求、そこから長内美和子の攻撃などで12-11と盛り返すが、終盤にかけてブルガリアに連続ブロックポイントを許して万事休す。13-15で第1セットを失った。
第2セット
何とかリズムを変えたい日本はセッター・櫻井美樹を先発させた。出だしはブルガリアのセンターからの攻撃を防ぎ切れず、一進一退の展開で3-4となるが、杉郁香のライトに回り込んだ攻撃などで8-5と一気に挽回に成功した。ブルガリアの伸びるサーブに手を焼き、突き放せないまま11-13と逆転を許したものの、ここで踏ん張りを見せた日本は長内にボールを集めて再度リードを奪うと、15-13で第2セットを取り返した。
第3セット
出だしからサイドアウトの応酬となった第3セット。相変わらず日本のブロックの手を弾くブルガリアの強打に対し、日本は長内のアタックなどで踏ん張り、7-7と競った。ここから伊藤望の連続ブロックポイントや坂本奈々香、山内のアタックなどで勢いづいた日本。ブルガリアを圧倒して15-11で第3セットを奪取した。
第4セット
日本は好調を維持する長内や山内のアタックなどで得点したが、サーブレシーブが好調なブルガリアにクイックなどで得点され、6-9とリードを許した。ここで日本はタイムアウトを要求、それが功を奏したのか、終盤には日本も踏ん張ってサイドの取り合いとなり13-13とした。ところが、ここで痛恨のサーブミス出ると、最後はスパイクが大きくコートを割り、13-15で第4セットを失った。
第5セット
相変わらずブルガリアの足の長いサーブにレセプション(サーブレシーブ)を崩され気味の日本。出だしに4失点を喫するなど、3-6と一気にリードされたところで1回目のタイムアウトを取った。これで落ち着きを取り戻すと、金森晴香のブロックや坂本のアタックなどで11-8と巻き返したが、日本のサーブミスをきっかけに流れが変わると、強弱を交えたアタックや高いブロックでブルガリアに6連続得点を奪われ11-14と一気に突き放された。最後もブルガリアの強烈なアタックがだめを押す形となり、12-15で第5セットを奪われた。
第6セット
後のない日本が伊藤や金森のブロックポイントなどで7-4とリードしたところで、ブルガリアがたまらずタイムアウトを要求した。これが奏功したか、日本は中盤以降は正確なサーブレシーブから両サイドに散らされるブルガリアの猛攻を防ぎ切れず、ブルガリアに連続得点を許して11-14とマッチポイントを握られた。最後は日本にスパイクミスが出て11-15で第6セットを失い、初戦を落とした。
【日本の次戦】
試合日時: 9月11日(月)17:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦
対戦相手:キューバ