- 8
- ウィングスパイカー
第15回世界ユース女子選手権大会(U-18)
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- YEAR
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- 2024
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- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- イタリア
- ドミニカ共和国
- ロシア
- トルコ
- 日本
- ドイツ
- アルゼンチン
- アメリカ
- ベラルーシ
- ブラジル
- 韓国
- ペルー
- セルビア
- コロンビア
- スロベニア
- ポーランド
- タイ
- メキシコ
- 中国
- キューバ
日本の試合結果
8月27日 日本×ドイツ 5-6位決定戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
–
–
ドイツ
0
22
10
21
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本は立ち上がりから気持ちの入ったプレーを見せると、2-3から西川有喜のサービスエース2本を含む5連続得点を奪い、7-3とリードを奪った。ドイツのミスなどで10-6として中盤に突入すると、ドイツのブロックに得点を阻まれ11-10と1点差まで追い上げられた。さらに高さのあるレフト攻撃を決められたが、中川つかさ、水杉玲奈のディグ(強打レシーブ)からエース・曽我啓菜がスパイクを決め、16-12と日本のリードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤は連続得点をするが連続失点も許す展開となったが、22-22の同点の場面でドイツにミスが出て、25-22で第1セットを奪った。
第2セット
立ち上がりから野中瑠衣のサーブでドイツを崩し7連続得点を奪うと、8-1で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。荒木彩花がクイックを2本決めると、さらにサービスエースも飛び出して10-1でドイツが2回目のタイムアウトを取った。日本に勢いがついたと思われたが、連続ミスが出て15-8とドイツに追い上げられた。それでも5本のサービスエースを奪うなどサーブが好調の日本は、高さのあるドイツに1本もブロックポイントを与えない試合を展開し、25-10で2セット連取に成功した。
第3セット
このセットもサーブが好調で、曽我、伊藤麻緒がサービスエースを決めて8-5で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。さらにディグからのトランジションアタックも決まり10-6とリードを保った。中盤、連続得点を奪い合う展開となり、16-16とドイツに追い付かれたが、この状況をエースの曽我と西川のポイントで乗り切ると、最後は伊藤のクイックとブロックで25-21。セットカウント3-0のストレート勝ちをおさめた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
8月26日 日本×アルゼンチン セミファイナルラウンド(5-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
25
–
–
アルゼンチン
0
18
19
17
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
地元の大声援を背に躍動するアルゼンチンを相手に、立ち上がりから攻め立てる日本。ディグ(強打レシーブ)で好プレーが出て、ボールを1回も落とすことなく8-0で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。サーブレシーブもセッターへ正確に返球され、ミドルブロッカーの伊藤麻緒、山田二千華が次々にクイックを決めた。13-2でアルゼンチンが2度目のタイムアウトを取ると、立て直したアルゼンチンが日本のミスにつけ込み連続得点を奪い、19-13と追い上げられたところで日本はタイムアウトを取った。その後は一進一退で試合が進み、最後は日本が25-18で第1セットを先取した。
第2セット
両チームともにスパイクミス、サーブミスが目立つ立ち上がりとなった。1回目のテクニカルタイムアウトは8-5と日本のリードで折り返すと、2枚替えで入った中澤恵の得点で16-12とリードを保った。山田のブロック、高柳有里のスパイクで19-14とすると、第1セット後半より内容がよくなってきたアルゼンチンに連続スパイクを決められ、22-19まで追い上げられた。しかし、最後は曽我啓菜のスパイクで突き離し、25-19で2セット連取に成功した。
第3セット
あとがなくなったアルゼンチンが奮起し、両チームがサイドアウトを取りながら1点ずつ得点を重ねた。5-7とアルゼンチンのリード場面から、伊藤のクイック、高柳のブロック、曽我のスパイクなどで11-7と逆転し、リードを奪った。中盤以降はリベロ・水杉玲奈のディグから攻撃が展開されると、アルゼンチンにミスが出て19-12と大量リードに成功した。20-12からアルゼンチンの猛追を受けて20-16と4点差まで迫られたが、最後は西川が好プレーを発揮し25-17で第3セットを奪取。ストレート勝ちを収めた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月27日(日)10:00~(日本時間22:00~)
ラウンド: 5-6位決定戦
対戦相手: ドイツ
動画配信(予定): FIVB YouTubeチャンネル
8月25日 日本×ロシア クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
0
22
17
30
–
–
ロシア
3
25
25
32
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
前回大会の2次リーグ戦(ラウンド16)で敗れたロシアとの対戦。大型チームのロシアに対してセッター・中川つかさはクイック、バックアタックを使っていく。サーブで崩されて単調な攻撃になったところをブロックで止められて、8-12で日本がタイムアウトを取った。その後、西川有喜がサービスエースを決めて14-14と追い付くが、レフトからのスパイクを連続で決められ、16-20と引き離された。ロシアの高さのある攻撃に苦しみ、22-25で第1セットを落とした。
第2セット
このセットはロシアの連続ブロックポイントから始まったが、ロシアにサーブミス、スパイクミスが出て8-7と日本のリードでテクニカルタイムアウトとなった。ロシアはミスこそあるものの、切り返しからクイックを連続で決めたところから勢いが出て、14-18とリードを広げられた。サーブレシーブの返球率が悪く思い通りの攻撃ができない日本は、このセット8本のブロックポイントを取られ、17-25で第2セットを失った。
第3セット
伊藤麻緒のブロックポイントでスタート。互いに譲らず、7-8で1回目のタイムアウトを迎えた。ロシアのレフトの平行トスからの速い攻撃に決定力があったが、粘りが出てきた日本は曽我啓菜のバックアタック、野中瑠衣がスパイクを決めて、16-15と一歩リードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その後は長いラリーが続くようになり、日本にリズムが出てきた。山田二千華の連続スパイクで23-19とリードを奪ったが、ミスから失点し23-24とロシアのマッチポイントまで連続得点を許した。日本はデュースに持ち込んだものの、30-32で第3セットを取られセットカウント0-3で敗戦となった。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月26日(土)16:00~(日本時間翌4:00~)
ラウンド: セミファイナルラウンド(5-8位)
対戦相手: アルゼンチン
動画配信(予定): FIVB YouTubeチャンネル
8月23日 日本×セルビア ラウンド16
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
26
19
17
セルビア
2
23
24
28
25
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
1次リーグ戦が終了し、この試合からは負けたら優勝の可能性が潰えるトーナメント戦になった。1次リーグ戦C組3位のセルビアとの対戦は、両チームともにミスが目立つ出だしとなったが、セルビアにブロックが出て6-8で最初のタイムアウトとなった。一進一退のまま進行し15-16で2度目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、17-17から長いラリーを日本が制して流れを掴み、19-17とリードを奪った。曽我啓菜のスパイクで21-17と一歩抜け出すと、セルビアが2度目のタイムアウトを切った。最後は曽我、西川有喜の両エースが得点し、25-21で第1セットを取った。
第2セット
セルビアのサーブが強みを増す中、日本はディフェンスが機能し8-6で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。セルビアのミスが目立ち始めると日本ペースで試合が動き、15-12でセルビアがタイムアウトを要求。テクニカルタイムアウト後もセルビアにミスが出て、17-12と大きく引き離した。中川つかさのサービスエース、伊藤麻緒のクイックで完全に流れを引き寄せると、22-14とさらに点差を広げた。セット終了間際に連続でミスが出たが、25-18でセット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりからセルビアは厳しいサーブと高いブロックで日本を苦しめ、6-8で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。9-9と同点に追い付くと、中盤はサイドアウトを取り合い、24-19と日本が勝利に王手をかけた。ところが、ここからセルビアがエース Sara Caric(#1)の奮起で5連続得点。デュースに持ち込まれると、勝利目前から一転、26-28で第3セットを落とした。
第4セット
息を吹き返したセルビアがCaric(#1)を中心に思い切ったサーブを武器に強気で攻めてくるが、日本も負けじとレシーブで応戦。8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、2枚替えで流れを引き寄せようと試みるが、14-16とセルビアのリードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。点差を詰めたい日本だが、逆にセルビアの高いブロックが機能して17-22とリードを広げられた。終盤も流れは変わらず、19-25でセルビアに第4セットを取られフルセットに持ち込まれた。
第5セット
セルビアにサービスエースで先制されるが、曽我の踏ん張りで4-1と日本がリードし、たまらずセルビアがタイムアウトを要求。さらに西川がサービスエースを決め7-4とリードを広げると、セルビアは2回目のタイムアウトを切った。8-5でチェンジコートの後、連続サービスエースを奪われ8-8と追い付かれた。その後は拮抗状態が続き、13-14でセルビアにマッチポイントを取られ窮地に追い込まれたが、曽我の活躍でデュースに持ち込むと、最後はセルビアのスパイクミスで17-15でゲームセット。フルセットの末に勝利し、ベスト8入りを決めた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
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【日本の次戦】
現地時間: 8月25日(金)18:05~(日本時間翌6:05~)
ラウンド: クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
対戦相手: ロシア
8月21日 日本×トルコ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
1
20
23
25
28
–
トルコ
3勝
3
25
25
21
30
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
5チームによる1回総当たり戦でのリーグ戦のため、1日休みを挟んで2勝のトルコと、開幕から3連戦で3勝の日本による、D組1位を賭けた戦いとなった。
硬さが見られる日本は、トルコのサーブと高いブロックに阻まれ、1-6でタイムアウトを取った。サーブレシーブの返球率が低い日本は、トルコのサーブに苦しみながらも粘り、15-16と追い上げた。トルコのエース・Ebrar Karakurt(#18)のスパイクがなかなか拾えず、さらにサーブで崩されると、6本のブロックポイントを奪われた。日本は追い付きながらも終盤に5連続失点を喫し、20-25で第1セットを落とした。
第2セット
トルコにサーブで崩される、苦しい展開から抜け出せない日本。ミスも続き4-8とトルコにリードを許した。伊藤麻緒のブロックとクイックで9-10と1点差まで追いすがるが、相手エースに連続得点を決められて9-14と再び引き離された。交代で入った野中瑠衣の3連続サービスエースで勢いをつけ、15-15の同点に追い付くが、17-17からスパイクを決められ17-20と再びトルコがリード。西川有喜の連続サービスエースなどで21-20と終盤に一時は逆転したが、相手エースにアタックを決められると23-25で第2セットもトルコに取られた。
第3セット
後がなくなった日本は粘り強くディグ(強打レシーブ)からラリーを続け、8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。9-9から曽我啓菜のアタック、野中のサービスエースで11-9と一歩リードすると、中盤は一進一退の展開から西川のサービスエースで16-15とし、2回目のテクニカルタイムアウトとなった。20-17までリードを保ったが、ミスが出て20-20とトルコに追い付かれる。それでも曽我、西川のスパイクでトルコを突き離して、25-21で第3セットを取り返した。
第4セット
序盤に4-7とトルコにリードを許し、苦しい状況で試合が進んだ。セッター・中川つかさのサービスエースなどで8-8の同点に追い付いたが、Karakurt(#18)のスパイクが連続で決まりだし、10-15と突き離された。立て続けに連続得点を奪った日本は16-16と同点に追い付くと、16-20と再び引き離されながらも「トルコに追い付く」という気持ちの入ったラリーで20-20と並んだ。20点以降は拮抗した試合展開となりデュースまでもつれ込んだが、最後は28-30でトルコに第4セットを奪われ、今大会初黒星を喫した。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
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【1次リーグ戦D組順位表(8月21日終了時点)】
1位: トルコ(3勝0敗)
2位: 日本(3勝1敗)
3位: ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=1.020)
4位: ドミニカ共和国(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=0.835)
5位: 中国(0勝3敗)
【日本の次戦】
現地時間: 8月23日(水)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: ラウンド16
対戦相手: セルビア(C組3位)
8月20日 日本×中国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
中国
2敗
0
13
11
16
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
「第11回アジアユース女子選手権大会(U-18)」の決勝戦で勝利している中国だが、やはり大型チームということで侮れない相手である。立ち上がりは一進一退の試合展開となり、8-7でテクニカルタイムアウト。9-9から曽我啓菜の連続バックアタック、西川有喜の3連続サービスエースで相手を引き離し、16-10で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。勢いに乗った日本は20-11までリードを広げると、前後に揺さぶるサーブで効果的に中国を崩して、25-13で第1セットを奪った。
第2セット
日本はサーブで中国を崩す戦略が奏功、連携もよく、11-3で中国がタイムアウトを取った。中盤には7連続得点を奪い16-3で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤、倉田朱里、中澤恵、野中瑠衣、宮部愛芽世、荒木彩花を投入。勢いは止まることなく、25-11で2セット連取した。
第3セット
出だしこそ3-5と中国にリードされるが、中澤のバックアタック、宮部のブロック、野中のスパイクで10-6と逆転し、リードを奪った。リベロ・水杉玲奈の好レシーブから全員のディフェンスがうまく機能しボールを繋げると、クイックやバックアタックが効果的に決まり20-14としたところで中国がタイムアウト。21点から25点まで連続得点を奪い、最後は宮部のサービスエースで25-16とし、ストレート勝ちをおさめた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【1次リーグ戦D組順位表(8月20日終了時点)】
1位: 日本(3勝0敗)
2位: トルコ(2勝0敗)
3位: ドミニカ共和国(1勝2敗)
4位: ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
5位: 中国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
【日本の次戦】
現地時間: 8月21日(月)10:00~(日本時間22:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: トルコ
8月19日 日本×ドミニカ共和国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
25
25
25
–
–
ドミニカ共和国
2敗
0
20
8
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本の好サーブで押し気味に試合が進行したが、ドミニカ共和国のブロックに苦しめられる。拮抗した展開で点差がつかない中、ドミニカ共和国にスパイクミスが出てリードを奪うも、日本にもミスが出て同点に追いつかれた。18-18から伊藤麻緒のクイックとブロック、曽我啓菜のスパイクで連続得点を取り、21-18とリードして流れを呼び込むと、25-20で第1セットを先取した。
第2セット
第1セット後半からドミニカ共和国のサーブミス、スパイクミスが目立っていたが、このセットの立ち上がりもそのミスが続き、8-3と日本のリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本はサーブで効果的にドミニカ共和国を崩し、ミスを誘って完全に流れを掴んだ。16-6で2回目のテクニカルタイムアウトを取ると、終盤はサービスエースで5得点を挙げ、25-8で2セット連取した。
第3セット
日本は粘り強いディグ(強打レシーブ)からラリーを続けてドミニカ共和国のミスを誘い出し、ペースを掴んだ。11-6でドミニカ共和国がタイムアウトを取った後もバックアタック、クイック、フェイントなど多彩な攻撃で攻め続けた。途中でミスが出て16-14と追い上げられたが、宮部愛芽世のスパイクで引き離すと、最後は相手のスパイクミスで25-19。日本が今大会2勝目を挙げた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
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【1次リーグ戦D組順位表(8月19日終了時点)】
1位: 日本(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: トルコ(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
3位: ドミニカ共和国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
4位: ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.855)
5位: 中国(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.466)
【日本の次戦】
現地時間: 8月20日(日)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: 中国
8月18日 日本×ペルー 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
26
25
–
–
ペルー
1敗
0
23
24
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
お互い硬さが見られる展開で試合が始まったが、西川有喜のポイントで8-5と日本のリードでテクニカルタイムアウト。その後、10-5とリードを広げるが、ミスなどでペルーに連続得点を許すと、13-14とリードを許した。曽我啓菜の頑張りで16-14と再度リードしてテクニカルタイムアウトを迎えると、荒木彩花のクイック、西川、曽我のポイントで19-15と点差を広げた。倉田朱里、宮部愛芽世を2枚替えで投入すると、ミスが出て一時は逆転を許したが、終盤に山田二千華のサービスエース、荒木のブロックが決まり、25-23で第1セットを辛くも先取した。
第2セット
硬さの取れない日本はペルーのサーブとブロックに苦戦。1-5とリードを許し、タイムアウトを要求した。5-6と点差を詰めたものの、クイックを決められると6-11と再び離され、2回目のタイムアウトを取らざるを得ない展開に。そこから西川、曽我のポイントで連続得点を挙げ、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、相手のクイックをブロックできない中、山田のクイックなどで応戦すると19-18と逆転に成功。最後はデュースにもつれ込んだが、曽我のサービスエースで26-24。セット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりは拮抗した展開となったが、セッター・中川つかさの好トスからミドルブロッカー陣がクイックを決めて主導権を奪い、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本本来の粘り強さが出ると、リベロ・水杉玲奈を中心とするディグ(強打レシーブ)もよくなり、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、交代で入った宮部、中澤恵も得点し22-14とすると、最後まで日本のペースを崩さずに25-18で第3セットを奪取し、勝利を掴み取った。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
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P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月19日(土) 12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: ドミニカ共和国
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
ドイツ | 0 | 22 | 10 | 21 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本は立ち上がりから気持ちの入ったプレーを見せると、2-3から西川有喜のサービスエース2本を含む5連続得点を奪い、7-3とリードを奪った。ドイツのミスなどで10-6として中盤に突入すると、ドイツのブロックに得点を阻まれ11-10と1点差まで追い上げられた。さらに高さのあるレフト攻撃を決められたが、中川つかさ、水杉玲奈のディグ(強打レシーブ)からエース・曽我啓菜がスパイクを決め、16-12と日本のリードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤は連続得点をするが連続失点も許す展開となったが、22-22の同点の場面でドイツにミスが出て、25-22で第1セットを奪った。
第2セット
立ち上がりから野中瑠衣のサーブでドイツを崩し7連続得点を奪うと、8-1で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。荒木彩花がクイックを2本決めると、さらにサービスエースも飛び出して10-1でドイツが2回目のタイムアウトを取った。日本に勢いがついたと思われたが、連続ミスが出て15-8とドイツに追い上げられた。それでも5本のサービスエースを奪うなどサーブが好調の日本は、高さのあるドイツに1本もブロックポイントを与えない試合を展開し、25-10で2セット連取に成功した。
第3セット
このセットもサーブが好調で、曽我、伊藤麻緒がサービスエースを決めて8-5で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。さらにディグからのトランジションアタックも決まり10-6とリードを保った。中盤、連続得点を奪い合う展開となり、16-16とドイツに追い付かれたが、この状況をエースの曽我と西川のポイントで乗り切ると、最後は伊藤のクイックとブロックで25-21。セットカウント3-0のストレート勝ちをおさめた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
アルゼンチン | 0 | 18 | 19 | 17 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
地元の大声援を背に躍動するアルゼンチンを相手に、立ち上がりから攻め立てる日本。ディグ(強打レシーブ)で好プレーが出て、ボールを1回も落とすことなく8-0で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。サーブレシーブもセッターへ正確に返球され、ミドルブロッカーの伊藤麻緒、山田二千華が次々にクイックを決めた。13-2でアルゼンチンが2度目のタイムアウトを取ると、立て直したアルゼンチンが日本のミスにつけ込み連続得点を奪い、19-13と追い上げられたところで日本はタイムアウトを取った。その後は一進一退で試合が進み、最後は日本が25-18で第1セットを先取した。
第2セット
両チームともにスパイクミス、サーブミスが目立つ立ち上がりとなった。1回目のテクニカルタイムアウトは8-5と日本のリードで折り返すと、2枚替えで入った中澤恵の得点で16-12とリードを保った。山田のブロック、高柳有里のスパイクで19-14とすると、第1セット後半より内容がよくなってきたアルゼンチンに連続スパイクを決められ、22-19まで追い上げられた。しかし、最後は曽我啓菜のスパイクで突き離し、25-19で2セット連取に成功した。
第3セット
あとがなくなったアルゼンチンが奮起し、両チームがサイドアウトを取りながら1点ずつ得点を重ねた。5-7とアルゼンチンのリード場面から、伊藤のクイック、高柳のブロック、曽我のスパイクなどで11-7と逆転し、リードを奪った。中盤以降はリベロ・水杉玲奈のディグから攻撃が展開されると、アルゼンチンにミスが出て19-12と大量リードに成功した。20-12からアルゼンチンの猛追を受けて20-16と4点差まで迫られたが、最後は西川が好プレーを発揮し25-17で第3セットを奪取。ストレート勝ちを収めた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月27日(日)10:00~(日本時間22:00~)
ラウンド: 5-6位決定戦
対戦相手: ドイツ
動画配信(予定): FIVB YouTubeチャンネル
8月25日 日本×ロシア クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
0
22
17
30
–
–
ロシア
3
25
25
32
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
前回大会の2次リーグ戦(ラウンド16)で敗れたロシアとの対戦。大型チームのロシアに対してセッター・中川つかさはクイック、バックアタックを使っていく。サーブで崩されて単調な攻撃になったところをブロックで止められて、8-12で日本がタイムアウトを取った。その後、西川有喜がサービスエースを決めて14-14と追い付くが、レフトからのスパイクを連続で決められ、16-20と引き離された。ロシアの高さのある攻撃に苦しみ、22-25で第1セットを落とした。
第2セット
このセットはロシアの連続ブロックポイントから始まったが、ロシアにサーブミス、スパイクミスが出て8-7と日本のリードでテクニカルタイムアウトとなった。ロシアはミスこそあるものの、切り返しからクイックを連続で決めたところから勢いが出て、14-18とリードを広げられた。サーブレシーブの返球率が悪く思い通りの攻撃ができない日本は、このセット8本のブロックポイントを取られ、17-25で第2セットを失った。
第3セット
伊藤麻緒のブロックポイントでスタート。互いに譲らず、7-8で1回目のタイムアウトを迎えた。ロシアのレフトの平行トスからの速い攻撃に決定力があったが、粘りが出てきた日本は曽我啓菜のバックアタック、野中瑠衣がスパイクを決めて、16-15と一歩リードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その後は長いラリーが続くようになり、日本にリズムが出てきた。山田二千華の連続スパイクで23-19とリードを奪ったが、ミスから失点し23-24とロシアのマッチポイントまで連続得点を許した。日本はデュースに持ち込んだものの、30-32で第3セットを取られセットカウント0-3で敗戦となった。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月26日(土)16:00~(日本時間翌4:00~)
ラウンド: セミファイナルラウンド(5-8位)
対戦相手: アルゼンチン
動画配信(予定): FIVB YouTubeチャンネル
8月23日 日本×セルビア ラウンド16
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3
25
25
26
19
17
セルビア
2
23
24
28
25
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
1次リーグ戦が終了し、この試合からは負けたら優勝の可能性が潰えるトーナメント戦になった。1次リーグ戦C組3位のセルビアとの対戦は、両チームともにミスが目立つ出だしとなったが、セルビアにブロックが出て6-8で最初のタイムアウトとなった。一進一退のまま進行し15-16で2度目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、17-17から長いラリーを日本が制して流れを掴み、19-17とリードを奪った。曽我啓菜のスパイクで21-17と一歩抜け出すと、セルビアが2度目のタイムアウトを切った。最後は曽我、西川有喜の両エースが得点し、25-21で第1セットを取った。
第2セット
セルビアのサーブが強みを増す中、日本はディフェンスが機能し8-6で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。セルビアのミスが目立ち始めると日本ペースで試合が動き、15-12でセルビアがタイムアウトを要求。テクニカルタイムアウト後もセルビアにミスが出て、17-12と大きく引き離した。中川つかさのサービスエース、伊藤麻緒のクイックで完全に流れを引き寄せると、22-14とさらに点差を広げた。セット終了間際に連続でミスが出たが、25-18でセット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりからセルビアは厳しいサーブと高いブロックで日本を苦しめ、6-8で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。9-9と同点に追い付くと、中盤はサイドアウトを取り合い、24-19と日本が勝利に王手をかけた。ところが、ここからセルビアがエース Sara Caric(#1)の奮起で5連続得点。デュースに持ち込まれると、勝利目前から一転、26-28で第3セットを落とした。
第4セット
息を吹き返したセルビアがCaric(#1)を中心に思い切ったサーブを武器に強気で攻めてくるが、日本も負けじとレシーブで応戦。8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、2枚替えで流れを引き寄せようと試みるが、14-16とセルビアのリードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。点差を詰めたい日本だが、逆にセルビアの高いブロックが機能して17-22とリードを広げられた。終盤も流れは変わらず、19-25でセルビアに第4セットを取られフルセットに持ち込まれた。
第5セット
セルビアにサービスエースで先制されるが、曽我の踏ん張りで4-1と日本がリードし、たまらずセルビアがタイムアウトを要求。さらに西川がサービスエースを決め7-4とリードを広げると、セルビアは2回目のタイムアウトを切った。8-5でチェンジコートの後、連続サービスエースを奪われ8-8と追い付かれた。その後は拮抗状態が続き、13-14でセルビアにマッチポイントを取られ窮地に追い込まれたが、曽我の活躍でデュースに持ち込むと、最後はセルビアのスパイクミスで17-15でゲームセット。フルセットの末に勝利し、ベスト8入りを決めた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
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【日本の次戦】
現地時間: 8月25日(金)18:05~(日本時間翌6:05~)
ラウンド: クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
対戦相手: ロシア
8月21日 日本×トルコ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
1
20
23
25
28
–
トルコ
3勝
3
25
25
21
30
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
5チームによる1回総当たり戦でのリーグ戦のため、1日休みを挟んで2勝のトルコと、開幕から3連戦で3勝の日本による、D組1位を賭けた戦いとなった。
硬さが見られる日本は、トルコのサーブと高いブロックに阻まれ、1-6でタイムアウトを取った。サーブレシーブの返球率が低い日本は、トルコのサーブに苦しみながらも粘り、15-16と追い上げた。トルコのエース・Ebrar Karakurt(#18)のスパイクがなかなか拾えず、さらにサーブで崩されると、6本のブロックポイントを奪われた。日本は追い付きながらも終盤に5連続失点を喫し、20-25で第1セットを落とした。
第2セット
トルコにサーブで崩される、苦しい展開から抜け出せない日本。ミスも続き4-8とトルコにリードを許した。伊藤麻緒のブロックとクイックで9-10と1点差まで追いすがるが、相手エースに連続得点を決められて9-14と再び引き離された。交代で入った野中瑠衣の3連続サービスエースで勢いをつけ、15-15の同点に追い付くが、17-17からスパイクを決められ17-20と再びトルコがリード。西川有喜の連続サービスエースなどで21-20と終盤に一時は逆転したが、相手エースにアタックを決められると23-25で第2セットもトルコに取られた。
第3セット
後がなくなった日本は粘り強くディグ(強打レシーブ)からラリーを続け、8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。9-9から曽我啓菜のアタック、野中のサービスエースで11-9と一歩リードすると、中盤は一進一退の展開から西川のサービスエースで16-15とし、2回目のテクニカルタイムアウトとなった。20-17までリードを保ったが、ミスが出て20-20とトルコに追い付かれる。それでも曽我、西川のスパイクでトルコを突き離して、25-21で第3セットを取り返した。
第4セット
序盤に4-7とトルコにリードを許し、苦しい状況で試合が進んだ。セッター・中川つかさのサービスエースなどで8-8の同点に追い付いたが、Karakurt(#18)のスパイクが連続で決まりだし、10-15と突き離された。立て続けに連続得点を奪った日本は16-16と同点に追い付くと、16-20と再び引き離されながらも「トルコに追い付く」という気持ちの入ったラリーで20-20と並んだ。20点以降は拮抗した試合展開となりデュースまでもつれ込んだが、最後は28-30でトルコに第4セットを奪われ、今大会初黒星を喫した。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
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P3(PDF)
【1次リーグ戦D組順位表(8月21日終了時点)】
1位: トルコ(3勝0敗)
2位: 日本(3勝1敗)
3位: ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=1.020)
4位: ドミニカ共和国(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=0.835)
5位: 中国(0勝3敗)
【日本の次戦】
現地時間: 8月23日(水)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: ラウンド16
対戦相手: セルビア(C組3位)
8月20日 日本×中国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
中国
2敗
0
13
11
16
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
「第11回アジアユース女子選手権大会(U-18)」の決勝戦で勝利している中国だが、やはり大型チームということで侮れない相手である。立ち上がりは一進一退の試合展開となり、8-7でテクニカルタイムアウト。9-9から曽我啓菜の連続バックアタック、西川有喜の3連続サービスエースで相手を引き離し、16-10で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。勢いに乗った日本は20-11までリードを広げると、前後に揺さぶるサーブで効果的に中国を崩して、25-13で第1セットを奪った。
第2セット
日本はサーブで中国を崩す戦略が奏功、連携もよく、11-3で中国がタイムアウトを取った。中盤には7連続得点を奪い16-3で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤、倉田朱里、中澤恵、野中瑠衣、宮部愛芽世、荒木彩花を投入。勢いは止まることなく、25-11で2セット連取した。
第3セット
出だしこそ3-5と中国にリードされるが、中澤のバックアタック、宮部のブロック、野中のスパイクで10-6と逆転し、リードを奪った。リベロ・水杉玲奈の好レシーブから全員のディフェンスがうまく機能しボールを繋げると、クイックやバックアタックが効果的に決まり20-14としたところで中国がタイムアウト。21点から25点まで連続得点を奪い、最後は宮部のサービスエースで25-16とし、ストレート勝ちをおさめた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
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【1次リーグ戦D組順位表(8月20日終了時点)】
1位: 日本(3勝0敗)
2位: トルコ(2勝0敗)
3位: ドミニカ共和国(1勝2敗)
4位: ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
5位: 中国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
【日本の次戦】
現地時間: 8月21日(月)10:00~(日本時間22:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: トルコ
8月19日 日本×ドミニカ共和国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
25
25
25
–
–
ドミニカ共和国
2敗
0
20
8
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本の好サーブで押し気味に試合が進行したが、ドミニカ共和国のブロックに苦しめられる。拮抗した展開で点差がつかない中、ドミニカ共和国にスパイクミスが出てリードを奪うも、日本にもミスが出て同点に追いつかれた。18-18から伊藤麻緒のクイックとブロック、曽我啓菜のスパイクで連続得点を取り、21-18とリードして流れを呼び込むと、25-20で第1セットを先取した。
第2セット
第1セット後半からドミニカ共和国のサーブミス、スパイクミスが目立っていたが、このセットの立ち上がりもそのミスが続き、8-3と日本のリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本はサーブで効果的にドミニカ共和国を崩し、ミスを誘って完全に流れを掴んだ。16-6で2回目のテクニカルタイムアウトを取ると、終盤はサービスエースで5得点を挙げ、25-8で2セット連取した。
第3セット
日本は粘り強いディグ(強打レシーブ)からラリーを続けてドミニカ共和国のミスを誘い出し、ペースを掴んだ。11-6でドミニカ共和国がタイムアウトを取った後もバックアタック、クイック、フェイントなど多彩な攻撃で攻め続けた。途中でミスが出て16-14と追い上げられたが、宮部愛芽世のスパイクで引き離すと、最後は相手のスパイクミスで25-19。日本が今大会2勝目を挙げた。
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【1次リーグ戦D組順位表(8月19日終了時点)】
1位: 日本(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: トルコ(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
3位: ドミニカ共和国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
4位: ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.855)
5位: 中国(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.466)
【日本の次戦】
現地時間: 8月20日(日)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: 中国
8月18日 日本×ペルー 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
26
25
–
–
ペルー
1敗
0
23
24
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
お互い硬さが見られる展開で試合が始まったが、西川有喜のポイントで8-5と日本のリードでテクニカルタイムアウト。その後、10-5とリードを広げるが、ミスなどでペルーに連続得点を許すと、13-14とリードを許した。曽我啓菜の頑張りで16-14と再度リードしてテクニカルタイムアウトを迎えると、荒木彩花のクイック、西川、曽我のポイントで19-15と点差を広げた。倉田朱里、宮部愛芽世を2枚替えで投入すると、ミスが出て一時は逆転を許したが、終盤に山田二千華のサービスエース、荒木のブロックが決まり、25-23で第1セットを辛くも先取した。
第2セット
硬さの取れない日本はペルーのサーブとブロックに苦戦。1-5とリードを許し、タイムアウトを要求した。5-6と点差を詰めたものの、クイックを決められると6-11と再び離され、2回目のタイムアウトを取らざるを得ない展開に。そこから西川、曽我のポイントで連続得点を挙げ、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、相手のクイックをブロックできない中、山田のクイックなどで応戦すると19-18と逆転に成功。最後はデュースにもつれ込んだが、曽我のサービスエースで26-24。セット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりは拮抗した展開となったが、セッター・中川つかさの好トスからミドルブロッカー陣がクイックを決めて主導権を奪い、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本本来の粘り強さが出ると、リベロ・水杉玲奈を中心とするディグ(強打レシーブ)もよくなり、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、交代で入った宮部、中澤恵も得点し22-14とすると、最後まで日本のペースを崩さずに25-18で第3セットを奪取し、勝利を掴み取った。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
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P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月19日(土) 12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: ドミニカ共和国
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 0 | 22 | 17 | 30 | – | – |
ロシア | 3 | 25 | 25 | 32 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
前回大会の2次リーグ戦(ラウンド16)で敗れたロシアとの対戦。大型チームのロシアに対してセッター・中川つかさはクイック、バックアタックを使っていく。サーブで崩されて単調な攻撃になったところをブロックで止められて、8-12で日本がタイムアウトを取った。その後、西川有喜がサービスエースを決めて14-14と追い付くが、レフトからのスパイクを連続で決められ、16-20と引き離された。ロシアの高さのある攻撃に苦しみ、22-25で第1セットを落とした。
第2セット
このセットはロシアの連続ブロックポイントから始まったが、ロシアにサーブミス、スパイクミスが出て8-7と日本のリードでテクニカルタイムアウトとなった。ロシアはミスこそあるものの、切り返しからクイックを連続で決めたところから勢いが出て、14-18とリードを広げられた。サーブレシーブの返球率が悪く思い通りの攻撃ができない日本は、このセット8本のブロックポイントを取られ、17-25で第2セットを失った。
第3セット
伊藤麻緒のブロックポイントでスタート。互いに譲らず、7-8で1回目のタイムアウトを迎えた。ロシアのレフトの平行トスからの速い攻撃に決定力があったが、粘りが出てきた日本は曽我啓菜のバックアタック、野中瑠衣がスパイクを決めて、16-15と一歩リードで2回目のテクニカルタイムアウトを折り返した。その後は長いラリーが続くようになり、日本にリズムが出てきた。山田二千華の連続スパイクで23-19とリードを奪ったが、ミスから失点し23-24とロシアのマッチポイントまで連続得点を許した。日本はデュースに持ち込んだものの、30-32で第3セットを取られセットカウント0-3で敗戦となった。
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P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月26日(土)16:00~(日本時間翌4:00~)
ラウンド: セミファイナルラウンド(5-8位)
対戦相手: アルゼンチン
動画配信(予定): FIVB YouTubeチャンネル
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 25 | 25 | 26 | 19 | 17 |
セルビア | 2 | 23 | 24 | 28 | 25 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
1次リーグ戦が終了し、この試合からは負けたら優勝の可能性が潰えるトーナメント戦になった。1次リーグ戦C組3位のセルビアとの対戦は、両チームともにミスが目立つ出だしとなったが、セルビアにブロックが出て6-8で最初のタイムアウトとなった。一進一退のまま進行し15-16で2度目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、17-17から長いラリーを日本が制して流れを掴み、19-17とリードを奪った。曽我啓菜のスパイクで21-17と一歩抜け出すと、セルビアが2度目のタイムアウトを切った。最後は曽我、西川有喜の両エースが得点し、25-21で第1セットを取った。
第2セット
セルビアのサーブが強みを増す中、日本はディフェンスが機能し8-6で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。セルビアのミスが目立ち始めると日本ペースで試合が動き、15-12でセルビアがタイムアウトを要求。テクニカルタイムアウト後もセルビアにミスが出て、17-12と大きく引き離した。中川つかさのサービスエース、伊藤麻緒のクイックで完全に流れを引き寄せると、22-14とさらに点差を広げた。セット終了間際に連続でミスが出たが、25-18でセット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりからセルビアは厳しいサーブと高いブロックで日本を苦しめ、6-8で1回目のテクニカルタイムアウトとなった。9-9と同点に追い付くと、中盤はサイドアウトを取り合い、24-19と日本が勝利に王手をかけた。ところが、ここからセルビアがエース Sara Caric(#1)の奮起で5連続得点。デュースに持ち込まれると、勝利目前から一転、26-28で第3セットを落とした。
第4セット
息を吹き返したセルビアがCaric(#1)を中心に思い切ったサーブを武器に強気で攻めてくるが、日本も負けじとレシーブで応戦。8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、2枚替えで流れを引き寄せようと試みるが、14-16とセルビアのリードで2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。点差を詰めたい日本だが、逆にセルビアの高いブロックが機能して17-22とリードを広げられた。終盤も流れは変わらず、19-25でセルビアに第4セットを取られフルセットに持ち込まれた。
第5セット
セルビアにサービスエースで先制されるが、曽我の踏ん張りで4-1と日本がリードし、たまらずセルビアがタイムアウトを要求。さらに西川がサービスエースを決め7-4とリードを広げると、セルビアは2回目のタイムアウトを切った。8-5でチェンジコートの後、連続サービスエースを奪われ8-8と追い付かれた。その後は拮抗状態が続き、13-14でセルビアにマッチポイントを取られ窮地に追い込まれたが、曽我の活躍でデュースに持ち込むと、最後はセルビアのスパイクミスで17-15でゲームセット。フルセットの末に勝利し、ベスト8入りを決めた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月25日(金)18:05~(日本時間翌6:05~)
ラウンド: クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
対戦相手: ロシア
8月21日 日本×トルコ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
1
20
23
25
28
–
トルコ
3勝
3
25
25
21
30
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
5チームによる1回総当たり戦でのリーグ戦のため、1日休みを挟んで2勝のトルコと、開幕から3連戦で3勝の日本による、D組1位を賭けた戦いとなった。
硬さが見られる日本は、トルコのサーブと高いブロックに阻まれ、1-6でタイムアウトを取った。サーブレシーブの返球率が低い日本は、トルコのサーブに苦しみながらも粘り、15-16と追い上げた。トルコのエース・Ebrar Karakurt(#18)のスパイクがなかなか拾えず、さらにサーブで崩されると、6本のブロックポイントを奪われた。日本は追い付きながらも終盤に5連続失点を喫し、20-25で第1セットを落とした。
第2セット
トルコにサーブで崩される、苦しい展開から抜け出せない日本。ミスも続き4-8とトルコにリードを許した。伊藤麻緒のブロックとクイックで9-10と1点差まで追いすがるが、相手エースに連続得点を決められて9-14と再び引き離された。交代で入った野中瑠衣の3連続サービスエースで勢いをつけ、15-15の同点に追い付くが、17-17からスパイクを決められ17-20と再びトルコがリード。西川有喜の連続サービスエースなどで21-20と終盤に一時は逆転したが、相手エースにアタックを決められると23-25で第2セットもトルコに取られた。
第3セット
後がなくなった日本は粘り強くディグ(強打レシーブ)からラリーを続け、8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。9-9から曽我啓菜のアタック、野中のサービスエースで11-9と一歩リードすると、中盤は一進一退の展開から西川のサービスエースで16-15とし、2回目のテクニカルタイムアウトとなった。20-17までリードを保ったが、ミスが出て20-20とトルコに追い付かれる。それでも曽我、西川のスパイクでトルコを突き離して、25-21で第3セットを取り返した。
第4セット
序盤に4-7とトルコにリードを許し、苦しい状況で試合が進んだ。セッター・中川つかさのサービスエースなどで8-8の同点に追い付いたが、Karakurt(#18)のスパイクが連続で決まりだし、10-15と突き離された。立て続けに連続得点を奪った日本は16-16と同点に追い付くと、16-20と再び引き離されながらも「トルコに追い付く」という気持ちの入ったラリーで20-20と並んだ。20点以降は拮抗した試合展開となりデュースまでもつれ込んだが、最後は28-30でトルコに第4セットを奪われ、今大会初黒星を喫した。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
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【1次リーグ戦D組順位表(8月21日終了時点)】
1位: トルコ(3勝0敗)
2位: 日本(3勝1敗)
3位: ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=1.020)
4位: ドミニカ共和国(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=0.835)
5位: 中国(0勝3敗)
【日本の次戦】
現地時間: 8月23日(水)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: ラウンド16
対戦相手: セルビア(C組3位)
8月20日 日本×中国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝
3
25
25
25
–
–
中国
2敗
0
13
11
16
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
「第11回アジアユース女子選手権大会(U-18)」の決勝戦で勝利している中国だが、やはり大型チームということで侮れない相手である。立ち上がりは一進一退の試合展開となり、8-7でテクニカルタイムアウト。9-9から曽我啓菜の連続バックアタック、西川有喜の3連続サービスエースで相手を引き離し、16-10で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。勢いに乗った日本は20-11までリードを広げると、前後に揺さぶるサーブで効果的に中国を崩して、25-13で第1セットを奪った。
第2セット
日本はサーブで中国を崩す戦略が奏功、連携もよく、11-3で中国がタイムアウトを取った。中盤には7連続得点を奪い16-3で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤、倉田朱里、中澤恵、野中瑠衣、宮部愛芽世、荒木彩花を投入。勢いは止まることなく、25-11で2セット連取した。
第3セット
出だしこそ3-5と中国にリードされるが、中澤のバックアタック、宮部のブロック、野中のスパイクで10-6と逆転し、リードを奪った。リベロ・水杉玲奈の好レシーブから全員のディフェンスがうまく機能しボールを繋げると、クイックやバックアタックが効果的に決まり20-14としたところで中国がタイムアウト。21点から25点まで連続得点を奪い、最後は宮部のサービスエースで25-16とし、ストレート勝ちをおさめた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
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P3(PDF)
【1次リーグ戦D組順位表(8月20日終了時点)】
1位: 日本(3勝0敗)
2位: トルコ(2勝0敗)
3位: ドミニカ共和国(1勝2敗)
4位: ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
5位: 中国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
【日本の次戦】
現地時間: 8月21日(月)10:00~(日本時間22:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: トルコ
8月19日 日本×ドミニカ共和国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
25
25
25
–
–
ドミニカ共和国
2敗
0
20
8
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本の好サーブで押し気味に試合が進行したが、ドミニカ共和国のブロックに苦しめられる。拮抗した展開で点差がつかない中、ドミニカ共和国にスパイクミスが出てリードを奪うも、日本にもミスが出て同点に追いつかれた。18-18から伊藤麻緒のクイックとブロック、曽我啓菜のスパイクで連続得点を取り、21-18とリードして流れを呼び込むと、25-20で第1セットを先取した。
第2セット
第1セット後半からドミニカ共和国のサーブミス、スパイクミスが目立っていたが、このセットの立ち上がりもそのミスが続き、8-3と日本のリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本はサーブで効果的にドミニカ共和国を崩し、ミスを誘って完全に流れを掴んだ。16-6で2回目のテクニカルタイムアウトを取ると、終盤はサービスエースで5得点を挙げ、25-8で2セット連取した。
第3セット
日本は粘り強いディグ(強打レシーブ)からラリーを続けてドミニカ共和国のミスを誘い出し、ペースを掴んだ。11-6でドミニカ共和国がタイムアウトを取った後もバックアタック、クイック、フェイントなど多彩な攻撃で攻め続けた。途中でミスが出て16-14と追い上げられたが、宮部愛芽世のスパイクで引き離すと、最後は相手のスパイクミスで25-19。日本が今大会2勝目を挙げた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【1次リーグ戦D組順位表(8月19日終了時点)】
1位: 日本(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: トルコ(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
3位: ドミニカ共和国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
4位: ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.855)
5位: 中国(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.466)
【日本の次戦】
現地時間: 8月20日(日)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: 中国
8月18日 日本×ペルー 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
26
25
–
–
ペルー
1敗
0
23
24
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
お互い硬さが見られる展開で試合が始まったが、西川有喜のポイントで8-5と日本のリードでテクニカルタイムアウト。その後、10-5とリードを広げるが、ミスなどでペルーに連続得点を許すと、13-14とリードを許した。曽我啓菜の頑張りで16-14と再度リードしてテクニカルタイムアウトを迎えると、荒木彩花のクイック、西川、曽我のポイントで19-15と点差を広げた。倉田朱里、宮部愛芽世を2枚替えで投入すると、ミスが出て一時は逆転を許したが、終盤に山田二千華のサービスエース、荒木のブロックが決まり、25-23で第1セットを辛くも先取した。
第2セット
硬さの取れない日本はペルーのサーブとブロックに苦戦。1-5とリードを許し、タイムアウトを要求した。5-6と点差を詰めたものの、クイックを決められると6-11と再び離され、2回目のタイムアウトを取らざるを得ない展開に。そこから西川、曽我のポイントで連続得点を挙げ、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、相手のクイックをブロックできない中、山田のクイックなどで応戦すると19-18と逆転に成功。最後はデュースにもつれ込んだが、曽我のサービスエースで26-24。セット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりは拮抗した展開となったが、セッター・中川つかさの好トスからミドルブロッカー陣がクイックを決めて主導権を奪い、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本本来の粘り強さが出ると、リベロ・水杉玲奈を中心とするディグ(強打レシーブ)もよくなり、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、交代で入った宮部、中澤恵も得点し22-14とすると、最後まで日本のペースを崩さずに25-18で第3セットを奪取し、勝利を掴み取った。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月19日(土) 12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: ドミニカ共和国
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝1敗 |
1 | 20 | 23 | 25 | 28 | – |
トルコ 3勝 |
3 | 25 | 25 | 21 | 30 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
5チームによる1回総当たり戦でのリーグ戦のため、1日休みを挟んで2勝のトルコと、開幕から3連戦で3勝の日本による、D組1位を賭けた戦いとなった。
硬さが見られる日本は、トルコのサーブと高いブロックに阻まれ、1-6でタイムアウトを取った。サーブレシーブの返球率が低い日本は、トルコのサーブに苦しみながらも粘り、15-16と追い上げた。トルコのエース・Ebrar Karakurt(#18)のスパイクがなかなか拾えず、さらにサーブで崩されると、6本のブロックポイントを奪われた。日本は追い付きながらも終盤に5連続失点を喫し、20-25で第1セットを落とした。
第2セット
トルコにサーブで崩される、苦しい展開から抜け出せない日本。ミスも続き4-8とトルコにリードを許した。伊藤麻緒のブロックとクイックで9-10と1点差まで追いすがるが、相手エースに連続得点を決められて9-14と再び引き離された。交代で入った野中瑠衣の3連続サービスエースで勢いをつけ、15-15の同点に追い付くが、17-17からスパイクを決められ17-20と再びトルコがリード。西川有喜の連続サービスエースなどで21-20と終盤に一時は逆転したが、相手エースにアタックを決められると23-25で第2セットもトルコに取られた。
第3セット
後がなくなった日本は粘り強くディグ(強打レシーブ)からラリーを続け、8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。9-9から曽我啓菜のアタック、野中のサービスエースで11-9と一歩リードすると、中盤は一進一退の展開から西川のサービスエースで16-15とし、2回目のテクニカルタイムアウトとなった。20-17までリードを保ったが、ミスが出て20-20とトルコに追い付かれる。それでも曽我、西川のスパイクでトルコを突き離して、25-21で第3セットを取り返した。
第4セット
序盤に4-7とトルコにリードを許し、苦しい状況で試合が進んだ。セッター・中川つかさのサービスエースなどで8-8の同点に追い付いたが、Karakurt(#18)のスパイクが連続で決まりだし、10-15と突き離された。立て続けに連続得点を奪った日本は16-16と同点に追い付くと、16-20と再び引き離されながらも「トルコに追い付く」という気持ちの入ったラリーで20-20と並んだ。20点以降は拮抗した試合展開となりデュースまでもつれ込んだが、最後は28-30でトルコに第4セットを奪われ、今大会初黒星を喫した。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
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【1次リーグ戦D組順位表(8月21日終了時点)】
1位: トルコ(3勝0敗)
2位: 日本(3勝1敗)
3位: ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=1.020)
4位: ドミニカ共和国(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571、得点率=0.835)
5位: 中国(0勝3敗)
【日本の次戦】
現地時間: 8月23日(水)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: ラウンド16
対戦相手: セルビア(C組3位)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
中国 2敗 |
0 | 13 | 11 | 16 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
「第11回アジアユース女子選手権大会(U-18)」の決勝戦で勝利している中国だが、やはり大型チームということで侮れない相手である。立ち上がりは一進一退の試合展開となり、8-7でテクニカルタイムアウト。9-9から曽我啓菜の連続バックアタック、西川有喜の3連続サービスエースで相手を引き離し、16-10で2回目のテクニカルタイムアウトとなった。勢いに乗った日本は20-11までリードを広げると、前後に揺さぶるサーブで効果的に中国を崩して、25-13で第1セットを奪った。
第2セット
日本はサーブで中国を崩す戦略が奏功、連携もよく、11-3で中国がタイムアウトを取った。中盤には7連続得点を奪い16-3で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。終盤、倉田朱里、中澤恵、野中瑠衣、宮部愛芽世、荒木彩花を投入。勢いは止まることなく、25-11で2セット連取した。
第3セット
出だしこそ3-5と中国にリードされるが、中澤のバックアタック、宮部のブロック、野中のスパイクで10-6と逆転し、リードを奪った。リベロ・水杉玲奈の好レシーブから全員のディフェンスがうまく機能しボールを繋げると、クイックやバックアタックが効果的に決まり20-14としたところで中国がタイムアウト。21点から25点まで連続得点を奪い、最後は宮部のサービスエースで25-16とし、ストレート勝ちをおさめた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【1次リーグ戦D組順位表(8月20日終了時点)】
1位: 日本(3勝0敗)
2位: トルコ(2勝0敗)
3位: ドミニカ共和国(1勝2敗)
4位: ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
5位: 中国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
【日本の次戦】
現地時間: 8月21日(月)10:00~(日本時間22:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: トルコ
8月19日 日本×ドミニカ共和国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝
3
25
25
25
–
–
ドミニカ共和国
2敗
0
20
8
19
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本の好サーブで押し気味に試合が進行したが、ドミニカ共和国のブロックに苦しめられる。拮抗した展開で点差がつかない中、ドミニカ共和国にスパイクミスが出てリードを奪うも、日本にもミスが出て同点に追いつかれた。18-18から伊藤麻緒のクイックとブロック、曽我啓菜のスパイクで連続得点を取り、21-18とリードして流れを呼び込むと、25-20で第1セットを先取した。
第2セット
第1セット後半からドミニカ共和国のサーブミス、スパイクミスが目立っていたが、このセットの立ち上がりもそのミスが続き、8-3と日本のリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本はサーブで効果的にドミニカ共和国を崩し、ミスを誘って完全に流れを掴んだ。16-6で2回目のテクニカルタイムアウトを取ると、終盤はサービスエースで5得点を挙げ、25-8で2セット連取した。
第3セット
日本は粘り強いディグ(強打レシーブ)からラリーを続けてドミニカ共和国のミスを誘い出し、ペースを掴んだ。11-6でドミニカ共和国がタイムアウトを取った後もバックアタック、クイック、フェイントなど多彩な攻撃で攻め続けた。途中でミスが出て16-14と追い上げられたが、宮部愛芽世のスパイクで引き離すと、最後は相手のスパイクミスで25-19。日本が今大会2勝目を挙げた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【1次リーグ戦D組順位表(8月19日終了時点)】
1位: 日本(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: トルコ(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
3位: ドミニカ共和国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
4位: ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.855)
5位: 中国(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.466)
【日本の次戦】
現地時間: 8月20日(日)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: 中国
8月18日 日本×ペルー 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
26
25
–
–
ペルー
1敗
0
23
24
18
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
お互い硬さが見られる展開で試合が始まったが、西川有喜のポイントで8-5と日本のリードでテクニカルタイムアウト。その後、10-5とリードを広げるが、ミスなどでペルーに連続得点を許すと、13-14とリードを許した。曽我啓菜の頑張りで16-14と再度リードしてテクニカルタイムアウトを迎えると、荒木彩花のクイック、西川、曽我のポイントで19-15と点差を広げた。倉田朱里、宮部愛芽世を2枚替えで投入すると、ミスが出て一時は逆転を許したが、終盤に山田二千華のサービスエース、荒木のブロックが決まり、25-23で第1セットを辛くも先取した。
第2セット
硬さの取れない日本はペルーのサーブとブロックに苦戦。1-5とリードを許し、タイムアウトを要求した。5-6と点差を詰めたものの、クイックを決められると6-11と再び離され、2回目のタイムアウトを取らざるを得ない展開に。そこから西川、曽我のポイントで連続得点を挙げ、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、相手のクイックをブロックできない中、山田のクイックなどで応戦すると19-18と逆転に成功。最後はデュースにもつれ込んだが、曽我のサービスエースで26-24。セット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりは拮抗した展開となったが、セッター・中川つかさの好トスからミドルブロッカー陣がクイックを決めて主導権を奪い、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本本来の粘り強さが出ると、リベロ・水杉玲奈を中心とするディグ(強打レシーブ)もよくなり、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、交代で入った宮部、中澤恵も得点し22-14とすると、最後まで日本のペースを崩さずに25-18で第3セットを奪取し、勝利を掴み取った。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月19日(土) 12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: ドミニカ共和国
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
ドミニカ共和国 2敗 |
0 | 20 | 8 | 19 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
日本の好サーブで押し気味に試合が進行したが、ドミニカ共和国のブロックに苦しめられる。拮抗した展開で点差がつかない中、ドミニカ共和国にスパイクミスが出てリードを奪うも、日本にもミスが出て同点に追いつかれた。18-18から伊藤麻緒のクイックとブロック、曽我啓菜のスパイクで連続得点を取り、21-18とリードして流れを呼び込むと、25-20で第1セットを先取した。
第2セット
第1セット後半からドミニカ共和国のサーブミス、スパイクミスが目立っていたが、このセットの立ち上がりもそのミスが続き、8-3と日本のリードで1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本はサーブで効果的にドミニカ共和国を崩し、ミスを誘って完全に流れを掴んだ。16-6で2回目のテクニカルタイムアウトを取ると、終盤はサービスエースで5得点を挙げ、25-8で2セット連取した。
第3セット
日本は粘り強いディグ(強打レシーブ)からラリーを続けてドミニカ共和国のミスを誘い出し、ペースを掴んだ。11-6でドミニカ共和国がタイムアウトを取った後もバックアタック、クイック、フェイントなど多彩な攻撃で攻め続けた。途中でミスが出て16-14と追い上げられたが、宮部愛芽世のスパイクで引き離すと、最後は相手のスパイクミスで25-19。日本が今大会2勝目を挙げた。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【1次リーグ戦D組順位表(8月19日終了時点)】
1位: 日本(2勝0敗、勝点6、セット率=MAX)
2位: トルコ(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
3位: ドミニカ共和国(0勝2敗、勝点0、セット率=0.166)
4位: ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.855)
5位: 中国(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000、得点率=0.466)
【日本の次戦】
現地時間: 8月20日(日)12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: 中国
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 26 | 25 | – | – |
ペルー 1敗 |
0 | 23 | 24 | 18 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
お互い硬さが見られる展開で試合が始まったが、西川有喜のポイントで8-5と日本のリードでテクニカルタイムアウト。その後、10-5とリードを広げるが、ミスなどでペルーに連続得点を許すと、13-14とリードを許した。曽我啓菜の頑張りで16-14と再度リードしてテクニカルタイムアウトを迎えると、荒木彩花のクイック、西川、曽我のポイントで19-15と点差を広げた。倉田朱里、宮部愛芽世を2枚替えで投入すると、ミスが出て一時は逆転を許したが、終盤に山田二千華のサービスエース、荒木のブロックが決まり、25-23で第1セットを辛くも先取した。
第2セット
硬さの取れない日本はペルーのサーブとブロックに苦戦。1-5とリードを許し、タイムアウトを要求した。5-6と点差を詰めたものの、クイックを決められると6-11と再び離され、2回目のタイムアウトを取らざるを得ない展開に。そこから西川、曽我のポイントで連続得点を挙げ、13-16で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えると、相手のクイックをブロックできない中、山田のクイックなどで応戦すると19-18と逆転に成功。最後はデュースにもつれ込んだが、曽我のサービスエースで26-24。セット連取に成功した。
第3セット
立ち上がりは拮抗した展開となったが、セッター・中川つかさの好トスからミドルブロッカー陣がクイックを決めて主導権を奪い、8-6で1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。日本本来の粘り強さが出ると、リベロ・水杉玲奈を中心とするディグ(強打レシーブ)もよくなり、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後、交代で入った宮部、中澤恵も得点し22-14とすると、最後まで日本のペースを崩さずに25-18で第3セットを奪取し、勝利を掴み取った。
この試合の公式記録(FIVBウェブサイト・英語)
P2(PDF)
P3(PDF)
【日本の次戦】
現地時間: 8月19日(土) 12:00~(日本時間24:00~)
ラウンド: 1次リーグ戦(D組)
対戦相手: ドミニカ共和国