第18回アジアジュニア男子選手権大会(U-20)

RESULTS

試合結果

最終順位

  1. 中国
  2. イラン
  3. 韓国
  4. 日本
  5. タイ
  6. トルクメニスタン
  7. スリランカ
  8. カザフスタン
  1. オーストラリア
  2. カタール
  3. イラク
  4. チャイニーズタイペイ
  5. パキスタン
  6. サウジアラビア
  7. バーレーン
  8. ホンコンチャイナ

日本の試合結果

7月17日 日本×韓国 3位決定戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2 25 25 17 24 14
韓国
3 21 19 25 26 16

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

序盤は両チームとも硬く、サイドアウトを取り合う展開となった。高梨健太がラリーを決めて8-7とリードすると、西知恕の好レシーブを高梨が決めて10-7とリードを広げた。鈴木祐貴のブロックで16-12とリードを広げると、終盤には仲本賢優がダイレクトスパイクを決め20-17。さらに鈴木が韓国のエースをブロックし22-18とすると、最後は西と小山貴稀のクイックが決まり、25-21で第1セットを奪った。

第2セット

韓国はセッターとエースを代えスタート。序盤は日本が鈴木の連続ブロックで3-1とリードを奪った。スパイクミスをきっかけに韓国に追い付かれたものの、高梨のスパイクによる連続得点で14-12と逆転に成功すると、韓国のスパイクミスもあり15-12とリードを広げた。終盤、西、小山、鈴木、高梨のスパイクで連続得点を挙げて19-15とすると、最後は金子聖輝の巧いトス回しが光り、25-19で2セット連取に成功した。

第3セット

リベロ・堀江友裕のナイスレシーブをこの試合で33得点を挙げた高梨がバックから決めると、韓国もバックアタックで応戦し7-8で中盤を迎えた。その後、日本にタッチネットのミスがあり12-14とされると、韓国にスパイクを決められ14-17。さらに鈴木が韓国のブロックに捕まり14-19と点差を離された。終盤、セッターを金子から道井淳平に代えてリズムを変えたが、韓国にサービースエース、クイックを決められて17-25で第3セットを落とした。

第4セット

鈴木に代え新井雄大、金子に代え道井を起用。道井のブロックで得点したが、韓国のセッターにツーアタックなどを決められ7-8とリードを許した。その後、道井のブロックで14-11と逆転に成功すると、韓国に追い上げられながらも新井、高梨のスパイクで17-15とリード保った。しかし終盤、日本にスパイクミスが出て21-22と逆転されると、最後は新井のスパイクがブロックされ、24-26。フルセットに持ち込まれた。

第5セット

両チームがサイドアウトを繰り返す中、韓国にスパイクレシーブから得点を決められ4-7とリードを奪われた。日本も新井のスパイクで6-7と追い上げたものの、スパイクミスが出て7-10と再びその差を広げられた。その後、道井、仲本の好レシーブを新井が決めて10-10の同点に追い付くと、終盤は両チーム一歩も譲らずデュースにもつれ込んだ。しかし、最後は新井が韓国にブロックされ、14-16で最終第5セットを落とした。

7月16日 日本×イラン セミファイナルラウンド(1-4位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1 16 16 31 19
イラン
3 25 25 29 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

序盤、イランの高いブロックにスパイカーが捕まり、3-7とリードされると、小山貴稀のサービスエースで流れを掴もうとしたところでイランのセッターにツーアタックを決められた。その後はイランのサーブに苦しめられながらも、金子聖輝のブロックで12-15と点差を縮めて後半に突入した。しかし終盤、イランに連続サービスエースを決められて14-24とセットポイントを握られると、日本はピンチサーバーに道井淳平を起用し流れを変えようと試みたが、最後はイランにスパイクを決められ、16-25で第1セットを失った。

第2セット

高梨健太、鈴木祐貴らアタッカー陣が連続で攻撃をシャットアウトされると、鈴木に代え新井雄大を投入し打開を試みたが、イランにスパイクを決められ3-8とリードを広げられた。その後、仲本賢優が好レシーブから自分でスパイクを決め、7-11と追い上げたが、西知恕がイランのブロックに捕まり9-16と再び大きなリードを許した。終盤、セッターを金子から道井に代えると、その道井がツーアタックを決めて流れを変えようとした。しかし、強さを増すイランのサーブにサーブレシーブを崩され、16-25で第2セットを落とした。

第3セット

このセットはセッターに道井、オポジット(セッター対角に位置する攻撃専門のポジション)に新井を起用。高梨、新井のスパイクで得点を重ねると、さらに西のクイックで8-7とリードを奪った。西、新井のスパイクでイランに応戦すると、中盤には14-16と逆転を許したものの、新井、仲本のスパイクで20-20、さらに高梨のスパイクで23-22と逆転に成功した。終盤、新井が相手ブロックに捕まり、再びイランにリードを許したが、鈴木がイランの攻撃を一枚で封じ27-26と再び逆転。最後は仲本がスパイクを決めて31—29とデュースの末に第3セットを奪い返した。

第4セット

序盤は新井のスパイクでサイドアウトを取ると、さらに仲本のスパイクでリズムを掴み6-7と僅差で折り返した。その後はまたしてもイランのサーブに苦しめられたが、新井が相手スパイクを1枚ブロックでシャットアウトし、8-9とイランを追い上げた。中盤、12-16とリードを広げられると新井のスパイクで16-18と追い上げたものの、逆転には至らず19-25で第4セットを失った。

○日本の次戦

3位決定戦 現地時間7月17日(日) 15:00~

対戦相手:韓国

7月15日 日本×トルクメニスタン クウォーターラウンド(1-8位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3 25 25 25
トルクメニスタン
0 20 16 12

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

佐藤謙次のスパイクで4-1とリードすると、トルクメニスタンにスパイクで得点を許しながらも13-9とリードを保った。さらに仲本賢優のサーブを鈴木祐貴が押し込みリードを広げると、終盤には鈴木のサービスエースで19-11と相手を引き離し、25-20で第1セットを先取した。

第2セット

立ち上がりから佐藤に代えて西知恕を起用した日本は、高梨健太のブロックや相手のミスによる得点で8-4とリード。さらに中盤、高梨のブロックポイントなどで16-9と点差を広げた。その後、鈴木に代えて新井雄大、さらに小山貴稀に代え道井淳平、金子聖輝に代え都築仁と積極的に選手交代を行いながら試合を進めると、最後は新井のスパイクが決まり、25—16で第2セットを取った。

第3セット

新井のスパイク、仲本のサービスエースで5-1とリードに成功。その後は新井のブロック、相手のミスで11-2とその差を大きく広げた。中盤さらに得点を積み重ね16-4とした日本は、西に代え樫村大仁、金子に代えて道井、さらに高梨に代えて都築をコートに送り出した。新井のスパイクや道井のツーアタックが決まり24-11とマッチポイントを迎えると、最後はトルクメニスタンのサーブミスで25—12とし、第3セットを奪取した。

○日本の次戦

セミファイナルラウンド(1-4位) 17:00~(変更の可能性あり)

対戦相手:イラン

7月14日 日本×カザフスタン 順位決定予備戦(1-8位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝1敗
3 25 25 25
カザフスタン
3敗
0 15 17 22

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

相手のサーブミスや仲本賢優のブロックで10-6とリードすると、仲本、小山貴稀のスパイクが決まり16-11とリードを保ったまま中盤へ。さらに高梨健太のサービスエースも決まり21-12と点差を広げた。終盤には、金子聖輝に代え樫村大仁、小山に代え道井淳平を投入しブロックに高さを出すと、最後は鈴木祐貴のスパイクが決まり、25—15で第1セットを奪った。

第2セット

仲本のスパイクでリズムを掴むと11-6とリードに成功。さらに佐藤謙次のクイック、高梨のサーブで16-10とリードを広げた。日本は再び小山に代え道井、金子に代え樫村を投入。カザフスタンのスパイクミスもあり20-12と引き離した。終盤、高梨に代わって入った都築仁と小山のスパイクが決まり、25-17で2セットを連取した。

第3セット

佐藤に代え西知恕、高梨に代え新井雄大を立ち上がりからコートに送り出すと、新井が起用に応え、ブロック、スパイクを決めて3—1とリードを奪った。その後、サーブで攻められ8-10と逆転を許すが、西、鈴木のブロックで12-11、さらに新井のサービスエースで16-13と再度リードを奪った。終盤、前2セットと同様に樫村、道井を投入すると、相手のミスによる得点もあり25-22で第3セットを取った。

○順位決定予備戦(1-8位) 最終順位

【E組】

1位: 中国

2位: 日本

3位: タイ

4位: カザフスタン

【F組】

1位: イラン

2位: 韓国

3位: トルクメニスタン

4位: スリランカ

○日本の次戦

7月15日(金)15:00~

クウォーターファイナルラウンド(1-8位)

対トルクメニスタン

7月13日 日本×タイ 順位決定予備戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝1敗
3 25 21 22 25 15
タイ
1勝1敗
2 19 25 25 20 12

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

仲本賢優が好レシーブを見せると、小山貴稀のブロックで5-1とリード。その後タイに逆転を許したが、鈴木祐貴のブロックで15-14と再逆転に成功、さらに終盤には金子聖輝のブロックで20-16とタイを突き放した。最後は相手のスパイクミスで、25-19で第1セットを奪った。

第2セット

高梨健太の好レシーブとスパイクでリードしたが、中盤に相手のジャンプサーブでサーブレシーブを崩されると13-16とリードを奪われた。終盤スパイクミスが出た日本はタイにリードを広げられ、21-25で第2セットをタイに奪われた。

第3セット

このセットは立ち上がりからセッターに道井淳平、ミドルブロッカーに西知恕を起用。高梨のブロックなどで6-5とリードを奪うと、小山のブロックで16-15とした。終盤、タイのスパイクが決まり逆転されると、新井雄大のサービスエースで同点に追い付いたものの、タイにスパイクを決められ22-25で振り切られた。

第4セット

後がない日本はセッターを金子に戻し、ローテーションも回して高梨のサーブからスタートという布陣に。新井、小山のスパイク、金子のブロックで10-6とリードすると、相手のミスにも助けられ16-10と大きくリードを奪った。さらに相手のミスで20-13とリードを広げると、仲本、西のスパイクが決まり25-20でデュースに持ち込んだ。

第5セット

新井のスパイク、西のスパイクとサービスエースで7-4とリードすると、小山のブロックで11-7とリードを広げた。仲本スパイクでマッチポイントを掴むと、最後は相手のサーブミスで15-12。セットカウント3-2のフルセットで勝利した。

○日本の次戦

7月14日(木)15:00~

順位決定予備戦(1-8位)

対カザフスタン

7月12日 日本×パキスタン 1次リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝1敗
3 23 25 25 25
パキスタン
3敗
1 25 17 23 22

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

金子聖輝のブロック、都築仁、佐藤謙次のスパイクで8-5とリードを奪ったが、スパイクミスが出ると10-12と逆転され、13-16で終盤を迎えた。日本は金子に代えて道井淳平をコートに送り出すと、その道井のサーブでパキスタンを追い上げたが、23-25で第1セットを奪われた。

第2セット

このセットは立ち上がりからセッターに道井を起用。新井雄大のバックアタック、高梨健太のサービスエースで13-10とリードを奪った。その後、新井のスパイクでリードを広げると、終盤には道井、新井の連続ブロックが決まり、25-17で第2セットを奪い返した。

第3セット

新井のスパイク、西知恕のブロックで14-11とリードすると、その後は両チームがサイドアウトを取り合う展開となった。相手のミスもあり、25-23で第3セットを奪取した。

第4セット

序盤はパキスタンのサーブに押され、4-8とリードを許した。サーブレシーブが乱れたものの、パキスタンにサーブミスもあり、14-15と追い上げると、終盤には仲本賢優のスパイクが決まり同点に。最後は高梨のブロックで25-22とし、日本がセットカウント3-1で勝利した。

○1次リーグ戦(C組) 最終順位

1位: 中国(3勝0敗)

2位: 日本(2勝1敗)

3位: イラク(1勝2敗)

4位: パキスタン(0勝3敗)

○日本の次戦

7月13日(水) 順位決定予備戦(1-8位) 対タイ(1次リーグ戦A組1位)

※1次リーグ戦の結果を受けて順位決定予備戦の競技日程に変更が生じる見込みです。

 現時点で試合時間が未定のため、現地から情報が入り次第ご案内申し上げます。

7月11日 日本×中国 1次リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝1敗
0 20 24 22
中国
3勝
3 25 26 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

中国にブロックポイントで2-6とリードされたが、鈴木祐貴のスパイクで6-7と追い上げた。しかしスパイクを決められ再び13-16と引き離されると、点差を縮めることができず20-25で第1セットを奪われた。

第2セット

このセットの始めから佐藤謙次に代えて西知恕を起用。中国のタッチネットや西のスパイクで8-6とリードを奪ったが、相手のジャンプフローターサーブにサーブレシーブを乱されると、15-16と逆転を許した。デュースに持ち込んだものの、最後は高梨健太のアタックがシャットアウトされ、24-26で中国に2セット連取を許した。

第3セット

序盤は鈴木のアタックがブロックされ0-4とリードを許したものの、鈴木のブロック、高梨のスパイクで5-5と同点に追い付いた。その後、小山貴稀、鈴木の連続ブロックなどで得点を重ね14-14後半に突入したが、相手のスパイクを封じることができずに22-25で第3セットを落とした。

7月10日 日本×イラク 1次リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝
3 25 25 25
イラク
1敗
0 21 21 17

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第1セット

7月9日(土)に予定されていたパキスタンとの開幕戦が12日(火)に延期となったため、日本にとってはこのイラク戦が本大会開幕戦となった。都築仁のサーブから始まった第1セットは、イラクにサーブミスが多く連続得点は奪えないものの、高梨健太の連続サービスエースで16−12と大きくリードを奪った。終盤には佐藤謙次に代わって道井淳平、都築に代わって仲本賢優がピンチサーバーとして活躍し、25-21で第1セットを先取した。

第2セット

都築に代わって新井雄大が第2セットのスタートから出場。サーブで鈴木祐貴が狙われ4-8とリードを許したが、佐藤のブロックで7-8と追い上げた。互いにサイドアウトを取り合い迎えた終盤、鈴木と交代した仲本のサーブで22-20と逆転に成功すると、最後は相手のクイックを小山貴稀が1枚でシャットアウトし、25-21で奪った。

第3セット

新井のサービスエース、鈴木のスパイクで16-13とリードを奪った。終盤には仲本の活躍もあり、25-17で第3セットを奪い、本大会初戦を白星で飾った。