- 7
- ウィングスパイカー
2016アジアクラブ男子選手権大会
-
- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
-
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- BANK SARMAYEH(イラン)
- AL-ARABI SPORTS CLUB(カタール)
- 豊田合成トレフェルサ(日本)
- SHANGHAI GOLDEN AGE(中国)
- ALTAY VC(カザフスタン)
- TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ)
- MASECO TPHCM(ベトナム)
- Asia World Club(ミャンマー)
- POLRI SAMATOR(インドネシア)
- GAS ALJANOOB(イラク)
- WING 46 – PHITSANULOK(タイ)
- AL JAZIRA Club(アラブ首長国連邦)
- MALAYSIA(マレーシア)
- HONG KONG(ホンコンチャイナ)
- NEBITCHI(トルクメニスタン) ※棄権
個人賞
ベストリベロ賞 | 古賀幸一郎選手 |
---|
日本の試合結果
8月31日 豊田合成トレフェルサ(日本)×SHANGHAI GOLDEN AGE(中国) (3位決定戦)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
3
25
23
25
17
15
SHANGHAI GOLDEN AGE(中国)
2
21
25
19
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
高いセンター線を中心に攻める中国代表に対し、セッター・内山正平は満遍なくトスを散らし序盤から常にリードの展開。試合を優位に進めると4点リードでセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。直後に高松卓矢のこのセット2本目となるサービスエースで5点差とし、危なげなく第1セットを25-21で奪った。
第2セット
終始中国代表に連続失点を許し大量9点ビハインドで迎えた終盤、ここまで出番が少なかった前田一誠、椿山竜介、岡本秀明、山田脩造、細中久里寿、山近哲を一気に投入し、リベロを川口太一に交代。すると交代した選手が伸び伸びとプレーをし、山田のサービスエース2本を含む6連続ポイントで一気に追い上げを見せた。その後も連続ポイントを重ね23-24まで詰め寄ったが、最後は細中のサーブがアウトとなりこのセットを23-25で落とした。
第3セット
白岩直也に代え山田をスタートから起用。その山田がサーブで2連続エースを奪うと、5点のリードを保ちファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も内山の巧妙なトス回しで順調に得点を重ねたが、中盤相手の強力なサーブで5連続失点を喫し15-15の同点となる。しかし直後、高松のサーブとイゴール・オムルチェンのスパイクで一気に攻め5連続ポイントを奪い返し、このままこのセットを25-19と逃げ切った。
第4セット
序盤からサイドアウトの応酬となった。9-9と同点で迎えた前半、ここまで安定していたサーブレシーブが崩されまさかの6連続失点。その後もバリエーションをつけた攻撃や選手交代で攻めたが、このセットを17-25で落とした。
第5セット
序盤から互いに連続ポイントを奪い合う展開となる。次第に豊田合成トレフェルサはエース・イゴールにトスを集めたが、両チームとも流れを引き寄せられず11-13として迎えた終盤、イゴールがスパイクを決めその後のサーブでも2連続サービスエースで逆転に成功。最後は自らスパイクを相手コートに突き刺し15-13で競り勝った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「とてもファンタスティックな試合だった。3位だが、1位と同様の結果だ。選手たちが諦めずにとてもよく頑張ったおかげで、このような結果を得ることができた。非常に誇らしく思う」
8月30日 豊田合成トレフェルサ(日本)×AL-ARABISPORTS CLUB(カタール) セミファイナルラウンド(1-4位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2
19
25
25
26
9
AL-ARABISPORTS CLUB(カタール)
3
25
19
23
28
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
センター線と今大会好調の高松卓矢にトスを集めたが、世界レベルの高いブロックに阻まれ波に乗れない豊田合成トレフェルサは、次第にイゴール・オムルチェン一辺倒のトス回しとなってしまう。一時は6点差をつけられ、終始劣勢な展開で試合は終盤に突入。イゴールが攻守に活躍し、連続ポイントで2点差まで縮めたが、最後は4連続失点で第1セットを19-25で落とした。
第2セット
傳田亮太のサービスエースでスタートし、序盤高松の強力なサーブから4連続得点し、3点をリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。直後にイゴールの4連続スパイクポイントでさらに差を広げ、試合は一気に豊田合成トレフェルサのペースとなった。その後もイゴールが大爆発し、連続ポイントを量産。9点のリードを保ちセカンドテクニカルタイムアウトを迎え、終盤カタールの追い上げにあったが、最後は近裕崇のブロックポイントで、危なげなく25-19でこのセットを奪った。
第3セット
豊田合成トレフェルサはイゴールにトスを集めたが、2本のサービスエースを含む5連続失点で、カタール代表を追いかける苦しい展開で試合は進む。序盤で3点差をつけられたが、中盤イゴールの驚異的な決定力により連続ポイントを重ね一気に逆転に成功。16-13でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。その後試合は両チームとも譲らぬシーソーゲームで迎えた終盤、高松のサーブで相手を崩し、イゴールがラリーを制する得意の展開で3連続ポイント奪い、そのままこのセットを25-23で逃げ切った。
第4セット
序盤からイゴールへトスを集め順調にサイドアウトを重ねたが、カタールも強力な攻撃で互角の戦いとなった。中盤イゴールに疲れが見え始め、攻撃のパターンを変えたが、カタール代表のブロック・ディフェンスに捕まり、5連続失点を喫した。中盤一時は4点差を追いかける展開となったが、イゴールと傳田の連続ブロックポイントを含む4連続ポイントで試合を振り出しに戻した。終盤傳田の強力なサーブでチャンスを作り、2連続でイゴールが得点を決め24-23とマッチポイントを迎えた。あと1点で決勝進出が決まる場面であったが、イゴールが相手のブロックに捕まり土壇場で同点とされると、勢いに乗ったカタール代表にこのセットを26-28で取られた。
第5セット
豊田合成トレフェルサは序盤からトスを全体に散らし、安定したサイドアウトで得点を重ねたが、カタール代表も堅実なサーブレシーブから力のある攻撃で一歩も譲らず試合は終盤を迎えた。9-9となったところでカタール代表にサービスエースを許し一気に流れを失うと、最後は6連続失点で9-15と最終セットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「とても素晴らしい試合だった。その一言に尽きる。1点の重要さを改めて知った試合だった。この貴重な経験は、明日の試合(3位決定戦)や2016/2017V・プレミアリーグでも糧になるだろう」
8月29日 豊田合成トレフェルサ(日本)×Asia World Club(ミャンマー) クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
3
25
25
25
-
-
Asia World Club(ミャンマー)
0
12
19
17
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤から堅実なサイドアウトで流れを引き寄せ、3点をリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤今大会好調の傳田亮太の強力なサーブで4連続得点し相手を一気に突き放した。ミャンマー代表はエースにトスを集めたが、豊田合成トレフェルサが堅守を見せ、25-12と大量リードで第1セットを先取した。
第2セット
序盤は互いに連続得点を重ね互角の戦いで中盤を迎えた。内山正平のサーブから3連続得点に成功し、高松卓矢とイゴール・オムルチェンを攻撃の軸に組み立て徐々に点差を広げた。終盤、傳田とイゴールのブロックポイントもあり、危なげなく25-19で第2セットも奪った。
第3セット
序盤からミャンマー代表のサーブとブロックディフェンスが冴え、3-8とこの試合初めて追う展開でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。しかしタイムアウト明け、近裕崇のサービスエースとイゴールのスパイクで連続得点。徐々に流れは豊田合成トレフェルサに傾く。その後もイゴールのサーブが走り、2連続サービスエースを含む3連続得点で一気に逆転。中盤以降も順調に連続得点を重ね、このセットを25-17で取った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「いい準備をし、集中して試合に臨むことができた。速さのある選手が多いチームだったので、サーブで崩すことができてよかった。また、いいレセプション(サーブレシーブ)からサイドアウトを取るなど、戦術的にもうまくいった上で勝利することができ、大変嬉しく思う。明日(30日)からの2試合はとても難しい試合になると思うが、全力で戦いたい」
8月28日 豊田合成トレフェルサ(日本)×ALTAY VC(カザフスタン) 順位決定予備戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
1勝2敗
3
25
25
25
-
-
ALTAY VC(カザフスタン)
1勝2敗
0
20
18
20
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
豊田合成トレフェルサの連続得点でスタートし、傳田亮太のブロックポイントと近裕崇のサーブなどで追加得点。8-3でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤カザフスタン代表は、強力なサーブと高いブロックで反撃を開始し、連続得点で16-15と1点差まで追い上げた。しかし終始落ち着いたバレーを見せた豊田合成トレフェルサは、終盤4連続ポイントで一気に相手を引き離し、イゴール・オムルチェンが要所で確実に得点を重ね、一度もリードを許すことなくこのセットを25-20で先取した。
第2セット
開始直後にカザフスタン代表の強力なサーブで乱されたが、その後はリベロ・古賀幸一郎、白岩直也、高松卓矢の堅守からリズムを作り、16-10でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。カザフスタン代表はサーブミスが続き、一方豊田合成トレフェルサは、堅実なサイドアウトとブロックディフェンスからイゴールが決める得意の形で、25-18と第2セットを連取した。
第3セット
高松のサーブから3連続得点に成功。その後、カザフスタン代表の強力なサーブで連続失点し、一進一退の攻防が続く。中盤、先に抜けたのは豊田合成トレフェルサ。イゴールのスパイクとサービスエースで4連続得点を奪い、試合の流れを掴む。安定したサーブレシーブからイゴールと高松にトスを集め、危なげなくこのセットを25-20で取り、セットカウント3-0で勝利した。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「(前日の試合が)第4試合目だったということ、かつとてもハードな試合で決して良いコンディションではなかったが、集中して試合に臨むことができた。特にサーブや守備面がうまく機能し、良い結果を出すことができた。明日の試合は、ホスト国のミャンマー代表が相手でかなり難しい試合になると思うがベストを尽くしたい」
順位決定予備戦(1-8位)最終順位
【E組】
1位: AL-ARABI SPORTS CLUB[カタール](3勝0敗)
2位: SHANGHAI GOLDEN AGE[中国](2勝1敗)
3位: Asia World Club [ミャンマー](1勝2敗)
4位: MASECO TPHCM[ベトナム](0勝3敗)
【F組】
1位: BANK SARMAYEH[イラン](3勝0敗)
2位: 豊田合成トレフェルサ[日本](1勝2敗)
3位: ALTAY VC[カザフスタン](1勝2敗、勝点3)
4位: TAIWAN POWER[チャイニーズタイペイ](1勝2敗、勝点2)
8月27日 豊田合成トレフェルサ(日本)×BANK SARMAYEH(イラン) 順位決定予備戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2敗
1
26
18
25
13
-
BANK SARMAYEH(イラン)
2勝
3
28
25
23
25
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
イランの2連続ポイントでスタート。しかし豊田合成トレフェルサは傳田亮太のブロックポイント、サービスエースで波に乗り、8-5とリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤はイランが連続得点を重ね優位に試合を進めたが、傳田の強力なサーブで5連続得点に成功し、互いに主導権を譲らない展開で後半へ突入。終盤、イゴール・オムルチェンがイランの高いブロックに捕まり逆転を許すと、このセットを26-28で落とした。
第2セット
イランの速く高い強力なサイド攻撃に対し、豊田合成トレフェルサは傳田、近裕崇のセンター線を有効に使い、終盤まで両チームとも一歩も譲らぬサイドアウトの応酬が続く。しかし17-18で迎えた終盤、イランの強力なサーブに押され6連続失点を喫して、そのまま18-25で第2セットを失った。
第3セット
得意のサイドアウトが決まらず0-4と劣勢となった。その後もイランの強力な攻撃に防戦一方となり、一時は7点差をつけられたが、高松卓矢のサーブで4連続得点に成功。徐々に追い上げる豊田合成は、司令塔・内山正平が攻撃を全体に散らせ、中盤16-15と逆転に成功。その後もサーブで乗った高松と、尻上がりに調子を上げるイゴールの安定したスパイクで、このセットを25-23で奪った。
第4セット
序盤から連続失点が続き、イランに自由に攻撃をさせてしまう。このセット持ち味が一切出ることなく13-25でこのセットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「イラン代表にはリオデジャネイロオリンピックに出場した選手が多くいたが、いい試合ができた。チームの状況は良くなってきている。明日は第1試合ということでコンディション調整が難しいが、ベストなプレーをして今後の試合につながるよう頑張りたい」
8月25日 豊田合成トレフェルサ(日本)×TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2勝1敗
2
22
23
25
25
11
TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ)
3勝
3
25
25
23
21
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日の試合と同じく山田脩造をウィングスパイカーで起用。椿山竜介のブレイクポイントからスタートしたが、互いに一歩も引かない展開で中盤を迎えた。豊田合成トレフェルサは、今大会好調の高松卓矢と傳田亮太を中心に攻撃を組み立てたが、レセプションでいつものリズムが作れず、中盤に連続失点が続く。一時は5点差をつけられたが、山田に変え白岩直也を投入しレセプションを安定させると、徐々にリズムが戻る。終盤、白岩のスパイクや傳田のブロックポイントで2点差まで追い詰めたが、最後はチャイニーズタイペイに押し切られ、第1セットを22-25で落とした。
第2セット
スタートから白岩をウィングスパイカーに起用。安定したレセプションと決定力で、序盤からサイドアウトの応酬が続く。椿山と高松を中心に攻め、両チームとも一歩も引かぬ展開であったが、サーブミスが続いた豊田合成は終始主導権を握ることができず、23-25で第2セットも奪われた。
第3セット
椿山に代え山田をオポジットで起用。このセットも互いにサイドアウトの応酬が続いたが、序盤から豊田合成のペースで試合が進み、ファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤までリードし優位な展開で進めたが、連続失点が続き終盤に逆転を許す。しかし高松の活躍などで最後は25-23でこのセットを奪い返した。
第4セット
今セットも序盤からサイドアウトの取り合いが続く。白岩と古賀幸一郎の安定したレセプションから両サイドを有効に使い、リードした状態でセカンドテクニカルタイムアウトを折り返した。終盤、山田が要所でブロックやスパイクなどで得点し、第4セットを25-21で取った。
第5セット
白岩のスパイクで得点を重ねたが、相手もエースにボール集め一進一退の攻防となった。しかし中盤、豊田合成が3連続でサーブミスし流れを失うと、逆にチャイニーズタイペイのピンチサーバーにフローターサーブを決められ4連続失点を喫した。豊田合成は近裕崇のクイックで応戦したが、連続失点とサーブミスが響き、11-15で最終セットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「我々の高いレベルのバレーをすることができなかった。しかし、途中から出場した白岩(直也選手)の活躍がチームをいつものプレーに戻してくれた。この試合の結果が明後日からの順位決定予備戦に持ち越しなので、ビハインドの状態からのスタートとなるが、課題を改善して戦っていく。また日本から来てくれたファンに感謝したい」
1次リーグ戦当該組最終順位
【B組】
1位: TAIWAN POWER[チャイニーズタイペイ](3勝0敗)
2位: 豊田合成トレフェルサ[日本](2勝1敗)
3位: POLRI SAMATOR[インドネシア](1勝2敗)
4位: GAS ALJANOOB[イラク](0勝3敗)
【D組】 ※順位決定予備戦で同組
1位: BANK SARMAYEH[イラン](3勝0敗)
2位: ALTAY VC[カザフスタン](2勝1敗)
3位: MALAYSIA[マレーシア](1勝2敗)
4位: HONG KONG[ホンコンチャイナ](0勝3敗)
8月24日 豊田合成トレフェルサ(日本)×POLRI SAMATOR(インドネシア) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2勝
3
27
25
25
-
-
POLRI SAMATOR(インドネシア)
2敗
0
25
23
19
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、互いに一進一退の展開で進む。インドネシアは中盤、高い身体能力と両サイドからの攻撃力を発揮し、連続ポイントを重ねた。一方豊田合成トレフェルサは、レセプションが乱れる場面が目立ち、中盤以降劣勢が続く。終盤20-23となったところで2回目のタイムアウトを取り、その直後、近裕崇などの活躍で追い上げに成功。さらには傳田亮太のブロックポイントで同点に追いついた。その後両者点を取り合い、最後は高松卓矢のブロックとスパイクの2連続ポイントで、第1セットを27-25と逆転で先取した。
第2セット
スタートからセンター線と両サイドを巧みに使い優勢に試合を進めた。中盤に一時は5点差をつけたが、インドネシアの早い攻撃と高さのあるクイックに苦戦し21-21の同点となった。しかし第1セットに続き、高松が終盤チームを引っ張り、25-23と第2セットも奪った。
第3セット
開始直後の3連続ポイントを皮切りに、持ち味でもある確実なレセプションとブロック、ディフェンス力を取り戻し連続得点。新加入の椿山竜介と近にボールを集め、さらにはインドネシアが苦手とするフローターサーブを多用。危なげない展開で第3セットを25-19で取り、開幕2連勝を飾った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「第1セット、第2セットとも難しい試合展開であったが、選手たちの頑張りにより勝利することができた。明日のチャイニーズタイペイ戦も難しい試合となるだろう。ベストコンディションではないが全力で戦いたい」
8月23日 豊田合成トレフェルサ(日本)×GAS ALJANOOB(イラク) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
1勝
3
25
23
25
27
15
GAS ALJANOOB(イラク)
1敗
2
14
25
13
29
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
スタートから3連続ポイントで主導権を握ると、サイド攻撃を中心に得点を重ね危なげない展開で試合は進む。中盤には2016年度全日本選手の傳田亮太がクイックとブロックの連続ポイントでさらにイラクを突き放し、第1セットを25-14で先取した。
第2セット
序盤からサイドアウトの応酬が続き一進一退の展開で中盤に突入。終盤イラクの連続ポイントで離され一時は4点差がついたが、途中交代で入った山田脩造、前田一誠の活躍で1点差まで詰め寄った。しかし最後はイラクの高さある攻撃に押し切られ、23-25で第2セットを落とした。
第3セット
序盤で4-0とスタートダッシュに成功。さらには椿山竜介のブロックポイントなどで5連続得点し、25-13の大差でこのセットを奪い返した。
第4セット
序盤4点差をつけリードしたが、イランの驚異的な粘りでシーソーゲームの展開で中盤へ突入。その後、両チームともサイドアウトとブレイクが続きデュースまでもつれ込む白熱した展開となったが、第4セットを27-29で落とした。
第5セット
最終セット、内山正平が巧みにセンター線を使い、互いにサイドアウトを取り合う。その後も高松と椿山が効果的に得点を重ね、最後は高松が鋭いスパイクをコートに叩き込み、最終セットを15-13で奪った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「不安定な試合運びだったが、長い間試合から遠ざかっていたので、これはノーマルだと思う。自分たちは大変難しいプールにいる。どのチームも近い力を持った4チームが集まった。このトーナメントを通じてさらに成長できるよう高いレベルを目指したい」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) | 3 | 25 | 23 | 25 | 17 | 15 |
SHANGHAI GOLDEN AGE(中国) | 2 | 21 | 25 | 19 | 25 | 13 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
高いセンター線を中心に攻める中国代表に対し、セッター・内山正平は満遍なくトスを散らし序盤から常にリードの展開。試合を優位に進めると4点リードでセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。直後に高松卓矢のこのセット2本目となるサービスエースで5点差とし、危なげなく第1セットを25-21で奪った。
第2セット
終始中国代表に連続失点を許し大量9点ビハインドで迎えた終盤、ここまで出番が少なかった前田一誠、椿山竜介、岡本秀明、山田脩造、細中久里寿、山近哲を一気に投入し、リベロを川口太一に交代。すると交代した選手が伸び伸びとプレーをし、山田のサービスエース2本を含む6連続ポイントで一気に追い上げを見せた。その後も連続ポイントを重ね23-24まで詰め寄ったが、最後は細中のサーブがアウトとなりこのセットを23-25で落とした。
第3セット
白岩直也に代え山田をスタートから起用。その山田がサーブで2連続エースを奪うと、5点のリードを保ちファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。その後も内山の巧妙なトス回しで順調に得点を重ねたが、中盤相手の強力なサーブで5連続失点を喫し15-15の同点となる。しかし直後、高松のサーブとイゴール・オムルチェンのスパイクで一気に攻め5連続ポイントを奪い返し、このままこのセットを25-19と逃げ切った。
第4セット
序盤からサイドアウトの応酬となった。9-9と同点で迎えた前半、ここまで安定していたサーブレシーブが崩されまさかの6連続失点。その後もバリエーションをつけた攻撃や選手交代で攻めたが、このセットを17-25で落とした。
第5セット
序盤から互いに連続ポイントを奪い合う展開となる。次第に豊田合成トレフェルサはエース・イゴールにトスを集めたが、両チームとも流れを引き寄せられず11-13として迎えた終盤、イゴールがスパイクを決めその後のサーブでも2連続サービスエースで逆転に成功。最後は自らスパイクを相手コートに突き刺し15-13で競り勝った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「とてもファンタスティックな試合だった。3位だが、1位と同様の結果だ。選手たちが諦めずにとてもよく頑張ったおかげで、このような結果を得ることができた。非常に誇らしく思う」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) | 2 | 19 | 25 | 25 | 26 | 9 |
AL-ARABISPORTS CLUB(カタール) | 3 | 25 | 19 | 23 | 28 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
センター線と今大会好調の高松卓矢にトスを集めたが、世界レベルの高いブロックに阻まれ波に乗れない豊田合成トレフェルサは、次第にイゴール・オムルチェン一辺倒のトス回しとなってしまう。一時は6点差をつけられ、終始劣勢な展開で試合は終盤に突入。イゴールが攻守に活躍し、連続ポイントで2点差まで縮めたが、最後は4連続失点で第1セットを19-25で落とした。
第2セット
傳田亮太のサービスエースでスタートし、序盤高松の強力なサーブから4連続得点し、3点をリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。直後にイゴールの4連続スパイクポイントでさらに差を広げ、試合は一気に豊田合成トレフェルサのペースとなった。その後もイゴールが大爆発し、連続ポイントを量産。9点のリードを保ちセカンドテクニカルタイムアウトを迎え、終盤カタールの追い上げにあったが、最後は近裕崇のブロックポイントで、危なげなく25-19でこのセットを奪った。
第3セット
豊田合成トレフェルサはイゴールにトスを集めたが、2本のサービスエースを含む5連続失点で、カタール代表を追いかける苦しい展開で試合は進む。序盤で3点差をつけられたが、中盤イゴールの驚異的な決定力により連続ポイントを重ね一気に逆転に成功。16-13でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。その後試合は両チームとも譲らぬシーソーゲームで迎えた終盤、高松のサーブで相手を崩し、イゴールがラリーを制する得意の展開で3連続ポイント奪い、そのままこのセットを25-23で逃げ切った。
第4セット
序盤からイゴールへトスを集め順調にサイドアウトを重ねたが、カタールも強力な攻撃で互角の戦いとなった。中盤イゴールに疲れが見え始め、攻撃のパターンを変えたが、カタール代表のブロック・ディフェンスに捕まり、5連続失点を喫した。中盤一時は4点差を追いかける展開となったが、イゴールと傳田の連続ブロックポイントを含む4連続ポイントで試合を振り出しに戻した。終盤傳田の強力なサーブでチャンスを作り、2連続でイゴールが得点を決め24-23とマッチポイントを迎えた。あと1点で決勝進出が決まる場面であったが、イゴールが相手のブロックに捕まり土壇場で同点とされると、勢いに乗ったカタール代表にこのセットを26-28で取られた。
第5セット
豊田合成トレフェルサは序盤からトスを全体に散らし、安定したサイドアウトで得点を重ねたが、カタール代表も堅実なサーブレシーブから力のある攻撃で一歩も譲らず試合は終盤を迎えた。9-9となったところでカタール代表にサービスエースを許し一気に流れを失うと、最後は6連続失点で9-15と最終セットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「とても素晴らしい試合だった。その一言に尽きる。1点の重要さを改めて知った試合だった。この貴重な経験は、明日の試合(3位決定戦)や2016/2017V・プレミアリーグでも糧になるだろう」
8月29日 豊田合成トレフェルサ(日本)×Asia World Club(ミャンマー) クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
3
25
25
25
-
-
Asia World Club(ミャンマー)
0
12
19
17
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤から堅実なサイドアウトで流れを引き寄せ、3点をリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤今大会好調の傳田亮太の強力なサーブで4連続得点し相手を一気に突き放した。ミャンマー代表はエースにトスを集めたが、豊田合成トレフェルサが堅守を見せ、25-12と大量リードで第1セットを先取した。
第2セット
序盤は互いに連続得点を重ね互角の戦いで中盤を迎えた。内山正平のサーブから3連続得点に成功し、高松卓矢とイゴール・オムルチェンを攻撃の軸に組み立て徐々に点差を広げた。終盤、傳田とイゴールのブロックポイントもあり、危なげなく25-19で第2セットも奪った。
第3セット
序盤からミャンマー代表のサーブとブロックディフェンスが冴え、3-8とこの試合初めて追う展開でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。しかしタイムアウト明け、近裕崇のサービスエースとイゴールのスパイクで連続得点。徐々に流れは豊田合成トレフェルサに傾く。その後もイゴールのサーブが走り、2連続サービスエースを含む3連続得点で一気に逆転。中盤以降も順調に連続得点を重ね、このセットを25-17で取った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「いい準備をし、集中して試合に臨むことができた。速さのある選手が多いチームだったので、サーブで崩すことができてよかった。また、いいレセプション(サーブレシーブ)からサイドアウトを取るなど、戦術的にもうまくいった上で勝利することができ、大変嬉しく思う。明日(30日)からの2試合はとても難しい試合になると思うが、全力で戦いたい」
8月28日 豊田合成トレフェルサ(日本)×ALTAY VC(カザフスタン) 順位決定予備戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
1勝2敗
3
25
25
25
-
-
ALTAY VC(カザフスタン)
1勝2敗
0
20
18
20
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
豊田合成トレフェルサの連続得点でスタートし、傳田亮太のブロックポイントと近裕崇のサーブなどで追加得点。8-3でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤カザフスタン代表は、強力なサーブと高いブロックで反撃を開始し、連続得点で16-15と1点差まで追い上げた。しかし終始落ち着いたバレーを見せた豊田合成トレフェルサは、終盤4連続ポイントで一気に相手を引き離し、イゴール・オムルチェンが要所で確実に得点を重ね、一度もリードを許すことなくこのセットを25-20で先取した。
第2セット
開始直後にカザフスタン代表の強力なサーブで乱されたが、その後はリベロ・古賀幸一郎、白岩直也、高松卓矢の堅守からリズムを作り、16-10でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。カザフスタン代表はサーブミスが続き、一方豊田合成トレフェルサは、堅実なサイドアウトとブロックディフェンスからイゴールが決める得意の形で、25-18と第2セットを連取した。
第3セット
高松のサーブから3連続得点に成功。その後、カザフスタン代表の強力なサーブで連続失点し、一進一退の攻防が続く。中盤、先に抜けたのは豊田合成トレフェルサ。イゴールのスパイクとサービスエースで4連続得点を奪い、試合の流れを掴む。安定したサーブレシーブからイゴールと高松にトスを集め、危なげなくこのセットを25-20で取り、セットカウント3-0で勝利した。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「(前日の試合が)第4試合目だったということ、かつとてもハードな試合で決して良いコンディションではなかったが、集中して試合に臨むことができた。特にサーブや守備面がうまく機能し、良い結果を出すことができた。明日の試合は、ホスト国のミャンマー代表が相手でかなり難しい試合になると思うがベストを尽くしたい」
順位決定予備戦(1-8位)最終順位
【E組】
1位: AL-ARABI SPORTS CLUB[カタール](3勝0敗)
2位: SHANGHAI GOLDEN AGE[中国](2勝1敗)
3位: Asia World Club [ミャンマー](1勝2敗)
4位: MASECO TPHCM[ベトナム](0勝3敗)
【F組】
1位: BANK SARMAYEH[イラン](3勝0敗)
2位: 豊田合成トレフェルサ[日本](1勝2敗)
3位: ALTAY VC[カザフスタン](1勝2敗、勝点3)
4位: TAIWAN POWER[チャイニーズタイペイ](1勝2敗、勝点2)
8月27日 豊田合成トレフェルサ(日本)×BANK SARMAYEH(イラン) 順位決定予備戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2敗
1
26
18
25
13
-
BANK SARMAYEH(イラン)
2勝
3
28
25
23
25
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
イランの2連続ポイントでスタート。しかし豊田合成トレフェルサは傳田亮太のブロックポイント、サービスエースで波に乗り、8-5とリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤はイランが連続得点を重ね優位に試合を進めたが、傳田の強力なサーブで5連続得点に成功し、互いに主導権を譲らない展開で後半へ突入。終盤、イゴール・オムルチェンがイランの高いブロックに捕まり逆転を許すと、このセットを26-28で落とした。
第2セット
イランの速く高い強力なサイド攻撃に対し、豊田合成トレフェルサは傳田、近裕崇のセンター線を有効に使い、終盤まで両チームとも一歩も譲らぬサイドアウトの応酬が続く。しかし17-18で迎えた終盤、イランの強力なサーブに押され6連続失点を喫して、そのまま18-25で第2セットを失った。
第3セット
得意のサイドアウトが決まらず0-4と劣勢となった。その後もイランの強力な攻撃に防戦一方となり、一時は7点差をつけられたが、高松卓矢のサーブで4連続得点に成功。徐々に追い上げる豊田合成は、司令塔・内山正平が攻撃を全体に散らせ、中盤16-15と逆転に成功。その後もサーブで乗った高松と、尻上がりに調子を上げるイゴールの安定したスパイクで、このセットを25-23で奪った。
第4セット
序盤から連続失点が続き、イランに自由に攻撃をさせてしまう。このセット持ち味が一切出ることなく13-25でこのセットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「イラン代表にはリオデジャネイロオリンピックに出場した選手が多くいたが、いい試合ができた。チームの状況は良くなってきている。明日は第1試合ということでコンディション調整が難しいが、ベストなプレーをして今後の試合につながるよう頑張りたい」
8月25日 豊田合成トレフェルサ(日本)×TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2勝1敗
2
22
23
25
25
11
TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ)
3勝
3
25
25
23
21
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日の試合と同じく山田脩造をウィングスパイカーで起用。椿山竜介のブレイクポイントからスタートしたが、互いに一歩も引かない展開で中盤を迎えた。豊田合成トレフェルサは、今大会好調の高松卓矢と傳田亮太を中心に攻撃を組み立てたが、レセプションでいつものリズムが作れず、中盤に連続失点が続く。一時は5点差をつけられたが、山田に変え白岩直也を投入しレセプションを安定させると、徐々にリズムが戻る。終盤、白岩のスパイクや傳田のブロックポイントで2点差まで追い詰めたが、最後はチャイニーズタイペイに押し切られ、第1セットを22-25で落とした。
第2セット
スタートから白岩をウィングスパイカーに起用。安定したレセプションと決定力で、序盤からサイドアウトの応酬が続く。椿山と高松を中心に攻め、両チームとも一歩も引かぬ展開であったが、サーブミスが続いた豊田合成は終始主導権を握ることができず、23-25で第2セットも奪われた。
第3セット
椿山に代え山田をオポジットで起用。このセットも互いにサイドアウトの応酬が続いたが、序盤から豊田合成のペースで試合が進み、ファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤までリードし優位な展開で進めたが、連続失点が続き終盤に逆転を許す。しかし高松の活躍などで最後は25-23でこのセットを奪い返した。
第4セット
今セットも序盤からサイドアウトの取り合いが続く。白岩と古賀幸一郎の安定したレセプションから両サイドを有効に使い、リードした状態でセカンドテクニカルタイムアウトを折り返した。終盤、山田が要所でブロックやスパイクなどで得点し、第4セットを25-21で取った。
第5セット
白岩のスパイクで得点を重ねたが、相手もエースにボール集め一進一退の攻防となった。しかし中盤、豊田合成が3連続でサーブミスし流れを失うと、逆にチャイニーズタイペイのピンチサーバーにフローターサーブを決められ4連続失点を喫した。豊田合成は近裕崇のクイックで応戦したが、連続失点とサーブミスが響き、11-15で最終セットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「我々の高いレベルのバレーをすることができなかった。しかし、途中から出場した白岩(直也選手)の活躍がチームをいつものプレーに戻してくれた。この試合の結果が明後日からの順位決定予備戦に持ち越しなので、ビハインドの状態からのスタートとなるが、課題を改善して戦っていく。また日本から来てくれたファンに感謝したい」
1次リーグ戦当該組最終順位
【B組】
1位: TAIWAN POWER[チャイニーズタイペイ](3勝0敗)
2位: 豊田合成トレフェルサ[日本](2勝1敗)
3位: POLRI SAMATOR[インドネシア](1勝2敗)
4位: GAS ALJANOOB[イラク](0勝3敗)
【D組】 ※順位決定予備戦で同組
1位: BANK SARMAYEH[イラン](3勝0敗)
2位: ALTAY VC[カザフスタン](2勝1敗)
3位: MALAYSIA[マレーシア](1勝2敗)
4位: HONG KONG[ホンコンチャイナ](0勝3敗)
8月24日 豊田合成トレフェルサ(日本)×POLRI SAMATOR(インドネシア) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2勝
3
27
25
25
-
-
POLRI SAMATOR(インドネシア)
2敗
0
25
23
19
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、互いに一進一退の展開で進む。インドネシアは中盤、高い身体能力と両サイドからの攻撃力を発揮し、連続ポイントを重ねた。一方豊田合成トレフェルサは、レセプションが乱れる場面が目立ち、中盤以降劣勢が続く。終盤20-23となったところで2回目のタイムアウトを取り、その直後、近裕崇などの活躍で追い上げに成功。さらには傳田亮太のブロックポイントで同点に追いついた。その後両者点を取り合い、最後は高松卓矢のブロックとスパイクの2連続ポイントで、第1セットを27-25と逆転で先取した。
第2セット
スタートからセンター線と両サイドを巧みに使い優勢に試合を進めた。中盤に一時は5点差をつけたが、インドネシアの早い攻撃と高さのあるクイックに苦戦し21-21の同点となった。しかし第1セットに続き、高松が終盤チームを引っ張り、25-23と第2セットも奪った。
第3セット
開始直後の3連続ポイントを皮切りに、持ち味でもある確実なレセプションとブロック、ディフェンス力を取り戻し連続得点。新加入の椿山竜介と近にボールを集め、さらにはインドネシアが苦手とするフローターサーブを多用。危なげない展開で第3セットを25-19で取り、開幕2連勝を飾った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「第1セット、第2セットとも難しい試合展開であったが、選手たちの頑張りにより勝利することができた。明日のチャイニーズタイペイ戦も難しい試合となるだろう。ベストコンディションではないが全力で戦いたい」
8月23日 豊田合成トレフェルサ(日本)×GAS ALJANOOB(イラク) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
1勝
3
25
23
25
27
15
GAS ALJANOOB(イラク)
1敗
2
14
25
13
29
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
スタートから3連続ポイントで主導権を握ると、サイド攻撃を中心に得点を重ね危なげない展開で試合は進む。中盤には2016年度全日本選手の傳田亮太がクイックとブロックの連続ポイントでさらにイラクを突き放し、第1セットを25-14で先取した。
第2セット
序盤からサイドアウトの応酬が続き一進一退の展開で中盤に突入。終盤イラクの連続ポイントで離され一時は4点差がついたが、途中交代で入った山田脩造、前田一誠の活躍で1点差まで詰め寄った。しかし最後はイラクの高さある攻撃に押し切られ、23-25で第2セットを落とした。
第3セット
序盤で4-0とスタートダッシュに成功。さらには椿山竜介のブロックポイントなどで5連続得点し、25-13の大差でこのセットを奪い返した。
第4セット
序盤4点差をつけリードしたが、イランの驚異的な粘りでシーソーゲームの展開で中盤へ突入。その後、両チームともサイドアウトとブレイクが続きデュースまでもつれ込む白熱した展開となったが、第4セットを27-29で落とした。
第5セット
最終セット、内山正平が巧みにセンター線を使い、互いにサイドアウトを取り合う。その後も高松と椿山が効果的に得点を重ね、最後は高松が鋭いスパイクをコートに叩き込み、最終セットを15-13で奪った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「不安定な試合運びだったが、長い間試合から遠ざかっていたので、これはノーマルだと思う。自分たちは大変難しいプールにいる。どのチームも近い力を持った4チームが集まった。このトーナメントを通じてさらに成長できるよう高いレベルを目指したい」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) | 3 | 25 | 25 | 25 | - | - |
Asia World Club(ミャンマー) | 0 | 12 | 19 | 17 | - | - |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤から堅実なサイドアウトで流れを引き寄せ、3点をリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤今大会好調の傳田亮太の強力なサーブで4連続得点し相手を一気に突き放した。ミャンマー代表はエースにトスを集めたが、豊田合成トレフェルサが堅守を見せ、25-12と大量リードで第1セットを先取した。
第2セット
序盤は互いに連続得点を重ね互角の戦いで中盤を迎えた。内山正平のサーブから3連続得点に成功し、高松卓矢とイゴール・オムルチェンを攻撃の軸に組み立て徐々に点差を広げた。終盤、傳田とイゴールのブロックポイントもあり、危なげなく25-19で第2セットも奪った。
第3セット
序盤からミャンマー代表のサーブとブロックディフェンスが冴え、3-8とこの試合初めて追う展開でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。しかしタイムアウト明け、近裕崇のサービスエースとイゴールのスパイクで連続得点。徐々に流れは豊田合成トレフェルサに傾く。その後もイゴールのサーブが走り、2連続サービスエースを含む3連続得点で一気に逆転。中盤以降も順調に連続得点を重ね、このセットを25-17で取った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「いい準備をし、集中して試合に臨むことができた。速さのある選手が多いチームだったので、サーブで崩すことができてよかった。また、いいレセプション(サーブレシーブ)からサイドアウトを取るなど、戦術的にもうまくいった上で勝利することができ、大変嬉しく思う。明日(30日)からの2試合はとても難しい試合になると思うが、全力で戦いたい」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) 1勝2敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | - | - |
ALTAY VC(カザフスタン) 1勝2敗 |
0 | 20 | 18 | 20 | - | - |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
豊田合成トレフェルサの連続得点でスタートし、傳田亮太のブロックポイントと近裕崇のサーブなどで追加得点。8-3でファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤カザフスタン代表は、強力なサーブと高いブロックで反撃を開始し、連続得点で16-15と1点差まで追い上げた。しかし終始落ち着いたバレーを見せた豊田合成トレフェルサは、終盤4連続ポイントで一気に相手を引き離し、イゴール・オムルチェンが要所で確実に得点を重ね、一度もリードを許すことなくこのセットを25-20で先取した。
第2セット
開始直後にカザフスタン代表の強力なサーブで乱されたが、その後はリベロ・古賀幸一郎、白岩直也、高松卓矢の堅守からリズムを作り、16-10でセカンドテクニカルタイムアウトを迎えた。カザフスタン代表はサーブミスが続き、一方豊田合成トレフェルサは、堅実なサイドアウトとブロックディフェンスからイゴールが決める得意の形で、25-18と第2セットを連取した。
第3セット
高松のサーブから3連続得点に成功。その後、カザフスタン代表の強力なサーブで連続失点し、一進一退の攻防が続く。中盤、先に抜けたのは豊田合成トレフェルサ。イゴールのスパイクとサービスエースで4連続得点を奪い、試合の流れを掴む。安定したサーブレシーブからイゴールと高松にトスを集め、危なげなくこのセットを25-20で取り、セットカウント3-0で勝利した。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「(前日の試合が)第4試合目だったということ、かつとてもハードな試合で決して良いコンディションではなかったが、集中して試合に臨むことができた。特にサーブや守備面がうまく機能し、良い結果を出すことができた。明日の試合は、ホスト国のミャンマー代表が相手でかなり難しい試合になると思うがベストを尽くしたい」
順位決定予備戦(1-8位)最終順位
【E組】
1位: AL-ARABI SPORTS CLUB[カタール](3勝0敗)
2位: SHANGHAI GOLDEN AGE[中国](2勝1敗)
3位: Asia World Club [ミャンマー](1勝2敗)
4位: MASECO TPHCM[ベトナム](0勝3敗)
【F組】
1位: BANK SARMAYEH[イラン](3勝0敗)
2位: 豊田合成トレフェルサ[日本](1勝2敗)
3位: ALTAY VC[カザフスタン](1勝2敗、勝点3)
4位: TAIWAN POWER[チャイニーズタイペイ](1勝2敗、勝点2)
8月27日 豊田合成トレフェルサ(日本)×BANK SARMAYEH(イラン) 順位決定予備戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2敗
1
26
18
25
13
-
BANK SARMAYEH(イラン)
2勝
3
28
25
23
25
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
イランの2連続ポイントでスタート。しかし豊田合成トレフェルサは傳田亮太のブロックポイント、サービスエースで波に乗り、8-5とリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤はイランが連続得点を重ね優位に試合を進めたが、傳田の強力なサーブで5連続得点に成功し、互いに主導権を譲らない展開で後半へ突入。終盤、イゴール・オムルチェンがイランの高いブロックに捕まり逆転を許すと、このセットを26-28で落とした。
第2セット
イランの速く高い強力なサイド攻撃に対し、豊田合成トレフェルサは傳田、近裕崇のセンター線を有効に使い、終盤まで両チームとも一歩も譲らぬサイドアウトの応酬が続く。しかし17-18で迎えた終盤、イランの強力なサーブに押され6連続失点を喫して、そのまま18-25で第2セットを失った。
第3セット
得意のサイドアウトが決まらず0-4と劣勢となった。その後もイランの強力な攻撃に防戦一方となり、一時は7点差をつけられたが、高松卓矢のサーブで4連続得点に成功。徐々に追い上げる豊田合成は、司令塔・内山正平が攻撃を全体に散らせ、中盤16-15と逆転に成功。その後もサーブで乗った高松と、尻上がりに調子を上げるイゴールの安定したスパイクで、このセットを25-23で奪った。
第4セット
序盤から連続失点が続き、イランに自由に攻撃をさせてしまう。このセット持ち味が一切出ることなく13-25でこのセットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「イラン代表にはリオデジャネイロオリンピックに出場した選手が多くいたが、いい試合ができた。チームの状況は良くなってきている。明日は第1試合ということでコンディション調整が難しいが、ベストなプレーをして今後の試合につながるよう頑張りたい」
8月25日 豊田合成トレフェルサ(日本)×TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2勝1敗
2
22
23
25
25
11
TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ)
3勝
3
25
25
23
21
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日の試合と同じく山田脩造をウィングスパイカーで起用。椿山竜介のブレイクポイントからスタートしたが、互いに一歩も引かない展開で中盤を迎えた。豊田合成トレフェルサは、今大会好調の高松卓矢と傳田亮太を中心に攻撃を組み立てたが、レセプションでいつものリズムが作れず、中盤に連続失点が続く。一時は5点差をつけられたが、山田に変え白岩直也を投入しレセプションを安定させると、徐々にリズムが戻る。終盤、白岩のスパイクや傳田のブロックポイントで2点差まで追い詰めたが、最後はチャイニーズタイペイに押し切られ、第1セットを22-25で落とした。
第2セット
スタートから白岩をウィングスパイカーに起用。安定したレセプションと決定力で、序盤からサイドアウトの応酬が続く。椿山と高松を中心に攻め、両チームとも一歩も引かぬ展開であったが、サーブミスが続いた豊田合成は終始主導権を握ることができず、23-25で第2セットも奪われた。
第3セット
椿山に代え山田をオポジットで起用。このセットも互いにサイドアウトの応酬が続いたが、序盤から豊田合成のペースで試合が進み、ファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤までリードし優位な展開で進めたが、連続失点が続き終盤に逆転を許す。しかし高松の活躍などで最後は25-23でこのセットを奪い返した。
第4セット
今セットも序盤からサイドアウトの取り合いが続く。白岩と古賀幸一郎の安定したレセプションから両サイドを有効に使い、リードした状態でセカンドテクニカルタイムアウトを折り返した。終盤、山田が要所でブロックやスパイクなどで得点し、第4セットを25-21で取った。
第5セット
白岩のスパイクで得点を重ねたが、相手もエースにボール集め一進一退の攻防となった。しかし中盤、豊田合成が3連続でサーブミスし流れを失うと、逆にチャイニーズタイペイのピンチサーバーにフローターサーブを決められ4連続失点を喫した。豊田合成は近裕崇のクイックで応戦したが、連続失点とサーブミスが響き、11-15で最終セットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「我々の高いレベルのバレーをすることができなかった。しかし、途中から出場した白岩(直也選手)の活躍がチームをいつものプレーに戻してくれた。この試合の結果が明後日からの順位決定予備戦に持ち越しなので、ビハインドの状態からのスタートとなるが、課題を改善して戦っていく。また日本から来てくれたファンに感謝したい」
1次リーグ戦当該組最終順位
【B組】
1位: TAIWAN POWER[チャイニーズタイペイ](3勝0敗)
2位: 豊田合成トレフェルサ[日本](2勝1敗)
3位: POLRI SAMATOR[インドネシア](1勝2敗)
4位: GAS ALJANOOB[イラク](0勝3敗)
【D組】 ※順位決定予備戦で同組
1位: BANK SARMAYEH[イラン](3勝0敗)
2位: ALTAY VC[カザフスタン](2勝1敗)
3位: MALAYSIA[マレーシア](1勝2敗)
4位: HONG KONG[ホンコンチャイナ](0勝3敗)
8月24日 豊田合成トレフェルサ(日本)×POLRI SAMATOR(インドネシア) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2勝
3
27
25
25
-
-
POLRI SAMATOR(インドネシア)
2敗
0
25
23
19
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、互いに一進一退の展開で進む。インドネシアは中盤、高い身体能力と両サイドからの攻撃力を発揮し、連続ポイントを重ねた。一方豊田合成トレフェルサは、レセプションが乱れる場面が目立ち、中盤以降劣勢が続く。終盤20-23となったところで2回目のタイムアウトを取り、その直後、近裕崇などの活躍で追い上げに成功。さらには傳田亮太のブロックポイントで同点に追いついた。その後両者点を取り合い、最後は高松卓矢のブロックとスパイクの2連続ポイントで、第1セットを27-25と逆転で先取した。
第2セット
スタートからセンター線と両サイドを巧みに使い優勢に試合を進めた。中盤に一時は5点差をつけたが、インドネシアの早い攻撃と高さのあるクイックに苦戦し21-21の同点となった。しかし第1セットに続き、高松が終盤チームを引っ張り、25-23と第2セットも奪った。
第3セット
開始直後の3連続ポイントを皮切りに、持ち味でもある確実なレセプションとブロック、ディフェンス力を取り戻し連続得点。新加入の椿山竜介と近にボールを集め、さらにはインドネシアが苦手とするフローターサーブを多用。危なげない展開で第3セットを25-19で取り、開幕2連勝を飾った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「第1セット、第2セットとも難しい試合展開であったが、選手たちの頑張りにより勝利することができた。明日のチャイニーズタイペイ戦も難しい試合となるだろう。ベストコンディションではないが全力で戦いたい」
8月23日 豊田合成トレフェルサ(日本)×GAS ALJANOOB(イラク) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
1勝
3
25
23
25
27
15
GAS ALJANOOB(イラク)
1敗
2
14
25
13
29
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
スタートから3連続ポイントで主導権を握ると、サイド攻撃を中心に得点を重ね危なげない展開で試合は進む。中盤には2016年度全日本選手の傳田亮太がクイックとブロックの連続ポイントでさらにイラクを突き放し、第1セットを25-14で先取した。
第2セット
序盤からサイドアウトの応酬が続き一進一退の展開で中盤に突入。終盤イラクの連続ポイントで離され一時は4点差がついたが、途中交代で入った山田脩造、前田一誠の活躍で1点差まで詰め寄った。しかし最後はイラクの高さある攻撃に押し切られ、23-25で第2セットを落とした。
第3セット
序盤で4-0とスタートダッシュに成功。さらには椿山竜介のブロックポイントなどで5連続得点し、25-13の大差でこのセットを奪い返した。
第4セット
序盤4点差をつけリードしたが、イランの驚異的な粘りでシーソーゲームの展開で中盤へ突入。その後、両チームともサイドアウトとブレイクが続きデュースまでもつれ込む白熱した展開となったが、第4セットを27-29で落とした。
第5セット
最終セット、内山正平が巧みにセンター線を使い、互いにサイドアウトを取り合う。その後も高松と椿山が効果的に得点を重ね、最後は高松が鋭いスパイクをコートに叩き込み、最終セットを15-13で奪った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「不安定な試合運びだったが、長い間試合から遠ざかっていたので、これはノーマルだと思う。自分たちは大変難しいプールにいる。どのチームも近い力を持った4チームが集まった。このトーナメントを通じてさらに成長できるよう高いレベルを目指したい」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) 2敗 |
1 | 26 | 18 | 25 | 13 | - |
BANK SARMAYEH(イラン) 2勝 |
3 | 28 | 25 | 23 | 25 | - |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
イランの2連続ポイントでスタート。しかし豊田合成トレフェルサは傳田亮太のブロックポイント、サービスエースで波に乗り、8-5とリードしてファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤はイランが連続得点を重ね優位に試合を進めたが、傳田の強力なサーブで5連続得点に成功し、互いに主導権を譲らない展開で後半へ突入。終盤、イゴール・オムルチェンがイランの高いブロックに捕まり逆転を許すと、このセットを26-28で落とした。
第2セット
イランの速く高い強力なサイド攻撃に対し、豊田合成トレフェルサは傳田、近裕崇のセンター線を有効に使い、終盤まで両チームとも一歩も譲らぬサイドアウトの応酬が続く。しかし17-18で迎えた終盤、イランの強力なサーブに押され6連続失点を喫して、そのまま18-25で第2セットを失った。
第3セット
得意のサイドアウトが決まらず0-4と劣勢となった。その後もイランの強力な攻撃に防戦一方となり、一時は7点差をつけられたが、高松卓矢のサーブで4連続得点に成功。徐々に追い上げる豊田合成は、司令塔・内山正平が攻撃を全体に散らせ、中盤16-15と逆転に成功。その後もサーブで乗った高松と、尻上がりに調子を上げるイゴールの安定したスパイクで、このセットを25-23で奪った。
第4セット
序盤から連続失点が続き、イランに自由に攻撃をさせてしまう。このセット持ち味が一切出ることなく13-25でこのセットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「イラン代表にはリオデジャネイロオリンピックに出場した選手が多くいたが、いい試合ができた。チームの状況は良くなってきている。明日は第1試合ということでコンディション調整が難しいが、ベストなプレーをして今後の試合につながるよう頑張りたい」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) 2勝1敗 |
2 | 22 | 23 | 25 | 25 | 11 |
TAIWAN POWER(チャイニーズタイペイ) 3勝 |
3 | 25 | 25 | 23 | 21 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
昨日の試合と同じく山田脩造をウィングスパイカーで起用。椿山竜介のブレイクポイントからスタートしたが、互いに一歩も引かない展開で中盤を迎えた。豊田合成トレフェルサは、今大会好調の高松卓矢と傳田亮太を中心に攻撃を組み立てたが、レセプションでいつものリズムが作れず、中盤に連続失点が続く。一時は5点差をつけられたが、山田に変え白岩直也を投入しレセプションを安定させると、徐々にリズムが戻る。終盤、白岩のスパイクや傳田のブロックポイントで2点差まで追い詰めたが、最後はチャイニーズタイペイに押し切られ、第1セットを22-25で落とした。
第2セット
スタートから白岩をウィングスパイカーに起用。安定したレセプションと決定力で、序盤からサイドアウトの応酬が続く。椿山と高松を中心に攻め、両チームとも一歩も引かぬ展開であったが、サーブミスが続いた豊田合成は終始主導権を握ることができず、23-25で第2セットも奪われた。
第3セット
椿山に代え山田をオポジットで起用。このセットも互いにサイドアウトの応酬が続いたが、序盤から豊田合成のペースで試合が進み、ファーストテクニカルタイムアウトを迎えた。中盤までリードし優位な展開で進めたが、連続失点が続き終盤に逆転を許す。しかし高松の活躍などで最後は25-23でこのセットを奪い返した。
第4セット
今セットも序盤からサイドアウトの取り合いが続く。白岩と古賀幸一郎の安定したレセプションから両サイドを有効に使い、リードした状態でセカンドテクニカルタイムアウトを折り返した。終盤、山田が要所でブロックやスパイクなどで得点し、第4セットを25-21で取った。
第5セット
白岩のスパイクで得点を重ねたが、相手もエースにボール集め一進一退の攻防となった。しかし中盤、豊田合成が3連続でサーブミスし流れを失うと、逆にチャイニーズタイペイのピンチサーバーにフローターサーブを決められ4連続失点を喫した。豊田合成は近裕崇のクイックで応戦したが、連続失点とサーブミスが響き、11-15で最終セットを落とした。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「我々の高いレベルのバレーをすることができなかった。しかし、途中から出場した白岩(直也選手)の活躍がチームをいつものプレーに戻してくれた。この試合の結果が明後日からの順位決定予備戦に持ち越しなので、ビハインドの状態からのスタートとなるが、課題を改善して戦っていく。また日本から来てくれたファンに感謝したい」
1次リーグ戦当該組最終順位
【B組】
1位: TAIWAN POWER[チャイニーズタイペイ](3勝0敗)
2位: 豊田合成トレフェルサ[日本](2勝1敗)
3位: POLRI SAMATOR[インドネシア](1勝2敗)
4位: GAS ALJANOOB[イラク](0勝3敗)
【D組】 ※順位決定予備戦で同組
1位: BANK SARMAYEH[イラン](3勝0敗)
2位: ALTAY VC[カザフスタン](2勝1敗)
3位: MALAYSIA[マレーシア](1勝2敗)
4位: HONG KONG[ホンコンチャイナ](0勝3敗)
8月24日 豊田合成トレフェルサ(日本)×POLRI SAMATOR(インドネシア) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
2勝
3
27
25
25
-
-
POLRI SAMATOR(インドネシア)
2敗
0
25
23
19
-
-
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、互いに一進一退の展開で進む。インドネシアは中盤、高い身体能力と両サイドからの攻撃力を発揮し、連続ポイントを重ねた。一方豊田合成トレフェルサは、レセプションが乱れる場面が目立ち、中盤以降劣勢が続く。終盤20-23となったところで2回目のタイムアウトを取り、その直後、近裕崇などの活躍で追い上げに成功。さらには傳田亮太のブロックポイントで同点に追いついた。その後両者点を取り合い、最後は高松卓矢のブロックとスパイクの2連続ポイントで、第1セットを27-25と逆転で先取した。
第2セット
スタートからセンター線と両サイドを巧みに使い優勢に試合を進めた。中盤に一時は5点差をつけたが、インドネシアの早い攻撃と高さのあるクイックに苦戦し21-21の同点となった。しかし第1セットに続き、高松が終盤チームを引っ張り、25-23と第2セットも奪った。
第3セット
開始直後の3連続ポイントを皮切りに、持ち味でもある確実なレセプションとブロック、ディフェンス力を取り戻し連続得点。新加入の椿山竜介と近にボールを集め、さらにはインドネシアが苦手とするフローターサーブを多用。危なげない展開で第3セットを25-19で取り、開幕2連勝を飾った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「第1セット、第2セットとも難しい試合展開であったが、選手たちの頑張りにより勝利することができた。明日のチャイニーズタイペイ戦も難しい試合となるだろう。ベストコンディションではないが全力で戦いたい」
8月23日 豊田合成トレフェルサ(日本)×GAS ALJANOOB(イラク) 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
豊田合成トレフェルサ(日本)
1勝
3
25
23
25
27
15
GAS ALJANOOB(イラク)
1敗
2
14
25
13
29
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
スタートから3連続ポイントで主導権を握ると、サイド攻撃を中心に得点を重ね危なげない展開で試合は進む。中盤には2016年度全日本選手の傳田亮太がクイックとブロックの連続ポイントでさらにイラクを突き放し、第1セットを25-14で先取した。
第2セット
序盤からサイドアウトの応酬が続き一進一退の展開で中盤に突入。終盤イラクの連続ポイントで離され一時は4点差がついたが、途中交代で入った山田脩造、前田一誠の活躍で1点差まで詰め寄った。しかし最後はイラクの高さある攻撃に押し切られ、23-25で第2セットを落とした。
第3セット
序盤で4-0とスタートダッシュに成功。さらには椿山竜介のブロックポイントなどで5連続得点し、25-13の大差でこのセットを奪い返した。
第4セット
序盤4点差をつけリードしたが、イランの驚異的な粘りでシーソーゲームの展開で中盤へ突入。その後、両チームともサイドアウトとブレイクが続きデュースまでもつれ込む白熱した展開となったが、第4セットを27-29で落とした。
第5セット
最終セット、内山正平が巧みにセンター線を使い、互いにサイドアウトを取り合う。その後も高松と椿山が効果的に得点を重ね、最後は高松が鋭いスパイクをコートに叩き込み、最終セットを15-13で奪った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「不安定な試合運びだったが、長い間試合から遠ざかっていたので、これはノーマルだと思う。自分たちは大変難しいプールにいる。どのチームも近い力を持った4チームが集まった。このトーナメントを通じてさらに成長できるよう高いレベルを目指したい」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) 2勝 |
3 | 27 | 25 | 25 | - | - |
POLRI SAMATOR(インドネシア) 2敗 |
0 | 25 | 23 | 19 | - | - |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
序盤、互いに一進一退の展開で進む。インドネシアは中盤、高い身体能力と両サイドからの攻撃力を発揮し、連続ポイントを重ねた。一方豊田合成トレフェルサは、レセプションが乱れる場面が目立ち、中盤以降劣勢が続く。終盤20-23となったところで2回目のタイムアウトを取り、その直後、近裕崇などの活躍で追い上げに成功。さらには傳田亮太のブロックポイントで同点に追いついた。その後両者点を取り合い、最後は高松卓矢のブロックとスパイクの2連続ポイントで、第1セットを27-25と逆転で先取した。
第2セット
スタートからセンター線と両サイドを巧みに使い優勢に試合を進めた。中盤に一時は5点差をつけたが、インドネシアの早い攻撃と高さのあるクイックに苦戦し21-21の同点となった。しかし第1セットに続き、高松が終盤チームを引っ張り、25-23と第2セットも奪った。
第3セット
開始直後の3連続ポイントを皮切りに、持ち味でもある確実なレセプションとブロック、ディフェンス力を取り戻し連続得点。新加入の椿山竜介と近にボールを集め、さらにはインドネシアが苦手とするフローターサーブを多用。危なげない展開で第3セットを25-19で取り、開幕2連勝を飾った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「第1セット、第2セットとも難しい試合展開であったが、選手たちの頑張りにより勝利することができた。明日のチャイニーズタイペイ戦も難しい試合となるだろう。ベストコンディションではないが全力で戦いたい」
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
豊田合成トレフェルサ(日本) 1勝 |
3 | 25 | 23 | 25 | 27 | 15 |
GAS ALJANOOB(イラク) 1敗 |
2 | 14 | 25 | 13 | 29 | 13 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第1セット
スタートから3連続ポイントで主導権を握ると、サイド攻撃を中心に得点を重ね危なげない展開で試合は進む。中盤には2016年度全日本選手の傳田亮太がクイックとブロックの連続ポイントでさらにイラクを突き放し、第1セットを25-14で先取した。
第2セット
序盤からサイドアウトの応酬が続き一進一退の展開で中盤に突入。終盤イラクの連続ポイントで離され一時は4点差がついたが、途中交代で入った山田脩造、前田一誠の活躍で1点差まで詰め寄った。しかし最後はイラクの高さある攻撃に押し切られ、23-25で第2セットを落とした。
第3セット
序盤で4-0とスタートダッシュに成功。さらには椿山竜介のブロックポイントなどで5連続得点し、25-13の大差でこのセットを奪い返した。
第4セット
序盤4点差をつけリードしたが、イランの驚異的な粘りでシーソーゲームの展開で中盤へ突入。その後、両チームともサイドアウトとブレイクが続きデュースまでもつれ込む白熱した展開となったが、第4セットを27-29で落とした。
第5セット
最終セット、内山正平が巧みにセンター線を使い、互いにサイドアウトを取り合う。その後も高松と椿山が効果的に得点を重ね、最後は高松が鋭いスパイクをコートに叩き込み、最終セットを15-13で奪った。
【コメント】
アンデッシュ・クリスティアンソン監督
「不安定な試合運びだったが、長い間試合から遠ざかっていたので、これはノーマルだと思う。自分たちは大変難しいプールにいる。どのチームも近い力を持った4チームが集まった。このトーナメントを通じてさらに成長できるよう高いレベルを目指したい」