- 6
第2回世界U-23女子選手権大会
-
- VOLLEYBALL
- BEACH VOLLEYBALL
- YEAR
-
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
RESULTS
試合結果
最終順位
- ブラジル
- トルコ
- ドミニカ共和国
- 日本
- 中国
- イタリア
- ブルガリア
- タイ
- コロンビア
- ペルー
- キューバ
- エジプト
日本の試合結果
8月19日 日本×ドミニカ共和国 3位決定戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2
25
25
21
16
11
ドミニカ共和国
3
21
17
25
25
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、3位決定戦。日本は2大会連続のメダル獲得を懸けて、ドミニカ共和国と対戦した。1次リーグ戦で対戦した際にはセットカウント3-1で勝利したが、高い打点からのパワフルなアタックが侮れないドミニカ共和国。サーブが好調な日本はドミニカ共和国に思うような攻撃を許さず2セットを先取し、銅メダルが見えたかに思われた。しかし、そこからドミニカ共和国の高いブロックに日本のアタッカー陣がマークを絞られると、ワンタッチを切り返される展開となり、3セットを取り返された。日本はセットカウント2-3のフルセットでドミニカ共和国に敗れ、本大会を4位で終了した。
第1セット、立ち上がりにドミニカ共和国のパワーのあるジャンプサーブにレセプションを乱され0-4とリードを奪われると、日本はたまらずタイムアウトを要求。タイムアウト明けに井上愛里沙、今村優香ら攻撃陣が踏ん張りを見せ8-9と追い上げると、橘井友香のアタックが小気味よく決まりだし、12-9と逆転に成功。ドミニカ共和国のタイムアウト後はサイドアウトの応酬となったが、要所で井上が決めて25-21で第1セットを先取した。
第2セット、出足が好調な日本は井上のアタックやドミニカ共和国のミスで6-3とリードを奪った。その後は一進一退の展開となったが、立て続けにアタックミスが出たドミニカ共和国に対し日本は着実に得点を重ねた。さらにキャプテン・山内美咲の連続サービスエースでドミニカ共和国を突き放し、25-17で2セットを連取した。
第3セット、序盤からドミニカ共和国にバックアタックを含めた思い切りの良い攻撃を決められ、1-6とリードを許した。日本も井上にボールを集めて追い上げを図ったが、再びドミニカ共和国のジャンプサーブにサーブレシーブを崩され13-19。ここで日本は坂本奈々香を投入し、20-20と同点に追い付いたが、再びドミニカ共和国のサーブに行く手を阻まれ20-24と引き離されると、最後は21-25で第3セットを失った。
第4セット、息を吹き返したドミニカ共和国の猛攻を井上のアタックで何とか凌いだものの、8-11とリードを許す展開となった。再びドミニカ共和国のジャンプサーブに押し込まれ9-17とリードを広げられると、終盤には今村優香のアタックで盛り返しを図ったが16-25でドミニカ共和国に押し切られた。
最終第5セット、ブロックやサーブで0-3とドミニカ共和国にリードを許すと、たまらず日本はタイムアウトを要求。その後は丸尾遥香のアタックや相手のミスにも助けられ、8-8と同点に追い付いたが、ドミニカ共和国の高いブロックにワンタッチを取られ決定力が低下すると、終盤にもブロックで2得点を許し、11-15とドミニカ共和国に押し切られた。
8月18日 日本×トルコ セミファイナルラウンド(1-4位)
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1
20
12
26
22
–
トルコ
3
25
25
24
25
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦B組を2位で通過した日本は、同リーグ戦(A組)1位の地元・トルコとセミファイナルラウンド(1-4位)を戦った。高さを誇るブロックと強烈なスパイクで無敗で勝ち上がってきたトルコ。満員近い観客の応援を背に受けたトルコに手を焼く日本は、第1、2セットを連取されたあと、第3セットを維持で取り返したが、セットカウント1-3と押し切られた。次戦は8月19日16時00分(日本時間19日22時00分)より、ドミニカ共和国と銅メダルを懸けて3位決定戦を戦う。
第1セット、白井美沙紀のサーブで相手を崩し出だしこそ先攻したが、トルコの高いブロックに阻まれなかなか点に繋げられない日本。2-8と一気にリードを広げられ1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後ライトから今村優香のスパイクをきっかけに10-13まで追い上げたが、再びトルコの高いブロックで連続得点を許し11-17と引き離された。なんとか追いつきたい日本は井上愛里沙のスパイクとブロックの連続得点や相手の連続ミスで17-19と2点差まで追いついたが、最後は相手に強烈なスパイクを叩き込まれ20-25で第1セットを落とした。
第2セット、悪い流れを断ち切れない日本は序盤から相手に連続得点を許し、一気に4-13まで引き離された。相手のサーブに揺さぶられ思うようにコンビを組めない日本。このセットは12-25で落とし た。
第3セット、出だしは第2セットの流れのまま1-5と一気にトルコに先行された。しかしここからキャプテン・山内美咲のブロックや橘井友香のスパイクで踏みとどまった日本。1回目のテクニカルタイムアウトは7-8で折り返したが、その後は一進一退の展開となった。中盤は井上の相手ブロックをかわすスパイクで得点し、24-24のデュースへ突入した。粘った日本は、井上と橘井のスパイクが相手レシーブの手を弾いて、26-24と第3セット日本が奪取した。
第4セット、第3セットの余勢を駆って、出だしから橋井や井上の攻撃陣が躍動し8-3と大きくトルコをリードして1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし日本は13-7とリードしたところで、トルコのブロックにワンタッチを取られると、そこから5連続失点し13-12と追いつかれた。その後はサイドアウトの応酬となったが、終盤はトルコの高い打点からのスパイクに突き放され、22-25と第4セットを失った。
8月17日 日本×ペルー 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝1敗
3
25
25
25
–
–
ペルー
1勝4敗
0
18
20
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦(B組)。日本は、前日14日にアジアチャンピオンの中国を破り3戦全勝と好調なドミニカ共和国と対戦した。7月に行われたFIVBワールドグランプリ2015予選ラウンドさいたま大会で全日本女子と対戦した際のメンバーも出場している同チーム。日本はドミニカ共和国の高い打点からのパワフルなアタックにレシーブが弾かれ1セットは失ったが、それ以外はコースを狙った日本のサーブとブロックの連携が機能し、ドミニカ共和国に十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-1で勝利した。次戦は8月17日16時30分(日本時間8月17日22時30分)より、セミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて、ペルーと1次リーグ戦(B組)最終戦を戦う。
第1セット、出だしから日本は井上愛里沙が大車輪の活躍で7-4とリードした。しかし、ドミニカ共和国のパワフルなスパイクが日本のブロックの手を弾くようになると7-7と追い付かれ、その後は終盤18-18の場面まで一進一退の攻防が続いた。白井美沙紀のサービスエースで接戦を抜け出すきっかけを得た日本は、丸尾遥香、井上の連続ブロックポイントでドミニカ共和国を振り切り、25-20で第1セットを先取した。
第2セットに入ってもキャプテン・山内美咲、井上のアタックが好調で、11-7とリードしたが、ドミニカ共和国に高いブロックで4得点を挙げられ14-14と接戦となった。ここで日本は山内のブロックでの2得点をきっかけにドミニカ共和国を引き離しにかかると、終盤は今村優香のスパイクなどで得点を奪い、25-18と第2セットをものにした。
第3セット、立ち上がりは拮抗した展開となったが、井上や丸尾が踏ん張り8-9と持ちこたえた。しかし、ドミニカ共和国のジャンプサーブに日本のレセプションが崩されると、一気に8-15と点差を広げられた。井上のアタックで何とか追いすがった日本だったが、ドミニカ共和国の容赦のないブロックに阻まれ、16-25と第3セットを失った。
第4セット、第3セットの嫌なムードを払拭するかのように出だしから山内、井上、丸尾の攻撃陣が好調で11-5とリードを奪うと、たまらずドミニカ共和国はタイムアウトを要求。その後はサイドアウトの応酬となったが、井上の軟硬を交えたアタックが相手の追従を許さず、最終的には25-19とドミニカ共和国を突き放して第4セットを取った。
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会 1次リーグ戦B組 最終順位表
1位:ドミニカ共和国(4勝1敗、勝点12、セット率=3.250、得点率=1.250)
2位:日本(4勝1敗、勝点12、セット率=3.250、得点率=1.119)
3位:中国(4勝1敗、勝点12、セット率=2.000)
4位:タイ(2勝3敗、勝点6)
5位:ペルー(1勝4敗、勝点3)
6位:キューバ(0勝5敗、勝点0)
8月15日 日本×ドミニカ共和国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
3
25
25
16
25
–
ドミニカ共和国
3勝1敗
1
20
18
25
19
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦(B組)。日本は、前日14日にアジアチャンピオンの中国を破り3戦全勝と好調なドミニカ共和国と対戦した。7月に行われたFIVBワールドグランプリ2015予選ラウンドさいたま大会で全日本女子と対戦した際のメンバーも出場している同チーム。日本はドミニカ共和国の高い打点からのパワフルなアタックにレシーブが弾かれ1セットは失ったが、それ以外はコースを狙った日本のサーブとブロックの連携が機能し、ドミニカ共和国に十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-1で勝利した。次戦は8月17日16時30分(日本時間8月17日22時30分)より、セミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて、ペルーと1次リーグ戦(B組)最終戦を戦う。
第1セット、出だしから日本は井上愛里沙が大車輪の活躍で7-4とリードした。しかし、ドミニカ共和国のパワフルなスパイクが日本のブロックの手を弾くようになると7-7と追い付かれ、その後は終盤18-18の場面まで一進一退の攻防が続いた。白井美沙紀のサービスエースで接戦を抜け出すきっかけを得た日本は、丸尾遥香、井上の連続ブロックポイントでドミニカ共和国を振り切り、25-20で第1セットを先取した。
第2セットに入ってもキャプテン・山内美咲、井上のアタックが好調で、11-7とリードしたが、ドミニカ共和国に高いブロックで4得点を挙げられ14-14と接戦となった。ここで日本は山内のブロックでの2得点をきっかけにドミニカ共和国を引き離しにかかると、終盤は今村優香のスパイクなどで得点を奪い、25-18と第2セットをものにした。
第3セット、立ち上がりは拮抗した展開となったが、井上や丸尾が踏ん張り8-9と持ちこたえた。しかし、ドミニカ共和国のジャンプサーブに日本のレセプションが崩されると、一気に8-15と点差を広げられた。井上のアタックで何とか追いすがった日本だったが、ドミニカ共和国の容赦のないブロックに阻まれ、16-25と第3セットを失った。
第4セット、第3セットの嫌なムードを払拭するかのように出だしから山内、井上、丸尾の攻撃陣が好調で11-5とリードを奪うと、たまらずドミニカ共和国はタイムアウトを要求。その後はサイドアウトの応酬となったが、井上の軟硬を交えたアタックが相手の追従を許さず、最終的には25-19とドミニカ共和国を突き放して第4セットを取った。
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会 1次リーグ戦B組 順位表(8月15日終了時点)
1位: ドミニカ共和国(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.231)
2位: 日本(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.150)
3位: 中国(3勝1敗、勝点9、セット率=1.500)
4位: タイ(2勝2敗)
5位: ペルー(1勝3敗)
6位: キューバ(0勝4敗)
8月14日 日本×タイ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
3
25
25
25
–
–
タイ
1勝2敗
0
20
23
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第3戦。日本はタイと対戦した。組織的で速い攻撃が特徴のタイに対し、日本のレシーブが弾かれる場面もあったが、コースを狙った日本のサーブが機能し、タイに十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は8月15日19時(日本時間8月16日1時)より、ドミニカ共和国と1次リーグ戦第4戦を戦う。
第1セット、出だし日本は田中瑞稀のサイド攻撃を中心に攻撃を組み立て、タイもコンビネーションを交えた変化のある攻撃で両チームとも譲らない展開となり、1回目のテクニカルタイムアウトは6-8とタイが獲得した。中盤タイはブロックで日本の攻撃陣を苦しめたが、日本もキャプテン・山内美咲や井上愛里沙のサーブやスパイクで得点を奪い一進一退の攻防が続いた。しかし、終盤に途中出場の今村優香のサーブが相手のサーブレシーブを乱しスパイクミスを誘い、23-17と一気にリードを広げ、最後は井上のスパイクで25-20と第1セットを先取した。
第2セット、丸尾遥香をスタートより起用。出だしは1セット目の好調を持続して6-3とリードした。しかしタイのスピードのあるサーブに日本のサーブレシーブが乱され6-10と一気に逆転を許した。ここで日本は今村、柴田真果、橘井友香を投入してゲームの流れの変化を図った。このメンバーチェンジで落ち着きを取り戻した日本。その後は双方点の取り合いとなり22-22となったが、最後は今村のスパイクが相手ブロックの手を弾いて25-23で第2セット連取に成功。
第3セット、出だしは拮抗した展開となったが、山内が踏ん張り5-5と持ちこたえた。ここで井上のサーブがタイのサーブレシーブを崩すと11-5と一気に突き放しにかかった日本。それ以降は橘井の攻撃などで順調に加点し、21-14になったところで今村の連続スパイクで25-15と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月14日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(3勝0敗、勝点9)
2位:日本(2勝1敗、勝点6、セット率=2.333)
3位:中国(2勝1敗、勝点6、セット率=1.200)
4位:ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.833)
5位:タイ(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571)
6位:キューバ(0勝3敗、勝点3、セット率=0.000)
8月13日 日本×中国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
1
25
16
22
25
–
中国
2勝
3
23
25
25
27
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第2戦。日本は中国と対戦した。速い攻撃と高いブロックを武器とする中国に、コースを絞ったブロックと粘り強いレシーブで対抗した日本は、レシーブからの切り返しが機能し第1セットを逆転で先取した。その後は中国の高いブロックに日本のアタックが封じ込まれ、セットカウント1-3と逆転負けを喫した。次戦は8月14日14時(日本時間8月14日20時)より、タイと1次リーグ戦第3戦を戦う。
第1セット、両チームとも一進一退で序盤は進行した。中盤、キャプテン・山内美咲や田中瑞希のスパイクで5連続得点を奪い18-13と一気にリードを広げた。その後,中国がブロックなどで5得点を挙げるなど、終盤逆に21-23先行されたが、最後は坂本奈々香が踏ん張り、25-23と逆転で第1セットを先取した。
第2セット、いきなり中国にサーブポイントを奪われ、1回目のテクニカルタイムアウトは5-8と中国に奪われた。日本はサーブが好調な白井美沙紀の連続サービスポイントなどで9-10と追い上げを図ったが、中盤からは中国の高いブロックにワンタッチを取られ、逆に速攻で切り返されるなど、主導権を握ることのできなかった日本は16-25と第2セットを失った。
第3セット、橘井友香と丸尾遥香をスタートから起用。攻撃に変化を求めた日本は、その甲斐あって一進一退の進行が終盤まで続いた。途中中国の高い打点からのスピードあるサーブにサーブレシーブが乱された場面もあったが、井上愛里沙と田中の踏ん張りで22-23まで粘った。しかし最後は中国に連続ブロックされ、22-25と第3セットを押し切られた。
第4セット、後のない日本は坂本をコートに戻し反撃を図った。1回目のテクニカルタイムアウトは4-8と中国に先行され苦しい序盤となった日本であったが、井上や坂本のスパイクや丸尾のブロックなどで11-11まで追い上げた。直後、会場システムのトラブルで約20分間のプレー中断を挟み迎えた終盤、23-24とマッチポイントを取られた日本は、坂本のスパイクでデュースに持ち込んだが、最後は突き放されて25-27と第4セットを失った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月13日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
2位:中国(2勝0敗、勝点6、セット率=3.000)
3位:日本(1勝1敗、勝点3、セット率=1.333)
4位:タイ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
5位:ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.333)
6位:キューバ(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
8月12日 日本×キューバ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
キューバ
1敗
0
16
10
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第1戦。日本は北中米大陸予選を勝ち上がったキューバと対戦した。終始サーブが好調だった日本は、高いブロックを誇るキューバにセットカウント3-0のストレートで勝利し、幸先の良いスタートを切った。次戦は8月13日19時(日本時間8月14日1時)より、中国と1次リーグ戦第2戦を戦う。
第1セット、開始早々、白井美沙紀のサーブが面白いように相手サーブレシーブを乱し、9-0と大きくリードを奪った。中盤以降も坂本奈々香の活躍で日本は猛攻を続けた。しかし終盤キューバのブロックに苦戦し連続失点。22-14と追い上げられたが、最後は田中瑞稀のスパイクで25-16突き放して第1セットを先取した。
第2セット、今度は中田紫乃の3連続サーブポイントなどで8-1とリードした。しかし中盤以降コースを狙った日本のサーブにミスが目立ち始め、キューバに得点を許した。終盤に途中出場の橘井友香のスパイクなどで得点を重ね、第2セットを25-10と連取した。
第3セット、スターティングメンバーの半分を入れ替えて望んだ日本。このセットも中田のサーブが効果的にコースを突き、序盤の5連続サーブで6-2とリード奪った。しかしキューバのブロックポイントなどで12-11と接戦となったが、ここでも中田のサーブを起点として橘井と坂本の攻撃陣が躍動し7連続得点。19-11とリードした。終盤、キューバに高さを武器とした連続ブロックで反撃されたが、25-20と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月12日終了時点)
1位:日本(1勝0敗、勝点3、セット率=MAX)
2位:ドミニカ共和国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.225)
3位:中国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.111)
4位:タイ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.900)
5位:ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.816)
6位:キューバ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 2 | 25 | 25 | 21 | 16 | 11 |
ドミニカ共和国 | 3 | 21 | 17 | 25 | 25 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、3位決定戦。日本は2大会連続のメダル獲得を懸けて、ドミニカ共和国と対戦した。1次リーグ戦で対戦した際にはセットカウント3-1で勝利したが、高い打点からのパワフルなアタックが侮れないドミニカ共和国。サーブが好調な日本はドミニカ共和国に思うような攻撃を許さず2セットを先取し、銅メダルが見えたかに思われた。しかし、そこからドミニカ共和国の高いブロックに日本のアタッカー陣がマークを絞られると、ワンタッチを切り返される展開となり、3セットを取り返された。日本はセットカウント2-3のフルセットでドミニカ共和国に敗れ、本大会を4位で終了した。
第1セット、立ち上がりにドミニカ共和国のパワーのあるジャンプサーブにレセプションを乱され0-4とリードを奪われると、日本はたまらずタイムアウトを要求。タイムアウト明けに井上愛里沙、今村優香ら攻撃陣が踏ん張りを見せ8-9と追い上げると、橘井友香のアタックが小気味よく決まりだし、12-9と逆転に成功。ドミニカ共和国のタイムアウト後はサイドアウトの応酬となったが、要所で井上が決めて25-21で第1セットを先取した。
第2セット、出足が好調な日本は井上のアタックやドミニカ共和国のミスで6-3とリードを奪った。その後は一進一退の展開となったが、立て続けにアタックミスが出たドミニカ共和国に対し日本は着実に得点を重ねた。さらにキャプテン・山内美咲の連続サービスエースでドミニカ共和国を突き放し、25-17で2セットを連取した。
第3セット、序盤からドミニカ共和国にバックアタックを含めた思い切りの良い攻撃を決められ、1-6とリードを許した。日本も井上にボールを集めて追い上げを図ったが、再びドミニカ共和国のジャンプサーブにサーブレシーブを崩され13-19。ここで日本は坂本奈々香を投入し、20-20と同点に追い付いたが、再びドミニカ共和国のサーブに行く手を阻まれ20-24と引き離されると、最後は21-25で第3セットを失った。
第4セット、息を吹き返したドミニカ共和国の猛攻を井上のアタックで何とか凌いだものの、8-11とリードを許す展開となった。再びドミニカ共和国のジャンプサーブに押し込まれ9-17とリードを広げられると、終盤には今村優香のアタックで盛り返しを図ったが16-25でドミニカ共和国に押し切られた。
最終第5セット、ブロックやサーブで0-3とドミニカ共和国にリードを許すと、たまらず日本はタイムアウトを要求。その後は丸尾遥香のアタックや相手のミスにも助けられ、8-8と同点に追い付いたが、ドミニカ共和国の高いブロックにワンタッチを取られ決定力が低下すると、終盤にもブロックで2得点を許し、11-15とドミニカ共和国に押し切られた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 1 | 20 | 12 | 26 | 22 | – |
トルコ | 3 | 25 | 25 | 24 | 25 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦B組を2位で通過した日本は、同リーグ戦(A組)1位の地元・トルコとセミファイナルラウンド(1-4位)を戦った。高さを誇るブロックと強烈なスパイクで無敗で勝ち上がってきたトルコ。満員近い観客の応援を背に受けたトルコに手を焼く日本は、第1、2セットを連取されたあと、第3セットを維持で取り返したが、セットカウント1-3と押し切られた。次戦は8月19日16時00分(日本時間19日22時00分)より、ドミニカ共和国と銅メダルを懸けて3位決定戦を戦う。
第1セット、白井美沙紀のサーブで相手を崩し出だしこそ先攻したが、トルコの高いブロックに阻まれなかなか点に繋げられない日本。2-8と一気にリードを広げられ1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。その後ライトから今村優香のスパイクをきっかけに10-13まで追い上げたが、再びトルコの高いブロックで連続得点を許し11-17と引き離された。なんとか追いつきたい日本は井上愛里沙のスパイクとブロックの連続得点や相手の連続ミスで17-19と2点差まで追いついたが、最後は相手に強烈なスパイクを叩き込まれ20-25で第1セットを落とした。
第2セット、悪い流れを断ち切れない日本は序盤から相手に連続得点を許し、一気に4-13まで引き離された。相手のサーブに揺さぶられ思うようにコンビを組めない日本。このセットは12-25で落とし た。
第3セット、出だしは第2セットの流れのまま1-5と一気にトルコに先行された。しかしここからキャプテン・山内美咲のブロックや橘井友香のスパイクで踏みとどまった日本。1回目のテクニカルタイムアウトは7-8で折り返したが、その後は一進一退の展開となった。中盤は井上の相手ブロックをかわすスパイクで得点し、24-24のデュースへ突入した。粘った日本は、井上と橘井のスパイクが相手レシーブの手を弾いて、26-24と第3セット日本が奪取した。
第4セット、第3セットの余勢を駆って、出だしから橋井や井上の攻撃陣が躍動し8-3と大きくトルコをリードして1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。しかし日本は13-7とリードしたところで、トルコのブロックにワンタッチを取られると、そこから5連続失点し13-12と追いつかれた。その後はサイドアウトの応酬となったが、終盤はトルコの高い打点からのスパイクに突き放され、22-25と第4セットを失った。
8月17日 日本×ペルー 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
4勝1敗
3
25
25
25
–
–
ペルー
1勝4敗
0
18
20
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦(B組)。日本は、前日14日にアジアチャンピオンの中国を破り3戦全勝と好調なドミニカ共和国と対戦した。7月に行われたFIVBワールドグランプリ2015予選ラウンドさいたま大会で全日本女子と対戦した際のメンバーも出場している同チーム。日本はドミニカ共和国の高い打点からのパワフルなアタックにレシーブが弾かれ1セットは失ったが、それ以外はコースを狙った日本のサーブとブロックの連携が機能し、ドミニカ共和国に十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-1で勝利した。次戦は8月17日16時30分(日本時間8月17日22時30分)より、セミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて、ペルーと1次リーグ戦(B組)最終戦を戦う。
第1セット、出だしから日本は井上愛里沙が大車輪の活躍で7-4とリードした。しかし、ドミニカ共和国のパワフルなスパイクが日本のブロックの手を弾くようになると7-7と追い付かれ、その後は終盤18-18の場面まで一進一退の攻防が続いた。白井美沙紀のサービスエースで接戦を抜け出すきっかけを得た日本は、丸尾遥香、井上の連続ブロックポイントでドミニカ共和国を振り切り、25-20で第1セットを先取した。
第2セットに入ってもキャプテン・山内美咲、井上のアタックが好調で、11-7とリードしたが、ドミニカ共和国に高いブロックで4得点を挙げられ14-14と接戦となった。ここで日本は山内のブロックでの2得点をきっかけにドミニカ共和国を引き離しにかかると、終盤は今村優香のスパイクなどで得点を奪い、25-18と第2セットをものにした。
第3セット、立ち上がりは拮抗した展開となったが、井上や丸尾が踏ん張り8-9と持ちこたえた。しかし、ドミニカ共和国のジャンプサーブに日本のレセプションが崩されると、一気に8-15と点差を広げられた。井上のアタックで何とか追いすがった日本だったが、ドミニカ共和国の容赦のないブロックに阻まれ、16-25と第3セットを失った。
第4セット、第3セットの嫌なムードを払拭するかのように出だしから山内、井上、丸尾の攻撃陣が好調で11-5とリードを奪うと、たまらずドミニカ共和国はタイムアウトを要求。その後はサイドアウトの応酬となったが、井上の軟硬を交えたアタックが相手の追従を許さず、最終的には25-19とドミニカ共和国を突き放して第4セットを取った。
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会 1次リーグ戦B組 最終順位表
1位:ドミニカ共和国(4勝1敗、勝点12、セット率=3.250、得点率=1.250)
2位:日本(4勝1敗、勝点12、セット率=3.250、得点率=1.119)
3位:中国(4勝1敗、勝点12、セット率=2.000)
4位:タイ(2勝3敗、勝点6)
5位:ペルー(1勝4敗、勝点3)
6位:キューバ(0勝5敗、勝点0)
8月15日 日本×ドミニカ共和国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
3勝1敗
3
25
25
16
25
–
ドミニカ共和国
3勝1敗
1
20
18
25
19
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦(B組)。日本は、前日14日にアジアチャンピオンの中国を破り3戦全勝と好調なドミニカ共和国と対戦した。7月に行われたFIVBワールドグランプリ2015予選ラウンドさいたま大会で全日本女子と対戦した際のメンバーも出場している同チーム。日本はドミニカ共和国の高い打点からのパワフルなアタックにレシーブが弾かれ1セットは失ったが、それ以外はコースを狙った日本のサーブとブロックの連携が機能し、ドミニカ共和国に十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-1で勝利した。次戦は8月17日16時30分(日本時間8月17日22時30分)より、セミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて、ペルーと1次リーグ戦(B組)最終戦を戦う。
第1セット、出だしから日本は井上愛里沙が大車輪の活躍で7-4とリードした。しかし、ドミニカ共和国のパワフルなスパイクが日本のブロックの手を弾くようになると7-7と追い付かれ、その後は終盤18-18の場面まで一進一退の攻防が続いた。白井美沙紀のサービスエースで接戦を抜け出すきっかけを得た日本は、丸尾遥香、井上の連続ブロックポイントでドミニカ共和国を振り切り、25-20で第1セットを先取した。
第2セットに入ってもキャプテン・山内美咲、井上のアタックが好調で、11-7とリードしたが、ドミニカ共和国に高いブロックで4得点を挙げられ14-14と接戦となった。ここで日本は山内のブロックでの2得点をきっかけにドミニカ共和国を引き離しにかかると、終盤は今村優香のスパイクなどで得点を奪い、25-18と第2セットをものにした。
第3セット、立ち上がりは拮抗した展開となったが、井上や丸尾が踏ん張り8-9と持ちこたえた。しかし、ドミニカ共和国のジャンプサーブに日本のレセプションが崩されると、一気に8-15と点差を広げられた。井上のアタックで何とか追いすがった日本だったが、ドミニカ共和国の容赦のないブロックに阻まれ、16-25と第3セットを失った。
第4セット、第3セットの嫌なムードを払拭するかのように出だしから山内、井上、丸尾の攻撃陣が好調で11-5とリードを奪うと、たまらずドミニカ共和国はタイムアウトを要求。その後はサイドアウトの応酬となったが、井上の軟硬を交えたアタックが相手の追従を許さず、最終的には25-19とドミニカ共和国を突き放して第4セットを取った。
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会 1次リーグ戦B組 順位表(8月15日終了時点)
1位: ドミニカ共和国(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.231)
2位: 日本(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.150)
3位: 中国(3勝1敗、勝点9、セット率=1.500)
4位: タイ(2勝2敗)
5位: ペルー(1勝3敗)
6位: キューバ(0勝4敗)
8月14日 日本×タイ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
3
25
25
25
–
–
タイ
1勝2敗
0
20
23
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第3戦。日本はタイと対戦した。組織的で速い攻撃が特徴のタイに対し、日本のレシーブが弾かれる場面もあったが、コースを狙った日本のサーブが機能し、タイに十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は8月15日19時(日本時間8月16日1時)より、ドミニカ共和国と1次リーグ戦第4戦を戦う。
第1セット、出だし日本は田中瑞稀のサイド攻撃を中心に攻撃を組み立て、タイもコンビネーションを交えた変化のある攻撃で両チームとも譲らない展開となり、1回目のテクニカルタイムアウトは6-8とタイが獲得した。中盤タイはブロックで日本の攻撃陣を苦しめたが、日本もキャプテン・山内美咲や井上愛里沙のサーブやスパイクで得点を奪い一進一退の攻防が続いた。しかし、終盤に途中出場の今村優香のサーブが相手のサーブレシーブを乱しスパイクミスを誘い、23-17と一気にリードを広げ、最後は井上のスパイクで25-20と第1セットを先取した。
第2セット、丸尾遥香をスタートより起用。出だしは1セット目の好調を持続して6-3とリードした。しかしタイのスピードのあるサーブに日本のサーブレシーブが乱され6-10と一気に逆転を許した。ここで日本は今村、柴田真果、橘井友香を投入してゲームの流れの変化を図った。このメンバーチェンジで落ち着きを取り戻した日本。その後は双方点の取り合いとなり22-22となったが、最後は今村のスパイクが相手ブロックの手を弾いて25-23で第2セット連取に成功。
第3セット、出だしは拮抗した展開となったが、山内が踏ん張り5-5と持ちこたえた。ここで井上のサーブがタイのサーブレシーブを崩すと11-5と一気に突き放しにかかった日本。それ以降は橘井の攻撃などで順調に加点し、21-14になったところで今村の連続スパイクで25-15と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月14日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(3勝0敗、勝点9)
2位:日本(2勝1敗、勝点6、セット率=2.333)
3位:中国(2勝1敗、勝点6、セット率=1.200)
4位:ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.833)
5位:タイ(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571)
6位:キューバ(0勝3敗、勝点3、セット率=0.000)
8月13日 日本×中国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
1
25
16
22
25
–
中国
2勝
3
23
25
25
27
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第2戦。日本は中国と対戦した。速い攻撃と高いブロックを武器とする中国に、コースを絞ったブロックと粘り強いレシーブで対抗した日本は、レシーブからの切り返しが機能し第1セットを逆転で先取した。その後は中国の高いブロックに日本のアタックが封じ込まれ、セットカウント1-3と逆転負けを喫した。次戦は8月14日14時(日本時間8月14日20時)より、タイと1次リーグ戦第3戦を戦う。
第1セット、両チームとも一進一退で序盤は進行した。中盤、キャプテン・山内美咲や田中瑞希のスパイクで5連続得点を奪い18-13と一気にリードを広げた。その後,中国がブロックなどで5得点を挙げるなど、終盤逆に21-23先行されたが、最後は坂本奈々香が踏ん張り、25-23と逆転で第1セットを先取した。
第2セット、いきなり中国にサーブポイントを奪われ、1回目のテクニカルタイムアウトは5-8と中国に奪われた。日本はサーブが好調な白井美沙紀の連続サービスポイントなどで9-10と追い上げを図ったが、中盤からは中国の高いブロックにワンタッチを取られ、逆に速攻で切り返されるなど、主導権を握ることのできなかった日本は16-25と第2セットを失った。
第3セット、橘井友香と丸尾遥香をスタートから起用。攻撃に変化を求めた日本は、その甲斐あって一進一退の進行が終盤まで続いた。途中中国の高い打点からのスピードあるサーブにサーブレシーブが乱された場面もあったが、井上愛里沙と田中の踏ん張りで22-23まで粘った。しかし最後は中国に連続ブロックされ、22-25と第3セットを押し切られた。
第4セット、後のない日本は坂本をコートに戻し反撃を図った。1回目のテクニカルタイムアウトは4-8と中国に先行され苦しい序盤となった日本であったが、井上や坂本のスパイクや丸尾のブロックなどで11-11まで追い上げた。直後、会場システムのトラブルで約20分間のプレー中断を挟み迎えた終盤、23-24とマッチポイントを取られた日本は、坂本のスパイクでデュースに持ち込んだが、最後は突き放されて25-27と第4セットを失った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月13日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
2位:中国(2勝0敗、勝点6、セット率=3.000)
3位:日本(1勝1敗、勝点3、セット率=1.333)
4位:タイ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
5位:ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.333)
6位:キューバ(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
8月12日 日本×キューバ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
キューバ
1敗
0
16
10
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第1戦。日本は北中米大陸予選を勝ち上がったキューバと対戦した。終始サーブが好調だった日本は、高いブロックを誇るキューバにセットカウント3-0のストレートで勝利し、幸先の良いスタートを切った。次戦は8月13日19時(日本時間8月14日1時)より、中国と1次リーグ戦第2戦を戦う。
第1セット、開始早々、白井美沙紀のサーブが面白いように相手サーブレシーブを乱し、9-0と大きくリードを奪った。中盤以降も坂本奈々香の活躍で日本は猛攻を続けた。しかし終盤キューバのブロックに苦戦し連続失点。22-14と追い上げられたが、最後は田中瑞稀のスパイクで25-16突き放して第1セットを先取した。
第2セット、今度は中田紫乃の3連続サーブポイントなどで8-1とリードした。しかし中盤以降コースを狙った日本のサーブにミスが目立ち始め、キューバに得点を許した。終盤に途中出場の橘井友香のスパイクなどで得点を重ね、第2セットを25-10と連取した。
第3セット、スターティングメンバーの半分を入れ替えて望んだ日本。このセットも中田のサーブが効果的にコースを突き、序盤の5連続サーブで6-2とリード奪った。しかしキューバのブロックポイントなどで12-11と接戦となったが、ここでも中田のサーブを起点として橘井と坂本の攻撃陣が躍動し7連続得点。19-11とリードした。終盤、キューバに高さを武器とした連続ブロックで反撃されたが、25-20と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月12日終了時点)
1位:日本(1勝0敗、勝点3、セット率=MAX)
2位:ドミニカ共和国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.225)
3位:中国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.111)
4位:タイ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.900)
5位:ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.816)
6位:キューバ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 4勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
ペルー 1勝4敗 |
0 | 18 | 20 | 15 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦(B組)。日本は、前日14日にアジアチャンピオンの中国を破り3戦全勝と好調なドミニカ共和国と対戦した。7月に行われたFIVBワールドグランプリ2015予選ラウンドさいたま大会で全日本女子と対戦した際のメンバーも出場している同チーム。日本はドミニカ共和国の高い打点からのパワフルなアタックにレシーブが弾かれ1セットは失ったが、それ以外はコースを狙った日本のサーブとブロックの連携が機能し、ドミニカ共和国に十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-1で勝利した。次戦は8月17日16時30分(日本時間8月17日22時30分)より、セミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて、ペルーと1次リーグ戦(B組)最終戦を戦う。
第1セット、出だしから日本は井上愛里沙が大車輪の活躍で7-4とリードした。しかし、ドミニカ共和国のパワフルなスパイクが日本のブロックの手を弾くようになると7-7と追い付かれ、その後は終盤18-18の場面まで一進一退の攻防が続いた。白井美沙紀のサービスエースで接戦を抜け出すきっかけを得た日本は、丸尾遥香、井上の連続ブロックポイントでドミニカ共和国を振り切り、25-20で第1セットを先取した。
第2セットに入ってもキャプテン・山内美咲、井上のアタックが好調で、11-7とリードしたが、ドミニカ共和国に高いブロックで4得点を挙げられ14-14と接戦となった。ここで日本は山内のブロックでの2得点をきっかけにドミニカ共和国を引き離しにかかると、終盤は今村優香のスパイクなどで得点を奪い、25-18と第2セットをものにした。
第3セット、立ち上がりは拮抗した展開となったが、井上や丸尾が踏ん張り8-9と持ちこたえた。しかし、ドミニカ共和国のジャンプサーブに日本のレセプションが崩されると、一気に8-15と点差を広げられた。井上のアタックで何とか追いすがった日本だったが、ドミニカ共和国の容赦のないブロックに阻まれ、16-25と第3セットを失った。
第4セット、第3セットの嫌なムードを払拭するかのように出だしから山内、井上、丸尾の攻撃陣が好調で11-5とリードを奪うと、たまらずドミニカ共和国はタイムアウトを要求。その後はサイドアウトの応酬となったが、井上の軟硬を交えたアタックが相手の追従を許さず、最終的には25-19とドミニカ共和国を突き放して第4セットを取った。
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会 1次リーグ戦B組 最終順位表
1位:ドミニカ共和国(4勝1敗、勝点12、セット率=3.250、得点率=1.250)
2位:日本(4勝1敗、勝点12、セット率=3.250、得点率=1.119)
3位:中国(4勝1敗、勝点12、セット率=2.000)
4位:タイ(2勝3敗、勝点6)
5位:ペルー(1勝4敗、勝点3)
6位:キューバ(0勝5敗、勝点0)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 3勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 16 | 25 | – |
ドミニカ共和国 3勝1敗 |
1 | 20 | 18 | 25 | 19 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会、1次リーグ戦(B組)。日本は、前日14日にアジアチャンピオンの中国を破り3戦全勝と好調なドミニカ共和国と対戦した。7月に行われたFIVBワールドグランプリ2015予選ラウンドさいたま大会で全日本女子と対戦した際のメンバーも出場している同チーム。日本はドミニカ共和国の高い打点からのパワフルなアタックにレシーブが弾かれ1セットは失ったが、それ以外はコースを狙った日本のサーブとブロックの連携が機能し、ドミニカ共和国に十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-1で勝利した。次戦は8月17日16時30分(日本時間8月17日22時30分)より、セミファイナルラウンド(1-4位)進出を懸けて、ペルーと1次リーグ戦(B組)最終戦を戦う。
第1セット、出だしから日本は井上愛里沙が大車輪の活躍で7-4とリードした。しかし、ドミニカ共和国のパワフルなスパイクが日本のブロックの手を弾くようになると7-7と追い付かれ、その後は終盤18-18の場面まで一進一退の攻防が続いた。白井美沙紀のサービスエースで接戦を抜け出すきっかけを得た日本は、丸尾遥香、井上の連続ブロックポイントでドミニカ共和国を振り切り、25-20で第1セットを先取した。
第2セットに入ってもキャプテン・山内美咲、井上のアタックが好調で、11-7とリードしたが、ドミニカ共和国に高いブロックで4得点を挙げられ14-14と接戦となった。ここで日本は山内のブロックでの2得点をきっかけにドミニカ共和国を引き離しにかかると、終盤は今村優香のスパイクなどで得点を奪い、25-18と第2セットをものにした。
第3セット、立ち上がりは拮抗した展開となったが、井上や丸尾が踏ん張り8-9と持ちこたえた。しかし、ドミニカ共和国のジャンプサーブに日本のレセプションが崩されると、一気に8-15と点差を広げられた。井上のアタックで何とか追いすがった日本だったが、ドミニカ共和国の容赦のないブロックに阻まれ、16-25と第3セットを失った。
第4セット、第3セットの嫌なムードを払拭するかのように出だしから山内、井上、丸尾の攻撃陣が好調で11-5とリードを奪うと、たまらずドミニカ共和国はタイムアウトを要求。その後はサイドアウトの応酬となったが、井上の軟硬を交えたアタックが相手の追従を許さず、最終的には25-19とドミニカ共和国を突き放して第4セットを取った。
第2回世界U-23女子バレーボール選手権大会 1次リーグ戦B組 順位表(8月15日終了時点)
1位: ドミニカ共和国(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.231)
2位: 日本(3勝1敗、勝点9、セット率=2.500、得点率=1.150)
3位: 中国(3勝1敗、勝点9、セット率=1.500)
4位: タイ(2勝2敗)
5位: ペルー(1勝3敗)
6位: キューバ(0勝4敗)
8月14日 日本×タイ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
2勝1敗
3
25
25
25
–
–
タイ
1勝2敗
0
20
23
15
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第3戦。日本はタイと対戦した。組織的で速い攻撃が特徴のタイに対し、日本のレシーブが弾かれる場面もあったが、コースを狙った日本のサーブが機能し、タイに十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は8月15日19時(日本時間8月16日1時)より、ドミニカ共和国と1次リーグ戦第4戦を戦う。
第1セット、出だし日本は田中瑞稀のサイド攻撃を中心に攻撃を組み立て、タイもコンビネーションを交えた変化のある攻撃で両チームとも譲らない展開となり、1回目のテクニカルタイムアウトは6-8とタイが獲得した。中盤タイはブロックで日本の攻撃陣を苦しめたが、日本もキャプテン・山内美咲や井上愛里沙のサーブやスパイクで得点を奪い一進一退の攻防が続いた。しかし、終盤に途中出場の今村優香のサーブが相手のサーブレシーブを乱しスパイクミスを誘い、23-17と一気にリードを広げ、最後は井上のスパイクで25-20と第1セットを先取した。
第2セット、丸尾遥香をスタートより起用。出だしは1セット目の好調を持続して6-3とリードした。しかしタイのスピードのあるサーブに日本のサーブレシーブが乱され6-10と一気に逆転を許した。ここで日本は今村、柴田真果、橘井友香を投入してゲームの流れの変化を図った。このメンバーチェンジで落ち着きを取り戻した日本。その後は双方点の取り合いとなり22-22となったが、最後は今村のスパイクが相手ブロックの手を弾いて25-23で第2セット連取に成功。
第3セット、出だしは拮抗した展開となったが、山内が踏ん張り5-5と持ちこたえた。ここで井上のサーブがタイのサーブレシーブを崩すと11-5と一気に突き放しにかかった日本。それ以降は橘井の攻撃などで順調に加点し、21-14になったところで今村の連続スパイクで25-15と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月14日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(3勝0敗、勝点9)
2位:日本(2勝1敗、勝点6、セット率=2.333)
3位:中国(2勝1敗、勝点6、セット率=1.200)
4位:ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.833)
5位:タイ(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571)
6位:キューバ(0勝3敗、勝点3、セット率=0.000)
8月13日 日本×中国 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
1
25
16
22
25
–
中国
2勝
3
23
25
25
27
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第2戦。日本は中国と対戦した。速い攻撃と高いブロックを武器とする中国に、コースを絞ったブロックと粘り強いレシーブで対抗した日本は、レシーブからの切り返しが機能し第1セットを逆転で先取した。その後は中国の高いブロックに日本のアタックが封じ込まれ、セットカウント1-3と逆転負けを喫した。次戦は8月14日14時(日本時間8月14日20時)より、タイと1次リーグ戦第3戦を戦う。
第1セット、両チームとも一進一退で序盤は進行した。中盤、キャプテン・山内美咲や田中瑞希のスパイクで5連続得点を奪い18-13と一気にリードを広げた。その後,中国がブロックなどで5得点を挙げるなど、終盤逆に21-23先行されたが、最後は坂本奈々香が踏ん張り、25-23と逆転で第1セットを先取した。
第2セット、いきなり中国にサーブポイントを奪われ、1回目のテクニカルタイムアウトは5-8と中国に奪われた。日本はサーブが好調な白井美沙紀の連続サービスポイントなどで9-10と追い上げを図ったが、中盤からは中国の高いブロックにワンタッチを取られ、逆に速攻で切り返されるなど、主導権を握ることのできなかった日本は16-25と第2セットを失った。
第3セット、橘井友香と丸尾遥香をスタートから起用。攻撃に変化を求めた日本は、その甲斐あって一進一退の進行が終盤まで続いた。途中中国の高い打点からのスピードあるサーブにサーブレシーブが乱された場面もあったが、井上愛里沙と田中の踏ん張りで22-23まで粘った。しかし最後は中国に連続ブロックされ、22-25と第3セットを押し切られた。
第4セット、後のない日本は坂本をコートに戻し反撃を図った。1回目のテクニカルタイムアウトは4-8と中国に先行され苦しい序盤となった日本であったが、井上や坂本のスパイクや丸尾のブロックなどで11-11まで追い上げた。直後、会場システムのトラブルで約20分間のプレー中断を挟み迎えた終盤、23-24とマッチポイントを取られた日本は、坂本のスパイクでデュースに持ち込んだが、最後は突き放されて25-27と第4セットを失った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月13日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
2位:中国(2勝0敗、勝点6、セット率=3.000)
3位:日本(1勝1敗、勝点3、セット率=1.333)
4位:タイ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
5位:ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.333)
6位:キューバ(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
8月12日 日本×キューバ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
キューバ
1敗
0
16
10
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第1戦。日本は北中米大陸予選を勝ち上がったキューバと対戦した。終始サーブが好調だった日本は、高いブロックを誇るキューバにセットカウント3-0のストレートで勝利し、幸先の良いスタートを切った。次戦は8月13日19時(日本時間8月14日1時)より、中国と1次リーグ戦第2戦を戦う。
第1セット、開始早々、白井美沙紀のサーブが面白いように相手サーブレシーブを乱し、9-0と大きくリードを奪った。中盤以降も坂本奈々香の活躍で日本は猛攻を続けた。しかし終盤キューバのブロックに苦戦し連続失点。22-14と追い上げられたが、最後は田中瑞稀のスパイクで25-16突き放して第1セットを先取した。
第2セット、今度は中田紫乃の3連続サーブポイントなどで8-1とリードした。しかし中盤以降コースを狙った日本のサーブにミスが目立ち始め、キューバに得点を許した。終盤に途中出場の橘井友香のスパイクなどで得点を重ね、第2セットを25-10と連取した。
第3セット、スターティングメンバーの半分を入れ替えて望んだ日本。このセットも中田のサーブが効果的にコースを突き、序盤の5連続サーブで6-2とリード奪った。しかしキューバのブロックポイントなどで12-11と接戦となったが、ここでも中田のサーブを起点として橘井と坂本の攻撃陣が躍動し7連続得点。19-11とリードした。終盤、キューバに高さを武器とした連続ブロックで反撃されたが、25-20と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月12日終了時点)
1位:日本(1勝0敗、勝点3、セット率=MAX)
2位:ドミニカ共和国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.225)
3位:中国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.111)
4位:タイ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.900)
5位:ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.816)
6位:キューバ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 2勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
タイ 1勝2敗 |
0 | 20 | 23 | 15 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第3戦。日本はタイと対戦した。組織的で速い攻撃が特徴のタイに対し、日本のレシーブが弾かれる場面もあったが、コースを狙った日本のサーブが機能し、タイに十分な体制での攻撃を許さず、セットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は8月15日19時(日本時間8月16日1時)より、ドミニカ共和国と1次リーグ戦第4戦を戦う。
第1セット、出だし日本は田中瑞稀のサイド攻撃を中心に攻撃を組み立て、タイもコンビネーションを交えた変化のある攻撃で両チームとも譲らない展開となり、1回目のテクニカルタイムアウトは6-8とタイが獲得した。中盤タイはブロックで日本の攻撃陣を苦しめたが、日本もキャプテン・山内美咲や井上愛里沙のサーブやスパイクで得点を奪い一進一退の攻防が続いた。しかし、終盤に途中出場の今村優香のサーブが相手のサーブレシーブを乱しスパイクミスを誘い、23-17と一気にリードを広げ、最後は井上のスパイクで25-20と第1セットを先取した。
第2セット、丸尾遥香をスタートより起用。出だしは1セット目の好調を持続して6-3とリードした。しかしタイのスピードのあるサーブに日本のサーブレシーブが乱され6-10と一気に逆転を許した。ここで日本は今村、柴田真果、橘井友香を投入してゲームの流れの変化を図った。このメンバーチェンジで落ち着きを取り戻した日本。その後は双方点の取り合いとなり22-22となったが、最後は今村のスパイクが相手ブロックの手を弾いて25-23で第2セット連取に成功。
第3セット、出だしは拮抗した展開となったが、山内が踏ん張り5-5と持ちこたえた。ここで井上のサーブがタイのサーブレシーブを崩すと11-5と一気に突き放しにかかった日本。それ以降は橘井の攻撃などで順調に加点し、21-14になったところで今村の連続スパイクで25-15と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月14日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(3勝0敗、勝点9)
2位:日本(2勝1敗、勝点6、セット率=2.333)
3位:中国(2勝1敗、勝点6、セット率=1.200)
4位:ペルー(1勝2敗、勝点3、セット率=0.833)
5位:タイ(1勝2敗、勝点3、セット率=0.571)
6位:キューバ(0勝3敗、勝点3、セット率=0.000)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝1敗 |
1 | 25 | 16 | 22 | 25 | – |
中国 2勝 |
3 | 23 | 25 | 25 | 27 | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第2戦。日本は中国と対戦した。速い攻撃と高いブロックを武器とする中国に、コースを絞ったブロックと粘り強いレシーブで対抗した日本は、レシーブからの切り返しが機能し第1セットを逆転で先取した。その後は中国の高いブロックに日本のアタックが封じ込まれ、セットカウント1-3と逆転負けを喫した。次戦は8月14日14時(日本時間8月14日20時)より、タイと1次リーグ戦第3戦を戦う。
第1セット、両チームとも一進一退で序盤は進行した。中盤、キャプテン・山内美咲や田中瑞希のスパイクで5連続得点を奪い18-13と一気にリードを広げた。その後,中国がブロックなどで5得点を挙げるなど、終盤逆に21-23先行されたが、最後は坂本奈々香が踏ん張り、25-23と逆転で第1セットを先取した。
第2セット、いきなり中国にサーブポイントを奪われ、1回目のテクニカルタイムアウトは5-8と中国に奪われた。日本はサーブが好調な白井美沙紀の連続サービスポイントなどで9-10と追い上げを図ったが、中盤からは中国の高いブロックにワンタッチを取られ、逆に速攻で切り返されるなど、主導権を握ることのできなかった日本は16-25と第2セットを失った。
第3セット、橘井友香と丸尾遥香をスタートから起用。攻撃に変化を求めた日本は、その甲斐あって一進一退の進行が終盤まで続いた。途中中国の高い打点からのスピードあるサーブにサーブレシーブが乱された場面もあったが、井上愛里沙と田中の踏ん張りで22-23まで粘った。しかし最後は中国に連続ブロックされ、22-25と第3セットを押し切られた。
第4セット、後のない日本は坂本をコートに戻し反撃を図った。1回目のテクニカルタイムアウトは4-8と中国に先行され苦しい序盤となった日本であったが、井上や坂本のスパイクや丸尾のブロックなどで11-11まで追い上げた。直後、会場システムのトラブルで約20分間のプレー中断を挟み迎えた終盤、23-24とマッチポイントを取られた日本は、坂本のスパイクでデュースに持ち込んだが、最後は突き放されて25-27と第4セットを失った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月13日終了時点)
1位:ドミニカ共和国(2勝0敗、勝点6、セット率=6.000)
2位:中国(2勝0敗、勝点6、セット率=3.000)
3位:日本(1勝1敗、勝点3、セット率=1.333)
4位:タイ(1勝1敗、勝点3、セット率=1.000)
5位:ペルー(0勝2敗、勝点0、セット率=0.333)
6位:キューバ(0勝2敗、勝点0、セット率=0.000)
8月12日 日本×キューバ 1次リーグ戦
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
25
25
–
–
キューバ
1敗
0
16
10
20
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
-
-
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第1戦。日本は北中米大陸予選を勝ち上がったキューバと対戦した。終始サーブが好調だった日本は、高いブロックを誇るキューバにセットカウント3-0のストレートで勝利し、幸先の良いスタートを切った。次戦は8月13日19時(日本時間8月14日1時)より、中国と1次リーグ戦第2戦を戦う。
第1セット、開始早々、白井美沙紀のサーブが面白いように相手サーブレシーブを乱し、9-0と大きくリードを奪った。中盤以降も坂本奈々香の活躍で日本は猛攻を続けた。しかし終盤キューバのブロックに苦戦し連続失点。22-14と追い上げられたが、最後は田中瑞稀のスパイクで25-16突き放して第1セットを先取した。
第2セット、今度は中田紫乃の3連続サーブポイントなどで8-1とリードした。しかし中盤以降コースを狙った日本のサーブにミスが目立ち始め、キューバに得点を許した。終盤に途中出場の橘井友香のスパイクなどで得点を重ね、第2セットを25-10と連取した。
第3セット、スターティングメンバーの半分を入れ替えて望んだ日本。このセットも中田のサーブが効果的にコースを突き、序盤の5連続サーブで6-2とリード奪った。しかしキューバのブロックポイントなどで12-11と接戦となったが、ここでも中田のサーブを起点として橘井と坂本の攻撃陣が躍動し7連続得点。19-11とリードした。終盤、キューバに高さを武器とした連続ブロックで反撃されたが、25-20と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月12日終了時点)
1位:日本(1勝0敗、勝点3、セット率=MAX)
2位:ドミニカ共和国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.225)
3位:中国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.111)
4位:タイ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.900)
5位:ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.816)
6位:キューバ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000)
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 25 | 25 | – | – |
キューバ 1敗 |
0 | 16 | 10 | 20 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
第2回世界U-23女子選手権大会、1次リーグ戦(B組)第1戦。日本は北中米大陸予選を勝ち上がったキューバと対戦した。終始サーブが好調だった日本は、高いブロックを誇るキューバにセットカウント3-0のストレートで勝利し、幸先の良いスタートを切った。次戦は8月13日19時(日本時間8月14日1時)より、中国と1次リーグ戦第2戦を戦う。
第1セット、開始早々、白井美沙紀のサーブが面白いように相手サーブレシーブを乱し、9-0と大きくリードを奪った。中盤以降も坂本奈々香の活躍で日本は猛攻を続けた。しかし終盤キューバのブロックに苦戦し連続失点。22-14と追い上げられたが、最後は田中瑞稀のスパイクで25-16突き放して第1セットを先取した。
第2セット、今度は中田紫乃の3連続サーブポイントなどで8-1とリードした。しかし中盤以降コースを狙った日本のサーブにミスが目立ち始め、キューバに得点を許した。終盤に途中出場の橘井友香のスパイクなどで得点を重ね、第2セットを25-10と連取した。
第3セット、スターティングメンバーの半分を入れ替えて望んだ日本。このセットも中田のサーブが効果的にコースを突き、序盤の5連続サーブで6-2とリード奪った。しかしキューバのブロックポイントなどで12-11と接戦となったが、ここでも中田のサーブを起点として橘井と坂本の攻撃陣が躍動し7連続得点。19-11とリードした。終盤、キューバに高さを武器とした連続ブロックで反撃されたが、25-20と第3セットを奪った。
第2回世界U-23女子選手権大会 1次リーグ戦(B組) 順位表(8月12日終了時点)
1位:日本(1勝0敗、勝点3、セット率=MAX)
2位:ドミニカ共和国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.225)
3位:中国(1勝0敗、勝点3、セット率=3.000、得点率=1.111)
4位:タイ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.900)
5位:ペルー(0勝1敗、勝点0、セット率=0.333、得点率=0.816)
6位:キューバ(0勝1敗、勝点0、セット率=0.000)