第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州) 男子バレーボール競技

RESULTS

試合結果

最終順位

  1. ロシア
  2. ウクライナ
  3. アルゼンチン
  4. チャイニーズタイペイ
  5. イラン
  6. 日本
  7. ラトビア
  8. チリ
  9. 韓国
  10. スイス
  11. タイ
  1. コロンビア
  2. チェコ
  3. ベネズエラ
  4. メキシコ
  5. ブラジル
  6. アメリカ
  7. オーストラリア
  8. カナダ
  9. 中国
  10. 香港

日本の試合結果

7月11日 日本×イラン ファイナルラウンド(5-6位決定戦)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 2 25 31 23 16 13
イラン 3 20 29 25 25 15

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子バレーボール競技。日本はファイナルラウンド(5-6位決定戦)でイランと対戦した。第1・2セットを連取したが、第3セットを競り負けると、続く第4・5セットを落とし、セットカウント2-3のフルセットで敗れた。その結果、日本は今大会を6位で終えた。

第1セット、専田和也の好レシーブから木村築が決め4−1とリードを広げた。その後、両チームともサイドアウトを繰り返し8-4で中盤を迎えた。中盤に入ると、関田誠大がネット際のボールを上手く決め15-11とし、さらに児玉康成のブロックポイントで16-12とし終盤へ突入。終盤、イランの連続ブロックポイントで17-16と追い上げられたが、関田のブロックポイントで20-17ともう一度引き離し、最後は柳田将洋のサーブポイントで25-20と第1セットを先取した。

第2セット、序盤、関田のツーアタックなどで得点したが、4-8と追う展開となった。中盤、関田のサーブで相手のレシーブを崩して11-8と追い上げ、その後は両チームともサイドアウトを繰り返し12-16で終盤へ。小宮雄一郎に代え柳田をピンチサーバーで投入すると、藤中謙也のスパイクや木村と児玉のブロックポイントなどで21-20と逆転に成功。1点を争い30点第に突入した第2セット、最後は木村がネット際のボールを上手く決め31-29と逆転で第2セットを連取した。

第3セット、児玉の好レシーブをつなぎ藤中が決め3-1と幸先良いスタートを切った日本。その後イランのサーブに苦戦し、得点を奪い合うシーソーゲームの展開となった。後半に入ると山田脩造の連続スパイクポイントなどで21-22としたが、このセットを23-25とイランに押し切られた。

第4セット、序盤、日本は相手のブロックやサーブポイントで失点し7-13と大きくリードされた。中盤に入ると、さらにイランのブロックに捕まり9-16でその差を広げられた。終盤、児玉に代え高橋拓也を投入し流れを代えたい日本は、関田のブロック、木村のサーブポイントで13-19と追い上げを見せた。しかし、序盤の点差が響き得点差は縮まらず、第4セットを16-25で落とした。

第5セット、児玉に代え出耒田敬をスタートから起用。木村と小宮のスパイクや、出耒田のブロックで5-3とリードした。7-8でチェンジコートし後半を迎えた。イランに連続ブロックポイントが出て8-11とリードされたところで、小宮に代え柳田をピンチサーバーに起用した日本は,イランのスパイクミスも重なり10-11と追い上げる。しかし、その差を縮めることができず、13-15で第5セットを失った。

7月10日 日本×ラトビア セミファイナルラウンド(5-8位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 3 25 25 25
ラトビア 0 22 23 22

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子バレーボール競技。日本はセミファイナルラウンド(5-8位)でラトビアと対戦した。各セットとも接戦の展開となったが、要所を押さえた日本はセットカウント3-0のストレートで勝利した。次戦は7月11日(現地時間)15時より、同ラウンドでチリを下したイランとファイナルラウンド(5-6位決定戦)を戦う。

第1セット、序盤、小宮雄一郎のブロックなどで4-2とリードを奪い、その後はサイドアウトを繰り返す展開となった。ラトビアにブロックポイントを許し8-8と同点にされたが、児玉康成が連続で速攻を決め10-8と再びリードに成功。中盤、柳田将洋のブロックやラトビアのスパイクミスで18-12とその差を広げた日本は、キャプテン・山田脩造のバックアタックでリズムをつかみ、さらには柳田のサーブポイントで21-14とした。終盤ラトビアの猛追に遭い21−19とされたが、最後はラトビアのミスで25-22と第1セットを先取した。

第2セット、立ち上がり柳田の2連続サーブポイントで5-2とし、その後両チームともサイドアウトを繰り返した。木村築がスパイクを決め14-11とリードし迎えた後半は、一進一退の攻防となり、最後は相手のサーブミスで25-23と第2セットを連取した。

第3セット、序盤ラトビアのブロックポイントで2-4とリードされたが、柳田のバックアタックや小宮の速攻で5-4と逆転に成功した日本。中盤はこの日好調の柳田が連続サーブポイントを決め13-8とリードを広げた。リズムに乗った日本は、木村や小宮などのスパイクポイントで16-11としたが、粘るラトビアに力のあるサーブで攻められ、日本はレシーブを崩されると17-15の僅差に迫られる。その後、木村のブロックで18-15と突き放し、さらには児玉の速攻で21−17とその差を広げ、最後は、ラトビアのサーブミスで25-22とし第3セットを奪った。

7月9日 日本×アルゼンチン クウォーターファイナルラウンド(1-8位)
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 0 23 19 22
アルゼンチン 3 25 25 25

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子バレーボール競技。予選リーグ戦(C組)を1位で通過した日本は、同A組を2位で通過したアルゼンチンと対戦し、セットカウント0-3のストレートで敗れた。次戦は7月10日(現地時間)20時より、ラトビアとセミファイナルラウンド(5-8位)で対戦する。

第1セット、アルゼンチンのサービスエースで1-3とリードされると、小宮雄一郎のクイックで追い上げるも、3-6とリードを広げられた。日本は山田脩造がレフトから決めて6-8とすると、小宮のクイックで10-11と1点差とした。その後アルゼンチンに立て続けにサービスエースを決められ11-16と再びリードを広げられたが、アルゼンチンの連続スパイクミスや、専田和也のレシーブを山田が決めて16-18と追い上げた。日本は藤中謙也に代えて柳田将洋を投入すると、その柳田がレフトから決め18-19、さらに兒玉康成のブロックで19-19の同点に追い付いた。しかし、アルゼンチンにブロックを決められ22-24でセットポイントを握られると、日本は関田誠大に代え堤智久をピンチブロッカーに起用するも23-25で第1セットを落とした。

第2セット、藤中に代えて山田、山田に代えて柳田を投入。序盤は互いにクイックなどでサイドアウトを取り合うも、6-8でアルゼンチンが一歩リードした。その後、アルゼンチンにブロックを決められ11-14リードを広げられると、山田に代えて藤中を投入。日本は木村のスパイクで12-14と追い上げたが、再びアルゼンチンのブロックに阻まれ12-16とリードを広げられた。終盤、連続スパイクミスが出て12-18と大きく引き離された日本。兒玉のクイックで流れを切ろうとするも得点差を縮めることはできず、19-25で第2セットを奪われた。

第3セット、藤中、柳田のスパイクで得点を重ねたが、スパイクミスが出て6-9とリードされた。長いラリーをアルゼンチンに決められ7-11とされると、小宮のブロックで追い上げたが、再びアルゼンチンのブロックに阻まれ9-13とされた。日本は小宮のスパイク、アルゼンチンの連続スパイクミスで12-13と追い上げると、17-18と1点差のまま終盤を迎えた。アルゼンチンにスパイクミスがあり、1度は18-18の同点に追い付いたが、サービスエースを決められて19-21と再びリードを許した。日本は19-22の場面で関田に代え堤を投入したが、スパイク決められ21-24とマッチポイントを握られた。最後はアルゼンチンにスパイクを決められ、22-25で第3セットを落とした。

7月7日 日本×ホンコンチャイナ 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
4勝
3 25 25 25
ホンコンチャイナ
4敗
0 17 18 20

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子バレーボール競技。日本は予選リーグ戦(C組)最終戦でホンコンチャイナと対戦した。これまで勝利のないホンコンチャイナに対し、日本は終始試合を優位に進め、セットカウント3-0のストレートで日本が勝利した。その結果、日本は予選リーグ戦(C組)を1位で通過し、次戦は7月9日(現地時間)18時より、同リーグ戦(A組)2位のアルゼンチンとクウォーターファイナルラウンド(1-8位)を戦う。

第1セット、関田誠大のサーブポイントが飛び出し、6-3と幸先良いスタートを切った日本。中盤、児玉康成と出耒田敬の速攻などで14-8とさらに点差を広げた。後半、木村築のブロックや山田脩造のスパイクで20-14と試合を優位に進め、最後は相手のスパイクミスで25-17と第1セットを奪った。

第2セット、児玉を小宮雄一郎。山田を柳田将洋に代えスタートした日本は、小宮の速攻や藤中謙也のスパイクなどで5-3とリードした。その後両チームともサイドアウトを奪い合う展開となったが、中盤、柳田の3連続サーブポイントで13-6と相手を突き放した。日本は、セッターを関田から手原紳に代え、その手原のツーアタックなどで16-12とし後半に突入。終盤、ホンコンチャイナのブロックポイントで22−18と追い上げられたが、最後は、出耒田のブロックで25-18と第2セットを連取した。

第3セット、木村に代え山田を戻し、第2セットに続きセッターは手原を起用。柳田のサーブポイントで3-1とリードし、ホンコンチャイナのミスにも乗じ13-8とリードした日本。山田のサービスエースも飛び出し15-9とした。途中出場した堤智久の活躍などで20-15とリードを広げマッチポイントを奪うと、最後は、出耒田の速攻で25-20と第3セットを奪った。

○予選リーグ戦最終順位

【A組】
1位: チャイニーズタイペイ(勝点15、5勝0敗)
2位: アルゼンチン(勝点12、4勝1敗)
3位: チェコ(勝点6、2勝3敗)
4位: 韓国(勝点6、2勝3敗)
5位: アメリカ(勝点4、2勝3敗)
6位: オーストラリア(勝点2、0勝5敗)

【B組】
1位: ロシア(勝点12、4勝0敗)
2位: イラン(勝点8、3勝1敗)
3位: タイ(勝点7、2勝2敗)
4位: スイス(勝点3、1勝3敗)
5位: カナダ(勝点0、0勝4敗)

【C組】1位: 日本(勝点11、4勝0敗)
2位: チリ(勝点8、3勝1敗)
3位: ブラジル(勝点7、2勝2敗)
4位: コロンビア(勝点3、1勝3敗)
5位: ホンコンチャイナ(勝点1、0勝4敗)

【D組】
1位: ウクライナ(勝点12、4勝0敗)
2位: ラトビア(勝点9、3勝1敗)
3位: メキシコ(勝点4、1勝3敗)
4位: ベネズエラ(勝点3、1勝3敗)
5位: カナダ(勝点2、1勝3敗)

7月6日 日本×ブラジル 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
3勝
3 22 25 25 21 15
ブラジル
2勝1敗
2 25 21 20 25 13

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子バレーボール競技。日本は予選リーグ戦(C組)第3戦で南米の強豪・ブラジルと対戦した。これまで2戦負けなしの両チームの対戦は、セットカウント3-2のフルセットで日本が勝利した。次戦は7月7日(現地時間)15時より、ホンコンチャイナと予選リーグ戦最終戦を戦う。

第1セット、ブラジルに強烈なジャンプサーブを決められ0-2とリードを許すと、さらにブロックポイントを決められて7-3とされた。その後は木村築のスパイク、高橋拓也のブロック、山田脩造のスパイクで逆転に成功するも、中盤は両チームがサイドアウトを繰り返す展開となった。ブラジルにブロックを決められて15-16と再度リードを奪われると、日本は小宮雄一郎を投入し逆転を狙ったが、22-25で第1セットを奪われた。

第2セット、山田のポジションに柳田将洋、藤中謙也のポジションに山田、高橋拓也のポジションに小宮を投入。柳田、山田のスパイクで3-2とするとその後は互いにサイドアウトを取り合ったが、柳田のブロックで16-13とその差を広げた。日本は専田和也の好レシーブが出るも得点差を広げることができず、ブラジルに20-18と2点差に追い上げられた。しかし最後は柳田がブラジルのクイックをブロックし、25-21で第2セットを取り返した。

第3セット、山田、兒玉康成の連続ブロックで3-1とリードを奪ったが、ブラジルにスパイクを決められ8-9と逆転された。中盤、柳田のスパイクで10-9と再びリードすると、木村のスパイクで15-11と点差を広げた。終盤に入ると両チームがサイドアウトを奪い合ったが、最後は木村がスパイクを決め25-20で第3セットを取り、2セット連取に成功した。

第4セット、山田のスパイクなどで6-4、11-7と優位に試合を進めた日本だったが、中盤にブラジルに連続ブロック、サービスエースを決められ12-14と逆転を許した。サイドアウトを奪い合い迎えた終盤、柳田のスパイクで19-19とするも逆転には及ばず。山田がブラジルのブロックに捕まり21-25で第4セットを落とした。

第5セット、柳田のサービスエースで2-0とリードした日本だったが、ブラジルにスパイクを決められて4-4の同点に追い付かれた。しかし、山田のサービスエースで再び6-4とリードした日本は8-6でコートチェンジを迎えた。終盤、ブラジルに10-10と追い付かれたが、木村のスパイクで12-10と再びリードを奪った。14-12とマッチポイントを握った場面で、日本は関田に代えて出耒田敬を投入したが、ブラジルにサービスエースを決められ14-13と1点差に詰め寄られた。しかし、最後は相手のサーブがミスとなり、15-13で第5セットを日本が取った。

7月4日 日本×チリ 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
2勝
3 25 25 22 25
チリ
2勝1敗
1 14 21 25 20

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子バレーボール競技。予選リーグ戦C組の日本は、3日に対戦したコロンビアと同じ南米のチリと対戦し、セットカウント3-1で勝利した。次戦は7月6日(現地時間)15時より、予選リーグ戦第3戦でブラジルと対戦する。

第1セット、兒玉康成のクイックとブロック、山田脩造のライトからの攻撃で3-1とリードした日本だったが、チリにサービスエースで3-3の同点とされた。しかし、小宮雄一郎のラリー中のクイック、関田誠大のツーアタックなどが決まり8-4とリードを奪った。中盤、チリのスパイクミスが続き12-5とリードを広げると、藤中謙也の好レシーブから木村築がスパイクを決め13-7とした。その後は両チームがサイドアウトを取り合い16-10で終盤を迎えた。木村のサービスエース、山田の連続スパイクで23-12とすると、小宮に代え柳田将洋をピンチサーバーに投入する。チリのミスでセットポイントを迎えると、最後はチリのサーブミスで25-14となり第1セットを奪った。

第2セット、木村のレフトからの攻撃でスタートした日本は、木村のサービスエースなどで4-2とリードした。その後はサイドアウトを取り合い、10-8で中盤を迎えた。小宮、兒玉のブロックで15-13、さらに山田の時間差攻撃が決まり16-14とすると、セット終盤には木村のスパイク、山田のサービスエースで19-16とした。日本は関田に代え出耒田敬をピンチブロッカーとして起用。最後は兒玉のクイックが決まり、25-21で2セットを連取した。

第3セット、山田が連続でチリのブロックに捕まり0-3とリードされた。日本は山田の時間差攻撃、藤中のブロックで2-3と追い上げたが、3-7と点差を縮められず、サービスエースなどを決められて6-12とさらにリードを広げられた。その後、山田に代え柳田を投入し流れを変えようと試みた日本。木村のサービスエースで11-17とすると、さらに木村、高橋拓也のスパイクで22-24と追い上げた。しかし、最後はチリにスパイクを決められ、22-25で第3セットを失った。

第4セット、第3セットの終盤のメンバーでスタートした日本は、柳田のスパイクで勢いに乗った。高橋、木村のスパイクなどで7-4とリードを奪うと、関田の好レシーブを木村が決め10-6とした。中盤に入ると、藤中のブロック、高橋のスパイクで14-9。チリのタッチネット、木村の連続スパイクで18-14とし終盤を迎えると、柳田のサービスエース、藤中のブロックで20-14とリードを広げた。その後チリにサービスエースで21-17と追い上げられたが、藤中のスパイク、チリのスパイクミスで23-18とすると、最後はチリのサーブがミスとなり、25-20で第4セットを奪った。

7月3日 日本×コロンビア 予選リーグ戦
チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本
1勝
3 25 25 25
コロンビア
2敗
0 13 9 11

【第1セットのスタメン】

【戦評】

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子バレーボール競技。日本は予選リーグ戦(プールC)初戦で南米・コロンビアと対戦した。終始危なげない試合運びを見せた日本は、セットカウント3-0のストレートでコロンビアに勝利した。次戦は7月4日(現地時間)18時より、チリと本大会2戦目を戦う。

第1セット、山田脩造がライトからスパイクを決めると、木村築のブロック、相手のスパイクミスで4-2とリードした。その後は藤中謙也のスパイク、専田和也のレシーブから山田が決め、8-3と点差を広げた。中盤、藤中のサーブを山田がダイレクトで決めると、高橋拓也のサービスエースや山田のスパイクが決まり、14-6とコロンビアを引き離した。終盤、相手のスパイクミス、木村のスパイク、高橋のクイックで20-9とすると、ピンチサーバーで出場した柳田将洋の連続サービスエース、兒玉康成のクイックが決まり、25-13で第1セットを奪った。

第2セット、高橋のクイックやコロンビアのミスで序盤に6-3とリードを広げると、木村のサービスエースや相手のサーブミスで8-4とリードして中盤を迎えた。その後、関田誠大のサービスエース、兒玉のスパイク、山田の連続サービスエースで、16-7とその差をさらに広げると、終盤には相手のスパイクミスや兒玉のブロック、専田の好レシーブから山田が決めるなど、21-7とし一方的な展開となった。さらに高橋に代わって途中出場した小宮雄一郎のスパイクや相手のスパイクミスで25-9とし、第2セットを奪った。

第3セット、立ち上がりから山田に代え柳田、高橋に代え小宮を起用。日本は藤中のスパイク、相手のスパイクミス、柳田のスパイクで8-5とリードすると、中盤には小宮のスパイクや相手のコンビネーションミス、柳田のフェイントで13-8と点差を広げた。関田のサービスエースでゲームの主導権を握った日本は、兒玉に代えて出耒田敬を投入。その後も関田のサービスエースなどで21-10と大きくリードを広げると、その関田に代えて手原紳を投入。藤中のブロック、木村のサービスエースなどで得点しマッチポイントを迎えると、最後は手原のブロックで25-11とし、第3セットを奪った。