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ブラジル親善試合
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- 2014
RESULTS
試合結果
日本の試合結果
6月18日 日本×ブラジル 親善試合
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝3敗
2
25
25
25
13
15
ブラジル
3勝1敗
3
27
27
17
25
13
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合4戦目。リオデジャネイロオリンピックの会場となるマラカナンジーニョで行われた。監督同士の話し合いで、必ず5セット行うという変則ルールで始まった最終戦。日本は1、2、4セット目を奪われ、セットカウント2-3で敗れた。
第1セット、序盤、長岡望悠が連続でブロックに合うが、石井優希が強弱をつけたスパイクを決め8-7と1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。キャプテン・木村沙織が相手ブロックを使った攻撃を連続で決め16-13とリードを広げた日本。大竹里歩のブロック、島村春世のサービスエースで20-15とさらにリードを広げたが、連続でブロックに捕まり24-24とデュースに突入。ブラジルの高いブロックを攻略できず、最後も連続でブロックを決められ25-27で第1セットを落とした。
第2セット、一進一退のまま試合は進むが、中盤ブラジルの強いサーブに崩され12-15とリードを許した日本。終盤、長岡のブロック、スパイクで22-21と逆転に成功したが、またもブロックに捕まり22-23と再逆転を許した。長岡、石井の活躍で25-24とした日本だったが、ブラジルにサービスエースを許し、最後は強打を打ち込まれ25-27で2セット連取を許した。
第3セット、古藤千鶴がサーブで攻め相手のミスを誘うと6-0とリードを広げた日本。木村のサービスエースで10-1とさらにリードを広げたが、2回の長いラリーを制することができず、第1、2セット同様高いブロックに捕まるなど15-13と2点差まで詰め寄られた。しかし、木村がサーブで前後に揺さぶり、レシーブを繋ぐと、島村と長岡が決め19-13と再度リードを広げた日本。リズムを崩したブラジルのミスも重なり、第3セットを25-17で奪取した。
第4セット、スタートからブラジルの強いサーブに崩された日本は、相手の高いブロックに苦戦。大量リードを許し、13-25で第4セットを落とした。
両チームメンバーを入れ替え行った5セット目。序盤日本のミスからブラジルにリードを許した。終盤、石井がサーブでブラジルを揺さぶり、10-11と1点差に詰め寄った。岩崎紗也加がレシーブを繋ぎ、古賀紗理那が速い攻撃を決め13-13と同点に追いついた日本。勢いに乗り迫田さおりと古賀が連続でスパイクを決め15-13で5セット目を取り、変則ルールのこの試合をセットカウント2-3で終えた。
6月14日 日本×ブラジル 親善試合
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝2敗
2
18
25
25
19
11
ブラジル
2勝1敗
3
25
22
20
25
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合3戦目。カンピーナスでの2試合目は、立ち見が出るほどの超満員の中で行われた。試合前、眞鍋政義監督からは「隣の(人の)声も聞こえないほどの(アウェイの)雰囲気の中で試合ができるというチャンスを、しっかり身体と頭に焼き付けよう。そして、今日はどんな形であれ必ず勝ちにいこう」と選手に伝えられた。日本は先に2セットを先取したが、昨日13日と同様にセットカウント2-3のフルセットの末に敗れた。ブラジル親善試合最終戦となる次戦は6月18日(現地時間)16時より、リオデジャネイロのマラカナンジーニョで行われる。
第1セット、序盤は自分たちのミスから流れを掴めず、5-10とブラジルにリードを許した。山口舞の速い移動攻撃、木村沙織のサービスエースとバックアタックなどで徐々に追い上げた日本だったが、中盤に入るとサーブレシーブが乱れ、なかなか点差を縮めることができない。終盤にはブラジルの連続ブロックに阻まれ、18-25で第1セットを落とした。
第2セット、サーブミスが続き嫌なムードが漂ったが、木村のサービスエース、迫田さおりのブロック、岩崎紗也加の好レシーブなどで11-11の同点に追い付いた。その後、古賀紗理那が強いサーブで攻め、崩れたダイレクトボールを木村がしっかり決めると、16-15と2回目のテクニカルタイムアウトを日本のリードで迎えた。終盤、ブラジルの高いブロックに捕まり21-22と再度逆転を許したが、昨日13日の試合で大活躍だった古藤千鶴がピンチサーバーで出場しサービスエースを決めると、古賀がブロックとスパイクを連続で決め25-22とし、第2セットを奪取して試合を振り出しに戻した。
第3セット、両チーム譲らず8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、ブラジルに高さのあるブロックやスパイクを決められたが、山口が1本でしっかりサイドアウトを取って食らいついた。さらに古賀、岩崎の好レシーブに木村、迫田が応え、19-15とリードを広げると、終盤にはピンチサーバーで入った石井優希のレシーブから古賀が強弱をつけたスパイクを決め、リードを広げた。その後、迫田がアデニジア・シルバの速攻をレシーブすると、山口のブロックが決まり流れに乗った日本。25-20で第3セットを取り、2セット連取に成功した。
第4セット、このセットを取って試合を決めたい日本だったが、序盤に迫田、古賀が連続でブロックに阻まれブラジルにリードを許した。その後、ブラジルのサービスエースや自分たちのミスが出ると、19-25で第4セットを落とし、2日連続のフルセットにもつれ込んだ。
最終第5セット、ブラジルにサーブで崩されると、0-3とリードを許した。その後、大竹里歩のサービスエースで追い付くも、ブラジルの高いブロックに古賀が捕まり6-3。さらに強烈なスパイクを打ち込まれると、日本のミスも重なり3-8とブラジルに大きくリードを奪われた。終盤、迫田のサーブでブラジルを攻めると、古賀がインナーに打ち分け10-13と詰め寄ったが、要所で精細を欠いた日本は11-15で第5セットを落とし、ブラジルに2試合連続でフルセット負けを喫した。
【コメント】
眞鍋政義監督
「昨日(13日)、今日(14日)とまんべんなく選手を起用し、全員がブラジルの雰囲気の中でプレーできた。2試合連続のフルセット負けは本当に悔しい結果だが、アウェイ(の雰囲気)の中試合ができ、来年につながったと思う。浮き彫りになった課題を少しでも修正し、(2016年のリオデジャネイロ)オリンピックの会場であるマラカナンジーニョでの最終戦に全員で臨みたい」
6月13日 日本×ブラジル 親善試合
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
2
18
22
25
28
12
ブラジル
1勝1敗
3
25
25
14
26
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合2戦目。日本人が多く住んでいるカンピーナスに移動し、満員の観客の中行われた。日本は2セット先取された後、第3、4セットを取り返しフルセットに持ち込んだが、あと一歩及ばずセットカウント2-3のフルセットで敗れた。次戦は6月14日(現地時間)11時よりカンピーナスで第3戦を戦う。
第1セット、石井優希がブラジルの強打を好レシーブすると、古賀紗理那がレフトからコースを突いたスパイクを決め、好スタートした日本。さらに石井がサービスエースを連続で決め5-1と序盤リード広げた。しかし、ブラジルの強いサーブに崩されブロックに捕まると、すぐさま同点に追い付かれた日本。相手の高いブロックを意識し、スパイクアウトなどミスが連続し10-16と逆転を許した。サイドからの攻撃が連続でブロックに捕まり、さらにリードを広げられた日本は18-25で第1セットを落とした。
第2セット、ブラジルの強いサーブに苦戦を強いられ、5-8と序盤リードを許した。その後もサーブレシーブが返らない日本。単調な攻撃がブラジルのブロックに阻まれ5-13とさらにリードを許した。日本は座安琴希、石井の好レシーブを全員で粘り強く繋ぎ、ブラジルのミスを誘うと14-19と追い上げを見せた。さらに大竹里歩のサービスエースや高田ありさの速い攻撃などで22-24とした日本だったが、最後はミスが出てしまい、22-25で2セット連取を許した。
後がなくなった第3セット。古藤千鶴がサーブでブラジルを攻めると、島村春世がブロックポイント。長岡の速い攻撃が連続で決まり4-0と流れを掴んだ日本は古藤の連続サービスエースや島村のブロックポイントで8-0とさらにリードを広げた。攻めのサーブを続ける古藤にブラジルはミスを連発。11-0と大きく点差を広げ、その後も長岡が前後から要所で決めブラジルの追い上げを許さなかった日本は、25-14と第3セットを奪取した。
第4セット、ブラジルの強力な攻撃の前に石井のサーブなどで対抗した日本。一進一退のまま試合は進み迎えた中盤。日本はブラジルにサービスエースを許し15-18とリード広げられた。さらにブロックに捕まり、センターからの速く高い攻撃を決められ15-20とされた。ブラジルへの大歓声の中、大竹がサーブで攻め、全員でレシーブを粘り強く繋ぎブラジルのミスを誘った。20-22と2点差に追い上げ、さらに古藤と長岡のコンビネーションや高田の相手ブロックを使った巧い攻撃で23-23の同点に追い付くと、島村のサーブで崩したダイレクトボールを石井が決め26-25と逆転に成功。最後も石井が決め第4セットを28-26と競り勝ち、ファイナルセットにもつれ込んだ。
最終セット、相手のサーブに攻められた日本だが、石井のブロックや長岡のライトからの攻撃で反撃。島村のサービスエース、さらに長岡が連続でスパイクを決め、7-4とリードを広げた日本。しかし連続得点を許し8-9とすぐさま逆転された日本は、その後もブラジルの強いスパイクを止められず8-11とさらにリードを広げられた。終盤、古藤がブロックを決め11-12と詰め寄り粘りを見せた日本だったが、一歩及ばず第5セットを12-15で落とした。
6月10日 日本×ブラジル 親善試合
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
28
25
–
–
ブラジル
1敗
0
23
26
10
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合初戦。ブラジルのナショナルトレーニングセンターで行われ、ブラジルはセッターとリベロ以外若手の布陣。日本は拾って繋ぐバレーを展開し、ブラジルのミスを誘いセットカウント3-0のストレートで勝利を挙げた。次戦は6月13日(土) (現地時間) 19時よりカンピーナスで第2戦を戦う。
第1セット序盤、日本は連続スパイクミスで失点したが、キャプテン・木村沙織のバックアタックで流れを引き寄せ、大竹里歩がブロック、高田ありさがコースを突いたスパイクを連続で決め、9-6とリードを広げた。中盤に入るとブラジルの強いスパイクに苦戦したが、日本はブロックが機能し、レシーブを繋ぎ強弱をつけたスパイクを決め、序盤の3点差を守り終盤を迎えた。その後ブラジルの高いブロックに連続で捕まり同点に追い付かれた日本だったが、古藤千鶴がブロックを決め24-23とし、最後はブラジルのスパイクミスで第1セットを25-23で先取した。
第2セット、古藤がサーブでブラジルのサーブレシーブを乱すと、高田、長岡望悠が連続でスパイクを決め5-0とスタートダッシュに成功した日本。しかしすぐさまブラジルの強いサーブに崩され11-9と追い上げられた。中盤同点にされ、コンビミスなどで21-22と逆転を許した日本だったが、木村が相手ブロックを使った巧いスパイクで得点を加え25-24と再逆転に成功。ピンチサーバーで出場の石井優希が強いサーブでブラジルのミスを誘い28-26で2セットを連取した。
第3セット、古藤は長岡にトスを集めた。その長岡は期待に応え連続でスパイクを決め、日本の流れで中盤に突入。古藤がこの試合2本目となるブロックを決め、13-5とリードを広げた。その後はブラジルにミスが連続し、20-8とリードをさらに広げた日本。大竹の速い攻撃も機能し、25-10と第3セットを奪った。
※なお日本が3-0のストレートで勝利したあと、練習試合として2セット行われました。
【参考】
第4セット 日本 21-25 ブラジル
第5セット 日本 11-15 ブラジル
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝3敗 |
2 | 25 | 25 | 25 | 13 | 15 |
ブラジル 3勝1敗 |
3 | 27 | 27 | 17 | 25 | 13 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合4戦目。リオデジャネイロオリンピックの会場となるマラカナンジーニョで行われた。監督同士の話し合いで、必ず5セット行うという変則ルールで始まった最終戦。日本は1、2、4セット目を奪われ、セットカウント2-3で敗れた。
第1セット、序盤、長岡望悠が連続でブロックに合うが、石井優希が強弱をつけたスパイクを決め8-7と1回目のテクニカルタイムアウトを迎えた。キャプテン・木村沙織が相手ブロックを使った攻撃を連続で決め16-13とリードを広げた日本。大竹里歩のブロック、島村春世のサービスエースで20-15とさらにリードを広げたが、連続でブロックに捕まり24-24とデュースに突入。ブラジルの高いブロックを攻略できず、最後も連続でブロックを決められ25-27で第1セットを落とした。
第2セット、一進一退のまま試合は進むが、中盤ブラジルの強いサーブに崩され12-15とリードを許した日本。終盤、長岡のブロック、スパイクで22-21と逆転に成功したが、またもブロックに捕まり22-23と再逆転を許した。長岡、石井の活躍で25-24とした日本だったが、ブラジルにサービスエースを許し、最後は強打を打ち込まれ25-27で2セット連取を許した。
第3セット、古藤千鶴がサーブで攻め相手のミスを誘うと6-0とリードを広げた日本。木村のサービスエースで10-1とさらにリードを広げたが、2回の長いラリーを制することができず、第1、2セット同様高いブロックに捕まるなど15-13と2点差まで詰め寄られた。しかし、木村がサーブで前後に揺さぶり、レシーブを繋ぐと、島村と長岡が決め19-13と再度リードを広げた日本。リズムを崩したブラジルのミスも重なり、第3セットを25-17で奪取した。
第4セット、スタートからブラジルの強いサーブに崩された日本は、相手の高いブロックに苦戦。大量リードを許し、13-25で第4セットを落とした。
両チームメンバーを入れ替え行った5セット目。序盤日本のミスからブラジルにリードを許した。終盤、石井がサーブでブラジルを揺さぶり、10-11と1点差に詰め寄った。岩崎紗也加がレシーブを繋ぎ、古賀紗理那が速い攻撃を決め13-13と同点に追いついた日本。勢いに乗り迫田さおりと古賀が連続でスパイクを決め15-13で5セット目を取り、変則ルールのこの試合をセットカウント2-3で終えた。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝2敗 |
2 | 18 | 25 | 25 | 19 | 11 |
ブラジル 2勝1敗 |
3 | 25 | 22 | 20 | 25 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合3戦目。カンピーナスでの2試合目は、立ち見が出るほどの超満員の中で行われた。試合前、眞鍋政義監督からは「隣の(人の)声も聞こえないほどの(アウェイの)雰囲気の中で試合ができるというチャンスを、しっかり身体と頭に焼き付けよう。そして、今日はどんな形であれ必ず勝ちにいこう」と選手に伝えられた。日本は先に2セットを先取したが、昨日13日と同様にセットカウント2-3のフルセットの末に敗れた。ブラジル親善試合最終戦となる次戦は6月18日(現地時間)16時より、リオデジャネイロのマラカナンジーニョで行われる。
第1セット、序盤は自分たちのミスから流れを掴めず、5-10とブラジルにリードを許した。山口舞の速い移動攻撃、木村沙織のサービスエースとバックアタックなどで徐々に追い上げた日本だったが、中盤に入るとサーブレシーブが乱れ、なかなか点差を縮めることができない。終盤にはブラジルの連続ブロックに阻まれ、18-25で第1セットを落とした。
第2セット、サーブミスが続き嫌なムードが漂ったが、木村のサービスエース、迫田さおりのブロック、岩崎紗也加の好レシーブなどで11-11の同点に追い付いた。その後、古賀紗理那が強いサーブで攻め、崩れたダイレクトボールを木村がしっかり決めると、16-15と2回目のテクニカルタイムアウトを日本のリードで迎えた。終盤、ブラジルの高いブロックに捕まり21-22と再度逆転を許したが、昨日13日の試合で大活躍だった古藤千鶴がピンチサーバーで出場しサービスエースを決めると、古賀がブロックとスパイクを連続で決め25-22とし、第2セットを奪取して試合を振り出しに戻した。
第3セット、両チーム譲らず8-7で1回目のテクニカルタイムアウトを折り返すと、ブラジルに高さのあるブロックやスパイクを決められたが、山口が1本でしっかりサイドアウトを取って食らいついた。さらに古賀、岩崎の好レシーブに木村、迫田が応え、19-15とリードを広げると、終盤にはピンチサーバーで入った石井優希のレシーブから古賀が強弱をつけたスパイクを決め、リードを広げた。その後、迫田がアデニジア・シルバの速攻をレシーブすると、山口のブロックが決まり流れに乗った日本。25-20で第3セットを取り、2セット連取に成功した。
第4セット、このセットを取って試合を決めたい日本だったが、序盤に迫田、古賀が連続でブロックに阻まれブラジルにリードを許した。その後、ブラジルのサービスエースや自分たちのミスが出ると、19-25で第4セットを落とし、2日連続のフルセットにもつれ込んだ。
最終第5セット、ブラジルにサーブで崩されると、0-3とリードを許した。その後、大竹里歩のサービスエースで追い付くも、ブラジルの高いブロックに古賀が捕まり6-3。さらに強烈なスパイクを打ち込まれると、日本のミスも重なり3-8とブラジルに大きくリードを奪われた。終盤、迫田のサーブでブラジルを攻めると、古賀がインナーに打ち分け10-13と詰め寄ったが、要所で精細を欠いた日本は11-15で第5セットを落とし、ブラジルに2試合連続でフルセット負けを喫した。
【コメント】
眞鍋政義監督
「昨日(13日)、今日(14日)とまんべんなく選手を起用し、全員がブラジルの雰囲気の中でプレーできた。2試合連続のフルセット負けは本当に悔しい結果だが、アウェイ(の雰囲気)の中試合ができ、来年につながったと思う。浮き彫りになった課題を少しでも修正し、(2016年のリオデジャネイロ)オリンピックの会場であるマラカナンジーニョでの最終戦に全員で臨みたい」
6月13日 日本×ブラジル 親善試合
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝1敗
2
18
22
25
28
12
ブラジル
1勝1敗
3
25
25
14
26
15
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合2戦目。日本人が多く住んでいるカンピーナスに移動し、満員の観客の中行われた。日本は2セット先取された後、第3、4セットを取り返しフルセットに持ち込んだが、あと一歩及ばずセットカウント2-3のフルセットで敗れた。次戦は6月14日(現地時間)11時よりカンピーナスで第3戦を戦う。
第1セット、石井優希がブラジルの強打を好レシーブすると、古賀紗理那がレフトからコースを突いたスパイクを決め、好スタートした日本。さらに石井がサービスエースを連続で決め5-1と序盤リード広げた。しかし、ブラジルの強いサーブに崩されブロックに捕まると、すぐさま同点に追い付かれた日本。相手の高いブロックを意識し、スパイクアウトなどミスが連続し10-16と逆転を許した。サイドからの攻撃が連続でブロックに捕まり、さらにリードを広げられた日本は18-25で第1セットを落とした。
第2セット、ブラジルの強いサーブに苦戦を強いられ、5-8と序盤リードを許した。その後もサーブレシーブが返らない日本。単調な攻撃がブラジルのブロックに阻まれ5-13とさらにリードを許した。日本は座安琴希、石井の好レシーブを全員で粘り強く繋ぎ、ブラジルのミスを誘うと14-19と追い上げを見せた。さらに大竹里歩のサービスエースや高田ありさの速い攻撃などで22-24とした日本だったが、最後はミスが出てしまい、22-25で2セット連取を許した。
後がなくなった第3セット。古藤千鶴がサーブでブラジルを攻めると、島村春世がブロックポイント。長岡の速い攻撃が連続で決まり4-0と流れを掴んだ日本は古藤の連続サービスエースや島村のブロックポイントで8-0とさらにリードを広げた。攻めのサーブを続ける古藤にブラジルはミスを連発。11-0と大きく点差を広げ、その後も長岡が前後から要所で決めブラジルの追い上げを許さなかった日本は、25-14と第3セットを奪取した。
第4セット、ブラジルの強力な攻撃の前に石井のサーブなどで対抗した日本。一進一退のまま試合は進み迎えた中盤。日本はブラジルにサービスエースを許し15-18とリード広げられた。さらにブロックに捕まり、センターからの速く高い攻撃を決められ15-20とされた。ブラジルへの大歓声の中、大竹がサーブで攻め、全員でレシーブを粘り強く繋ぎブラジルのミスを誘った。20-22と2点差に追い上げ、さらに古藤と長岡のコンビネーションや高田の相手ブロックを使った巧い攻撃で23-23の同点に追い付くと、島村のサーブで崩したダイレクトボールを石井が決め26-25と逆転に成功。最後も石井が決め第4セットを28-26と競り勝ち、ファイナルセットにもつれ込んだ。
最終セット、相手のサーブに攻められた日本だが、石井のブロックや長岡のライトからの攻撃で反撃。島村のサービスエース、さらに長岡が連続でスパイクを決め、7-4とリードを広げた日本。しかし連続得点を許し8-9とすぐさま逆転された日本は、その後もブラジルの強いスパイクを止められず8-11とさらにリードを広げられた。終盤、古藤がブロックを決め11-12と詰め寄り粘りを見せた日本だったが、一歩及ばず第5セットを12-15で落とした。
6月10日 日本×ブラジル 親善試合
チーム
セットカウント
第1セット
第2セット
第3セット
第4セット
第5セット
日本
1勝
3
25
28
25
–
–
ブラジル
1敗
0
23
26
10
–
–
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合初戦。ブラジルのナショナルトレーニングセンターで行われ、ブラジルはセッターとリベロ以外若手の布陣。日本は拾って繋ぐバレーを展開し、ブラジルのミスを誘いセットカウント3-0のストレートで勝利を挙げた。次戦は6月13日(土) (現地時間) 19時よりカンピーナスで第2戦を戦う。
第1セット序盤、日本は連続スパイクミスで失点したが、キャプテン・木村沙織のバックアタックで流れを引き寄せ、大竹里歩がブロック、高田ありさがコースを突いたスパイクを連続で決め、9-6とリードを広げた。中盤に入るとブラジルの強いスパイクに苦戦したが、日本はブロックが機能し、レシーブを繋ぎ強弱をつけたスパイクを決め、序盤の3点差を守り終盤を迎えた。その後ブラジルの高いブロックに連続で捕まり同点に追い付かれた日本だったが、古藤千鶴がブロックを決め24-23とし、最後はブラジルのスパイクミスで第1セットを25-23で先取した。
第2セット、古藤がサーブでブラジルのサーブレシーブを乱すと、高田、長岡望悠が連続でスパイクを決め5-0とスタートダッシュに成功した日本。しかしすぐさまブラジルの強いサーブに崩され11-9と追い上げられた。中盤同点にされ、コンビミスなどで21-22と逆転を許した日本だったが、木村が相手ブロックを使った巧いスパイクで得点を加え25-24と再逆転に成功。ピンチサーバーで出場の石井優希が強いサーブでブラジルのミスを誘い28-26で2セットを連取した。
第3セット、古藤は長岡にトスを集めた。その長岡は期待に応え連続でスパイクを決め、日本の流れで中盤に突入。古藤がこの試合2本目となるブロックを決め、13-5とリードを広げた。その後はブラジルにミスが連続し、20-8とリードをさらに広げた日本。大竹の速い攻撃も機能し、25-10と第3セットを奪った。
※なお日本が3-0のストレートで勝利したあと、練習試合として2セット行われました。
【参考】
第4セット 日本 21-25 ブラジル
第5セット 日本 11-15 ブラジル
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝1敗 |
2 | 18 | 22 | 25 | 28 | 12 |
ブラジル 1勝1敗 |
3 | 25 | 25 | 14 | 26 | 15 |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合2戦目。日本人が多く住んでいるカンピーナスに移動し、満員の観客の中行われた。日本は2セット先取された後、第3、4セットを取り返しフルセットに持ち込んだが、あと一歩及ばずセットカウント2-3のフルセットで敗れた。次戦は6月14日(現地時間)11時よりカンピーナスで第3戦を戦う。
第1セット、石井優希がブラジルの強打を好レシーブすると、古賀紗理那がレフトからコースを突いたスパイクを決め、好スタートした日本。さらに石井がサービスエースを連続で決め5-1と序盤リード広げた。しかし、ブラジルの強いサーブに崩されブロックに捕まると、すぐさま同点に追い付かれた日本。相手の高いブロックを意識し、スパイクアウトなどミスが連続し10-16と逆転を許した。サイドからの攻撃が連続でブロックに捕まり、さらにリードを広げられた日本は18-25で第1セットを落とした。
第2セット、ブラジルの強いサーブに苦戦を強いられ、5-8と序盤リードを許した。その後もサーブレシーブが返らない日本。単調な攻撃がブラジルのブロックに阻まれ5-13とさらにリードを許した。日本は座安琴希、石井の好レシーブを全員で粘り強く繋ぎ、ブラジルのミスを誘うと14-19と追い上げを見せた。さらに大竹里歩のサービスエースや高田ありさの速い攻撃などで22-24とした日本だったが、最後はミスが出てしまい、22-25で2セット連取を許した。
後がなくなった第3セット。古藤千鶴がサーブでブラジルを攻めると、島村春世がブロックポイント。長岡の速い攻撃が連続で決まり4-0と流れを掴んだ日本は古藤の連続サービスエースや島村のブロックポイントで8-0とさらにリードを広げた。攻めのサーブを続ける古藤にブラジルはミスを連発。11-0と大きく点差を広げ、その後も長岡が前後から要所で決めブラジルの追い上げを許さなかった日本は、25-14と第3セットを奪取した。
第4セット、ブラジルの強力な攻撃の前に石井のサーブなどで対抗した日本。一進一退のまま試合は進み迎えた中盤。日本はブラジルにサービスエースを許し15-18とリード広げられた。さらにブロックに捕まり、センターからの速く高い攻撃を決められ15-20とされた。ブラジルへの大歓声の中、大竹がサーブで攻め、全員でレシーブを粘り強く繋ぎブラジルのミスを誘った。20-22と2点差に追い上げ、さらに古藤と長岡のコンビネーションや高田の相手ブロックを使った巧い攻撃で23-23の同点に追い付くと、島村のサーブで崩したダイレクトボールを石井が決め26-25と逆転に成功。最後も石井が決め第4セットを28-26と競り勝ち、ファイナルセットにもつれ込んだ。
最終セット、相手のサーブに攻められた日本だが、石井のブロックや長岡のライトからの攻撃で反撃。島村のサービスエース、さらに長岡が連続でスパイクを決め、7-4とリードを広げた日本。しかし連続得点を許し8-9とすぐさま逆転された日本は、その後もブラジルの強いスパイクを止められず8-11とさらにリードを広げられた。終盤、古藤がブロックを決め11-12と詰め寄り粘りを見せた日本だったが、一歩及ばず第5セットを12-15で落とした。
チーム | セットカウント | 第1セット | 第2セット | 第3セット | 第4セット | 第5セット |
---|---|---|---|---|---|---|
日本 1勝 |
3 | 25 | 28 | 25 | – | – |
ブラジル 1敗 |
0 | 23 | 26 | 10 | – | – |
【第1セットのスタメン】
【戦評】
ブラジル親善試合初戦。ブラジルのナショナルトレーニングセンターで行われ、ブラジルはセッターとリベロ以外若手の布陣。日本は拾って繋ぐバレーを展開し、ブラジルのミスを誘いセットカウント3-0のストレートで勝利を挙げた。次戦は6月13日(土) (現地時間) 19時よりカンピーナスで第2戦を戦う。
第1セット序盤、日本は連続スパイクミスで失点したが、キャプテン・木村沙織のバックアタックで流れを引き寄せ、大竹里歩がブロック、高田ありさがコースを突いたスパイクを連続で決め、9-6とリードを広げた。中盤に入るとブラジルの強いスパイクに苦戦したが、日本はブロックが機能し、レシーブを繋ぎ強弱をつけたスパイクを決め、序盤の3点差を守り終盤を迎えた。その後ブラジルの高いブロックに連続で捕まり同点に追い付かれた日本だったが、古藤千鶴がブロックを決め24-23とし、最後はブラジルのスパイクミスで第1セットを25-23で先取した。
第2セット、古藤がサーブでブラジルのサーブレシーブを乱すと、高田、長岡望悠が連続でスパイクを決め5-0とスタートダッシュに成功した日本。しかしすぐさまブラジルの強いサーブに崩され11-9と追い上げられた。中盤同点にされ、コンビミスなどで21-22と逆転を許した日本だったが、木村が相手ブロックを使った巧いスパイクで得点を加え25-24と再逆転に成功。ピンチサーバーで出場の石井優希が強いサーブでブラジルのミスを誘い28-26で2セットを連取した。
第3セット、古藤は長岡にトスを集めた。その長岡は期待に応え連続でスパイクを決め、日本の流れで中盤に突入。古藤がこの試合2本目となるブロックを決め、13-5とリードを広げた。その後はブラジルにミスが連続し、20-8とリードをさらに広げた日本。大竹の速い攻撃も機能し、25-10と第3セットを奪った。
※なお日本が3-0のストレートで勝利したあと、練習試合として2セット行われました。
【参考】
第4セット 日本 21-25 ブラジル
第5セット 日本 11-15 ブラジル