全日本ジュニア女子チームと全日本ユース女子チームが合同強化合宿を実施
全日本ジュニア女子チームと全日本ユース女子チームの合同強化合宿が2月13日(月)から17日(金)まで、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)にて行われ、全日本ジュニア女子は25名、全日本ユース女子は12名の選手が参加しました。
合宿4日目の16日(木)午後の練習では、ジュニアチームとユースチームがチームごとにウォーミングアップ、対人パスやスパイクなどの練習を行ったあと、ジュニアチーム3組とユースチーム1組の計4組のチームをつくり、試合形式の練習を実施しました。
◆安保澄全日本ジュニア女子チーム
「今回の合宿では、オフェンス面においては、オフェンスシステムの構築とサーブの強化、ディフェンス面においては、ブロック戦術のベースとなるリードブロックシステムの精度を上げることをテーマに掲げて練習を行っている。現在の完成度は60パーセントほどだが、選手たちのプレーに対する意識レベルは練習に取組む前よりかなり高くなったと感じている。チームとしては7月に大会を控えるが、様々な事情が重なり選手全員が揃うのは直前かもしれない。そのことを常に念頭に置いて、世界に勝つために必要なことに優先順位を付けながら取り組んでいる。チームとしてはキャプテンの松井(珠己選手)が非常によく全体をまとめてくれている」
◆三枝大地全日本ユース女子チーム
「チームで掲げているテーマと約束事があり、そこに向けて選手たちのプレーは日に日によくなっている。特にサーブで攻めること、ブロックとディグ(スパイクレシーブ)を徹底することなど、試合中の展開はよくなってきている。アジアユース選手権は(最年少カテゴリーの国際大会のため)対戦チームの情報が無い状態で臨むことになるが、『日・韓・中ジュニア交流協議会』で対戦した2チームについては一部把握できている。全日本ユース女子チームとして6連覇の懸かる大会ではあるが、このチームとしてどのように大会を戦うかを念頭に置いて試合に臨みたい」
7月14日(金)よりボカ・デル・リオ、コルドバ(メキシコ)で開催される「第19回世界ジュニア女子選手権大会(U-20)」に出場する全日本ジュニア女子チームは、次回は3月上旬に強化合宿を行います。
一方、全日本ユース女子チームは2月18日(土)、19日(日)に行われる「第14回 2017全日本ジュニアオールスタードリームマッチ」に出場後24日(金)に再集合し、3月5日(日)から13日(月)まで重慶(中国)で行われる「第11回アジアユース女子選手権大会(U-18)」に向けた最終調整合宿を行います。