お知らせ

平成28年度全国指導普及委員長・加盟連盟指導普及委員長 会議・研修会を開催

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「平成28年度全国指導普及委員長・加盟連盟指導普及委員長 会議・研修会」が2月25日(土)、26日(日)に大阪市淀川区で開催され、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)の加盟団体である全国47都道府県協会と全国連盟の指導普及委員長が出席しました。

開会に先立ち亀ヶ谷純一指導普及委員長から指導者の心構えや指導者のあるべき姿について話があり、その後は公認スポーツ指導者制度の改定に関する説明や、メディカル委員会、発掘育成委員会の代表者による講義が行われました。

まず、平成30年度からの改定を予定している公認スポーツ指導者制度に関する説明が行われました。公益財団法人日本体育協会スポーツ指導者育成部の伊藤康則さんを迎え、日本スポーツ界のコーチングおよびコーチの現状と課題、このたびの公認スポーツ指導者制度改定に至った経緯と改定案について解説していただきました。

続いてメディカル委員会の荒木大輔ドクターがバレーボールに多い「傷害」と「障害」の予防と現状について実例を交えながら説明し、同委員会の取り組みなどを紹介しました。さらに指導方法で傷害・障害の発症を抑制できることなど、怪我と指導の関係性ついての研究成果を発表しました。

さらに発掘育成委員会からは大竹秀之さんが登壇し、選手発掘における情報収集の方法や発掘のコンセプト、追跡調査を行っている選手の身長の成長曲線データなどを示し、指導普及と発掘育成の2事業が強化の両輪として連携していくことの重要性を説明しました。

指導普及委員会は本年度も全国各地で開催される指導者向けの講習会や研修会、バレーボール教室などの質を向上させるとともに、指導普及の促進を行います。平成29年度の指導者育成事業スケジュールは、3月上旬にこちらに掲載予定です。