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東レアローズが2冠達成に向けて先勝! 2016/17 V・プレミアリーグ 男子ファイナル

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2016/17 V・プレミアリーグの男子ファイナル1日目が3月18日(土)、東京体育館(東京都渋谷区)にて行われ、V・レギュラーラウンド2位でV・ファイナルステージ ファイナル6を1位で突破した東レアローズ(以下、東レ)がファイナル3を勝ち上がった豊田合成トレフェルサ(以下、豊田合成)をセットカウント3-0(25-23、25-20、30-28)のストレートで下し、1勝目を挙げました!

今シーズンよりV・プレミアリーグのファイナルは「2試合制」に移行。男女ともに2日間にわたって2試合を戦い、その勝敗数で優勝チームを決定します。勝敗数が1勝1敗の5分となった場合は、第2試合終了後に25点制の「ゴールデンセット」を行い、順位を決定します。

第1セット、ブロックが機能した豊田合成が序盤にリードを広げたものの、対する東レも富松崇彰選手のサーブを起点に連続得点を奪い10-12、さらにニコラ・ジョルジェフ選手の連続サービスエースで13-13と同点に。その後は両チームとも粘りのバレーで終盤まで拮抗しますが、最後は東レが競り勝ち25-23でセットを先取します。第1セットの勢いそのままに始まった第2セットは、終盤まで一進一退の展開となりますが、鈴木悠二選手のサービスエースなどで3連続得点を挙げた東レが25-20と豊田合成を振り切ります。第3セット、サイド、中央から仕掛ける東レが立ち上がりから連続得点を奪うと、中盤には4連続得点で18-11と大きく引き離します。後がない豊田合成もイゴール・オムルチェン選手、山田脩造選手らの得点で追い上げると終盤には23-23の同点に。互いに譲らずデュースにもつれ込みますが、最後は30-28で東レが勝ち切りました。

◆東レアローズ 小林敦監督

「今日は終始強いサーブを打ち続け、優位に試合を進めることができた。しかし、序盤は硬さもあり精度の低いプレーが頻発していたので、明日の試合は立て直して挑みたい」

◆東レアローズ 鈴木悠二選手

「堅さがあって試合勘もなかったので入りはイマイチだったが、だんだんとリズムが出てきて、サーブでしっかり相手を崩して戦えた。最後勝ちきれたが(試合の中で)よくないところが出たので、そこは修正して明日に臨みたい」

◆豊田合成トレフェルサ クリスティアンソン・アンディッシュ監督

「結果としては(セットカウント)0-3で負けてしまったが、僅差だった。明日の試合に向けていい準備をしたい。今日の敗戦を経験として最終戦を闘い抜く」

◆豊田合成トレフェルサ キャプテン・古賀幸一郎選手

「(セットカウント)3-0で負けても3-2で負けても結果的には同じ1敗になるのは間違いないし、ポジティブに考えれば先週も同じような状況からゴールデンセットを経験しているので、いい意味でチームは切り替えていると思う。今日の試合はいい部分と悪い部分が両方出たので、(明日は)よりいい部分をたくさん出せるようにしたい」

ファイナル最終日19日(日)の東京体育館では、2016/17オフィシャルサポーター・上野優華さん、下野ヒトシさん/Teatro Raffinatoがそれぞれミニライブで決勝戦の舞台に華を添えるほか、2016/17 V・プレミアリーグのオフィシャルフォトブック「HEARTBEAT」や2016/17 V・プレミアリーグファイナル限定タオルの販売も行いますので、試合とあわせてお楽しみください。

19日(日)に行われる男子グランドファイナル(ファイナル2試合目)、開場は今日と同じ12:30です。また、グランドファイナル試合開始前には上野優華さんによる国歌斉唱もありますので、ぜひご注目ください。

今日勝利した東レが2勝目を挙げ天皇杯との2冠を達成するか、それとも豊田合成がゴールデンセットによる決着に持ち込み、リーグ2連覇を成し遂げるか。最後の1点が入るまで、気の抜けない試合となりそうです。最後まで両チームにたくさんのご声援をお願いします!

写真提供:Vリーグ機構

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