フルセットでタイに辛勝、1次リーグ戦1位通過を決める 第2回アジアU-23男子選手権大会
「第2回アジアU-23男子選手権大会」が5月2日(火)、アルダビール(イラン)で大会2日目を迎えました。前日の初戦でスリランカに勝利した全日本U-23男子チームは、タイと1次リーグ戦(D組)2試合目を戦い、セットカウント3-2(30-28、20-25、25-19、22-25、15-8)のフルセットで勝利しました。
第1セットは身長200cm以上の選手を2名擁するタイとのし烈なスパイクの打ち合いとなりますが、この試合で両チーム最多24得点を決めた勝岡将斗選手(大阪産業大学3年)と大竹壱青選手(中央大学4年)のスパイクで22-20と日本のリードで終盤へ。204cmのカンタパット選手のスパイクなどでタイにセットポイントを取られますが、3度セットポイントを取られながらも逆転し、30-28で第1セットを先取します。続く第2セットを20-25でタイ、第3セットを25-19で日本が取り、日本が勝利に王手をかけた第4セット、勝岡選手のスパイクで序盤は9-5とリードしたものの、徐々にタイに追い上げられると中盤にはサーブとスパイクにミスが出て19-22とタイに逆転を許し、22-25でフルセットに持ち込まれます。最終第5セットは、序盤からサーブでタイを崩すと大竹選手と勝岡選手のスパイクで6-3とリード、中盤以降はピンチサーバーの樋口裕希選手(筑波大学3年)の起用に応えるサービスエースなどでタイを寄せ付けず15-8。2時間20分に及んだ試合を制しました。
日本は2戦2勝で1次リーグ戦D組1位通過が決定。本日3日(水・祝)にスリランカとタイの試合が行われ、D組から順位決定予備戦(1-8位)に進むもう1つのチームが決定します。
日本は日本時間4日(木・祝)22:00より、1次リーグ戦B組2位のチームと順位決定予備戦(1-8位)1戦目を戦います。なお、試合時間は対戦カード決定の際に変更になる場合があります。B組はチャイニーズタイペイとカザフスタンが2位以上を決めており、本日3日(水・祝)に行われる直接対決で同組の1、2位を決定します。
◆1次リーグ戦D組順位表(5月2日終了時点)
1位: 日本(2勝0敗) ※D組1位通過が決定
2位: タイ(0勝1敗、勝点1)
3位: スリランカ(0勝1敗、勝点0)
写真提供:AVC