チャイニーズタイペイとの初戦に勝利 2017東アジア地区男子選手権大会
「2017東アジア地区男子選手権大会」が5月20日(土)、ウランバートル(モンゴル)で開幕しました。この大会に出場している全日本ユニバ男子チームはこの日、チャイニーズタイペイと予選リーグ戦初戦を戦い、セットカウント3-1(25-19、25-21、21-25、25-17)で勝利しました。
この大会は奇数年に男子大会、偶数年に女子大会が開催されています。ことしの大会には日本、中国、北朝鮮、ホンコンチャイナ、韓国、マカオ、モンゴル、チャイニーズタイペイの8カ国が出場予定でしたが、中国が棄権したため7チームにて優勝が争われることになりました。
昨年の「第5回アジアカップ男子大会」4位のメンバーを多数擁するチャイニーズタイペイとの試合。初戦の硬さを感じた出だしはリベロ・山本智大選手(FC東京)の好レシーブを得点すると流れが日本に傾きます。大竹壱青選手(中央大学4年)のブロック、兒玉康成選手(パナソニックパンサーズ)の好レシーブなどで得点を重ねると、苦しい場面で高野直哉選手(堺ブレイザーズ)がスパイクを決めて25-19で第1セットを先取します。続く第2セットは25-21で日本が連取。第3セットは序盤にミスが出て3-6とリードを許すと、中盤は競り合いを続けながら藤中謙也選手(サントリーサンバーズ)のサーブで崩して16-15で折り返します。しかし、ミスが続き16-18と再度リードを奪われると、盛り返すことができず21-25でセットを奪われます。第4セット、山口頌平選手(堺ブレイザーズ)のサーブで崩し、久原翼選手(パナソニックパンサーズ)のブロックで8-4とすると、高野選手のサービスエース、久原選手と大竹選手のブロックなどで16-9とし終盤へ。加藤久典選手(サントリーサンバーズ)、秦耕介(筑波大学4年)を投入し、25-17で第4セットを取って初戦を勝利しました。
全日本ユニバ男子チームは日本時間21日(日)20:00より、ホンコンチャイナと予選リーグ戦2試合目を戦います。